アルテミスステークス2025予想！過去10年の傾向から有力馬と爆穴馬を厳選！

本記事では、競馬ライター蒼井が2025年10月25日(土)に開催予定のアルテミスステークスを予想！

阪神ジュベナイルフィリーズの前哨戦。すっかり定着してきました。

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アルテミスステークスの予想印と最終見解

予想印	馬番	馬名
◎	⑤	フィロステファニ
○	⑦	マルガ
▲	⑧	ハッピーエンジェル
☆	④	レディーゴール

マルガの参戦でかなりの盛り上がりが予想されそうなアルテミスステークスですが、姉に戦いを挑み続けた身として、妹にも立ち向かう気でいます。

高速の新潟だったとはいえ、前走の内容を評価して⑤フィロステファニから。ほぼ遊びながらの走りに加え、直線に向いてもササりっぱなしだった気性の不安はありますが、まともに走れば兄以上という予感も。この血統は脆さも兼ね備えてはいますが、ハマれば物凄い爆発力を秘めているはず。間違いなく⑦マルガが一本被りとなる以上、美味しいオッズで買えるのはもしかすると今日が最後かもしれません。

ダリア賞組の⑧ハッピーエンジェルも評価したいところ。前走は逃げましたが、デビュー戦は番手から勝利したように絶対に前へ行かないといけないタイプでもありません。控えて差し込めるなら、今の府中でなら勝ち切りもあります。

また、高速の中京で差して勝利を挙げた④レディーゴールにも注意。恐らく人気しませんが、ポテンシャルの高さだけを考えるなら十分に上位は狙えます。

アルテミスステークスの有力馬

アルテミスステークスの有力馬をご紹介していきます。

出走馬の確定前となるので、現段階での出走想定から注目馬をピックアップします。

マルガ

血統	モーリス×ブチコ（キングカメハメハ）
騎手	武豊
前走	2歳新馬(函館芝1800ｍ) 1着

大注目の新馬戦で、その期待に違わぬ快走を見せた次代のニューヒロイン候補。函館芝1800ｍの2歳レコードを樹立するばかりか、追われてからさらに加速するという非凡な才能ぶりも見せつけました。

姉のソダシ、ママコチャらに匹敵する潜在能力の持ち主と見られている彼女。ただし、この血統は気性難に触れることもあるため、まだまだ過信は禁物です。モーリス産駒も東京マイルは必ずしも好調とは言えない成績が続いており、ファンの抱くシンデレラストーリーが楽に歩めるかは考え物です。

アルテミスステークスの過去走・データ”爆穴”

参考レース③2歳未勝利（中京）

行き脚がつかず後方からの競馬となったバースデイフライトですが、道中しっかりポジションを上げて先頭を射程圏に捕らえる位置へ。

坂を上って各馬の脚が上がる中、最後にもうひと加速して勝利を挙げているあたり、長く良い脚を使えそう。小頭数とはいえ勝ち方自体は良いものでした。

とはいえ地のスピードに優れている馬がライバルにいる以上、現状の加速力では負けそうな感じもします。

ゲートからの出もあまり良くなく、後れを取るといくら東京とは言え差し込むのには苦労しそうか。

参考レース④2歳新馬（新潟）

道中はやや行きたがる面も見せ、口を割ったり隣の馬に対してメンチを切る幼い面を見せていましたが、直線は外にササりながらも末脚を伸ばし、32秒6の末脚を使って勝ち切りました。

とはいえまだまだ気性が幼く、本格的な成長はこれからという所でしょう。

鞍上のキング騎手も「スタートや折り合い、終いの脚と、まだ競馬のことを分かっていません」とコメントしているあたり、今回は能力だけで勝っています。

兄にソールオリエンスのいる良血ですが、思えば彼も3歳頭までは危なっかしさを兼ね備えていた馬。

恐らく彼女もハマれば強いタイプですが、兄以上に気の悪さがありそうなうえに繊細な牝馬。そのため道中で気を損ねると凡走をするかもしれません。

それでなくてもまだ2戦目。今後を見据えて乗っていくなら、ここはレースを教える場としていくかも。

参考レース⑤2歳新馬（新潟）

スタートからポンと好スタートを切ったモンローウォーク。最内からそのまま発進していくとゆったりとしたペースを刻み、外回りの長い直線でもバテることないばかりか馬なりで後続を突き放し、最後までノーステッキの逃げ切り勝ちを見せました。

タイム自体は1分35秒5と新馬戦の中でも平均くらいのタイムではありますが、道中で13秒のラップを刻みながら、勝負所ではほぼ追われないまま11秒6-11秒1‐11秒2の加速ラップ。

これが最後にびっしり追われているならまだわかりますが、そうではなく馬なりでの勝利。

同クラスのタイム出しているレースと比べても突出した数字と考えて良いです。

もし気合を付けられていれば最後の2ハロンは10秒台を連発できていたのでは？とまで想像できるパフォーマンスでした。

坂さえこなせればマルガ撃破も夢ではないかも。

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