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フリオーソレジェンドカップ 2024 予想!過去傾向から読み解く有力馬を公開!

厳選地方重賞馬

かつて船橋所属としてG1を6勝したフリオーソ。中央のカネヒキリやエスポワールシチー、スマートファルコンにトランセンドらと繰り広げた激闘は今も色あせることはありません。
そんな彼の功績を讃えるべく2013年に新設されたのがこの競走。
昨年重賞に格上げされ、秋の大舞台へのステップレースとしての重要度をより一層増しました。

フリオーソレジェンドC2024の基本情報

開催日時 2024年8月28日(水)
グレード S3 南関東所属限定
開催競馬場 船橋競馬場 11R 20:05発走予定
コース ダート1,800m

コース解説

4コーナーのポケット奥からスタートし、左回りコースを一周するコース。「スパイラルカーブ」と呼ばれるコーナーが特徴的です。(入り口が緩いものの、そのかわりにコーナーの出口が締まってきつめなカーブのこと。)そのため、コーナーでやや馬群がばらけがちになります。
スタミナ、パワーがいるコースでもありますが、基本的には先行した馬がそのまま押し切る、といった展開が多いです。

出走表

馬名 性齢 斤量 騎手 所属地区 調教師 前走 当該距離 当該距離+競馬場 寸評 短評
1 1 デュードヴァン 牡7 57 御神本訓史 小林 坂井英光 大井 サンタアニタトロフィー(S3)D1600 1着 0-0-1-6 初出走 末脚確か 前走はさすがの差し切り勝ち。内枠がどう出るかだが。
2 2 アドマイヤルプス セ7 56 西啓太 大井 渡辺和雄 川崎 スパーキングサマーC(S2)D1600 8着 1-0-0-1 初出走 2走目で 転入初戦の前走は案外。ピークは過ぎたような気も…
3 3 キャッスルブレイヴ 牡5 54 澤田龍哉 船橋 渋谷信博 川崎 処暑特別(A2B1)D1600 2着 0-0-0-5 0-0-0-5 入着まで 末脚はあるが追走に苦労。13頭立てでそこまで速くならないなら出番はないか。
4 4 イグザルト 牡5 56 笹川翼 小林 荒山勝徳 大井 サンタアニタトロフィー(S3)D1600 2着 初出走 初出走 前走強い コスタノヴァの2着はやはり伊達ではなかった前走。展開次第で逆転も。
4 5 スマッシングハーツ 牡8 56 笠野雄大 船橋 山中尊徳 船橋 ひまわり賞(OP)D1800 8着 0-0-0-7 0-0-0-1 厳しいか 前走は展開が向かなかったとはいえ実績馬にしては負け過ぎ感も。年齢的にも衰えているのか…
5 6 エメリミット 牡7 56 山口達弥 船橋 林正人 船橋 千葉ダート1800(OP)D1800 5着 1-0-0-8 1-0-0-6 復帰初戦 2年前の東京ダービー馬が戦列復帰。とはいえ相手が強い。
5 7 ナニハサテオキ 牡5 56 森泰斗 浦和 平山真希 船橋 京成盃グランドマイラーズ(S2)D1600 2着 初出走 初出走 久々だが こちらも久々。南関東ではパーフェクト連帯だがほぼ半年ぶりがどう出るか。前走で負けたギガキングもおり…
6 8 ゴールドハイアー 牡6 56 石崎駿 船橋 林正人 京都 三宮S(OP)D1800 13着 3-4-2-7 初出走 転厩初戦 中央からの転入初戦。戦ってきているメンバーは強いが前走の負け方がどうにも引っかかる。
6 9 リンゾウチャネル 牡8 56 安藤洋一 小林 荒山勝徳 川崎 スパーキングサマーC(S2)D1600 3着 3-3-3-2 0-1-0-1 善戦マン 相手なりにしっかり好走する同馬。相手強化でも走れるだけの実力は持っている。
7 10 ギガキング 牡6 56 𠮷原寛人 船橋 稲益貴弘 盛岡 マーキュリーC(Jpn3)D2000 10着 6-1-0-7 6-0-0-2 船橋王者 ダートグレードでは流石に厳しかったが地方馬相手ならまだまだ格上。得意の船橋でさらに輝くか。
7 11 ヘラルドバローズ 牡5 56 矢野貴之 大井 森下淳平 船橋 ひまわり賞(OP)D1800 1着 5-2-0-4 1-0-0-0 連勝ある 転入初戦の前走は完勝。欅Sを除けば落鉄に鼻出血で不完全燃焼。能力は重賞級。
8 12 ヒーローコール 牡4 56 本田正重 浦和 小久保智 大井 大井記念(S1)D2000 6着 2-3-1-0 0-1-0-0 紛れるか 交流重賞で4着しているように確かな実力はあるのだがここの所は完全に不完全燃焼。ギガキングに完敗した春の借りは返せるか。
8 13 ブリッグオドーン 牡7 56 本橋孝太 大井 渡辺和雄 船橋 ひまわり賞(OP)D1800 3着 7-3-2-6 2-2-2-1 目立ぬが 戦績的に妙味はこの馬か。船橋1800の時計はメンバー中3位。

サンタアニタトロフィーを勝ったデュードヴァンにスパーキングサマーCからリンゾウチャネル、復帰初戦にここを選んだエメリミットやナニハサテオキも出走していますが、何より注目は船橋王者ギガキングの帰還でしょう。
かなりの好メンバーがそろっており、激戦は必須です。

フリオーソレジェンドC2024 予想 過去傾向

※昨年昇格、条件変更のため記載なし。

フリオーソレジェンドC2024 予想 前哨戦データ傾向

前哨戦のデータから見えてくる傾向を読み解いていきます。

参考レース① サンタアニタトロフィー(S3)

7/31 サンタアニタトロフィー(S3) 大井D1600 雨:良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 デュードヴァン 牡7 58 御神本訓史 1.40.7 39.3 3
2 イグザルト 牡5 57 笹川翼 1.41.0 0.3 39.3 4

逃げたカラフルキューブが作ったペースは800m48.6秒。大井の馬場を考えれば速めのペースでレースが進み、先行馬群から抜け出そうとしたオメガレインボーを一気に交わし去ったのがデュードヴァン。内から伸びてきたイグザルトも2着に入り、上り最速タイの2頭で決着した。展開がハマればかなりの末脚を使うデュードヴァンの強さが改めて際立ったレース。ただマイルまでが現状ではベストか。

参考レース② スパーキングサマーC(S2)

8/7 スパーキングサマーC(S2) 川崎D1600 曇:良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 フォーヴィスム 牡6 57 𠮷原寛人 1.41.8 38.6 3
3 リンゾウチャネル 牡8 57 安藤洋一 1.42.3 0.5 40 5
8 アドマイヤルプス セ7 57 本田正重 1.44.3 2.5 39.6 7

レース的にはアランバローズの完全な勝ちパターンの抜け出しだったが、それを捉え切ったフォーヴィスム𠮷原寛人がお見事。リンゾウチャネルはしぶとく伸びており、復帰3戦目でもしっかり好走して見せた。ただ切れる脚がないだけに速いペースよりはスローの末永く伸ばせる脚の方が望ましい。

参考レース③ ひまわり賞(OP)

7/22 ひまわり賞(OP) 船橋D1800 晴:良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ヘラルドバローズ 牡5 56 矢野貴之 1.54.4 38 1
3 ブリッグオドーン 牡7 56 本田正重 1.55.7 1.3 39.1 4
6 キャッスルブレイヴ 牡5 54 篠谷葵 1.56.5 2.1 39 7
8 スマッシングハーツ 牡8 56 森泰斗 1.59.1 4.6 41.7 3

それほど速い流れでは進まず、番手先行のヘラルドバローズが4角で先頭に並びかけると抜け出し、後は後続を突き放すだけの横綱相撲。転入初戦でそれなりのメンバー相手に突き放すあたり、やはり実力は健在。後方から唯一このペースで追い込んできたブリッグオドーンは見どころあり。

参考レース④ 京成盃グランドマイラーズ(S2)

3/7 京成盃グランドマイラーズ(S2) 船橋D1600 曇:重
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ギガキング 牡6 57 和田譲治 1.39.5 38.5 1
2 ナニハサテオキ 牡5 56 森泰斗 1.40.2 0.7 38.6 2
5 ヒーローコール 牡4 56 御神本訓史 1.40.8 1.3 39.6 3

このレースでは逃げたフォーヴィスムが4角で脚色が鈍り、それを捉えたアランバローズ。さらにそれを上回る末脚で抜け切ったのがギガキング。前に行った2頭が掲示板に残っており、後方から追い込んできたナニハサテオキはやはり実力がある。ただ、先行して上がり最速を叩き出したギガキングの強さは別格。

参考レース④ 処暑特別

8/8 処暑特別 川崎D1600 曇:良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 グレートジャーニー 牡4 57 森泰斗 1.44.3 40.1 1
2 キャッスルブレイヴ 牡5 57 本田正重 1.44.6 0.2 39.5 6

いつも通り後方から進めたキャッスルブレイヴ。先団4頭が最後一気に捕まっていたように前目を進める馬には厳しいレース。追い込んで2着に入ったが2走前の敗戦からも展開如何なところは確実にあり安定性は欠ける。デュードヴァンの末脚を上回ることができるかどうかも焦点だろう。

参考レース④ ひまわり賞

2023 7/21 ひまわり賞 船橋D1700 晴:良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 エメリミット 牡6 57 藤本現暉 1.48.8 39.5 6
2 ブリッグオドーン 牡6 55 本田正重 1.48.9 0.1 39.7 2

小頭数でゆったりしたペースの中控えたエメリミットがしぶとく外から伸びて勝利し連覇達成。東京ダービー馬復活の狼煙を上げた。先行できればまだやれる力はありそうだがこの後好走はできていない。さらに年を重ねて今年はどうか。

フリオーソレジェンドC2024予想の最終見解

佐賀開催のJBCが3か月後に迫っていますが、来年のJBC開催地はこの船橋。

船橋でのJBC開催は2回目。前回開催時はサマーウインドがスプリントを、スマートファルコンがクラシックを勝っています。特にクラシックのスマートファルコンの勝ち方は衝撃的。当時船橋最強のフリオーソを7馬身千切ったばかりでなく、逃げて上り最速を叩き出すのですからもう脱帽するほかありませんでした。単勝オッズは16.1倍。この後の無双ぶりを考えると考えられないオッズです。そんなJBCクラシックから14年。来年はこのフリオーソレジェンドCの距離でクラシックが行われることもあり、是非地元船橋からフリオーソの無念を晴らす馬が出てきてほしいものです。

そんなレジェンドCの本命は⑪ヘラルドバローズを。転入初戦となった前走での勝ち方は見事。好位から上り最速で勝ち切った強さを評価します。中央の晩年は鼻出血や落鉄と決して順調ではなかった同馬。本来の実力が出せればというところでしょう。

対抗には⑬ブリッグオドーンを。持ちタイムはメンバー中3位。前走は前残りの展開を追い込んで3着と実力は見せています。メンバーが強くなる今回は人気の妙味になりそうで狙いたいところです。▲は船橋王者⑩ギガキング。以下善戦の続くリンゾウチャネル、追い込んだイグザルトを。
鮮烈な追い込みを決めたデュードヴァンは内枠と展開を考慮して☆で。

◎ ⑪ ヘラルドバローズ
〇 ⑬ ブリッグオドーン
▲ ⑩ ギガキング
△ ⑨ リンゾウチャネル
△ ④ イグザルト
☆ ① デュードヴァン

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