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折り返し手綱(おりかえしたづな)

鞍の腹帯から伸ばした長い手綱をハミ環を通して折り返し、騎手の手元まで伸ばした形になっている手綱のこと。調教で使われることが多く、頭を上げる悪癖のある馬に対して癖を出させない目的で用いる。

着差(ちゃくさ)

レースにて先に入線した馬(鼻端)と次に入線した馬(鼻端)の間隔のこと。単位は「馬身」で、馬1頭分なら1馬身、2頭分なら2馬身、3頭分なら3馬身...と数える。1馬身を4分割して1/4馬身、1/2馬身、3/4馬身とも表すので、1馬身と半頭分なら「1 1/2馬身」となる。1/4馬身以内の着差については、ハナ、クビ、アタマと細かく計測して表示される。一方、10馬身以上は全て「大差」と表示して、細かい計測は行わない。

追加登録(ついかとうろく)

クラシックレース(皐月賞、桜花賞、オークス、日本ダービー、菊花賞)では各競走で計3回の特別登録が行う必要があるが、第1回(2歳10月)・第2回(3歳1月)の特別登録を行わなかったときに、各競走の第3回特別登録申込締切日(原則として各レースの2週前の日曜日)に200万円の追加登録料とともに申し込む特別登録のこと。第1回の特別登録締切時点でクラシックを目指すかわからない馬でもクラシック登録ができる救済措置のような制度である。なお、第1回から特別登録を行っていれば登録料は合計40万円で済むため、追加登録は通常の登録よりもコストがかかってしまう。

馬券(ばけん)

正式名称は「勝馬投票券」で、中央競馬では単勝・複勝・枠連・馬連・ワイド・馬単・3連複・3連単・WIN5(5重勝単勝式)の9種類が発売されている。地方競馬では、WIN5を除く8種類に加えて枠単が発売されており、南関東競馬(大井・川崎・船橋・浦和)とホッカイドウ競馬(門別)ではトリプル馬単(指定された3つのレースの馬単を全て当てる馬券)も発売されている。

オーナーブリーダー

馬主と生産者が同一のこと。日本における代表的なオーナーブリーダーとしては「社台ファーム(生産者)と社台レースホース(馬主)」「ノーザンファーム(生産者)とサンデーレーシング(馬主)」が挙げられる。なお、セリなどを通じて別の馬主に売却する生産者のことをマーケットブリーダーと呼ぶ。

ゼッケン

レースや調教の際に馬を識別するために鞍の下に装着する布のことで、レースで使用されるものは馬番と馬名が印字される。競馬場内で回収されたペットボトルをリサイクルした再生ポリエステルを種原料とするなど、環境にも配慮されているのが特徴。

ハッキング

ゆっくりとしたスピードのキャンター。ハッキングキャンターとも呼ぶ。

フォーメーション

投票方法の一種で、1着馬、2着馬、3着馬(連複の場合は1頭(枠)目、2頭(枠)目、3頭目)を各1頭(枠)以上選択して、購入可能な組合せのすべてを購入すること。流し馬券やボックス馬券よりも、柔軟な投票を行えるメリットがある。

抑える(おさえる)

レースや調教において、騎手が手綱を絞って馬のスピードをセーブすること。道中は力を蓄えて最後の直線まで温存しておく意味合いがあるが、抑えすぎると馬が掛かってしまうので、無理なく抑えられるかが重要である。

返し馬(かえしうま)

レース前にパドックコースに入場してきた馬が、コースを走るウォーミングアップのこと。パドックと同様に馬の状態を直接確認することができるので、馬券購入の参考にする競馬ファンもいる。