トレセン発掘穴馬 10月26日(土)/10月27日(日)

ここでは関東馬、関西馬の中から追い切り評価の高かった馬をそれぞれ2頭ピックアップしてお届けします。

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追い切り特注馬【関東馬】

夏の新潟２着後は無理使いせずに間隔をあけてリフレッシュ。

暑い時季を避けてじっくりと立ち上げられたことで、ケイコではハツラツとした動きを見せている。１０月１０日は１Ｆ１１秒３。

１週前はビシッと追われ６Ｆ８３秒９ー３Ｆ３８秒３ー１Ｆ１１秒６。今週は併せ馬を行ったが、ケイコ駆けする僚馬相手にしっかりと食らいついて５Ｆ６８秒０ー３Ｆ３８秒２ー１Ｆ１１秒６。

坂路で仕上げた前回とは違ってかなり負荷をかけた調整。その期待に応えるように、ひと追いごとのパワーアップに、馬体もはち切れんばかりの状態。仕上がりに隙はなし。

１週前はルメールを背に併せ馬。

長めからペースを上げたが、直線は一杯に追われる相手を子供扱い。持ったままはじけて６Ｆ８０秒２ー３Ｆ３６秒４ー１Ｆ１１秒２の好タイム。今週はさらにハードに攻め込んだ。

ルメールを背に４馬身追走してスタート。道中はピタリと折り合って、コーナーさばきもスムーズ。直線は内に潜るとうなるような勢いから、最後はグンと伸びて半馬身先着したところでゴール。

ケイコ駆けする僚馬を寄せつけなかった。６Ｆ７７秒５ー３Ｆ３５秒４ー１Ｆ１１秒４と時計も文句なしで、先を見据えた感は一切なし。この一戦に向けて究極まで仕上げた。

前走時は坂路４ハロン５３・６―３８・４―１２・２秒。対して今回は同５３・４―３８・４―１１・８秒だから、いかにラストの反応が鋭くなったか一目瞭然だ。

走りに対する集中力もアップしており、道中から気迫あふれるフットワーク。今度こそ。

坂路でテンからそれなりにリズムよく運んでいったが、４ハロン５２・４―３８・６―１１・５秒とラストはさらに爆発的加速。

隣にいた併走相手をそれこそ瞬時のうちに一気に突き放してしまった。前走も良く動けていたが、ひと息入れてさらに迫力が増した印象だ。