へ 併走（へいそう）
2頭以上で並んで走ること。レースでも横並びで走っているときは「併走している」という。
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へ 
い 一完歩（いっかんぽ）
馬の歩幅のことで、レース中の一完歩は7〜8mといわれる。個体差やスピード差はあるが、競走馬の場合は1ハロン（200m）を28〜30完歩で走り、1ハロンの完歩数で馬の調子の良し悪しを見分ける騎手・調教師もいる。
き 騎乗停止（きじょうていし）
騎手に対する制裁の一種で、処分期間中はレースへの騎乗が禁止される。処分対象の具体例としては、レース中の危険な騎乗や調整ルーム内での携帯電話使用（外部との通信禁止のため）などが挙げられる。
き 兄弟馬（きょうだいば）
同じ母親から生まれた馬たちのこと。父馬が同じ馬は多数いるため、人間とは異なり母馬が同じ場合だけ兄弟（姉妹）馬と呼ぶ。なお、父馬も同じ場合を全兄弟（姉妹）、父馬が異なり母馬だけが同じ場合を半兄弟（姉妹）という。
さ 三大根幹種牡馬（さんだいこんかんしゅぼば）
現代のサラブレッドの父系血統の根幹になっているダーレーアラビアン（1700年生）、ゴドルフィンアラビアン（推定1724年生）、バイアリーターク（1680年生）の3頭のこと。中でもダーレーアラビアン系の馬が90％以上を占めるとされ、圧倒的優位を保っている。
し 襲歩（しゅうほ）
馬の最も速い走り方のことで「ギャロップ」とも呼ばれる。
し 条件レース（じょうけんれーす ）
出走条件が定められているレース全般のことだが、中央競馬では一般的に特別レースを除く1勝クラス〜3勝クラスまでを指すことが多い。
そ 側対歩（そくたいほ）
馬の歩き方で、右前－右後、左前－左後と左右前後の脚を同時に出す歩法のこと。これに対し、左前－右後、右前－左後という対角線に結ばれた2本の肢がそれぞれ1組ずつ地面に着いたり離れたりする歩法を「斜対歩」という。
は 腹帯（はらおび）
鞍の附属具で馬の胸に回して締める帯のこと。緩むと鞍ずれの原因になるが、強く締めすぎても競走能力に影響してしまう。腹帯は1本だけだと破損したときに危険なため、予防として鞍の上からもう1本の帯（上腹）を締める。
て 鉄砲（てっぽう）
いわゆる「休み明け」のことで、長期休養明けでレースに出走することを指す。レースに使うこと自体を「鉄砲使い」といい、鉄砲使いで好走する馬を「鉄砲が効く」「鉄砲駆けする」などという。