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顕彰馬(けんしょうば)

1985年に日本中央競馬会創立30周年記念事業の一環として設立された、中央競馬の発展に多大な貢献のあった過去の名馬の功績をたたえて顕彰する制度。選定は競馬記者の投票により年1回行われ、総投票者の4分の3(75%)以上の得票を得ることが条件である。

飼い食い(かいぐい)

馬の食欲のことで、「飼い食いが良い(悪い)」のように使われる。飼い食いは馬の調子にも関わるポイントの1つで、飼い食いが悪いと馬体が減っていくので何らかの問題があるとされる。一般的には飼い食いが良く、調教を順調にこなす馬ほど好調と見られている。

出鞭(でむち)

スタート直後から騎手が馬にムチを入れること。逃げたい馬やスタートが遅い馬を促すときに行うことが多い。

新馬戦(しんばせん)

いわゆるデビュー戦のことで、全ての馬が初出走となる。新馬戦で勝ち上がれなかった馬は未勝利戦に出走するのが一般的。中央競馬では新馬戦のことを「メイクデビュー」という愛称で呼んでいる。

叩く(たたく)

休養明けにレースに出走することで、「休み明けを叩く」などの使い方をする。別の意味では騎手がムチを叩くという意味もあるが、一般的には前者を指すことが多い。

繁殖牝馬(はんしょくひんば)

子馬を生産することを目的として飼養される牝馬。生産者はその牝馬の血統、成績、能力等を熟考した上で、強い産駒の生産を目指し適切な種牡馬を選んで配合を行う。種牡馬と違い1年に1頭しか出産できないので、競走成績が優秀ではなくても繁殖牝馬として飼養される可能性は牡馬よりも高い。

馬連(うまれん)

馬券の一種で、1着・2着を順不同で当てる馬券のこと。中央競馬では1991年より発売されており、競馬ファンから根強い人気を誇っている馬券である。

入れ込む(いれこむ)

レース前に興奮などで落ち着かない様子のことで、発汗が増えたり、口角に泡が溜まったりする。入れ込んでいるとレース前に体力を消耗してしまうので、レースで全能力を発揮できない可能性が高い。

あおる

スタートの際に、競走馬がゲート内で立ち上がって出遅れてしまうこと。

グレード制

重賞競走の位置付けを明確にするために1984年から採用された制度。「GRADE」の頭文字である「G」を使用して、GⅠ・GⅡ・GⅢの3つに分けられており、GⅠが最も重要な意義を持つ根幹競走、GⅡはGⅠに次ぐ主要な競走、GⅢはGⅠ・GⅡ以外の重賞競走となっている。2007年からは日本競馬が国際競走基準の最高位「パート1」に昇格したため、国際格付けを持たない重賞競走をJpnⅠ・JpnⅡ・JpnⅢと表記して国際格付けを持つGⅠ・GⅡ・GⅢと区別している。