利家盃2025予想！過去5年の傾向と参考レースから読み解く有力馬を公開！

本記事では、2025年4月27日（日）に金沢競馬場で開催予定の利家盃を徹底分析して予想しています。

前哨戦を含めた参考レースや、過去5年分のデータから考察を行いましたので、的中率を上げるためにもぜひ最後までご覧ください。

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利家盃の基本情報

開催日時	2025年4月27日（日）金沢12R  発走18:15
グレード	重賞 4歳以上 金沢所属限定
開催競馬場	金沢競馬場
コース	2000ｍ

6月に行わる金沢競馬の古馬最強決定戦、百万石賞。
そこに向けたトライアル競走として新たに2020年に新設された競走がこの利家盃です。

昨年まではハクサンアマゾネスが4連覇。女傑が去った金沢競馬を背負う馬は果たしてどの馬になるか。

利家盃のコース解説（金沢2000ｍ）

向こう正面からスタートするものの、小回りのコーナーを6周するコースとなっています。

そのため、外枠勢はできるだけ速くインに進路を取りたいところ。

どこの競馬場でもそうですが、中枠勢は砂被りに弱いとやや厳しい印象です。

利家盃の出走表

出馬表を右にスクロールすると短評・寸評が表示されます。

利家盃の過去5年のデータを分析

利家盃の過去5年分のデータを収集して分析を行いました。

各データ別に割り出した傾向をご紹介していきます。

過去5年の人気別データ傾向

過去5年の配当傾向

ワイドは上から1-2　1-3　2-3　の入線順

ハクサンアマゾネスの圧倒的な戦績故、基本的に全く荒れていません。

今年からは傾向も変わりそうな予感があれど、ナミダノキスにマリンデュンデュンという金沢のトップホースがいきなり参戦してきています。

過度な期待はしない方が良いでしょう。

過去5年の枠番別データ傾向

8枠の勝利は2020～2022年ですが、正直2020年のサノサマー以外はすべてハクサンアマゾネスなため、枠がどうこうという感じではありません。

しかし、この8枠だけは穴人気の着内もあり、このレースでの好走率は高いです。
狙ってみてもいいでしょう。

過去5年の脚質別データ傾向

逃げが3勝で飛びつきたくなりますが、これもハクサンアマゾネス。
逆に彼女以外は全て着外へ敗れているということになります。

昨年までは彼女が前を掃除していただけに3,4番手の台頭が多かったですが、今年は果たしてどうか。

過去5年の年齢別データ傾向

若馬の好走が少ないですが、前の年に各地区の三冠路線で好走していたような馬達は着内に食い込んでいます。

実績を見て買いましょう。

前哨戦回顧と考察

利家盃の前哨戦にあたるレースの回顧をふまえた考察を行っていきます。

参考レース①楽天ポイントで馬券が買える!楽天競馬特別（A1）

中団辺りから進め、勝負所で徐々に進出していったナミダノキス。逃げたハリウッドスマイルを圏内に捉えると、そのまま外から伸び続けて勝利。休み明けで馬体が増えていたのが懸念材料でしたが、全くそれを感じさせない快勝劇でした。

最後の脚が微妙な感じもしましたが、休み明けで馬体増だったことを考えれば妥当と言えます。
寧ろ、ここから百万石賞に向けて絞っていくうえでこの勝ち方ならやはり実力はあると見ていいです。

今回の出走メンバーとの力量差は着差以上にありそう。まだまだ伸びしろありです。

参考レース②楽天ポイントでネット投票!楽天競馬特別（A1）

1頭除外によって4頭立てとなったこのレース。中日杯以来の実戦となったマリンデュンデュンが飛ばし、南関東から転入してきたゴールドハイアーを抑えて勝利を挙げました。

不調だったとはいえ、ゴールドハイアーは元々南関の重賞でも好走していた馬。その馬を相手に逃げ切れるなら、やはり中日杯でナミダノキス、ハクサンアマゾネスに先着した実力は本物です。

ゴールドハイアーは金沢移籍がいい刺激になればもうひと花咲かせそうか。ただ、今回勝利するには相当な上積みがないと厳しいかも。

参考レース③中日杯（重賞）

ハクサンアマゾネスが逃げを打ち、ナミダノキスは後方から。2強がそれぞれ自分が得意な位置取りを取ったこのレースでしたが、勝利を手にしたのはスタンド前で先手を奪ったマリンデュンデュンでした。

元々短距離で好走を繰り返していただけにスピード能力はあるのは証明済。2000ｍの距離延長が嫌われて100倍以上のオッズでしたが、この勝利で中距離も対応できることが分かりました。

問題はナミダノキスとの位置取り問題ですが、早めに捲られた際にギアを上げられる余力を残せていればそれも問題なさそう。大体1000mは62秒ほどで通過していると見るなら、このあたりで息を入れられていればOKでしょう。

ナミダノキスは勝つなら早めの捲りが必須。楽に逃がしてしまうとしぶといマリンデュンデュンを捉えられない可能性が出てきます。

最終見解・印

このレースの出馬表を見て、ハクサンアマゾネスがいないことにかなりの寂しさを覚えたファンは私だけではないはずです。それもそのはず。4歳時から4年連続で連覇という離れ業を見せてくれていたのですから。毎年彼女の走りを楽しみにしていた人も多いだけに、改めて、金沢の女傑の偉大さを感じずにはいられません。

そんな彼女の後を継ぐ金沢のスターホース、というのはかなり荷が重そうですが、ここは初戦から引退レースでハクサンアマゾネスを下した⑨マリンデュンデュンに期待しておきましょう。

前走は南関東からの転入初戦である⑦ゴールドハイアーを下しての勝利。あちらは2月も重賞で走っていただけに仕上がっていたと思いますが、マリンデュンデュンは今季初出走。それでも余裕残しの逃げ切り勝ちを収めたというのは、馬が順当に力をつけている証です。

④ナミダノキスとは再戦となりますが、前走で大幅に馬体重が増えていたことを考慮するなら、まだ仕上がり切っていない可能性も。そして中日杯の走りを考えるなら、遅めに仕掛ければ届かないという考察もできます。

マイペースで逃げてしまえば怖いマリンデュンデュンにとって、単騎でいけそうな今回は絶好のチャンス。ナミダノキスにオッズが集中するなら、頭系の馬券は狙い時です。

穴には⑪イルミネーターを。外目から先行できればまだ着内はありそうで、南関からの転入勢に食らいつければ。

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