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競馬関係者組織団体

オーナーブリーダー

馬主と生産者が同一のこと。日本における代表的なオーナーブリーダーとしては「社台ファーム(生産者)と社台レースホース(馬主)」「ノーザンファーム(生産者)とサンデーレーシング(馬主)」が挙げられる。なお、セリなどを通じて別の馬主に売却する生産者のことをマーケットブリーダーと呼ぶ。

トラックマン

競馬専門誌の記者のこと。美浦または栗東のトレセンにて調教のチェックや厩舎関係者への取材を行い、出走予定馬の情報をまとめて記事にする。紙面上でレースの予想も行うのが一般的で、中には競馬番組にも出演して解説を行うトラックマンもいる。

厩務員(きゅうむいん)

厩舎で馬の世話をする人のこと。中央競馬の場合、トレーニング・センター場長の承認の上で調教師との間に雇用契約を結んでおり、原則1人あたり2頭を担当している。担当馬が賞金を獲得した際は5%が厩務員に振り分けられる。

競馬サークル(けいばさーくる)

競馬会の全体を表す通称。馬主、生産者、厩舎関係者(調教師、調教助手、騎手、厩務員など)、獣医師、装蹄師、JRAとその関係団体のスタッフ、競馬に関係する報道関係者(記者、トラックマン、カメラマン、ライターなど)が該当する。

共有馬主(きょうゆううまぬし)

1頭の馬を複数の馬主で共有して所有することで、中央競馬では最大10名まで共有できる。クラブ法人が所有する競走馬に出資する「一口馬主」とは異なる。

組合馬主(くみあいうまぬし)

組合契約により3名以上10名以下により結成された団体を一つの馬主として登録する馬主形態のこと。個人馬主、法人馬主に次ぐものとして、2001年に新たに誕生した。

中央競馬(ちゅうおうけいば)

JRAが開催する競馬のことで、札幌、函館、福島、新潟、中山、東京、中京、京都、阪神、小倉の10競馬場で行われている。この中でも中山、東京、京都、阪神の4場を中央場所と呼び、他の6場をローカルと呼ぶ。

日本騎手クラブ(にほんきしゅくらぶ)

日本中央競馬会より騎手免許を交付されている騎手の組織で、関東支部・関西支部がある。騎手の福祉の増進をはかるために必要な共済制度等の他ボランティアやチャリティーを実施している。役員任期は2年で理事の互選により会長・副会長・支部長を選出。2024年2月時点での日本騎手クラブ会長は武豊騎手、副会長は北村宏司騎手、和田竜二騎手、相談役は柴田善臣騎手である。

日本調教師会(にほんちょうきょうしかい)

日本中央競馬会より調教師免許を交付されている調教師の組織で、関東支部・関西支部がある。厩舎制度の施行・改善、競走馬の預託制度の改善、飼養管理の合理化、調教師の技術向上のための研修、これらを実現するための情報の収集・提供などを行っている。役員任期は2年で理事の互選により会長・副会長・東西本部長・監事を選出。2024年2月時点での日本調教師会の会長は手塚貴久調教師である。