監修者:塚越 一弘(つかこし かずひろ)
昭和33年、栃木県生まれ。
13歳の時に競馬に衝撃を受けて虜になり、騎手になることを決意。競馬学校へ進み、騎手試験には見事一発で合格。1977年に初免許年を取得して騎手へ。同期には昆調教師や田原元調教師らがいる。
初騎乗は、1977年3月5日の中山1R。ヒロトモエに騎乗し、7頭中2着というデビューを飾る。充実した日々を送るも手術を伴う大ケガが重なり、歴20年目の節目となる1997年に騎手を引退した。
その後は調教助手へ転身。松永厩舎の〝番頭助手〟として厩舎運営に携わりながら調教師試験への挑戦を続け、助手になってからも調教で落馬するなど何度もケガをして入院を繰り返すなどを、まさにケガと戦い続けた競馬人生だったといえる。
57歳でJRAを退所。その後はテレビやサイトなどで〝競馬観戦者〟へ。外から競馬を見ることで改めて競馬の難しさと素晴らしさを知る。
美浦トレーニングセンターの近くに住み、競馬人脈、情報網は現役時代と変わらず広く、今後はJRAを離れた立場から競馬ファン、馬券ファンのために情報を発信し続けている。
競馬ナビでは、騎手の経験や調教師としての知識を元に競馬情報だけでなく競馬予想サイトの検証など幅広く監修に携わる。