50音

鞭(むち)

騎手が馬に合図を送るために使用するもので「ステッキ」とも呼ぶ。レースで使用できるのは長さ77cm未満で、衝撃吸収素材を用いたパッドを装着したものでなければならない。

レコードタイム

レースにおける走破タイムの新記録のこと。競馬場別、コース別、距離別、年齢別(2歳・3歳以上)でのレコードを「コースレコード」呼び、全競馬場の同条件のコースレコードで最も速いものを「中央競馬レコード」と呼ぶ。世界の競馬場で同条件でのコースレコードを「世界レコード」と呼ぶこともある。

角馬場(かくばば)

周囲や走路を柵で囲った1周200〜600mほどの追い運動用の砂馬場のことで、主に調教前の準備運動に用いられる。入厩間もない馬の初期の調教や気性の激しい馬の軽い追い運動に使われることも多い。

共有馬主(きょうゆううまぬし)

1頭の馬を複数の馬主で共有して所有することで、中央競馬では最大10名まで共有できる。クラブ法人が所有する競走馬に出資する「一口馬主」とは異なる。

攻め馬(せめうま)

いわゆる調教のことで、レースに出走するための競走能力向上や状態アップの目的がある。特に出走前の強い調教のことを「追い切り」と呼び、中央競馬ではレース週の水曜または木曜に行うのが一般的。

失格(しっかく)

レースにおいて入線後(ゴール後)に順位が取り消されること。失格になる例としては、他の騎手や馬に対する悪質行為、タイムオーバー、負担重量の不足、禁止薬物の使用などが挙げられる。

障害競走(しょうがいきょうそう)

コース中に設置された障害物を飛越しながらゴールに到達する早さを競うレースのこと。設定されている障害物には、竹柵、生籬(いけがき)、水濠、土塁などがある。中央競馬では札幌・函館を除く8つの競馬場で障害競走が行われており、中山競馬場では4月に中山グランドジャンプ、12月に中山大障害という障害競走のGⅠレースが開催される。

折り合い(おりあい)

騎手と馬の呼吸の調和状態のこと。人馬の呼吸が合致しているときには、「うまく折り合う」などといい、呼吸が合っていないときは「折り合いを欠いている」などという。うまく折り合うことは馬の能力を出すために重要なことであり、騎手は折り合いをつけることに労力を注いでいる

置障害(おきしょうがい)

障害レース時にコースに置く可動式障害のこと。高さが1.2mの竹柵で他の障害に比べると低いのが特徴。

追い切り(おいきり)

レース前に行われる強い調教のこと。中央競馬の場合は水曜または木曜に行われるのが一般的。レース週に行われるものを「最終追い切り」、1週前に行われるものを「1週前追い切り」と呼ぶ。