50音

育成牧場(いくせいぼくじょう)

牧場で生産された馬が競走馬としての基礎的訓練や調教をする牧場のこと。競走馬のサイクルは大別すると生産、育成、競走のステージがあり、育成牧場はそのうちの育成のステージを担う。具体的には騎乗馴致から入厩までの機関を担当することが一般的。デビューまでの育成目的以外にも、競走馬の休養、調整を行うための育成牧場もある。

騎手(きしゅ)

競馬のレースにおいて馬に乗る人のことで、「ジョッキー」「乗り役」とも呼ばれる。免許制であり、中央競馬の騎手になるためにはJRAが年1回実施する騎手免許試験に合格しなければならない。海外で一定の成績を残す騎手は、1年間に最大3ヶ月の短期免許を交付することもある。

栗毛(くりげ)

馬の毛色の一種。被毛は黄褐色(黄色みを帯びた明るい茶色)で、長毛は被毛より濃いものから淡く白色に近いものまである。栗毛の代表馬としては、テイエムオペラオーやオルフェーヴルが挙げられる。

坂路コース(はんろコース)

調教コースの一種で、傾斜がつけられたコース(登り坂)のこと。馬場材にはウッドチップを使用しており脚への負担が軽いにも関わらず、平坦なコースよりも強い負荷をかけられるので心肺機能や後脚の鍛錬になるとされている。美浦・栗東の両トレセンのほか、育成牧場などでも用いられている。

種付(たねつけ)

繁殖のために種牡馬が繁殖牝馬と交配すること。種付シーズンは2〜7月とされており、特に牝馬の発情期にあたる4〜6月にピークを迎える。

常歩(なみあし)

馬の歩き方の一種で、通常に歩いてる状態のこと。パドックで周回しているときは常歩で歩いている。速度は1分間に110m(時速6.6km)ほどで、人間の通常歩行(時速4km)と比較するとかなり速い。常歩をより速くするとトロット(速歩)になる。

総流し(そうながし)

流し馬券において、軸以外の全ての出走馬を相手にすること。例えば10頭立てのレースで馬連総流しをすると、軸を除いた9頭全てが相手になるので9通りの馬券になる。

複勝式(ふくしょうしき)

馬券の一種で、1〜3着までに入る馬(7頭立て以下の場合は2着まで)を当てるもの。一般的に「複勝(ふくしょう)」といわれており、出走頭数が4頭以下の場合は発売されない。

蹄葉炎(ていようえん)

馬の蹄の内部にある葉状層の病気のこと。肢に故障を発症し動けない状態で他の肢で長時間負重し続けると蹄の内部の血液循環が阻害され、蹄の内部に炎症を起こし激しい疼痛を伴うのが原因の1つとされる。発症すると病勢の進行を止めることは難しく、予後不良になるケースも多い。

特払い(とくばらい)

馬券の券種ごとに的中者が誰もいなかった場合に一定金額を払い戻しされる制度のこと。払戻率70%台の馬券は100円につき70円、払戻率80%の馬券は100円につき80円が払い戻される。ただし、WIN5はキャリーオーバー制のため、的中者不在でも特払いは実施されない。