発馬機(はつばき) スタートゲートのことで、単に「ゲート」と呼ぶことも多い。中央競馬では1975年から電動式の発馬機を使用しており、現行の機種「JSS30型」は2007年から採用されている。 2024.02.28
馬銜(はみ) 馬具の一種で、馬の口に噛ませる棒状の金具のこと。馬の前歯と奥歯の間の歯のない部分に噛ませているので、実際に歯で噛んでいるわけではない。ハミの両端は騎手が手に持つ手綱と接続されており、拳による騎手の扶助操作を口への刺激として馬に伝える役割を持っている。 2024.02.28
馬齢重量(ばれいじゅうりょう) 負担重量を馬の年齢によって定める方法で、2歳時・3歳時の同一年齢の馬だけのレースに用いられる。中央競馬の平地競走では、2歳9月までは55kg、2歳10〜12月は56kg(牝馬55kg)、3歳は57kg(牝馬55kg)と定められている。 2024.02.28
パドック 出走前の馬の下見所のことで、レースの約30分前に装鞍所から入りスタッフに引かれて周回する。競馬ファンはパドックにて馬の状態(筋肉のつき方・発汗具合・毛ヅヤなど)を確認できる。レースの10〜15分前まで周回を行い、その後に騎手が騎乗して馬場入りを行う。 2024.02.28
ハロン イギリスで使用される距離単位のことで、日本では1ハロン=200mとして換算される。「上がり3ハロン」というとゴールから逆算して600mのことを指し、馬の末脚の速さを測る目安として使われることも多い。なお、ハロン(furlong)の頭文字である「F」だけで表すこともあり、「1F=200m」「2F=400m」といった意味合いになる。 2024.02.28
馬場(ばば) 馬が競走したり調教したりする場所のことで、レースでは芝やダートのことを指す。用途別に分類すると本馬場、調教馬場、障害馬場、障害調教馬場、発走調教馬場、追馬場などがあり、築造材料別に分類すると芝、ダートの他にも、ウッドチップ馬場、ゴムチップ混合馬場、ポリトラック馬場などがある。また構造・形状別に分類すると平地馬場、坂路馬場、角馬場、丸馬場などがある。 2024.02.28
ハロンタイム レースの200メートルごとの所要タイムのことで、その時点で先頭の馬が基準となって計測される。1,500mや1,700mなど奇数距離のレースは最初のみ100mのタイムを計測し、その後200mごとのタイムを計測している。 2024.02.28