本記事では、競馬ライター蒼井が2025年5月4日(日)に開催予定の天皇賞・春を予想!
競馬歴20年の確かな目で、過去10年のデータ分析、参考レースや追い切り考察をしておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
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天皇賞・春の基本情報
開催日時 | 2025年5月4日(日)京都11R 発走 15:40 |
---|---|
グレード | G1 4歳以上 |
開催競馬場 | 京都競馬場 |
コース | 芝3200m |
春の古馬中長距離路線の王者決定戦、天皇賞。数多の名馬がここに挑み、覇を競ってきました。
ただ近年はここを回避する馬も多く、真のステイヤー決定戦に色を変えつつあります。
天皇賞・春のコース解説(京都芝3200m)
向こう正面にある坂の手前からスタートが切られ、コースをぐるっと1周してきます。
2度の坂越えが待ち受けるため、半端なスタミナとパワーではこの距離を乗り切ることはできません。
菊花賞はスタミナとスピードの絶対値が求められるレースでしたが、こちらは真のスタミナ勝負。
瞬発力よりタフさが要求されます。
天皇賞・春の出走表
※表を右にスクロールすると寸評・短評が表示されます。
印 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 所属地区 | 調教師 | 寸評 | 短評 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | アラタ | 牡8 | 58 | 大野拓弥 | 美浦 | 和田勇介 | 距離課題 |
ケイコの動きは良いが果たして。日経賞は中団から伸びずで
|
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2 | 2 | ウインエアフォルク | 牡8 | 58 | 幸英明 | 美浦 | 根本康広 | ここでは |
条件戦で厳しい形では。掲示板で御の字か
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△ | 2 | 3 | ブローザホーン | 牡6 | 58 | 菅原明良 | 栗東 | 吉岡辰弥 | 復活期す |
昨春のGPホースも復調の気配が見え始めた。ここを勝ってG1馬の威厳を
|
3 | 4 | ジャンカズマ | 牡7 | 58 | 野中悠太郎 | 美浦 | 西田雄一郎 | 消耗戦で |
瞬発勝負になりやすい今の淀で果たして。タフなレースになればだが…
|
|
3 | 5 | サンライズアース | 牡4 | 58 | 池添謙一 | 栗東 | 石坂公一 | 連勝狙う |
クラシックを無冠で逃した悔しさを晴らしたい。前走のラップタイムは評価したい
|
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〇 | 4 | 6 | ヘデントール | 牡4 | 58 | D.レーン | 美浦 | 木村哲也 | 威風堂々 |
長距離適性もまるで問題なし。菊花賞2着馬、24年間未勝利の嫌なジンクスを破るか
|
4 | 7 | プラダリア | 牡6 | 58 | 松山弘平 | 栗東 | 池添学 | 警戒必要 |
血統的には抑えないわけにいかないディープの血。ただここ数戦は精彩を欠いている
|
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5 | 8 | ショウナンラプンタ | 牡4 | 58 | 武豊 | 栗東 | 高野友和 | 今度こそ |
継続の豊はこういう時が一番怖い。瞬発力はあるだけに巻き返しも
|
|
◎ | 5 | 9 | シュヴァリエローズ | 牡7 | 58 | 北村友一 | 栗東 | 清水久詞 | 穴の気配 |
前走は稍重馬場で参考外。目黒記念の末脚を思い出すなら買える
|
6 | 10 | リミットバスター | 牡5 | 58 | 岩田康誠 | 栗東 | 杉山晴紀 | 果敢挑戦 |
調教も重めで特筆できず。激変ハーツだけは怖いが
|
|
▲ | 6 | 11 | マイネルエンペラー | 牡5 | 58 | 丹内祐次 | 栗東 | 清水久詞 | いざ戴冠 |
前走の勝ち方はかなりのもの。鞍上に悲願のG1制覇を届けられるかどうか
|
☆ | 7 | 12 | ワープスピード | 牡6 | 58 | 横山和生 | 美浦 | 高木登 | 巻き返す |
ここ2戦は全く本来の走りでないが、調教の動きは上々。逆襲の気配
|
△ | 7 | 13 | ジャスティンパレス | 牡6 | 58 | 鮫島克駿 | 栗東 | 杉山晴紀 | 悲願成る |
多くのファンが願うサメカツとのG1制覇はなるか。調教はかなり動いており軽視できない
|
△ | 8 | 14 | ビザンチンドリーム | 牡4 | 58 | A.シュタルケ | 栗東 | 坂口智康 | 怖さ十分 |
魅力たっぷりの外枠。コーナーリングの器用さは前走で証明済みで、シュタルケが上手に乗れれば
|
8 | 15 | ハヤテノフクノスケ | 牡4 | 58 | 岩田望来 | 栗東 | 中村直也 | 急上昇だ |
まだ足りないと思われながら前走のラップと調教で評価は上がる。鞍上も好調で上積みも?
|
天皇賞・春過去10年のデータ分析
天皇賞・春の過去10年分のデータを収集し、分析して割り出した傾向をご紹介していきます。
予想の参考になる情報ばかりですので、ぜひご覧いただき的中率を上げるために役立てて下さい!
人気別データ傾向
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 4- 3- 0- 3/ 10 | 40% | 70% | 70% |
2番人気 | 5- 0- 1- 4/ 10 | 50% | 50% | 60% |
3番人気 | 1- 0- 1- 8/ 10 | 10% | 10% | 20% |
4番人気 | 0- 1- 4- 5/ 10 | 0% | 10% | 50% |
5番人気 | 0- 2- 0- 8/ 10 | 0% | 20% | 20% |
6番人気 | 0- 1- 2- 7/ 10 | 0% | 10% | 30% |
7番人気 | 0- 1- 0- 9/ 10 | 0% | 10% | 10% |
8番人気 | 0- 0- 1- 9/ 10 | 0% | 0% | 10% |
9番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0% | 0% | 0% |
10~人気 | 0- 2- 1- 72/ 75 | 0% | 3% | 4% |
※2015~2024年のデータ使用。2021,22年は阪神開催
上位人気2頭が好走。後はまばら…なんか地方競馬でよく見る分布ですね。
ただ、低人気帯の好走もよくあるレースです。展開によっては10番人気以下の馬が3着を争う、なんていうことも珍しくありません。
昨年も14番人気のスマートファントムが4着に激走しており、長距離適性のある穴馬が突っ込んでくるレースです。簡単に上位人気だけで購入を決めてしまわないようにしましょう。
配当傾向
2020年 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 馬連 | ワイド | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1着 | 8 | 14 | フィエールマン | ルメール | 1 | 200 | 130 | 1,110 | 5,770 | 1,790 | 7,410 | 13,500 | 55,200 |
2着 | 4 | 6 | スティッフェリオ | 北村友一 | 11 | 830 | 510 | ||||||
3着 | 4 | 5 | ミッキースワロー | 横山典弘 | 4 | 290 | 5,160 | ||||||
2021年 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 馬連 | ワイド | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
1着 | 1 | 1 | ワールドプレミア | 福永祐一 | 3 | 520 | 160 | 470 | 940 | 360 | 2,220 | 2,040 | 11,490 |
2着 | 6 | 12 | ディープボンド | 和田竜二 | 1 | 150 | 500 | ||||||
3着 | 2 | 3 | カレンブーケドール | 戸崎圭太 | 4 | 200 | 530 | ||||||
2022年 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 馬連 | ワイド | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
1着 | 8 | 16 | タイトルホルダー | 横山和生 | 2 | 490 | 180 | 450 | 520 | 270 | 1,230 | 1,580 | 6,970 |
2着 | 8 | 18 | ディープボンド | 和田竜二 | 1 | 120 | 950 | ||||||
3着 | 4 | 7 | テーオーロイヤル | 菱田裕二 | 4 | 260 | 500 | ||||||
2023年 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 馬連 | ワイド | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
1着 | 1 | 1 | ジャスティンパレス | ルメール | 2 | 430 | 160 | 3,610 | 4,000 | 1,040 | 5,990 | 13,570 | 65,060 |
2着 | 4 | 7 | ディープボンド | 和田竜二 | 5 | 370 | 1,000 | ||||||
3着 | 8 | 16 | シルヴァーソニック | レーン | 6 | 400 | 3,110 | ||||||
2024年 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 馬連 | ワイド | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
1着 | 7 | 14 | テーオーロイヤル | 菱田裕二 | 1 | 280 | 140 | 1,030 | 1,070 | 400 | 1,450 | 7,750 | 23,960 |
2着 | 3 | 5 | ブローザホーン | 菅原明良 | 5 | 250 | 1,290 | ||||||
3着 | 3 | 6 | ディープボンド | 幸英明 | 6 | 490 | 2,470 |
※ワイドは上から1-2 1-3 2-3 の入線順
2021,22年はやや固めの結果ですが、これは阪神開催。通常と違う形態での競走だっただけに参考外としてもいいでしょう。
それ以外の京都開催では平均的に配当は高め。特に3連単は混戦で、一筋縄ではいかない券種です。
人気薄が1頭突っ込んでくれば3連複でもかなりのプラスです。3連系なら狙うのはこっちか。
枠番別データ傾向
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1 | 4- 0- 1-12/17 | 24% | 24% | 29% |
2 | 1- 1- 1-15/18 | 6% | 11% | 17% |
3 | 0- 2- 1-16/19 | 0% | 11% | 16% |
4 | 0- 2- 4-14/20 | 0% | 10% | 30% |
5 | 0- 1- 0-19/20 | 0% | 5% | 5% |
6 | 1- 2- 1-16/20 | 5% | 15% | 20% |
7 | 2- 1- 0-20/23 | 9% | 13% | 13% |
8 | 2- 1- 2-23/28 | 7% | 11% | 18% |
長距離戦ということもあり、やはりストレスのかかりやすい中枠は不振傾向にあります。
特に5枠はなかなか致命的。好走したのは2019年のグローリーヴェイズのみで、キセキもユーキャンスマイルも着外に敗れています。
また、1枠の勝利数が目につきますが、このうち2勝はキタサンブラックとゴールドシップ。ステイヤーが好走しそうな枠に見えますが、ステイヤーズSを制したアイアンバローズは着外です。
スタミナ自慢が入ったからと言って手放しで買える枠ではありません。
寧ろ包まれやすいため、騎手の巧拙がより出やすい枠ともいえるでしょう。
脚質別データ傾向
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 2- 0- 0- 10/ 12 | 17% | 17% | 17% |
先行 | 5- 8- 6- 18/ 37 | 14% | 35% | 51% |
差し | 2- 2- 4- 68/ 76 | 3% | 5% | 11% |
追込 | 0- 0- 0- 37/ 37 | 0% | 0% | 0% |
捲り | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100% | 100% | 100% |
捲りで好走したのは2015年のゴールドシップのみ。「お願いします走ってください」のアレです。
それ以外にもディープインパクトが捲って勝っていますが、この距離を後方から一気に加速して勝ち切るのは、相当なスタミナとスピード、そしてパワーを持っていないと無理です。基本的には追込脚質の馬にはノーチャンスなレースとなっています。
逃げもまた同様。キタサンブラック以外はすべて沈んでいます。
上り勝負よりスタミナが必要なこのレースでは、先行からしっかり伸びることができるスタミナ自慢の馬が有利です。
種牡馬別データ傾向
種牡馬 | 条件 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 当該重賞 | 4- 1- 2-22/29 | 14% | 17% | 24% |
ドゥラメンテ | 当該重賞 | 1- 0- 0- 2/ 3 | 33% | 33% | 33% |
ハーツクライ | 当該重賞 | 0- 4- 2-16/22 | 0% | 18% | 27% |
キズナ | 当該重賞 | 0- 3- 1- 2/ 6 | 0% | 50% | 67% |
エピファネイア | 当該重賞 | 0- 1- 0- 1/ 2 | 0% | 50% | 50% |
オルフェーヴル | 当該重賞 | 0- 0- 1-12/13 | 0% | 0% | 8% |
ハービンジャー | 当該重賞 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0% | 0% | 0% |
ルーラーシップ | 当該重賞 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0% | 0% | 0% |
ゴールドシップ | 当該重賞 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0% | 0% | 0% |
※今回は天皇賞・春のみを対象
この条件を得意としているのはやはりディープインパクト。母数は少なくとも注目です。
一方、現役時代に天皇賞・春では惨敗したオルフェーヴルですが、種牡馬となってからも相性は悪いG1となっています。好走したのはシルヴァーソニックのみ。
騎手別データ傾向
騎手 | 条件 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|
武豊 | 当該重賞 | 2- 0- 0- 6/ 8 | 25% | 25% | 25% |
横山典弘 | 当該重賞 | 1- 0- 1- 5/ 7 | 14% | 14% | 29% |
横山和生 | 当該重賞 | 1- 0- 0- 2/ 3 | 33% | 33% | 33% |
戸崎圭太 | 当該重賞 | 0- 1- 1- 1/ 3 | 0% | 33% | 67% |
池添謙一 | 当該重賞 | 0- 1- 0- 6/ 7 | 0% | 14% | 14% |
川田将雅 | 当該重賞 | 0- 0- 0- 8/ 8 | 0% | 0% | 0% |
岩田望来 | 当該重賞 | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0% | 0% | 0% |
松山弘平 | 当該重賞 | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0% | 0% | 0% |
春の盾が大得意であるルメール騎手は、今年はケンタッキーダービーのため不在。
となると、平成の盾男・武豊騎手に期待しないわけにはいかない…というのが人情ですが、直近10年ではキタサンブラック以外すべて着外となっています。
また、川田将雅騎手は0-0-0-8と大不振。天皇賞・春は未勝利ですが、菊花賞も2010年のビッグウィーク以来勝ちがありません。長距離は苦手としているため、「川田だから」という理由で買うのは控えた方が良いです。
勝ちはありませんが安定しているのが戸崎騎手。昨年大敗したドゥレッツアはレース中の熱中症が原因でした。となれば、ここも狙っていい騎手なのではないのでしょうか。
天皇賞・春の予想に大事なキーポイント
天皇賞・春を予想するためのキーポイントを解説していきます。
ポイント①馬体重をチェック。重すぎ軽すぎはNG
馬体重 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
~399kg | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.00% | 0.00% | 0.00% |
420~439kg | 0- 1- 0- 2/ 3 | 0.00% | 33.30% | 33.30% |
440~459kg | 1- 4- 2- 9/ 16 | 6.30% | 31.30% | 43.80% |
460~479kg | 3- 2- 4- 42/ 51 | 5.90% | 9.80% | 17.60% |
480~499kg | 3- 0- 2- 50/ 55 | 5.50% | 5.50% | 9.10% |
500~519kg | 1- 3- 2- 22/ 28 | 3.60% | 14.30% | 21.40% |
520~539kg | 2- 0- 0- 5/ 7 | 28.60% | 28.60% | 28.60% |
540~ | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.00% | 0.00% | 0.00% |
399キロ以下は全てメロディーレーンですが、439キロ以下まではほぼ好走していません。
また、好成績に見える500キロ以上にも罠があります。
まず、520キロ以上の体重で勝利したのはキタサンブラックのみで、後はすべて着外。
次に、500キロ~519キロの間で好走したのは、1着がゴールドシップ、2着がディープボンド×3、3着がディープボンドとサトノダイヤモンド。
リピーターであるディープボンドと、菊花賞馬でG1・2勝以上があったゴールドシップ、サトノダイヤモンド以外はすべて着外に終わっています。
この条件に該当する馬は意外と出走してきます。過去には人気馬でもワープスピードやボルドグフーシュが着外になっており、消せる条件としては絶好かもしれませんね。
500キロ以上の馬体重(前走) ※赤字は成績不振ラインの要注意馬
- サンライズアース(526)
- ショウナンラプンタ(542)
- ハヤテノフクノスケ(540)
- リミットバスター(524)
- ワープスピード(506)
天皇賞・春の前哨戦回顧・考察
天皇賞・春の前哨戦にあたるレースの回顧をふまえた考察を行っていきます。
参考レース①日経賞(G2)
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 29 | 中山 | 日経賞 | G2 | 芝 | 2500 | 曇 | 稍重 | ||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | 5 | 8 | マイネルエンペラー | 牡5 | 57 | 丹内祐次 | 02:36.1 | 37 | 2 | |
9 | 1 | 1 | アラタ | 牡8 | 57 | 大野拓弥 | 02:36.5 | 0.4 | 37.1 | 12 |
12 | 7 | 13 | シュヴァリエローズ | 牡7 | 58 | 北村友一 | 02:36.6 | 0.5 | 36.5 | 4 |
馬場状態も相まってかなりタフな展開となったこの日の日経賞。展開的にも瞬発力より、自身の持久力+器用さが求められるなかなかシビアな戦いになりました。
この状況で先行して押し切ったマイネルエンペラーはかなりのものでしょう。中山の2500mというトリッキーなコースに加え、巧さもないと乗り切れないコンディションをよく番手から勝ち切ったな、という印象を受けました。
瞬発戦となった今の京都ではどうかという懸念もありますが、秋の比叡Sでは3コーナーの不利で馬順を下げられる不利がありながら、最後は34秒台の脚で突っ込んできています。早すぎると間に合わない可能性はありますが、高速馬場に対応できればここでもワンチャンスはありそう。
敗戦組で見直すならシュヴァリエローズ。馬場も展開も何もかもが不向きでした。京都大賞典の切れ味を考えるならここで再度輝くかも。
参考レース②阪神大賞典(G2)
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 23 | 阪神 | 阪神大賞典 | G2 | 芝 | 3000 | 晴 | 良 | ||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | 7 | 9 | サンライズアース | 牡4 | 56 | 池添謙一 | 03:03.3 | 35 | 4 | |
3 | 5 | 5 | ブローザホーン | 牡6 | 59 | 菅原明良 | 03:04.4 | 1.1 | 35.5 | 5 |
4 | 1 | 1 | ショウナンラプンタ | 牡4 | 56 | 武豊 | 03:04.4 | 1.1 | 35.2 | 1 |
7 | 8 | 10 | ワープスピード | 牡6 | 57 | 横山和生 | 03:05.1 | 1.8 | 36.6 | 3 |
8 | 7 | 8 | ウインエアフォルク | 牡8 | 57 | 古川吉洋 | 03:05.6 | 2.3 | 36.3 | 11 |
逃げてスローペースに持ち込んだサンライズアース。道中の通過が63秒という流れになり、ゆったりとした展開になりました。これを見て早めに仕掛けたマコトヴェリーキーを先にやり、2番手からもう一度抜け出したサンライズアースは、かなり強い競馬を見せたと踏んでいいでしょう。
後半1000mのラップタイムは、ラスト200mを除いて11秒台で纏められているのが強さの証拠。ペースが上がった際もリズムを崩すことなく早い流れを維持できており、長距離戦のセンスはかなりある馬です。ダービーでも捲ってへこたれなかっただけに、素の能力も高い馬。本番でも有力候補となるのは間違いないでしょう。
逆にこの流れで後方から脚を図るような結果になったのがショウナンラプンタ。本番の試走とは言え、さすがに後ろ過ぎました。ただ菊花賞では4着に来ている馬だけに、注意は必要。3着のブローザホーンは復調なった、というところでしょうか。
参考レース③ダイヤモンドS(G3)
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 22 | 東京 | ダイヤモンドS | G3 | 芝 | 3400 | 晴 | 良 | ||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | 4 | 8 | ヘデントール | 牡4 | 57 | 戸崎圭太 | 03:32.2 | 34.9 | 1 | |
2 | 3 | 5 | ジャンカズマ | 牡7 | 54 | 野中悠太郎 | 03:32.9 | 0.7 | 35.4 | 12 |
4 | 1 | 1 | ワープスピード | 牡6 | 58 | 横山武史 | 03:33.2 | 1.0 | 35.8 | 2 |
3400mの長距離戦となれば真のスタミナが問われる1戦になりますが、東京の舞台ということを考慮すれば瞬発力勝負にもなるレース。その証拠に最後の600mは11.4-11.6-11.9というものを記録していただけに、一介の長距離レースではありません。
このレースで上り最速を記録したヘデントールはやはり強い競馬。道中のラップが遅い分過去10年では7番目のタイムになりましたが、最後の600mを抜き取れば2019年のユーキャンスマイルに匹敵する数値です。ちなみにユーキャンスマイルは本番でも5着と好走。菊花賞での好成績もあった点同馬と合致しますし、本番でも注目せざるを得ない存在にはなりそうです。
2着のジャンカズマはよく35秒台の脚が出せたなという感想。同じような位置から進めた2頭はバテていただけに、こちらは消耗戦に強いタイプかもしれません。極悪馬場の万葉Sで4着というのを考えれば納得も行きます。
ワープスピードは捲った分最後は苦しくなったか。万全ではなかった可能性もありますが…ちょっと引っ掛かる負け方でした。
参考レース④レッドシーターフ(G2)
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 22 | 沙国 | レッドシーターフH | G2 | 芝 | 3000 | 晴 | 良 | ||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | ─ | 5 | ビザンチンドリーム | 牡4 | 60 | O.マーフィー | 03:06.6 | 計不 | 7 |
これが世界のマーフィーか!と思わされる勝利。海外遠征で重賞2勝目を挙げて見せたビザンチンドリームでしたが、騎手のうまさも光ります。コーナーリングでの加速が見事と言わざるを得ません。
つまり、上手に乗ればぶっちぎれる力は秘めています。きさらぎ賞ではお世辞にもうまいとは言えない騎乗で全頭をぶっこ抜いていることを考えれば、相当な潜在能力を持っているのは間違いないでしょう。
シュタルケ騎手は菊花賞でも手綱を取った相棒。うまく立ち回ってくれるはずです。
参考レース⑤阪神競馬場リニューアルオープン記念(3勝)
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 1 | 阪神 | 阪神競馬場リニューアルOP記念 | 3勝 | 芝 | 3000 | 晴 | 良 | ||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | 5 | 5 | ハヤテノフクノスケ | 牡4 | 56 | 岩田望来 | 03:02.9 | 35.1 | 1 | |
5 | 6 | 6 | ウインエアフォルク | 牡8 | 54 | 幸英明 | 03:04.8 | 1.9 | 37.1 | 10 |
同じ月に開催された阪神大賞典より0.4秒速いタイムということで注目も集めそうですが、最後の600mの内訳は阪神大賞典が11.5-11.5-12.1なのに対し、こちらは12.0-11.6-11.1というもの。
後続を千切ったという点は一緒ですが、前半緩んでいた前者の方が明らかにタイムが遅くなるのは自明の理で、タイムの過大評価は避けたいところ。
ただ、道中動かず直線で差し切りというのは評価したいところです。もう少し上積みがあれば面白い存在になってくれるかもしれません。
天皇賞・春のデータ・過去走”爆穴”
前走の敗戦は道悪に外枠で後方不利。この馬向きではない
『淀のディープ』が健在なのは先週の日曜・京都10Rで証明済。怖い存在に
天皇賞・春の追い切り”爆穴”
豪州G1・2着という実績は無視できない。長距離得意の和生なら
早すぎる馬場は向かない。金曜の雨でやや馬場が変われば
コーナーリングのうまさが前走で見られたなら、乗り方次第で
高速決着は問題ない。外枠はむしろプラス
天皇賞・春の最終見解と予想印
さて、いよいよこの天皇賞から中央G1・7週連続ラッシュが始まります。それが終わるともう夏競馬。早い、早すぎる。この間春競馬が開幕したばかりだと思えばもう5月なのですから、年々時の流れが加速しているように感じますね。スタンド攻撃でも受けているんじゃないですか。
さて、伝統の長距離G1であるこの天皇賞・春の本命は、⑨シュヴァリエローズから。実は昨年の有馬記念が終わった段階では、この馬とアーバンシックを本線に買おうと思っていました。
ところがアーバンシックは天皇賞・春を回避。相手の筆頭は消えてしまいましたが、こちらはしっかり出走してきてくれたため、初志貫徹でそのまま本命を打ちます。
前走の日経賞で大敗したことを原因に評価を下げそうですが、雨の影響で見た目より非常に重たい馬場になっていたあのレースでの敗北は度外視でいいと考えています。
それより、勝利した京都大賞典とステイヤーズSを振り返ってみてください。京都大賞典は時計の出る馬場ながらもやや消耗戦なレース、ステイヤーズSは究極のスタミナ勝負。そのどちらも鮮やかに制している、ということを改めて考えると今の京都の馬場も向くように思えてきます。
ただ速いだけでなく、ペースがハイになればしっかり後ろが差せるという特徴にある今開催。となれば、目黒記念でも33秒台の脚を繰り出し、高速決着にも不安がないこの馬にとってはベストな舞台と捉えられます。ただ瞬発勝負で優っているだけでなく、それ以外にもスタミナがあるのですから。
恐らく10番人気付近の人気となりそうな予感。頭で来てくれれば相当な配当も見込めます。ここは昨年感じた直感を信じての◎を。
対抗には⑥ヘデントール。ダイヤモンドSの勝ち方が見事だったということもありますが、中間の調教が明らかに本番を想定したものでした。
1週前は併せる相手を先に行かせ抜き去る練習。今週は2頭と併せ追い出すタイミングをぎりぎりまで待つという、スタートから道中、ゴールの瞬間までを考えてのケイコメニューだったということになります。
となれば、【調教に跨ることを条件に】レーン騎手へ依頼を出した、というコメントも裏付けができます。あくまで実戦形式のケイコをつけるからこそ、本番で騎乗する乗り役が乗らないと意味がない、ということなのでしょう。このレースへの本気度はかなり高そうで、外すわけにはいきません。
▲の⑪マイネルエンペラーは高速決着に一抹の不安も、元々京都は【2,2,0,3】と好成績。日経賞では相当タフなレースを勝ち切りました。スタミナは相当でしょう。
以下は印の馬達を。なかでも⑫ワープスピード、⑭ビザンチンドリームは特注です。特にワープスピードは舐められるようなら2列目の相手候補にまで押し上げても。
今週の中央競馬重賞レース予想
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中央予想 | 券種 | 的中金額 |
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2025年5月11日東京4R | 3連単10点×500円 | 的中2,489,920円 |
2025年5月11日京都3R | 3連単6点×800円 | 的中2,117,760円 |
2025年5月10日東京2R | 3連単4点×1,200円 | 的中521,040円 |
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