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若鮎賞 2024 過去傾向から読み解く無料予想を公開!

厳選地方重賞馬

地方2歳勢、最初の芝重賞として開催される若鮎賞。
走路悪化のため残念ながら今年はダートでの開催となります。

若鮎賞2024の基本情報

開催日時 2024年7月31日(水)
グレード M2
開催競馬場 盛岡競馬場 11R
コース ダート1,600m

コース解説

盛岡の1600mダート戦となると、マイルチャンピオンシップ南部杯と同コースです。
東京競馬場と同様、ワンターンでのマイル戦。地方の中で最もスピード能力が求められるマイルコースであると同時に、スタミナも求められる真の実力が必要なコースとなってきます。
この時期の2歳馬にはかなりタフなコース。逆に言えばここでこのコースを経験することは、確実に来年の東北3冠、ダート3冠へとつながってくるのではないでしょうか。

出走表

馬名 性齢 斤量 騎手 所属地区 調教師 前走 寸評 短評
1 1 ユウユウスプレマン 牡2 55 小林凌 岩手 飯田弘道 盛岡 2歳D1400m 5着 まだまだ 追走苦労が見受けられる。タイム的にも水準になく厳しい。
2 2 サウザンドマイル 牡2 55 山本政聡 岩手 斉藤雄一 盛岡 2歳D1400m 1着 仕上良好 完成度はこの時期にしては高い。タイムも良く。
3 3 トゥーナアンディ 牝2 54 高松亮 岩手 斉藤雄一 盛岡 2歳D1400m 7着 厳しいか ここ2戦は道中の追走がカギ。まだ厳しい。
4 4 マツリダマスラオ 牡2 55 村上忍 岩手 菅原勲 盛岡 2歳D1400m 3着 気性カギ 前走は手応え抜群からササって不完全燃焼。まともに走れば。
5 5 フタイテンホイール 牝2 54 鈴木祐 岩手 斉藤雄一 盛岡 2歳D1400m 3着 連下まで 好走はしているが離されている。3着で御の字か。
6 6 ヨロズクレンジング 牝2 54 佐々木志音 岩手 板垣吉則 盛岡 2歳D1400m 4着 相性どう どちらかといえば水沢向きか。血統的には申し分ないが…
7 7 ステイクラッシー 牝2 54 高橋悠里 岩手 伊藤和忍 水沢 ファーストステップ2歳新馬D850m 1着 連勝狙う 前走の走破タイムは昨年のフジユージーンに匹敵。素質確かなら。
7 8 エイシンダリア 牝2 54 南郷家全 岩手 櫻田浩樹 盛岡 ファーストステップ2歳新馬T1000m 1着 初砂疑問 末の伸びは鋭かったが果たして砂でどうか。恐らく芝で合わせていただけに…
8 9 ミヤギプリンセス 牝2 54 塚本涼人 岩手 酒井仁 水沢 ファーストステップ2歳新馬D850m 1着 物足りぬ 初勝利時の時計は物足りない。もう少し経験が必要か。
8 10 ポマイカイ 牡2 55 岩本怜 岩手 菅原勲 盛岡 2歳D1400m 2着 逆転狙う 初戦の勝ち方は鮮烈。サウザンドマイルとも差はなくひっくり返るかも。

まだ初勝利を挙げていない馬を含め、8頭でのゲートイン。
この時期の2歳馬は実力ももちろんですがいかにしっかりゴールまで走れるかというところも着目する必要があります。
過度な賭けは避けた方が良いかもしれません。

若鮎賞の傾向

※今年はダート戦となったため記載なし。

前哨戦データ傾向

前哨戦のデータから見えてくる傾向を読み解いていきます。

参考レース① 2歳

6/30 2歳 盛岡D1400m 曇:良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 サウザンドマイル 牡2 55 山本政聡 1.30.0 40.2 3
2 ポマイカイ 牡2 55 岩本怜 1.30.2 0.2 40.7 1
3 マツリダマスラオ 牡2 55 村上忍 1.31.3 1.3 41.6 2
4 ヨロズクレンジング 牝2 54 塚本涼人 1.32.9 2.9 42.4 4
5 トゥーナアンディ 牝2 54 鈴木祐 1.33.1 3.1 38.5 6

1着~3着馬までの完成度は高く感じられたレース。
ただ、3着に敗れたマツリダマスラオは抜群の手応えで直線を迎えながら外にササり、レースを終えてしまった印象。まだまだ若駒という気性の幼さが見て取れた。
安定してくれば着順は楽にひっくり返りそう。本番でもこの3頭は軽視しないほうがよさそうだ。

参考レース② ファーストステップ2歳新馬

5/19 ファーストステップ2歳新馬 盛岡D1000m 晴:良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ポマイカイ 牡2 55 岩本怜 1.01.6 38.1 1
2 フタイテンホイール 牝2 54 山本政聡 1.03.4 1.8 39.4 2
3 ヨロズクレンジング 牝2 54 塚本涼人 1.03.6 2 38.4 3
7 ユウユウスプレマン 牡2 55 小林凌 1.07.6 6 41 4

ゲートをしっかり出た2頭がそのまま競り合い、3コーナーで前に出たポマイカイが大差圧勝劇。どれだけ離れても流すことなく最後まで追っていたのは、レースの終わりをきちんと覚えさせるためだろう(あのコントレイルも圧勝劇を遂げた東スポ杯2歳Sではレースを覚えさせるためにムーア騎手が最後までしっかり追っていた)。その甲斐あって次走では最後までレースを投げていない。仕上がりも期待できる馬だろう。
一方フタイテンホイールとヨロズクレンジングにそれほど差はなく、寧ろ追い込んできたヨロズクレンジングの方を評価すべきか。

参考レース③ 6/2 ファーストステップ2歳新馬

6/2 ファーストステップ2歳新馬 水沢D850m 曇:稍
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ステイクラッシー 牝2 54 高橋悠里 0.52.0 36.9 2

短距離戦の大きなカギとなるゲートもしっかり決め、そのまま先頭に立ったステイクラッシー。追ってくるミヤギヴォイジャーも抑えて初勝利を決めた。
気性の悪さやレースを投げるといった面も見せずの逃げ切り。昨年のフジユージーンはこの距離を0.51.7で駆け抜けている。0コンマ3秒の差、果たして同馬の実力は。

参考レース④ 6/16 ファーストステップ2歳新馬

6/16 ファーストステップ2歳新馬 水沢D850m 晴:良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ミヤギプリンセス 牝2 54 塚本涼人 0.53.3 37.9 1

ファーストノートと競り合いになったゲート直後のハナの奪い合いも制し、そのまま逃げ切って勝利。カレンブラックヒル産駒らしくスピードレースには滅法強い。
が、タフな盛岡、それも400mの延長がどう出るか。

参考レース⑤ 7/14 ファーストステップ2歳新馬

7/14 ファーストステップ2歳新馬 盛岡T1000m 晴:稍
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 エイシンダリア 牝2 54 南郷家全 0.59.9 35.5 5

ゲートに問題もなく、追走も合格点。最後は外から鋭い上りで差し切った。
母父エンパイアメーカーだけにダートも問題なくこなすとは思うが、初の砂が重賞となるとどうか…

最終見解

ここは大外になりましたが◎は⑩ポマイカイでいきたいと思います。
前走は最後サウザンドマイルに差し切られましたが、この時期の2歳馬にしてはかなり完成度が高く、しっかりレースを教え込まれています。
ここで盛岡マイルを経験できるのは同馬にとっても大きなプラスでしょう。将来的には南部駒賞あたりを恐らく狙っているはず。ここは通過点としてほしいところです。
〇は将来性と成長を見込んで⑦ステイクラッシー。水沢での抜かせない走りと、走破タイムを大きく評価して期待の対抗です。
勿論▲に前走でポマイカイを下した②サウザンドマイルを。ササった前走はもったいなかった分、再度の立て直しも期待して④マツリダマスラオまで印を回しておきます。

◎ ⑩ ポマイカイ
〇 ⑦ ステイクラッシー
▲ ② サウザンドマイル
△ ④ マツリダマスラオ
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