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血統馬の種類

軽種(けいしゅ)

馬の分類で、軽快で競走馬や乗馬に適したもののこと。サラブレッド、アラブ、アングロアラブ、サラブレッド系種、アラブ系種の5種類が該当する。準サラという品種もあったが1974年でなくなっている。

血統(けっとう)

馬の血筋のことで、優秀な血筋の馬ほど競走能力が高いとされている。5代前までの血統を血統表にて確認するのが一般的。ただし、血統が全てではないので優秀な血統の馬でも好成績を挙げられるとは限らない。

血統登録(けっとうとうろく)

人間でいう戸籍のことで、生まれてきた子馬について母馬に種付けをした父馬を確認し、品種・血統を登録して毛色や特徴を記録すること。親子関係の証明は子馬の毛根を利用したDNA鑑定により実施され、個体照合は頸部に埋め込まれたマイクロチップにより行われる。日本では(公財)ジャパン・スタッドブック・インターナショナルの登録を受けないとレースへの出走ができない。

三大根幹種牡馬(さんだいこんかんしゅぼば)

現代のサラブレッドの父系血統の根幹になっているダーレーアラビアン(1700年生)、ゴドルフィンアラビアン(推定1724年生)、バイアリーターク(1680年生)の3頭のこと。中でもダーレーアラビアン系の馬が90%以上を占めるとされ、圧倒的優位を保っている。

三大始祖(さんだいしそ)

ダーレーアラビアン、ゴドルフィンアラビアン、バイアリータークの三大根幹種牡馬のこと。

アウトブリード

異形交配のことで、競走馬の血統表の5世代前までに同一の祖先を持っていない配合を指す。アウトブリードの目的は異なる系統の交配により不良形質が現れる確立を弱め、馬の生産力、活力、運動能力の向上を期待するもので、代表馬としてはディープインパクトが...

アングロアラブ(アア)

アラブとサラブレッドの交雑種のことで、元々は騎兵乗馬用としてフランスで生産されていた。サラブレッドよりスピードは劣るが丈夫で耐久力があるのが特徴で、戦後の日本競馬の底辺を支えたが、現在の日本ではアラブ競走は廃止されている。

インブリード

近親交配のことで、競走馬の血統表の5世代前までに同一の祖先を持っている配合を指す。サラブレッド生産においてインブリードは一般的なことで、同じ祖先を組み合わせることで優秀な競走能力や特徴を色濃く遺伝させる狙いがある。特に効果的とされるのは父方・母方の4世代前・3世代前に同一祖先を持つ4×3(3×4)の組み合わせで、4×3のインブリードの代表馬にはオルフェーヴルがいる。

ファミリーテーブル

サラブレッドの血統をその牝系統別にまとめ、成績、生年等を付記し根幹馬までたどったもの。1953年に英国で刊行されたボビンスキとザモイスキの共編による『競走馬ファミリーテーブル』が知られている。

ファミリーナンバー

サラブレッドの血統による分類方法の一種で、どの母馬から発展した系統に属するかを示すもの。起源はオーストラリア人のブルース・ロウが19世紀終わりにイギリスのダービー、オークス、セントレジャーの勝ち馬の母系を1〜43の番号に分類したこと。