若武者賞 2024 予想！過去傾向から読み解く有力馬を公開！

南関東での2歳重賞戦はこれが2つ目。
「Road to 全日本2歳優駿」であると同時に、南関東の2歳馬最大目標である鎌倉記念、ハイセイコー記念へのステップです。

若武者賞2024の基本情報

コース解説

スタンド前の直線をからスタートし、300mの先行争い。
1500mの2歳戦はこの競走以外に鎌倉記念のみ。まだまだ仕上がり途上の2歳馬ということもあり、先行抜け出しというのが一般的です。
ただ、中央馬同様「レースを教える」というのも大事。まっすぐ走れるかどうか、というのも大きな課題です。

出走表

ルーキーズサマーC同様8頭立てとやや寂しい頭数ですが、前走からの立て直しを狙う馬、別路線から新たに参戦してきた馬と様々です。

若武者賞2024 予想 過去傾向

昨年重賞昇格競走のためデータなし

若武者賞2024 予想 前哨戦データ傾向

前哨戦のデータから見えてくる傾向を読み解いていきます。

参考レース① 初陣賞

しっかりスタートを出たベアバッキューンがそのまま逃げきった格好。
レースピッチはそれほど速くなかったといっても、最後の400mは12.9-12.7。
この時期の2歳戦にしては最後の上りをしっかり速いタイムで纏めており、水準位の実力は期待してよさそう。
ゴールドモーニンは出が悪いうえ、このペースでは後方勢には厳しい展開だった。

参考レース② シャイニングヒーロー賞

勝負所で急にレースが動いたものの最後まで譲ることなく粘り切ったヤギリケハヤ。
斤量の差はあったとはいえ、なかなかの快勝劇だった。多頭数相手に逃げ切ったことはこの後の経験になる。
ミヤギエンペラーは直線2度ヨレており、まだ馬が幼い印象。
プレミアムハンドは伸びないというよりレースを投げた印象。連闘の疲労と激走の反動だろう。馬が前に行かなかった。

参考レース③ 若竹特別

タフな馬場脚比べで、かなりハードなレース。最後のラップタイムは13.6-13.6と脚が上がっていたことが如実に表れている。
とはいえ、この叩き合いは大きな収穫になるだろう。特に残したファイアトーチの強心臓、勝負根性はピカイチ。
プレミアムハンドもよく伸びており、要注目。

参考レース④ 新選特別

若竹特別では速めに鈴をつけられたルナフォルトゥーナだが、このレースでは比較的緩めのペースで進め、最後はしっかり突き放した。
マイペースで逃げ切れるかどうかはカギだ。

参考レース④ オオクワガタ特別

一気に上がったピッチにも対応し、最後はしっかり捲り切ったレッドサラマンダー。
この時期の2歳、しかもこの距離での差し切りは素晴らしい価値を持つ。
メンバー中唯一、39秒台の上り3Fを使っていたことにも着目。

若武者賞2024予想の最終見解

どうも川崎競馬にいい思い出があまりありません。関東オークスや川崎記念などのビッグレースが開催されているのですから名馬誕生の瞬間をしかとこの目で見届けているはずなのですが、このもやもやはなんだろうと思いとりあえず馬券成績を調べてみると、ここ2年全くと言っていいほど当たっていません。特に交流重賞の成績がひどいもので、惜しい、が連発。なるほどいい思い出もないはずです。ここらでそろそろいい成績に鞍替えしたいところなので、未来を懸けて走る若駒同様、私も自分の未来に向かって賭けたいと思います。

とまあ、つまらない前置きはこのくらいにして本題です。◎は④ベアバッキューンを。前走のラップタイムが最後しっかりギアを上げられており、2着につけた差も相当なもの。ルナフォルトゥーナとの先行争いが焦点ですが、先手を取り切れればそのままということも十分に期待できるでしょう。対抗に⑤ファイアトーチ、単穴に⑧プレミアムハンドと若竹特別で激走した2頭を。△はまだ幼いながらも秘めたる実力は確かな⑦ミヤギエンペラーで。