本記事では、競馬ライター蒼井がG1レース有馬記念のデータを公開!
競馬歴20年の確かな目で、2025年の有馬記念で好走に繋がる血統を分析します。
※回避濃厚なヘデントール、除外濃厚のディマイザキッドの血統分析は含めておりません。
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有馬記念の血統を父系から読み解く
| 父系 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 主な種牡馬 |
|---|---|---|---|---|---|
| ニアークティック | 1-0-0-9 | 10% | 10% | 10% | ハービンジャー |
| ネイティヴダンサー | 0-3-1-35 | 0% | 7% | 10% | キングカメハメハ リオンディーズ |
| ロイヤルチャージャー | 8-7-7-75 | 8% | 15% | 23% | ディープインパクト キズナ |
サンデーサイレンスが主流血統となっている日本競馬において、やはりその祖であるロイヤルチャージャー系が8勝と圧倒的です。
ただ、組み合わせによっては全く好走していないニックスもあり、血統のパズルには気を配っておきましょう。(詳細は各父項目で)
ここで目をつけておかなければならないのが、キングカメハメハ系が入っているネイティヴダンサー系は10年間で勝利がゼロなのに加え、連対、複勝率もかなり低めということ。
ディープインパクトと並んで人気種牡馬のキングカメハメハや、人気を担う可能性のあるミュージアムマイルを送り出しているリオンディーズが不振傾向にあるということになります。
有馬記念出走馬の父を分析
各出走馬の父が「有馬記念でどのような成績を残しているか」ということに着目します。
スワーヴリチャード~ロイヤルチャージャー系
・レガレイラ
種牡馬データ
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| スワーヴリチャード | 1-0-0-1/2 | 50% | 50% | 50% |
過去好走馬
| 年度 | 馬名 | 着順 | 人気 | 騎手 | 前走 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024 | レガレイラ | 1 | 4 | 戸崎圭太 | エリザベス女王杯5着 |
昨年、有馬記念を初出走で勝利したスワーヴリチャード産駒のレガレイラ。今年は連覇を狙って出走してきます。
彼女が持つ母方とのクロスはハービンジャーのニアークティック系。
ハーツクライ×ニアークティックの組み合わせで、ここ10年のうち3着以内に入線した馬はレガレイラ以外にいません。
とはいえ、遡ればウインバリアシオンが2着に好走、10年前にジャスタウェイが4着に入線しており、特段相性が悪いとはいえません。
ただ、ハーツクライとスワーヴリチャード、双方が持つ特徴はしっかり産駒に受け継がれており、器用に立ち回れるかどうかはハーツクライ以上に各馬の個性が出ます。
ならば中山での成績が良く、すでに有馬記念を勝利しているレガレイラにはやはり死角はないでしょうか。今年も大注目です。
ディープインパクト~ロイヤルチャージャー系
・ジャスティンパレス
・シュヴァリエローズ
種牡馬データ
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ディープインパクト | 1-2-2-23/28 | 4% | 11% | 18% |
過去好走馬
| 年度 | 馬名 | 着順 | 人気 | 騎手 | 前走 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | サトノダイヤモンド | 1 | 1 | C.ルメール | 菊花賞 1着 |
| 2019 | ワールドプレミア | 3 | 4 | 武豊 | 菊花賞 1着 |
| 2020 | サラキア | 2 | 11 | 松山弘平 | エリザベス女王杯 2着 |
| フィエールマン | 3 | 2 | C.ルメール | 天皇賞・秋 2着 | |
| 2024 | シャフリヤール | 2 | 10 | C.デムーロ | BCターフ 3着 |
日本競馬界に広く浸透しているディープインパクトが父として並ぶ日もあとわずかになってきましたが、有馬記念は彼の現役時代、日本で唯一の敗北を喫した舞台。
そして種牡馬となってからも、父親としての有馬記念勝利数1位タイにその時屈したハーツクライが並びます。
両頭とも既にこの世へ別れを告げており、産駒が活躍する期間もあとわずか。昨年はハーツクライ産駒の大本命・ドウデュースが出走取消したことにより、一転して単独トップに立つ大チャンスとなりましたが、それを防いだのはハーツクライの孫であるレガレイラ。
しかもハナ差でディープインパクト産駒のシャフリヤールを下しており、やはり血の宿命は存在すると思わされた結末でした。
今年、ディープインパクト産駒の現役馬では一番の稼ぎ頭であるジャスティンパレスがこのレースを最後に引退することを表明。同じく出走を表明しているシュヴァリエローズも高齢で、もしかするとタイトル獲得はラストチャンスかもしれません。
果たして、ハーツクライの孫、レガレイラを筆頭とするライバルを倒して単独トップに立つことはできるか。
この系統はとにかくニアークティック系との相性がよく、ワールドプレミアを除いた好走馬は全てニアークティック系に属しています。これはジャスティンパレスが該当。
ただ、侮れないのはナスルーラ系。昨年2着に好走したシャフリヤールもこのタイプでした。今年はシュヴァリエローズが該当しています。中山はステイヤーズステークスの勝利があるだけに、決して相性が悪い競馬場とは言えないでしょう。
アルアイン~ロイヤルチャージャー系
・コスモキュランダ
松山弘平・北村友一両騎手に、ジョッキーとしては初となるG1タイトルを贈ったアルアイン。
5歳秋まではとにかく堅実に走る馬で、掲示板を外したのはシンザン記念と菊花賞のみという成績でした。全弟のシャフリヤール同様、基本的にはどんな競馬場でも器用に走れる強みがあった馬です。
今回のコスモキュランダ、血統的にはロイヤルチャージャーの矢を3枚持っているのに加え、中山急坂では信頼感のあるA.P Indyのクロスも持っています。絶好の有馬記念向きと言える配合でしょう。
しかし、肝心の馬自身が不振。G1やG2で見せ場なく敗れている現状では買いづらいところです。
エピファネイア~ロイヤルチャージャー系
・ダノンデサイル
・ビザンチンドリーム
種牡馬データ
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| エピファネイア | 1-0-1-5/7 | 14% | 14% | 29% |
好走馬
| 年度 | 馬名 | 着順 | 人気 | 騎手 | 前走 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021 | エフフォーリア | 1 | 1 | 横山武史 | 天皇賞・秋 1着 |
| 2024 | ダノンデサイル | 3 | 2 | 横山典弘 | 菊花賞 7着 |
Hail to Reasonの4×5を持つエピファネイアは、ロイヤルチャージャーの血が色濃く出ています。そのため出走馬のほとんどがロイヤルチャージャーのクロス馬となり、スピードや瞬発勝負に長けた馬が数多く出ています。
有馬記念の好走はエフフォーリアとダノンデサイルのみですが、掲示板内まで目を移すと大穴で好走したイズジョーノキセキなどもいるため、決して侮れない系統です。
そして今年の出走馬は昨年同様、中山の急坂とは相性のいいナスルーラ系を持つダノンデサイルとビザンチンドリームが出走しています。ただ、母の父がジャングルポケットであるビザンチンドリームはやや評価下げか。
ジャングルポケットは現役時代、とにかく中山が苦手だった馬です。トニービンの血を考えるなら中山より府中向きな気はします。
そして、この産駒は馬体を絞ったレースでこそ着順を上げてきます。ただし、ダノンデサイルは前走のジャパンカップでは508キロと相当絞ってきています。ビザンチンドリームも凱旋門賞からの転戦で、究極仕上げからの出走となるため、当日の馬体重には注意する必要があります。
キズナ~ロイヤルチャージャー系
・サンライズジパング
・スティンガーグラス
種牡馬データ
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| キズナ | 0-1-0-5/6 | 0% | 17% | 17% |
好走馬
| 年度 | 馬名 | 着順 | 人気 | 騎手 | 前走 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021 | ディープボンド | 2 | 5 | 和田竜二 | 凱旋門賞 14着 |
こちらもディープインパクトと同じく、ニアークティック系との相性がいいと言えます。とはいえ、産駒は切れ味勝負より消耗戦に強い馬が多い印象です。
サンライズジパングは東京大賞典との両睨みで出否未定、スティンガーグラスは賞金上位馬の回避待ちと流動的ではありますが、両馬とも中山は好成績があるため軽視しきるのは怖いか。
さらにスティンガーグラスは昨年、有馬記念と同条件のグッドラックハンデを2分32秒2という好時計で勝利しています。これは有馬記念と0秒4しか変わらない好タイムで、中山芝2500mの適性は十分にあると言っていいでしょう。出走してくれば注意したい存在です。
オルフェーヴル~ロイヤルチャージャー系
・ライラック
種牡馬データ
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| オルフェーヴル | 0-0-0-6/6 | 0% | 0% | 0% |
現役時代は2011年・13年と2勝を挙げたオルフェーヴル。特に最後の年、ラストランとなった舞台ではぶっちぎりで勝利をおさめ、もう1年現役を続けてほしいとの声も多くありました。
そんな彼の産駒ですが、過去10年で産駒は6度の出走がありながらすべて着外。2020年のラッキーライラックの4着が最高着順となっています。
道悪でこそ輝くイメージのあるオルフェーヴル産駒にとって、器用さと瞬発力を求められるこの舞台だとやや分が悪いのかもしれません。
今年出走予定(回避馬が5頭出ればですが)のライラックも、2023年に参戦して13着と敗れています。
この時期に特段弱い血統ではありませんが、雨が降って泥んこ馬場かつ、消耗戦となるような感じなら狙っても。それ以外ではやや軽視対象になりそうです。
ディープブリランテ~ロイヤルチャージャー系
・エルトンバローズ
種牡馬データ
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ディープブリランテ | 0-0-0-2/2 | 0% | 0% | 0% |
有馬記念には過去2度参戦したモズベッロがいますが、いずれの年も着外。彼は中長距離で渋った馬場が滅法得意な馬だっただけに、良馬場だった2戦は合わなかった可能性があります。
ディープブリランテの産駒も、長距離をこなせる馬はそれほどいない状況。どちらかというとマイルから中距離を得意とする馬が多いため、今回のエルトンバローズはかなりのチャレンジとなります。
血統表にも長距離をこなせるような馬はそれほどおらず、母の父であるブライアンズタイムもブルードメアサイアーとしてはダート馬が多い印象。果たしてこの挑戦は吉と出るか凶と出るか。
ゴールドシップ~ロイヤルチャージャー系
・マイネルエンペラー
・メイショウタバル
種牡馬データ
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ゴールドシップ | 0-0-0-2/2 | 0% | 0% | 0% |
現役時代は3歳で有馬記念を制したゴールドシップ。以降、同レースの勝ちはありませんでしたが、4歳時にはオルフェーヴルの3着に入るなど、実力は十分にあったところを示してくれています。
そんな彼の産駒ですが、どちらかというとローカル場での活躍が目立つ印象。高速決着は得意とせず、キレない分長い脚を使えるという父の特徴がそのまま出ているような子供たちが多いです。
今回はメイショウタバルとマイネルエンペラーの2頭が出走してきますが、前者はサンデーサイレンスの奇跡の血量、後者はHaloとHail to Reasonのクロスという違いがあります。
2頭とも重い馬場をこなせるという特徴はありますが、瞬発勝負になった場合に有利になりそうなのはマイネルエンペラーの方。彼は33秒台の脚も使える、ゴールドシップ産駒にしては珍しいキレ味タイプです。
それでいてスタミナもあるため、融通は十分に聞くと言って良いでしょう。天皇賞(春)では早仕掛けから5着まで残っているのが、その豊富なスタミナを存分に発揮した証拠です。
一方、メイショウタバルの方は言うまでもなくロングスパートタイプ。一瞬の切れ勝負に持ち込むとかなり分が悪く、自分以上に瞬発力のある馬にあっさり交わされてしまうこともしばしばです。それが露呈したのが天皇賞(秋)。スローペースからでは33秒台の脚を使ってもNGです。
とはいえ、消耗戦に持ち込めば分があるのは確か。今年はもしかするとゴールドシップ旋風が師走の中山に巻き起こるかもしれません。
ジャスタウェイ~ロイヤルチャージャー系
・ミステリーウェイ
種牡馬データ
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ジャスタウェイ | 0-0-0-1/1 | 0% | 0% | 0% |
有馬記念は現役時代、不利な大外から4着まで健闘したジャスタウェイ。当時の世界ナンバーワンという称号を得た力を存分に見せてくれました。
産駒はこれまで1頭のみの出走のため比較は難しいところですが、この種牡馬の仔は比較的非根幹距離が得意な印象が強いです。芝2500m以上の複勝率も約3割と高水準を記録しているため、安易に蹴っ飛ばすのは怖さも。テクニックを要求される舞台で強いのは覚えておきましょう。
そして今年はまさに器用な競馬にうってつけなミステリーウェイが出走を予定。手綱を取るのは若き新星・松本大輝騎手で、メイショウタバルとの先頭争いに注目も集まります。
キングカメハメハ~ネイティヴダンサー系
・アラタ
種牡馬データ
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| キングカメハメハ | 0-1-0-17 | 0% | 5% | 5% |
好走馬
| 年度 | 馬名 | 着順 | 人気 | 騎手 | 前走 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018 | レイデオロ | 2 | 1 | C.ルメール | 天皇賞・秋 1着 |
ディープインパクト同様、多くの馬の父として日本競馬に名を残したキングカメハメハですが、意外にも有馬記念は未勝利。これまでの成績は2着が最高となっています。
この系統の特徴として、ロイヤルチャージャー系との相性がいいのはもちろんですが、母父にサンデーサイレンス、シンボリクリスエスの2頭が好成績。幅広い距離と展開に対応できる種牡馬の血を持つ馬の好走が目立ちます。
逆にスピードに特化したディープインパクトや、スタミナに特化したダンスインザダークの血統だと大敗。
柔軟性を持つ馬なら好走の芽は出てくると踏んでよしです。
となると、消耗戦に強くパワータイプのアラタはやや厳しいか。
リオンディーズ~ネイティヴダンサー系
・ミュージアムマイル
いまのところ産駒のG1馬はテーオーロイヤルとミュージアムマイルの2頭。
母の父にマンハッタンカフェを持つテーオーロイヤルの成長力とスタミナには驚かされましたが、ハーツクライであるミュージアムマイルはどちらかと言うとスピードに秀でたタイプ。高速決着には向いていますが、消耗戦となりやすいタフな馬場だと微妙な感じも否めません。
とはいえ、現在の中山はパワーも必要としながら瞬発力のある馬が順当に好走して来るイメージ。スピード特化型のディープインパクトの血ではなく、条件激変で器用に好走するハーツクライの血なら、テクニックの要る中山芝2500mはむしろこなせる範囲とも取れます。
レイデオロ~ネイティヴダンサー系
・アドマイヤテラ
・エキサイトバイオ
・サンライズアース
今年が初出走ながら一挙3頭登録の大躍進。初年度からサンライズアースやアドマイヤテラなどのステイヤーをかなり送り込んでいるあたり、本質的には天皇賞(春)などで狙いたい馬を送り出していると考えたいところです。来年の春まで覚えておきましょう。
成長力のあるタイプが多そうなので、基本的には古馬勢を狙いたいところ。となると、3歳にしてG3を制し、菊花賞でも3着に入ったエキサイトバイオは古馬以降が非常に楽しみな存在か。ここで激走するようなことがあればもうひと皮むけてくれるかもしれません。
一方、古馬の2頭に目を移すと、春から秋にかけてどんどん馬体が仕上がっている感じがします。サンライズアースはジャパンカップでは大敗しましたが、元々2400mの高速決着よりは間違いなくそれ以上の長距離が合う馬です。
アドマイヤテラもジャパンカップでは落馬して1位入線という結末になりましたが、この馬も高速決着よりは消耗戦向き。京都大賞典は休み明けの分伸びませんでしたが、有馬記念で巻き返す可能性は十分にあると言っていいです。(ただし、こちらは騎手が有馬記念を大の苦手としています。詳しくは騎手特集の記事で)
サトノクラウン~ニアークティック系
・タスティエーラ
種牡馬データ
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| サトノクラウン | 0-0-0-1 | 0% | 0% | 0% |
初年度からタスティエーラというダービー馬を送り込んだサトノクラウン。それが現役時代、同世代として戦ったキタサンブラックの初年度産駒で本命のソールオリエンスを抑えての戴冠だったのですから、やはり血のドラマを感じます。
とはいえ、重賞ウィナーは彼以内にいないのが現状。しかし5歳古馬にしてもう1度成長したのですから、母であるパルティトゥーラの父であるマンハッタンカフェの血がかなりプラスに働いていると見て良いでしょう。(余談ですが、同じような血統構成では今年のエルフィンステークスを制したヴーレヴーがいるため、こちらも古馬以降は要チェックか)
ただし、この馬は完全に瞬発勝負では劣っている感じがします。父のサトノクラウンもやや重以下で好成績を残し、台風直撃の天皇賞(秋)では超極悪馬場のなかキタサンブラックの2着に好走した馬なため、本質的にはパワータイプと考えて良いでしょう。
つまり瞬発力が求められる馬場なら消し、消耗戦なら台頭するといったイメージで良いです。当日の天気と馬場傾向が好走のカギを握るハズ。
Siyouni~ニアークティック系
・シンエンペラー
凱旋門賞馬ソットサスを筆頭に、ギニー勝者などの活躍馬を多く送り出しているSiyouni。シンエンペラーも重い馬場での適性が見込まれてはいましたが、3歳時の凱旋門賞では12着と厳しい結果に。やはり、洋芝適性は育ってきた環境だけでなく、その後の調教や主戦場でも分かれるのでしょうか。
そんなシンエンペラーですが、血統表にはこれでもかというくらい欧州の血。同じニアークティック系で有馬記念を制したブラストワンピースは母方にキングカメハメハとサンデーサイレンスの血が入っていたことを考えるなら、この舞台で向くかどうかは微妙な感じもあります。
どちらかと言うと根幹距離でこそ真価を発揮する馬。中山の特殊条件で輝けるかは一考が必要でしょう。
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▼今週のえーあいNEOの予想結果
| 日付 | レース名 | 券種 | 払戻金額 | 回収率 |
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| 2025/12/27(土) | 中山11R | 3連単10点 | 1,840,900円 | 38,352% |
| 2025/12/27(土) | 中山9R | 3連単48点 | 3,187,510円 | 66,406% |
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有馬記念血統のまとめ
昨年同様、血統から今回消してもいいと思われる馬を取り上げます。
・ アラタ
・ エルトンバローズ
・ ライラック
・ ビザンチンドリーム
・ シンエンペラー
・ アドマイヤテラ
・ エキサイトバイオ
・ サンライズアース
・ サンライズジパング
・ タスティエーラ
人気薄が見込まれる馬も多いです。とはいえ、ビザンチンドリームを買うのは今回ではないと判断。
母の父に過去10年で中山2000m以上の重賞勝利がないジャングルポケットがいる以上、この舞台での逆転は厳しいと見ました。トニービンの血はやはり東京に行ってこそ。中山も皐月賞では着外に終わっており、決して向く競馬場とは思えません。
また、馬場が高速化していた場合は記載の5頭も蹴飛ばします。消耗戦でこそ輝ける馬たちなら、やはりタフな馬場で買いたいものです。後方有利の馬場の場合はタスティエーラもNG。
逆に、血統的に推したい馬はこちら。
注目馬
・ダノンデサイル
・ミステリーウェイ
昨年同様、ダノンデサイルはやはり血統的に有馬記念向き。ただし、今年は前走が恐らくこの秋メイチのため、前年のように絞って出走してくるかは微妙な感じもあります。
大穴で突っ込むならミステリーウェイ。芝長距離での安定感のあるジャスタウェイ産駒で、スタミナ勝負にはめっぽう強そうな血統構成です。
Sadller’s Wellsの血があるならタフな展開はお手の物のはずで、メイショウタバルとやり合ってもそう簡単にバテるような感じはしません。
後続に脚を使わせる競馬ができれば十分に着内があっていい存在です。
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▼今週のカチウマの定理の予想結果
| 日付 | レース名 | 券種 | 払戻金額 | 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 2025/12/27(土) | 阪神1R | 3連単20点 | 3,567,250円 | 74,317% |
| 2025/12/27(土) | 中山11R | 三連複8点 | 330,840円 | 6,892% |
| 2025/12/27(土) | 中山2R | 三連単20点 | 2,660,800円 | 55,433% |
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