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坂路コース(はんろコース)

調教コースの一種で、傾斜がつけられたコース(登り坂)のこと。馬場材にはウッドチップを使用しており脚への負担が軽いにも関わらず、平坦なコースよりも強い負荷をかけられるので心肺機能や後脚の鍛錬になるとされている。美浦・栗東の両トレセンのほか、育成牧場などでも用いられている。

ハンデキャップ

一般的に「ハンデ」と呼ばれるハンデキャップ競走(ハンデ戦)における負担重量のこと。ハンデ戦は各出走馬に勝つチャンスを与えるよう決められた重量を負担させるレースで、各馬の能力や状態に応じてハンデキャッパーが設定している。一般的に地力の高い馬や近走成績の良い馬ほど負担重量が重くなり、近走不振の馬や下級条件を勝ち上がって間もない馬は負担重量が軽くなる傾向にある。国内競馬では最高グレードのGⅠレースでのハンデ戦はないが、アメリカをはじめとする海外競馬ではGⅠレースのハンデ戦も存在する。

バンデージ

馬の脚の下部に巻く包帯のことで、運動中の脚の保護や運動後の保温などの目的により巻かれる。

バンケット

障害コースにおける上がり下がりの急勾配の坂のこと。福島競馬場・小倉競馬場・京都競馬場の障害コースにあり、中山競馬場の障害コースにある急勾配の谷もバンケットと呼ばれることもある。

ばんえい競馬

北海道帯広市の帯広競馬場にて行われている障害競走。重種馬のペルシュロン、ブルトンやベルジャン種などを掛け合わせた日本輓系種と呼ばれる体重800〜1,200kg前後にもなる大きな馬が、鉄製のソリに重りと騎手を乗せてゴールを目指す。2つの山の障害を超える全長200mの直線セパレートコースで、ソリの後端がゴール板を通過した時点がゴールであり、通常の競馬のゴールとは異なっている。世界でばんえい競走が行われているのは、帯広競馬場だけである。

ハロン棒

ゴールから200m(1ハロン)ごとに立てられた標識のこと。ハロン棒に書かれた数字は残り何百mかを表しており、ハロン棒の数字が「2」なら残り200m、「4」なら残り400mとなる。

ハロンタイム

レースの200メートルごとの所要タイムのことで、その時点で先頭の馬が基準となって計測される。1,500mや1,700mなど奇数距離のレースは最初のみ100mのタイムを計測し、その後200mごとのタイムを計測している。

ハロン

イギリスで使用される距離単位のことで、日本では1ハロン=200mとして換算される。「上がり3ハロン」というとゴールから逆算して600mのことを指し、馬の末脚の速さを測る目安として使われることも多い。なお、ハロン(furlong)の頭文字である「F」だけで表すこともあり、「1F=200m」「2F=400m」といった意味合いになる。

パドック

出走前の馬の下見所のことで、レースの約30分前に装鞍所から入りスタッフに引かれて周回する。競馬ファンはパドックにて馬の状態(筋肉のつき方・発汗具合・毛ヅヤなど)を確認できる。レースの10〜15分前まで周回を行い、その後に騎手が騎乗して馬場入りを行う。

ハッキング

ゆっくりとしたスピードのキャンター。ハッキングキャンターとも呼ぶ。