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更新日:2026.07.20 11:51

【関屋記念2026】過去10年のデータと傾向から対策を解説

関屋記念2026データ分析記事のサムネイル画像 蒼井の“爆穴”の一撃

本記事では、2026年7月26日(日)新潟競馬場で開催予定の関屋記念を過去10年分のデータから分析した傾向と対策を解説いたします。

さらに、関屋記念の前哨戦から直近で好走している有力馬も導き出しました。ぜひ最後までご覧ください。

監修者
塚越 一弘

JRA騎手として20年活躍。その後は調教助手へ転身し、松永厩舎の運営に携わった。引退後は美浦トレセン付近で生活を送り、競馬人脈、情報網は業界随一である。競馬ナビでは、豊富な競馬知識や実戦経験に基づき、プロの視点から全コンテンツの品質管理を徹底して行っています。

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この記事を書いた人
蒼井 隼

中央・地方ともに爆穴狙いの競馬ライター。回収率の高さが魅力の予想家でもあり、10番人気以下の穴馬からワイドを買い、本命人気馬を絡めて3連複を買うことが常である。

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関屋記念の過去10年配当傾向

年次 着順 単勝 複勝 枠連 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単 馬名 騎手 人気 枠番 馬番
2025年 1着 440 170 890 3,620 2,000 5,940 12,750 39,780 カナテープ キング 1 7 14
2着 570 420 760 600 1,310 24,760 オフトレイル 菅原明良 10 1 1
3着 220 2,610 ボンドガール ルメール 2 6 11
2024年 1着 660 260 680 3,740 1,260 6,200 5,050 30,060 トゥードジボン 松山弘平 3 7 15
2着 350 650 ディオ 岩田康誠 8 7 14
3着 160 870 ジュンブロッサム 戸崎圭太 1 3 6
2023年 1着 680 240 1,790 1,800 700 3,440 7,990 36,190 アヴェラーレ 戸崎圭太 4 1 2
2着 220 1,480 ディヴィーナ M.デム 2 1 1
3着 320 1,570 ラインベック 石橋脩 6 8 16
2022年 1着 380 170 1,900 11,190 2,770 17,230 11,030 77,540 ウインカーネリアン 三浦皇成 1 7 12
2着 940 350 シュリ 津村明秀 12 4 6
3着 160 2,980 ダノンザキッド 川田将雅 2 5 8
2021年 1着 970 270 1,910 6,710 2,430 11,940 4,600 46,820 ロータスランド 田辺裕信 4 3 6
2着 380 500 カラテ 菅原明良 6 7 13
3着 120 700 ソングライン 池添謙一 1 6 11
2020年 1着 750 250 1,040 7,230 2,350 12,810 11,820 83,420 サトノアーサー 戸崎圭太 4 8 17
2着 490 630 トロワゼトワル 三浦皇成 8 8 18
3着 180 1,980 アンドラステ 岩田望来 1 2 3
2019年 1着 380 170 2,360 2,360 840 3,790 5,580 26,410 ミッキーグローリー ルメール 1 7 13
2着 260 630 ミエノサクシード 川島信二 6 7 14
3着 240 1,150 ソーグリッタリング 浜中俊 4 3 6
2018年 1着 410 180 1,490 2,540 900 3,890 5,450 22,570 プリモシーン 北村宏司 1 7 12
2着 280 720 ワントゥワン M.デム 5 6 10
3着 230 1,460 エイシンティンクル 和田竜二 3 3 4
2017年 1着 1,210 500 5,010 7,180 2,480 13,300 22,140 131,710 マルターズアポジー 武士沢友 7 2 3
2着 300 2,080 ウインガニオン 津村明秀 4 8 15
3着 270 1,170 ダノンリバティ 松若風馬 5 5 10
2016年 1着 610 210 940 4,350 1,580 7,220 5,340 34,040 ヤングマンパワー 戸崎圭太 3 8 17
2着 380 530 ダノンリバティ 松若風馬 7 6 12
3着 170 1,300 マジックタイム ルメール 1 4 7

※ワイドは上から1-2 1-3 2-3の入線順。

サマーマイルシリーズらしく、人気馬が力を見せる年と伏兵が突っ込む年の振れ幅が大きいレースです。昨年も実は10番人気のオフトレイルが2着に来ています。

新潟芝1600mは直線が長く、能力通りに決まりそうに見えますが、実際には馬場や展開の影響もかなり大きい舞台。まずは人気馬の信頼度を確認しつつ、夏場で状態を上げてきた中穴馬まで視野に入れておきたいところです。

関屋記念の人気別成績一覧

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1番人気 4-0-4-2/10 40% 40% 80%
2番人気 0-2-1-7/10 0% 20% 30%
3番人気 2-0-1-7/10 20% 20% 30%
4番人気 3-1-1-5/10 30% 40% 50%
5番人気 0-1-1-8/10 0% 10% 20%
6番人気 0-2-1-7/10 0% 20% 30%
7番人気 1-1-0-8/10 10% 20% 20%
8番人気 0-2-0-8/10 0% 20% 20%
9番人気 0-0-0-10/10 0% 0% 0%
10番人気 0-1-0-9/10 0% 10% 10%
11~人気 0-1-0-67/68 0% 1% 1%

※2016~2025年のデータ使用。

1番人気は複勝率80%と高水準ですが、4番人気も3勝、複勝率50%と優秀。2番人気よりもこのゾーンの方が勝ち切っている点はかなり特徴的です。

人気薄を狙うなら大穴ではなく、直線の長い新潟に替わって末脚を引き出せそうな中穴馬を拾いたいところでしょう。

関屋記念の枠別傾向と対策

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 1-2-0-15/18 5% 16% 16%
2枠 1-0-1-17/19 5% 5% 10%
3枠 1-0-3-16/20 5% 5% 20%
4枠 0-1-1-18/20 0% 5% 10%
5枠 0-0-2-18/20 0% 0% 10%
6枠 0-3-1-16/20 0% 15% 20%
7枠 5-3-0-17/25 20% 32% 32%
8枠 2-2-1-21/26 7% 15% 19%

枠順で最も目立つのは7枠です。過去10年で5勝、連対率32%、複勝率32%とかなり優秀な数字を残しています。

新潟外回りのマイル戦は外からスムーズに脚を使えることが大きな武器。内で動けない形になるより、外目からリズム良く進められる馬の方が競馬はしやすいのでしょう。

一方で4枠、5枠は勝利がなく、内すぎず外すぎずというより、やや外目の枠を重視したいレースと言えます。今年も7枠に入った馬は人気に関係なくチェックしておきたいところです。

関屋記念の騎手傾向と対策

騎手 条件 着別度数 勝率 連対率 複勝率
戸崎圭太 当該重賞 3-0-1-5/9 33% 33% 44%
当該条件 6-1-1-7/15 40% 46% 53%
ルメール 当該重賞 1-1-1-2/5 20% 40% 60%
当該条件 1-2-1-3/7 14% 42% 57%
三浦皇成 当該重賞 1-1-0-5/7 14% 28% 28%
当該条件 1-2-1-10/14 7% 21% 28%
北村宏司 当該重賞 1-0-0-3/4 25% 25% 25%
当該条件 2-0-1-5/8 25% 25% 37%
田辺裕信 当該重賞 1-0-0-7/8 12% 12% 12%
当該条件 1-1-1-12/15 6% 13% 20%
松山弘平 当該重賞 1-0-0-0/1 100% 100% 100%
当該条件 1-0-0-2/3 33% 33% 33%
M.デム 当該重賞 0-2-0-7/9 0% 22% 22%
当該条件 0-3-0-11/14 0% 21% 21%
津村明秀 当該重賞 0-2-0-7/9 0% 22% 22%
当該条件 1-5-2-10/18 5% 33% 44%
菅原明良 当該重賞 0-2-0-3/5 0% 40% 40%
当該条件 1-3-0-6/10 10% 40% 40%
松若風馬 当該重賞 0-1-1-0/2 0% 50% 100%
当該条件 0-2-1-1/4 0% 50% 75%

戸崎圭太騎手が当該重賞で3勝、新潟芝1600mのWIN5対象レースでも6勝と優秀です。今回の想定ではダノンセンチュリーに騎乗予定となっており、データ面ではかなり心強い材料でしょう。(2着の方が少ないの結構レアじゃないですかこれ)

一方で津村明秀騎手は当該重賞で勝利こそありませんが、WIN5条件では連対率33%と悪くありません。新潟外回りは仕掛けを待ちすぎても届かず、早く動きすぎても甘くなる舞台。直線でどこまで我慢できるかが鍵になります。

関屋記念の年齢別傾向と対策

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
3歳 1-0-1-7/9 11% 11% 22%
4歳 2-3-2-28/35 5% 14% 20%
5歳 4-6-5-49/64 6% 15% 23%
6歳 3-2-1-27/33 9% 15% 18%
7歳 0-0-0-25/25 0% 0% 0%
8歳 0-0-0-2/2 0% 0% 0%

年齢別では5歳馬が4勝、4歳馬も2勝と中心になっています。

一方で7歳以上は過去10年で馬券圏内ゼロ。マイル重賞で最後まで速い脚を使い切るには、さすがに年齢面の衰えが出やすいのかもしれません。

今年の想定馬ではドロップオブライト、マテンロウスカイが7歳。実績はあっても、データ面では強く推しづらいゾーンです。中心は4~5歳の馬から考えたいところでしょう。

関屋記念の馬体重別傾向と対策

馬体重 着別度数 勝率 連対率 複勝率
420~439kg 0-1-0-4/5 0% 20% 20%
440~459kg 1-2-0-16/19 5% 15% 15%
460~479kg 1-3-3-32/39 2% 10% 17%
480~499kg 4-2-3-49/58 6% 10% 15%
500~519kg 1-1-1-23/26 3% 7% 11%
520~539kg 2-2-2-11/17 11% 23% 35%
540~ 1-0-0-3/4 25% 25% 25%

馬体重では520~539kgの複勝率35%が目立ちます。勝率も11%あり、大型馬が苦戦するレースではありません。この先入観は取っ払いましょう。

新潟芝1600mは瞬発力が必要ですが、夏場の高速馬場ではスピードの持続力も重要。直線で外から脚を使い続けるには、ある程度の馬格があった方が良いのでしょう。

軽すぎる馬を割り引きつつ、480kg以上の馬を中心に見ていきたいレースです。

関屋記念の脚質別傾向と対策

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 2-2-1-5/10 20% 40% 50%
先行 2-4-3-29/38 5% 15% 23%
差し 3-3-3-40/49 6% 12% 18%
追込 3-2-2-64/71 4% 7% 9%

脚質別では、差し馬が中心になりやすい舞台です。

ただし新潟外回りの長い直線を考えれば、後方一気だけに頼る馬は展開待ちになりがち。理想は中団あたりで脚を溜め、直線でスムーズに進路を確保できるタイプでしょう。

逃げ・先行馬も、極端に楽な流れを作れれば残り目はあります。ただ、最後に速い脚を使える差し馬が複数いる年は、前で粘り込むにはかなりの地力が必要になります。

関屋記念の血統傾向と対策

種牡馬 条件 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ロードカナロア 当該重賞 1-1-0-8/10 10% 20% 20%
当該条件 3-1-0-14/18 16% 22% 22%
スニッツェル 当該重賞 1-0-0-3/4 25% 25% 25%
当該条件 1-1-0-3/5 20% 40% 40%
スクリーンヒーロー 当該重賞 1-0-0-1/2 50% 50% 50%
当該条件 2-1-0-9/12 16% 25% 25%
Point of Entry 当該重賞 1-0-0-1/2 50% 50% 50%
当該条件 1-0-0-1/2 50% 50% 50%
ドゥラメンテ 当該重賞 1-0-0-0/1 100% 100% 100%
当該条件 1-0-0-2/3 33% 33% 33%
イスラボニータ 当該重賞 1-0-0-0/1 100% 100% 100%
当該条件 1-0-0-2/3 33% 33% 33%
リオンディーズ 当該重賞 0-1-0-2/3 0% 33% 33%
当該条件 0-1-1-3/5 0% 20% 40%

血統ではロードカナロアが好成績。一方で、キズナは【0-0-2-11】とかなり不振です。ディープインパクト系でもやはりあまり信頼はできないか。

新潟マイルは瞬発力だけでなく、直線でスピードを持続できる血統が強い舞台。父系だけでなく、母系にマイル適性やスピードの裏付けがあるかも見ておきたいです。

今年の想定馬ではロードカナロア産駒のダノンセンチュリー、キズナ産駒のブエナオンダなどが該当。条件適性を含めて注目したいところです。

関屋記念の前走レース別傾向と対策

前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
米子S(L) 2-1-1-8/12 16% 25% 33% 86 91
エプソムC 1-0-2-13/16 6% 6% 18% 46 41
NHKマイルC 1-0-1-4/6 16% 16% 33% 68 50
京王杯SC 1-0-0-6/7 14% 14% 14% 97 34
七夕賞 1-0-0-3/4 25% 25% 25% 302 125
府中牝馬S 1-0-0-0/1 100% 100% 100% 440 170
マイルCS 1-0-0-0/1 100% 100% 100% 380 170
安田記念 0-1-1-6/8 0% 12% 25% 0 67
ヴィクトリアM 0-1-1-6/8 0% 12% 25% 0 48
メイSH 0-1-0-2/3 0% 33% 33% 0 313
高松宮記念 0-1-0-0/1 0% 100% 100% 0 570
パラダH(L) 0-0-0-6/6 0% 0% 0% 0 0
新潟大賞典 0-0-0-3/3 0% 0% 0% 0 0
マイラーズC 0-0-0-2/2 0% 0% 0% 0 0
パラダイ 0-0-0-4/4 0% 0% 0% 0 0
巴賞 0-0-0-2/2 0% 0% 0% 0 0
しらさぎS 0-0-0-2/2 0% 0% 0% 0 0
谷川岳S(L) 0-0-0-4/4 0% 0% 0% 0 0
安土城H(L) 0-0-0-3/3 0% 0% 0% 0 0
マーメイHG3 0-0-0-3/3 0% 0% 0% 0 0
ダービーHG3 0-0-0-3/3 0% 0% 0% 0 0

前走レース別では米子S組が2勝、複勝率33%と好成績です。ただし、レース名がしらさぎSに変わった昨年は2頭とも着外。GⅢになってからはどうなるかわかりません。

3歳勢ではやはりNHKマイルC組が複勝率33%と好走傾向。3歳馬が古馬相手に挑む形でも、世代上位のマイル実績があれば通用しています。

前走着順だけでなく、上がりの内容や位置取りも重要。直線の長い新潟に替わって末脚を引き出せそうな馬は、着順以上に評価しておきたいレースです。

関屋記念の前哨戦回顧・考察

関屋記念の前哨戦にあたるレースの回顧をふまえた考察を行っていきます。

参考レース①:五頭連峰特別

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
8 2 新潟 五頭連峰特別 条件戦 1600m
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 3 5 アンパドゥ 牡4 58 ルメール 1.32.4 32.4 1
2 1 1 ダノンセンチュリー 牡3 55 戸崎圭太 1.32.4 0.0 32.3 2

五頭連峰特別は、アンパドゥとダノンセンチュリーが首位を争い、わずかにクビ差でアンパドゥが勝利しました。

前半800mは47秒0、1000m通過は59秒3。中盤で12秒1―12秒3と息が入り、そこから11秒2―11秒0―10秒9と一気に加速する瞬発力勝負となりました。

そのなかでアンパドゥは5番手付近で流れに乗り、直線で速やかに反応。上がり32秒4を記録し手の勝利です。一瞬反応が遅れたかとも思いましたが、ルメール騎手は道中で前との距離を保ち、直線も進路を確保。能力を余さず引き出す運びだったと言えます。この辺りはさすがでしょう。

ダノンセンチュリーは中団から上がり32秒3。勝ち馬より後ろから運びながら同タイムまで詰めた内容は、敗戦でも評価できます。

勝負強さではアンパドゥ、末脚の破壊力ではダノンセンチュリーが目立った一戦です。関屋記念も直線の長い新潟外回り。斤量や相手強化はありますが、この舞台を経験している両馬は軽視できません。

参考レース②:しらさぎS(GⅢ)

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
6 21 阪神 第2回しらさぎS GⅢ 1600m 稍重
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 5 10 エルトンバローズ 牡6 58 松若風馬 1.33.2 34.2 7
7 2 4 ブエナオンダ 牡5 58 田口貫太 1.33.5 0.3 34.1 13
9 3 5 ファーヴェント 牡5 57 高杉吏麒 1.33.6 0.4 34.6 2
10 7 13 メタルスピード 牡6 57 菱田裕二 1.34.1 0.9 35.9 14

しらさぎSは、中団から運んだエルトンバローズが差し切り、復活を印象づける勝利を挙げました。

前半600mは34秒6。メタルスピードがレースを作って行き、中盤も緩みすぎない流れとなりました。エルトンバローズは中団の外寄りで折り合い、直線では馬群の間から進路を確保。上がり34秒2で抜け出し、58kgを背負いながら最後まで押し切った内容は地力の高さを示しています。松若風馬騎手も早仕掛けを避け、直線で脚を使い切る形に徹した判断が光りました。復活するべくして復活したという感じでしょうか。

一方、敗戦組に目を向けると、ブエナオンダは後方から0秒3差の7着。上がり34秒1で差を詰めており、着順ほど内容は悪くありません。

ファーヴェントは中団から9着。直線で伸び切れなかったものの、勝ち馬との差は0秒4にとどまっています。後ろから進めた2頭は前有利という馬場傾向のつらさもあったでしょう。そこまで評価を落とさなくていいのでは。

メタルスピードはハナを切って10着。前半から自ら流れを作ったぶん、ラスト1ハロン12秒0で苦しくなりました。

関屋記念へ向けて最も高く評価できるのは、重い斤量を克服して復活したエルトンバローズです。一方、ブエナオンダとファーヴェントは新潟の長い直線で末脚を生かせれば前進可能。ただ、直近の走りを考えるのに上積みがあるのはファーヴェントの方か。

メタルスピードは同型との兼ね合いが大きな鍵になります。

参考レース③:雲雀S

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
2 15 東京 雲雀S 条件戦 1600m
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 2 4 ダノンセンチュリー 牡4 58 横山和生 1.34.0 32.6 2
7 7 14 アンパドゥ 牡5 58 横山武史 1.34.5 0.5 33.3 1

雲雀Sは、ダノンセンチュリーが後方寄りから鮮やかに差し切りました。

前半600mは35秒2、1000m通過は60秒5。中盤に12秒7―12秒6と大きく緩み、直線だけの瞬発力勝負になっています。ダノンセンチュリーは中団より後ろで脚を温存し、直線へ向いて外から加速。上がり32秒6を記録し、ゴール前で差し切りました。横山和生騎手はスローペースでも慌てず、馬のリズムを優先。追い出しを待ったことで末脚を最大限に引き出しています。この馬の本来の走りはこのくらいと考えて良さそう。

アンパドゥは中団から7着。上がり33秒3で伸びてはいるものの、勝負どころで前との差を詰め切れず、直線だけでは上位に届きませんでした。それでも勝ち馬との差は0秒5。この当時の東京は差しが届く流れではなかったため、ある意味ではこの敗戦は納得とも言えます。

関屋記念の舞台を考えると、ダノンセンチュリーの末脚は大きな武器です。ただし本番で流れが速くなった際に同じ脚を使えるかどうか。アンパドゥは五頭連峰特別で先着しており、両馬の比較は展開次第でしょう。

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