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せん馬(せんば)

去勢された牡馬のこと。去勢することにより、気の悪さが解消されて成績向上が期待できる。せん馬の代表馬としては、ジャパンカップ勝ち馬のレガシーワールドなどが挙げられる。なお、せん馬はクラシック三冠など一部のGⅠレースへの出走ができない。
その他

ハロン

イギリスで使用される距離単位のことで、日本では1ハロン=200mとして換算される。「上がり3ハロン」というとゴールから逆算して600mのことを指し、馬の末脚の速さを測る目安として使われることも多い。なお、ハロン(furlong)の頭文字である「F」だけで表すこともあり、「1F=200m」「2F=400m」といった意味合いになる。

フリーハンデ

年度単位で発表される競走馬を負担重量によって格付けするもののことで、歴年の名馬の実力比較もできる。現在はクラシフィケーションと呼ばれる。

毛づや(けづや)

毛の色・艶のことであり、馬の栄養や健康状態がよく現れる。状態が良いときはツヤツヤ光って見え、状態が悪いときは毛が立って光沢がなくなりボサッとして見えることが多い。ただし、馬の手入れの良し悪しや光線のあたり具合、季節(寒い時季に冬毛が出ると毛ヅヤは冴えない)によっても違いがあるので、見極めが重要となる。

別定重量(べっていじゅうりょう)

レースにおける負担重量の一種で、定められた基礎重量から過去の収得賞金額、勝利数または特定のレースの勝利などによって重量を加増する方式のこと。重賞競走、特別競走、条件競走などに用いられる。

ミドルディスタンスホース

2,000m前後の中距離を得意とする馬の総称。距離の融通性が高いのも特徴で、マイル(1,600m)戦や2,400m以上の長距離レースに出走することもある。現代競馬では国内・海外とも2,000m前後が主流距離とされているので、ミドルディスタンスホースの血統的価値も高くなっている

気配(けはい)

馬の動きや仕上がり度合、気合いが入っているかなどが漠然と感じられる様子。レースまでの過程において「気配が良い(悪い)」などの使い方をする。

屈腱炎(くっけんえん)

競走馬が疾走する上で負担のかかる前肢に起こりやすい腱の病気で、俗称を「エビハラ」と呼ぶ。発症すると長期休養に追い込まれることが多く、一度治癒しても再発する可能性も高い。サラブレッドにおける「不治の病」とされている。

差し馬(さしうま)

差し脚質を得意とする馬のこと。

手前(てまえ)

馬の走り方のことで、右前脚よりも左前脚を前に出すことを「左手前」といい、左前脚よりも右前脚を前に出すことを「右手前」という。右回りコースは右手前、左回りコースは左手前でコーナーを回らないと遠心力で外に膨らみやすい。また、同じ手前で走り続けていると疲れが出てくるため、コーナー以外でも疲労度に応じて手前を変えることが一般的。