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サマーチャンピオン 2024 予想!過去傾向から読み解く有力馬を公開!

厳選地方重賞馬

佐賀競馬、夏の天王山といっていいサマーチャンピオン。
今年は同コースで秋にJBCスプリントも開催されるため、地元馬、賞金を積みたい中央馬にとっては重要な一戦にもなります。

サマーチャンピオン2024の基本情報

開催日時 2024年9月1日(日)
グレード Jpn3 3歳以上
開催競馬場 佐賀競馬場 6R 17:25発走予定
コース ダート1,400m

コース解説

スタンド前からスタートし、コースを1周。
内枠の馬はダッシュ力が問われます。先団につけられなければかなり厳しい競馬となるでしょう。
逆に外枠の馬はそれほどダッシュ力はいらないとはいえスピードがなければ必然的に勝負所で置いていかれるため、短距離戦に対応できるスピードがあるかどうかは当然考慮しなければならないでしょう。

出走表

※赤文字は順延による乗り替わり後の騎手

馬名 性齢 斤量 騎手 所属地区 調教師 前走 当該距離 当該距離+競馬場 寸評 短評
1 1 オールスマート 牡8 52 山下祐貴 佐賀 鮫島克也 船橋 習志野きらっとスプリント(S2)D1000 3着 6-3-1-10 1-1-0-0 充実一途 習志野きらっとスプリントでも十分に通用するスピード能力。ここでも。
2 2 ラプタス セ8 60 金山昇馬 栗東 渡辺薫彦 京都 松風月特別(OP)D1200 7着 10-1-1-6 1-0-0-0 斤量重い かつての重賞ウイナーだが近走は斤量も相まって凡走。ここも重く…
3 3 ホウオウスクラム 牡9 52 田中直人 高知 田中守 高知 B-2D1400 1着 2-0-1-5 初出走 厳しいか 南関OPクラス頭打ちの現状。高知B級では勝ったが数段レベルが上がるここだと。
4 4 テイエムフェロー 牡5 53 飛田愛斗 佐賀 平山宏秀 佐賀 吉野ヶ里記念(佐賀重賞)D1400 1着 3-1-1-3 3-1-1-0 連戦連勝 佐賀重賞3連勝。スピードはあるが同型が多くどうか。
5 5 アラジンバローズ セ7 54 下原理 園田 新子雅司 盛岡 マーキュリーC(Jpn3)D2000 7着 初出走 初出走 短縮どう 1400は生涯初。1700好走はあるがスピード自慢の集うメンバー相手だと…
5 6 メイショウテンスイ 牡7 57 倉富隆一 栗東 河内洋 福島 ジュライS(L)D1700 1着 3-4-5-22 0-1-0-0 復調気配 3走前で4着になって以降完全に復調。4年前に3着だったこの舞台で勢いそのままに好走するか。
6 7 サンライズホーク セ5 59 山口勲 栗東 牧浦充徳 浦和 さきたま杯(Jpn1)D1400 11着 2-0-0-2 1-0-0-0 ムラあり 昨年の覇者だが斤量増の今年はどうか。黒船賞以降狂ったリズムは立て直せているか。
6 8 コパノパサディナ 牡4 56 川島拓 栗東 村山明 新潟 NST賞(OP)D1200 7着 2-1-0-4 初出走 見直せる 3勝クラスでの走りには一見の価値あり。OPでは不完全燃焼もあるがユティタム相手に好走もある。
7 9 テイエムフォンテ 牡5 52 山田義貴 佐賀 平山宏秀 佐賀 吉野ヶ里記念(佐賀重賞)D1400 2着 2-1-0-2 1-1-0-0 評価二分 佐賀では好成績だが中央では2勝クラスで頭打ち。移籍後3か月で急成長はなさそう。
7 10 テイエムトッキュウ 牡6 58.5 石川慎将 栗東 木原一良 大井 東京スプリント(Jpn3)D1200 3着 初出走 初出走 テン速い 前走はジャスティンと競り合い厳しい競馬に。同型も多いがテンはメンバー中一番。
8 11 アビエルト 牡7 52 竹吉徹 佐賀 鮫島克也 佐賀 吉野ヶ里記念(佐賀重賞)D1400 4着 0-0-0-1 0-0-0-1 前走案外 粘るかと思われた前走では差し切られ。差は大きそうでここでは一枚落ちるか。
8 12 タイガーインディ 牡7 55 廣瀬航 園田 保利良平 笠松 オグリキャップ記念(SP1)D1400 1着 7-1-1-3 初出走 園田の雄 黒船賞激走以後は園田、笠松と重賞連勝。ペースも早まりそうなここなら大物食いも視野。元々中央OPクラス。

昨年の覇者サンライズホークに名前の通り超特急のテイエムトッキュウが参戦。
対する地方勢も強力。園田FCスプリントを制したオールスマート、黒船賞3着以後重賞連勝を遂げた園田のタイガーインディ、地元佐賀重賞を3連勝中のテイエムフェローと錚々たるメンバーです。

サマーチャンピオン2024 予想 過去傾向

※2014年~2023年の統計データ

人気傾向

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 4-0-3-3 40% 40% 70%
2 2-2-2-4 20% 40% 60%
3 1-3-2-4 10% 40% 60%
4 2-2-2-4 20% 40% 60%
5 1-2-1-6 10% 30% 40%
6人気以下 0-1-0-62 0% 2% 2%

勝率は1番人気が4割ですが、馬券圏内まで広げると上位人気では全く大差がありません。
ただし、6番人気以下の好走は1回のため、素直に上位人気から買うのが鉄則ではあります。が…

過去5年の配当と傾向

2019年 馬番号 人気 単勝 複勝 枠連 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 ❽⑩ 3 440 150 800 880 260 1,710 1,370 7,060
2着 ❷② 2 120 310
3着 ❼⑨ 1 140 300
2020年 馬番号 人気 単勝 複勝 枠連 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 ❺⑤ 4 650 130 1,540 1,270 320 3,160 710 6,730
2着 ❽⑫ 3 140 230
3着 ❻⑦ 1 110 190
2021年 馬番号 人気 単勝 複勝 枠連 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 ❷② 1 170 110 1,100 1,140 310 1,570 600 3,030
2着 ❶① 4 200 140
3着 ❽⑩ 2 120 370
2022年 馬番号 人気 単勝 複勝 枠連 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 ❽⑫ 1 210 140 2,940 2,950 750 4,510 8,950 36,930
2着 ❽⑪ 6 450 590
3着 ❷② 5 350 4,450
2023年 馬番号 人気 単勝 複勝 枠連 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 ❽⑫ 4 910 200 880 1,580 450 4,170 1,780 13,570
2着 ❼⑩ 2 160 470
3着 ❼⑨ 3 150 290

一昨年は6番人気の兵庫コウエイアンカが2着、中央馬の中では最低人気の5番人気サクセスエナジーが突っ込んでなかなかの高配当です。
近年、地方馬が地力をつけていたり、JRAからのOP馬転入で隠れた穴馬だったりと配当の幅は広がっています。
今年も抜けた馬はいない印象。状況によっては人気傾向に逆らって手広く買うのもありでしょう。

傾向的には固いがここ2年はやや荒れ気味。人気薄迄視野に。

枠傾向

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 0-1-0-9 0% 10% 10%
2 1-2-1-6 10% 30% 40%
3 0-2-0-8 0% 20% 20%
4 2-0-0-8 20% 20% 20%
5 1-1-1-11 7% 14% 21%
6 1-0-2-17 5% 5% 15%
7 1-2-3-13 5% 15% 31%
8 4-2-3-11 20% 30% 45%

勝率は大きくばらけていますが、やはり挟まれやすい中枠はあまり安定していません。
特に包まれやすい1,3枠は危険。
水準レベルの実力がないとこの中枠では厳しい勝負になるでしょう。

外枠の好走具合には要注意。実力不安の馬が中枠に入枠している場合は消しでも可。

脚質傾向

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 5-1-3-5 35% 42% 64%
先行 4-2-4-20 13% 20% 33%
差し 1-6-3-30 2% 17% 25%
追込 0-1-0-28 0% 3% 3%

短距離戦らしくやはり前目につけた馬が有利です。勝利には番手先行までがほぼ絶対条件となります。
差し馬の捲りは必要不可欠。勝負所までに前目までにはつけていないと馬券圏内は厳しいため、ズブさを持つ馬を選ぶときは佐賀での走りに注意しましょう。

番手先行タイプをセレクト。

年齢傾向

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
4 2-2-1-5 20% 40% 50%
5 4-1-4-14 17% 21% 39%
6 3-1-2-19 12% 16% 24%
7 0-3-2-16 0% 14% 23%
8 1-1-1-12 6% 13% 20%
9 0-0-0-7 0% 0% 0%

4歳馬の好走が図ぬけてはいますが、あとはほぼ横ばい。頭となるとさすがに7歳以上は激減しますが、馬券内で買うのであればそこまで気にしなくてよいでしょう。

年齢で買うなら若馬は狙うべし。7歳以上の高齢馬の頭軸は危険。

所属傾向

所属 着別度数 勝率 連対率 複勝率
佐賀 0-0-0-43 0% 0% 0%
園田 1-2-1-2 16% 50% 66%
栗東 9-6-7-19 22% 36% 53%
高知 0-0-0-6 0% 0% 0%

JRAの好走はほぼ当然な一方、佐賀所属は過去10年で好走ゼロの厳しい数値に。
参戦こそ少ないですが、園田所属の馬はかなりの好成績です。一昨年も穴を空けており実力があるようなら狙ってみても面白いかもしれません。

園田所属には要警戒。

サマーチャンピオン2024 予想 前哨戦データ傾向

前哨戦のデータから見えてくる傾向を読み解いていきます。

参考レース① 吉野ヶ里記念

7/28 吉野ヶ里記念 佐賀D1400 晴:良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 テイエムフェロー 牡5 56 飛田愛斗 1.27.9 38.8 1
2 テイエムフォンテ 牡5 56 石川慎将 1.28.3 0.4 38.3 3
4 アビエルト 牡7 56 山下祐貴 1.29.2 1.3 39.7 2

先頭争いからそのままハナを取り切ったテイエムフェローが直線でさらに突き放して強い競馬。100mの延長をものともせずに完勝。
最後弾みがついたように伸びたテイエムフォンテもよく走ってはいるが、現状での力の差だろう。アビエルトは最後脚が上がっており、厳しい。

参考レース② ジュライS(L)

7/21 ジュライS(L) 福島D1700 晴:良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 メイショウテンスイ 牡7 58 吉田豊 1.44.3 37.7 6

好スタートから行き切ったメイショウテンスイ。そのまま見ペースに持ち込み前掲馬場だった福島のダートを逃げ切った。後続に脚を使わせる見事な逃走劇で、上り3Fはメンバー中3位タイ。近走不振だったものの、ダンカーク産駒らしく一度の好走でかなり安定してきた。

参考レース③ カペラS(G3)

12/10 カペラS(G3)中山D1200 晴:良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 テイエムトッキュウ 牡5 57 津村明秀 1.09.3 35.8 2
7 ラプタス セ7 58 幸英明 1.10.5 1.2 36.5 13

600m33.5秒と淀みのないペースで進めたテイエムトッキュウ。スタートからマイペースで逃げれさえできてしまえばそのまま押し切れるという実力をしっかりと見せ切った。
テンからのスピードはやはりかなりのもので、同型が少なかったのもあるがメンバー中で瞬間最高速は一番だろう。ラプタスは脚が上がっており衰えも垣間見えたか…

参考レース④ 園田FCスプリント

6/13 園田FCスプリント 園田D820 晴:良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 オールスマート 牡8 57 山下祐貴 0.48.9 35.3 1

前年覇者のメイプルシスターとのハナ争いを制し、そのまま先頭に立ったオールスマートが逃げ切り勝ち。テンの速さはピカイチで、佐賀トップクラスどころか西日本トップクラスといっても過言ではなさそうだ。
何しろ競り合った相手を失速させてしまうのだから大したもの。
さてこのスピードがテイエムトッキュウ相手に通じるか。枠的には内はやや嫌だが…

参考レース④ サマーチャンピオン(Jpn3

2023 8/31 サマーチャンピオン(Jpn3) 佐賀D1400 曇:良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 サンライズホーク セ4 55 M.デムーロ 1.25.6 36.1 4

外から一気に先頭に立ったサンライズホークがそのまま押し切って勝利。
ムラ駆けするタイプだが、自分の走りが自分のペースでできるかというところにかかっている。道中いかに気を損ねないかがカギになってきそうだ。

参考レース④ オグリキャップ記念)

5/23 オグリキャップ記念 笠松D1400 曇:良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 タイガーインディ 牡7 57 廣瀬航 1.24.0 36.6 2

ヘルシャフトとオメガレインボーの叩き合いで直線に向き、それを内からすくう形で伸びたタイガーインディが制した。漁夫の利感はあるとはいえ、前走の兵庫大賞典もしっかり伸びきって制しているのだからやはり地力をかなりつけている。黒船賞3着はフロックではない。

参考レース④ なにわS

3/2 なにわS 阪神D1200 曇:稍
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 コパノパサディナ 牡4 58 C.ルメール 1.11,0 36.2 2

番手につけて印を進めると直線でもそのまま好位。前を締められてはいたものの残り100mで前が空くと一気に加速して勝利。まともに追われたのはこの100mくらいのもので見どころ十分だった。落ち着いたルメールの手腕も見事。

サマーチャンピオン2024予想の最終見解

九州競馬は中津が2001年に廃止。次いで荒尾競馬も2011年に廃止。残った佐賀競馬も売り上げはそれほど大きくありませんでしたが、関係者の尽力で何とか堪え、ついには今年初の九州JBC開催。期待は高まるばかりです。佐賀、小倉と九州地方にはいまだ足を踏み入れたことのない筆者。今年の秋に初めて足を踏み入れようか迷っています。(笑)

さて、そんなJBCの前哨戦としても位置付けられるサマーチャンピオン。冒頭でも触れましたが今年はそのスプリントとサマーチャンピオンは同コース。ワンターンで収まらないスプリント戦を経験するという意味では各馬にとって大きなアドバンテージになりそうな予感もします。本番に直結する走りを見せることはできるか。

◎は園田の⑫タイガーインディ。黒船賞で3着とすると、覚醒したように兵庫大賞典、オグリキャップ記念と勝ってここに臨んできました。前2走は決して弱いメンバー相手ではなく、実力あるメンバーを相手にしての勝利。抜けたトップスプリンターのいないここなら、中央馬相手にジャイアントキリングを巻き起こしても全く不思議ではありません。

対抗には⑥メイショウテンスイを。大体未勝利戦などの平場でもそうなのですが、この馬の父であるダンカーク産駒は一度勢いがつくと止まらなくなる傾向があります。そしてメイショウテンスイは3走前の好走でそのスイッチが点火。完全に波に乗っており軽視するのは危険です。番手からも競馬ができそうで評価します。

⑩テイエムトッキュウは同型も多く①オールスマートとのハナ争いで消耗しないかというところから▲まで。前走出遅れで不完全燃焼、3勝クラスの勝ち方が強かった⑧コパノパサディナを△に。

◎ ⑫ タイガーインディ
〇 ⑥ メイショウテンスイ
▲ ⑩ テイエムトッキュウ
△ ⑧ コパノパサディナ
☆ ① オールスマート

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