50音

ミドルディスタンスホース

2,000m前後の中距離を得意とする馬の総称。距離の融通性が高いのも特徴で、マイル(1,600m)戦や2,400m以上の長距離レースに出走することもある。現代競馬では国内・海外とも2,000m前後が主流距離とされているので、ミドルディスタンスホースの血統的価値も高くなっている

気配(けはい)

馬の動きや仕上がり度合、気合いが入っているかなどが漠然と感じられる様子。レースまでの過程において「気配が良い(悪い)」などの使い方をする。

屈腱炎(くっけんえん)

競走馬が疾走する上で負担のかかる前肢に起こりやすい腱の病気で、俗称を「エビハラ」と呼ぶ。発症すると長期休養に追い込まれることが多く、一度治癒しても再発する可能性も高い。サラブレッドにおける「不治の病」とされている。

差し馬(さしうま)

差し脚質を得意とする馬のこと。

手前(てまえ)

馬の走り方のことで、右前脚よりも左前脚を前に出すことを「左手前」といい、左前脚よりも右前脚を前に出すことを「右手前」という。右回りコースは右手前、左回りコースは左手前でコーナーを回らないと遠心力で外に膨らみやすい。また、同じ手前で走り続けていると疲れが出てくるため、コーナー以外でも疲労度に応じて手前を変えることが一般的。

乗り運動(のりうんどう)

厩舎の周りをスタッフが乗って、馬を歩かせたり、角馬場で馬を軽く走らせたりするトレーニングのこと。主に調教の前や調教がない日の軽い運動として行われる。歩様を確認する目的もあり、馬の健康チェックのためにも欠かせない運動である。

組合馬主(くみあいうまぬし)

組合契約により3名以上10名以下により結成された団体を一つの馬主として登録する馬主形態のこと。個人馬主、法人馬主に次ぐものとして、2001年に新たに誕生した。

中央競馬(ちゅうおうけいば)

JRAが開催する競馬のことで、札幌、函館、福島、新潟、中山、東京、中京、京都、阪神、小倉の10競馬場で行われている。この中でも中山、東京、京都、阪神の4場を中央場所と呼び、他の6場をローカルと呼ぶ。

蹄叉腐爛(ていさふらん)

蹄底の下面にある蹄叉の凹部につまった汚物が原因で蹄叉角質が腐食し、悪臭を放つ状態のこと。ひどくなると跛行や他の蹄病を誘因することもある。蹄の手入れを小まめに行い、蹄に糞尿などが詰まったままにしておかないことが重要。

頭絡(とうらく)

馬の頭から顎、頬、鼻の上、うなじにわたって細い幅の革でできた馬具のこと。馬銜を吊って馬の口の内に入れ、適当な位置を保たせるために使用すると同時に、馬を取り扱う場合の補助の役目もする。厩舎関係者の間では頭絡のことを天井(てんじょう)とも呼ぶ。