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更新日:2026.04.20 17:57

【マイラーズカップ2026】過去10年データと傾向から対策を解説

マイラーズカップ過去傾向と対策記事のサムネイル 蒼井の“爆穴”の一撃

本記事では、2026年4月26日(日)京都競馬場で開催予定のマイラーズカップを過去10年分のデータから分析した傾向と対策を解説いたします。

さらに、マイラーズカップの前哨戦から直近で好走している有力馬も導き出しました。ぜひ最後までご覧ください。

監修者
塚越 一弘

JRA騎手として20年活躍。その後は調教助手へ転身し、松永厩舎の運営に携わった。引退後は美浦トレセン付近で生活を送り、競馬人脈、情報網は業界随一である。競馬ナビでは、豊富な競馬知識や実戦経験に基づき、プロの視点から全コンテンツの品質管理を徹底して行っています。

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この記事を書いた人
蒼井 隼

中央・地方ともに爆穴狙いの競馬ライター。回収率の高さが魅力の予想家でもあり、10番人気以下の穴馬からワイドを買い、本命人気馬を絡めて3連複を買うことが常である。

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マイラーズカップの過去10年配当傾向

年次 着順 枠番 馬番 馬名 騎手 人気 単勝 複勝 枠連 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
2025年 1着 8 10 ロングラン 岩田康誠 5 1,020 190 700 970 360 3,080 1,190 10,820
2着 3 3 ジュンブロッサム 武豊 1 120 530
3着 7 8 セオ 岩田望来 2 130 230
2024年 1着 7 14 ソウルラッシュ 団野大成 1 240 120 380 400 190 710 2,070 6,280
2着 2 3 セリフォス 川田将雅 2 140 690
3着 5 9 ニホンピロキーフ 田口貫太 6 310 760
2023年 1着 6 10 シュネルマイスター C.ルメール 1 250 130 1,050 1,170 440 1,940 1,420 7,370
2着 4 7 ガイアフォース 西村淳也 4 230 250
3着 8 15 ソウルラッシュ 松山弘平 3 150 630
2022年 1着 7 13 ソウルラッシュ 浜中俊 6 780 280 1,190 2,390 890 5,200 5,560 31,970
2着 4 7 ホウオウアマゾン 坂井瑠星 1 180 1,060
3着 2 3 ファルコニア 川田将雅 4 220 630
2021年 1着 3 5 ケイデンスコール 古川吉洋 2 520 190 1,570 1,580 710 3,100 18,540 82,220
2着 3 6 アルジャンナ 福永祐一 3 210 2,360
3着 2 4 カイザーミノル 荻野極 9 630 3,100
2020年 1着 1 1 インディチャンプ 福永祐一 1 160 110 2,640 2,800 680 2,750 2,550 13,350
2着 5 5 ベステンダンク 藤岡佑介 7 370 170
3着 6 7 ヴァンドギャルド 岩田望来 2 120 1,180
2019年 1着 6 6 ダノンプレミアム 川田将雅 1 130 110 1,070 1,090 360 1,200 1,800 4,680
2着 7 8 グァンチャーレ 池添謙一 5 230 250
3着 2 2 パクスアメリカーナ 藤岡佑介 4 190 830
2018年 1着 4 5 サングレーザー 福永祐一 4 680 160 1,010 1,270 410 2,840 860 7,060
2着 6 9 モズアスコット C.ルメール 2 130 280
3着 3 4 エアスピネル 武豊 1 120 230
2017年 1着 8 11 イスラボニータ C.ルメール 2 380 140 490 570 250 1,240 2,910 12,430
2着 4 4 エアスピネル 武豊 1 130 1,110
3着 6 6 ヤングマンパワー 松岡正海 7 370 920
2016年 1着 2 2 クルーガー 松山弘平 3 910 360 3,750 6,640 2,130 13,200 50,390 281,010
2着 1 1 ダノンシャーク 福永祐一 5 310 6,100
3着 3 4 クラレント 小牧太 11 850 3,140

※ワイドは上から1-2 1-3 2-3の入線順。

1番人気の好走が目立ち、大きな波乱は少ないレースです。

ただし中位人気の好走も一定数あり、完全な堅い決着にはならない点は注意。

時たまとんでもない穴も飛んできます。

マイラーズカップの人気別成績一覧

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1番人気 4-2-1-1/8 50% 75% 88%
2番人気 1-2-2-3/8 13% 38% 63%
3番人気 1-0-1-6/8 13% 13% 25%
4番人気 1-1-1-5/8 13% 25% 38%
5番人気 1-2-0-5/8 13% 38% 38%
6番人気 0-0-1-7/8 0% 0% 13%
7番人気 0-1-1-6/8 0% 13% 25%
8番人気 0-0-0-8/8 0% 0% 0%
9番人気 0-0-0-8/8 0% 0% 0%
10~人気 0-0-1-30/31 0% 0% 3%

※2016~2025年のデータ使用。

1番人気の複勝率88%が圧倒的で、ここは逆らいにくい存在です。勝率も50%と高水準で、軸としての信頼度は今回の中でも最も強いポイントになります。

2番人気も複勝率63%と悪くはありませんが、3番人気以下になると一気に数値が落ち、特に6番人気以降は複勝率が大きく低下します。

このレースは上位人気がしっかり結果を出す構造で、軸は堅く据えるべき一戦です。

マイラーズカップの枠番別成績一覧

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 1-1-0-7/9 11% 22% 22%
2 1-1-1-8/11 9% 18% 27%
3 0-1-2-9/12 0% 8% 25%
4 1-2-0-9/12 8% 25% 25%
5 0-1-1-11/13 0% 8% 15%
6 2-1-2-9/14 14% 21% 36%
7 1-1-1-13/16 6% 13% 19%
8 2-0-1-13/16 13% 13% 19%

外枠が有利な傾向で、6枠の複勝率36%が最も高く、外の3枠で5勝を挙げています。

全体としては中枠から外寄りにかけて立ち回りやすい傾向があり、ポジション取りのしやすさが影響している印象です。

マイラーズカップの騎手傾向と対策

騎手 条件 着別度数 勝率 連対率 複勝率
C.ルメール 当該重賞 2-1-0-1/4 50% 75% 75%
当該条件 5-5-0-14/24 21% 42% 42%
川田将雅 当該重賞 1-1-0-3/5 20% 40% 40%
当該条件 10-5-3-15/33 30% 46% 55%
松山弘平 当該重賞 1-0-1-2/4 25% 25% 50%
当該条件 3-1-3-27/34 9% 12% 21%
岩田康誠 当該重賞 1-0-0-3/4 25% 25% 25%
当該条件 2-2-1-16/21 10% 19% 24%
団野大成 当該重賞 1-0-0-2/3 33% 33% 33%
当該条件 3-3-1-12/19 16% 32% 37%
武豊 当該重賞 0-2-1-4/7 0% 29% 43%
当該条件 3-3-2-29/37 8% 16% 22%
西村淳也 当該重賞 0-1-0-1/2 0% 50% 50%
当該条件 1-6-0-8/15 7% 47% 47%
岩田望来 当該重賞 0-0-2-0/2 0% 0% 100%
当該条件 2-0-4-13/19 11% 11% 32%
幸英明 当該重賞 0-0-0-4/4 0% 0% 0%
当該条件 0-3-2-24/29 0% 10% 17%
坂井瑠星 当該重賞 0-0-0-3/3 0% 0% 0%
当該条件 1-2-3-19/25 4% 12% 24%
吉村誠之助 当該重賞 0-0-0-1/1 0% 0% 0%
当該条件 0-0-1-7/8 0% 0% 13%

もうほぼ毎レース恒例ですが、ルメール騎手と川田騎手は盤石です。

一方、実は頭の回数が少ない幸英明騎手と西村淳也騎手は要注意か。

マイラーズカップの年齢別傾向と対策

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
4歳 3-3-3-21/30 10% 20% 30%
5歳 2-1-4-18/25 8% 12% 28%
6歳 2-1-0-16/19 11% 16% 16%
7歳 1-1-1-16/19 5% 11% 16%
8歳 0-2-0-7/9 0% 22% 22%

高齢馬の好走はそれほど多くありません。

やはり若馬から狙うのが良いか。今年は4歳がベストでしょう。

マイラーズカップの馬体重別傾向と対策

馬体重 着別度数 勝率 連対率 複勝率
420~439kg 0-0-0-1/1 0% 0% 0%
440~459kg 0-1-0-3/4 0% 25% 25%
460~479kg 2-1-3-18/24 8% 13% 25%
480~499kg 3-5-2-28/38 8% 21% 26%
500~519kg 3-1-3-21/28 11% 14% 25%
520~539kg 0-0-0-8/8 0% 0% 0%

完全に好走ゾーンが460kgから519kgに固まっています。

この数字は覚えておいた方が良いかも。460㎏未満は勝ちがありません。

マイラーズカップの脚質別傾向と対策

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0-1-0-7/8 0% 13% 13%
先行 3-2-4-18/27 11% 19% 33%
差し 2-4-3-30/39 5% 15% 23%
追込 3-1-1-24/29 10% 14% 17%
捲り

先行の複勝率33%が最も高い一方で、実は逃げ馬が勝利がありません。

瞬発力のある馬を選ぶが吉か。昨年も逃げたビーアストニッシドは捕まりました。

マイラーズカップの血統傾向と対策

種牡馬 条件 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ディープインパクト 当該重賞 2-1-1-12/16 13% 19% 25%
当該条件 8-2-9-66/85 9% 12% 22%
キングカメハメハ 当該重賞 1-1-1-5/8 13% 25% 38%
当該条件 2-6-2-15/25 8% 32% 40%
ルーラーシップ 当該重賞 1-0-1-2/4 25% 25% 50%
当該条件 2-1-2-14/19 11% 16% 26%
キタサンブラック 当該重賞 0-1-1-2/4 0% 25% 50%
当該条件 1-2-2-5/10 10% 30% 50%
ロードカナロア 当該重賞 0-0-0-2/2 0% 0% 0%
当該条件 7-2-2-38/49 14% 18% 22%
オルフェーヴル 当該重賞 0-0-0-1/1 0% 0% 0%
当該条件 0-0-0-3/3 0% 0% 0%
シルバーステート 当該重賞 0-0-0-2/2 0% 0% 0%
当該条件 0-2-1-8/11 0% 18% 27%
モーリス 当該重賞 0-0-0-1/1 0% 0% 0%
当該条件 1-1-0-15/17 6% 12% 12%
キズナ 当該重賞 0-0-0-1/1 0% 0% 0%
当該条件 1-0-1-20/22 5% 5% 9%
エピファネイア 当該重賞 0-0-0-1/1 0% 0% 0%
当該条件 0-2-2-10/14 0% 14% 29%

※当該条件は今回のレースと同じ距離かつ、WIN5限定の抽出

ディープインパクトが圧倒的な安定感を残している一方、彼の直仔たちは成績不振。

ディープ系だけというだけで狙うのはやめた方が良いでしょう。それより好成績のルーラーシップなどに注目したいところです。

マイラーズカップの所属厩舎傾向と対策

調教師 条件 着別度数 勝率 連対率 複勝率
中内田充正 当該重賞 1-1-1-0/3 33% 67% 100%
当該条件 3-5-1-6/15 20% 53% 60%
手塚貴久 当該重賞 1-0-1-1/3 33% 33% 67%
当該条件 1-0-1-8/10 10% 10% 20%
池江泰寿 当該重賞 1-0-1-0/2 50% 50% 100%
当該条件 5-3-5-15/28 18% 29% 46%
笹田和秀 当該重賞 0-1-1-3/5 0% 20% 40%
当該条件 1-2-1-11/15 7% 20% 27%
矢作芳人 当該重賞 0-1-0-3/4 0% 25% 25%
当該条件 1-3-1-19/24 4% 17% 21%
友道康夫 当該重賞 0-1-0-2/3 0% 33% 33%
当該条件 2-1-0-8/11 18% 27% 27%
杉山晴紀 当該重賞 0-1-0-0/1 0% 100% 100%
当該条件 1-3-0-6/10 10% 40% 40%
大久保龍志 当該重賞 0-1-0-0/1 0% 100% 100%
当該条件 1-1-0-10/12 8% 17% 17%
藤原英昭 当該重賞 0-0-1-3/4 0% 0% 25%
当該条件 1-1-2-13/17 6% 12% 24%
大橋勇樹 当該重賞 0-0-1-1/2 0% 0% 50%
当該条件 0-0-2-3/5 0% 0% 40%
上村洋行 当該重賞 0-0-1-2/3 0% 0% 33%
当該条件 3-0-3-9/15 20% 20% 40%
須貝尚介 当該重賞 0-0-0-4/4 0% 0% 0%
当該条件 3-2-0-16/21 14% 24% 24%
安田翔伍 当該重賞 0-0-0-1/1 0% 0% 0%
当該条件 0-0-1-3/4 0% 0% 25%
斉藤崇史 当該重賞 0-0-0-2/2 0% 0% 0%
当該条件 0-3-0-6/9 0% 33% 33%
吉村圭司 当該重賞 0-0-0-2/2 0% 0% 0%
当該条件 0-0-0-6/6 0% 0% 0%

中内田厩舎の複勝率100%が目立ち、出走時の勝負度の高さが際立っています。

特に前哨戦での安定感は群を抜いており、やはりチェックしなければならないでしょう。

マイラーズカップの前走レース別傾向と対策

前走レース 着別度数 勝率 連対率 複勝率
中山記念 2-0-0-1/3 67% 67% 67%
阪神カップ 2-0-0-0/2 100% 100% 100%
香港マイル 1-1-0-2/4 25% 50% 50%
中日新聞杯 1-0-0-1/2 50% 50% 50%
小倉大賞典 1-0-0-2/3 33% 33% 33%
金鯱賞 1-0-0-2/3 33% 33% 33%
東京新聞杯 0-2-2-9/13 0% 15% 31%
阪急杯 0-2-0-1/3 0% 67% 67%
マイルCS 0-0-2-1/3 0% 0% 67%
六甲S(L) 0-0-1-15/16 0% 0% 6%
ダービー卿CT 0-0-1-9/10 0% 0% 10%

中山記念や阪神カップなど、G2以上のレースからの臨戦が好成績を残しています。

一方で、六甲ステークスからの参戦馬は母数が多くともほぼ完敗。

基本はG2クラスを上にとって考えるのが良いでしょう。

マイラーズカップの前哨戦回顧と考察

マイラーズカップの前哨戦にあたるレースの回顧をふまえた考察を行っていきます。

参考レース①東京新聞杯(G3)

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
2 10 東京 東京新聞杯 G3 1600
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着タイム差 上り3F 人気
1 4 7 トロヴァトーレ 牡5 58 C.ルメール 01:32.2 33.1 2
3 6 12 ウォーターリヒト 牡5 58 高杉吏麒 01:32.3 0.1 33.2 3
4 1 1 シャンパンカラー 牡6 59 岩田康誠 01:32.3 0.1 32.8 9
10 3 6 オフトレイル 牡5 59 菅原明良 01:32.6 0.4 33.8 6
13 3 5 エルトンバローズ 牡6 58 津村明秀 01:33.0 0.8 34.2 1
15 8 16 ブエナオンダ 牡5 58 横山武史 01:33.0 0.8 34.6 8

東京新聞杯は、ウォーターリヒトの末脚の鋭さを証明した1戦でした。

レースはメイショウチタンがスタートから逃げ、エンペラーズソードもそれに競りかけて速くなる流れに。勝利したトロヴァトーレは中団のベストポジションから脚を伸ばしてきましたが、ウォーターリヒトもほぼ同じ位置から勢い良く伸びて3着まで来ています。

直線の進路取りで外を選んだ分、勝ち馬には伸び負けしたという感じで、決して力負けではないでしょう。

後方から追い込んできたシャンパンカラーももちろん評価したいですが、道中の位置取りではウォーターリヒトの方が行き脚がつくため有利。マイラーズカップは昨秋3着に好走したマイルチャンピオンシップと同舞台ですし、今回のメンバーでもやはり上位の評価を与えたいところです。

参考レース②京都金杯(G3)

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
1 4 京都 京都金杯 G3 1600
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着タイム差 上り3F 人気
1 7 15 ブエナオンダ 牡5 56.5 川田将雅 01:33.7 33.8 4
2 6 11 ファーヴェント 牡5 56 松山弘平 01:33.7 0.0 34 5
3 5 10 ショウナンアデイブ 牡7 54 池添謙一 01:33.7 0.0 33.9 18
7 8 16 クルゼイロドスル 牡6 57 武豊 01:34.0 0.3 33.3 9
12 1 2 キョウエイブリッサ 牡6 55 酒井学 01:34.2 0.5 33.8 8

京都金杯は、好位追走から最後まで伸び切ったブエナオンダの先行力を評価できるレースです。

道中は好位から進め、直線では先に抜け出して粘り込みを図るファーヴェントやショウナンアデイブを最後に捕らえきりました。開幕週特有の前傾馬場になっていた当時の京都で差し切り勝ちを決めたという内容はグッド。

昨秋のまほろばステークスで好走した時と同じ形での勝ちきりで、ハマればこのくらいは走れそうです。

東京新聞杯は瞬発力勝負で劣りましたが、今回も上手く前目に付けられれば勝負になりそうな予感は確かにあります。

参考レース③六甲ステークス(L)

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
3 29 阪神 六甲ステークス L 1600
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着タイム差 上り3F 人気
1 5 6 ベラジオボンド 牡5 57 池添謙一 01:32.0 33.9 1
5 4 5 キョウエイブリッサ 牡6 57 小崎綾也 01:32.7 0.7 34.3 3
9 7 11 アサヒ 牡7 57 松本大輝 01:32.8 0.8 34.2 13

六甲ステークスは、勝ち切ったベラジオボンドはもちろん、近走含めて中団から安定した差し脚を使うキョウエイブリッサへの警戒が必要と感じたレースでした。

週を重ねるごとに前残りが加速していた今年の阪神。このレースも例外なくメイショウチタンやクランフォードといった逃げ先行勢が粘り切り、先行したベラジオボンドが勝ち切るレースでした。その瞬発力と反応の鋭さは今回も気に留めておきたいところです。

一方、キョウエイブリッサは中団から5着まで追い込む脚を見せています。展開の不利を考慮すれば5着でも褒められる着順と言えるでしょう。近走は0秒2差まで差を詰めるレースも目立ち、クラス慣れを感じさせます。流れひとつで巻き返しの余地は十分にあります。

参考レース④大阪城ステークス(L)

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
3 8 阪神 大阪城ステークス L 1800
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着タイム差 上り3F 人気
1 2 2 ドラゴンブースト 牡4 58 岩田望来 01:44.0 33.9 7

大阪城ステークスは、ハイペースを差し込んできたドラゴンブーストの強さが着差以上に現れています。層の厚い4歳世代の一角を担っていると感じるものでした。

テリオスララが作る800m46秒1という淀みない流れの中、ドラゴンブーストは中団付近でぴたりと折り合い、直線では一閃の末脚で勝利。同じように追い込んできたサブマリーナやグランディアを寄せ付けておらず、着差こそ2着と1/2馬身差ですが「完勝」と言える内容でした。

直近でダート戦を使って敗退していたことで評価は急落していましたが、もとはディセンバーステークスを制していたように古馬相手でも通用していた3歳馬。この相手なら勝ち切るのは何ら不思議ではなかった存在と言えます。今回はメンバーレベルも上がりますが、今の調子なら勝ち切りがあっても。

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