本記事では園田金盃を徹底分析して予想しています。
過去10年のデータ分析、参考レース考察をしているのでぜひ最後までご覧ください。
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園田金盃2024の基本情報
開催日時 | 2024年12月5日(木)園田11R 発走 15:50 |
---|---|
グレード | 重賞 3歳以上兵庫所属馬限定(前3走兵庫所属必須・ファン投票上位6頭優先出走権) |
開催競馬場 | 園田競馬場 |
コース | 1870m |
2008年までは2400m、2009年以降は現行1870mとなった兵庫競馬のグランプリレースです。
1着賞金3000万円は兵庫の重賞としては破格。年末の園田で最強馬が決まります。
園田金盃 コース解説(園田1870m)
昨年まではJRAとの交流重賞競走であった兵庫チャンピオンシップがこの条件でした。
2コーナー奥からスタートし、コースを一周してくる園田のチャンピオンコース。完全な内枠有利とも言えず、若干折れている向こう正面で窮屈になりやすい傾向もあります。
とはいえ、他の距離同様4コーナー手前までに好位に進出できていないと勝つのは厳しい形になります。
園田金盃の出走表
出馬表をスクロールすると短評・寸評が表示されます。
印 | 枠 | 番 | 馬名 | 性別 | 馬齢 | 斤量 | 騎手 | 所属地区 | 調教師 | 寸評 | 短評 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
△ | 1 | 1 | メイショウハクサン | 牡 | 7 | 56 | 小牧太 | 園田 | 森沢友貴 | 一発警戒 | 大味な競馬だけに戦績は安定しないがハマれば十分圏内。警戒は必要。 |
▲ | 2 | 2 | ミステリーボックス | 騙 | 5 | 56 | 赤岡修次 | 西脇 | 柏原誠路 | 相性抜群 | 園田は【5-2-1-0】で最早庭。年内最後を飾るには相応しい舞台だ。 |
3 | 3 | サンビュート | 騙 | 7 | 56 | 落合玄太 | 園田 | 田中一巧 | どこまで | 長期休養明け後は以前のような安定感にやや陰り。摂津盃以上に強力なメンバーだが… | |
4 | 4 | エントラップメント | 牝 | 4 | 54 | 吉村誠之助 | 西脇 | 盛本信春 | 単騎なら | 前走は金沢の女王に早めに競られて厳しくなった。4角まで単騎で行ければ。 | |
◎ | 5 | 5 | ベストオブラック | 牡 | 6 | 56 | 田野豊三 | 西脇 | 柏原誠路 | 充実一途 | 姫山菊花賞で追込み、前走もSペースで捲って勝利。実績的には上位でも不思議なく。 |
△ | 5 | 6 | スマイルミーシャ | 牝 | 4 | 54 | 吉村智洋 | 園田 | 飯田良弘 | 兵庫女傑 | 休み明けながらもしっかり2着に来る辺りは流石。摂津盃は前に行けなかったが好発決めれば。 |
6 | 7 | テーオーターナー | 騙 | 6 | 56 | 大垣一真 | 西脇 | 盛本信春 | 連下なら | 人気以上に走る強さは秘めている。JRA交流でも勝っている実力馬だけに一発あっても。 | |
〇 | 6 | 8 | マルカイグアス | 牡 | 3 | 55 | 鴨宮祥行 | 西脇 | 橋本忠明 | 威信懸け | 今年の兵庫二冠馬が古馬初対戦。今回も抜群の切れ味を披露するか。 |
7 | 9 | ツムタイザン | 牡 | 6 | 56 | 杉浦健太 | 園田 | 木村建 | 休養明け | 摂津盃以来の実戦だが鉄砲でも走るのは六甲盃で証明済み。相手なりに走るタイプ。 | |
7 | 10 | インベルシオン | 牡 | 5 | 56 | 廣瀬航 | 西脇 | 松浦聡志 | どこまで | 外枠アフリートで注意度は増した。重賞初挑戦でどこまでやれるか。 | |
8 | 11 | ドンカポノ | 牡 | 6 | 56 | 吉原寛人 | 園田 | 田中一巧 | 距離疑問 | 現状1870mだとちょっと長い。ベストは1400くらいな気がするが吉原なら何とかしそうな気も。 | |
☆ | 8 | 12 | キリンジ | 牡 | 4 | 56 | 下原理 | 園田 | 新子雅司 | 主役候補 | 実力はあるのだがズブさゆえに勝ち切れない。切れ味勝負になるとかなり不利で今回も勝利は… |
園田金盃 過去10年の人気別データ傾向
※2014~2023年のデータ使用。
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1 | 4-1-2-3 | 40% | 50% | 70% |
2 | 4-3-0-3 | 40% | 70% | 70% |
3 | 1-3-1-5 | 10% | 40% | 50% |
4 | 0-1-2-7 | 0% | 10% | 30% |
5 | 1-2-0-7 | 10% | 30% | 30% |
6人気以下 | 0-1-4-61 | 0% | 1% | 7% |
1,2番人気の勝利数が抜けているとはいえ、複勝率まで広げると5番人気まで手広く好走します。
さらに面白いのが10番人気。過去10年で2度の好走があり、意外と侮れません。
2400m時代から大波乱がちょくちょくあった競走ですが、今もその性質は根付いているのかもしれませんね。
園田金盃 過去5年の配当傾向
ワイドは上から1-2 1-3 2-3 の入線順
2019年 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 馬連 | ワイド | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1着 | ❽ | ⑪ | タガノゴールド | 下原理 | 1 | 220 | 110 | 610 | 810 | 270 | 1140 | 1750 | 4950 |
2着 | ❻ | ⑦ | エイシンニシパ | 吉村智洋 | 3 | 160 | 280 | ||||||
3着 | ❷ | ② | コンドルダンス | 岡部誠 | 4 | 170 | 930 | ||||||
2020年 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 馬連 | ワイド | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
1着 | ❶ | ① | ジンギ | 田中学 | 1 | 180 | 120 | 270 | 270 | 160 | 390 | 2780 | 6870 |
2着 | ❷ | ② | エイシンニシパ | 吉村智洋 | 2 | 130 | 970 | ||||||
3着 | ❽ | ⑪ | マイタイザン | 杉浦健太 | 7 | 480 | 1400 | ||||||
2021年 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 馬連 | ワイド | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
1着 | ❸ | ③ | ジンギ | 田中学 | 1 | 140 | 110 | 330 | 350 | 190 | 430 | 10860 | 21800 |
2着 | ❻ | ⑧ | エイシンニシパ | 吉村智洋 | 3 | 180 | 3410 | ||||||
3着 | ❼ | ⑩ | エイシンナセル | 松木大地 | 10 | 1740 | 6010 | ||||||
2022年 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 馬連 | ワイド | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
1着 | ❻ | ⑥ | ラッキードリーム | 下原理 | 1 | 190 | 100 | 160 | 170 | 120 | 280 | 1000 | 2540 |
2着 | ❼ | ⑧ | ジンギ | 田中学 | 2 | 100 | 500 | ||||||
3着 | ❻ | ⑦ | クリノメガミエース | 吉原寛人 | 6 | 210 | 470 | ||||||
2023年 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 馬連 | ワイド | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
1着 | ❶ | ① | スマイルミーシャ | 吉村智洋 | 2 | 410 | 110 | 1240 | 1110 | 240 | 1930 | 250 | 3350 |
2着 | ❽ | ⑪ | ツムタイザン | 杉浦健太 | 3 | 120 | 130 | ||||||
3着 | ❷ | ② | ラッキードリーム | 下原理 | 1 | 100 | 150 |
基本的に1,2番人気は好走しており、残りひとつの人気がどうなるかを探すレース。
ただ2頭軸にするとやはりリスクが大きく、その割にこのレースはリターンも大きくないためあまりお勧めできません。
残り1頭から賭けるのであればワイドがおすすめ。人気馬相手でも5倍から9倍ほどはついており、1000円予算などでも十分楽しめるでしょう。
◎ 人気どころはほぼ好走傾向。2軸はハイリスクローリターンのためお勧めしない。
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今週の予想レース | 券種 | 的中金額 |
---|---|---|
2024年12月1日 大井7R | 3連単48点 | 的中 1,079,100円 |
2024年12月01日 金沢11R | 3連単8点 | 的中 720,840円 |
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【うまれぼ!公式サイト】園田金盃 過去10年の枠番別データ傾向
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1 | 2-0-0-8 | 20% | 20% | 20% |
2 | 0-3-3-4 | 0% | 30% | 60% |
3 | 1-0-0-9 | 10% | 10% | 10% |
4 | 1-0-0-9 | 10% | 10% | 10% |
5 | 3-0-0-13 | 18% | 18% | 18% |
6 | 2-3-3-12 | 10% | 25% | 40% |
7 | 0-4-2-14 | 0% | 20% | 30% |
8 | 1-1-1-17 | 5% | 10% | 15% |
3,4枠の成績がかなり下降気味。人気馬の入枠も多いだけにここはブラックホールです。
コース形態上、やや特殊な経路を通るため真ん中の2枠は想像よりもプレッシャーがきつくなります。タガノゴールドやエイシンニシパなどの名馬もこの枠からうまく先頭へ行けず敗れており、先行~差し馬には少し厳しい枠となりそうです。
◎ 中枠の不振に注意。差し、追込傾向の馬は割引。
園田金盃 過去10年の脚質別データ傾向
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 4-1-3-8 | 25% | 31% | 50% |
先行 | 4-6-2-19 | 12% | 32% | 38% |
差し | 2-3-2-32 | 5% | 12% | 17% |
追込 | 0-1-2-27 | 0% | 3% | 10% |
逃げ馬有利というデータですが、真に警戒すべきはコーナーの通過順位。
3コーナーの通過順が3番手以降の場合、複勝率は15%と一気に低下します。
つまり、勝負所までに先頭を保っていられるかがキモ。逃げ方次第ではあっさり捕まることもあるため、逃げ脚質である馬の逃げ方に気を配りましょう。
◎ 単騎先頭の逃げ馬は後続との差を勝負所で広げられるかを見る。
園田金盃 過去10年の年齢別データ傾向
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3 | 2-0-1-5 | 25% | 25% | 37% |
4 | 3-3-1-12 | 15% | 31% | 36% |
5 | 3-3-2-25 | 9% | 18% | 24% |
6 | 1-3-1-16 | 4% | 19% | 23% |
7 | 0-1-2-15 | 0% | 5% | 16% |
勝ち馬を狙うのならば3~5歳までが良し。
リピーターであっても抑えるのはこのあたりまででしょうか。
◎ 3~5歳を中心に。頭軸の場合高齢馬は消し。
園田金盃:予想に大事なキーポイント
園田金盃を予想するためのキーポイントを解説していきます。
ポイント① A1クラスからの脅威!?前走4番人気の凄さ
前走 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
A1 | 2-6-4-43 | 3% | 14% | 21% |
重賞 | 8-5-4-27 | 18% | 29% | 38% |
A1・4番人気 | 0-1-2-3 | 0% | 16% | 50% |
重賞・園田 | 3-3-0-8 | 21% | 42% | 42% |
重賞・南関・金沢 | 2-0-0-6 | 25% | 25% | 25% |
このレース、なぜか面白いくらいに前走A1かつ4番人気の馬が好走します。
そのうち、逃げてA1競走を勝った馬は【0-0-0-2】ですが、差しや追込で走ってきた馬は【0-1-2-1】とかなりの良成績。
前走4番人気となると人気の盲点にもなりやすく、狙いどころです。
前走A1かつ4番人気
- ベストオブラック(差し脚質)
園田金盃 前哨戦回顧・考察
参考レース① 姫山菊花賞(重賞)
※赤字は該当レース優勝馬で今回出走なし
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9 | 26 | 園田 | 姫山菊花賞 | 重賞 | ダート | 1700 | 晴 | 良 | |||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性別 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | ❻ | ⑦ | パワーブローキング | 牡 | 5 | 56 | 川島正太郎 | 1.51.9 | 39.3 | 5 | |
2 | ❶ | ① | ミステリーボックス | 騙 | 5 | 56 | 吉村智洋 | 1.52.0 | 0.1 | 40.3 | 3 |
3 | ❼ | ⑨ | キリンジ | 牡 | 4 | 56 | 下原理 | 1.52.0 | 0.1 | 40.4 | 1 |
4 | ❹ | ④ | ベストオブラック | 牡 | 6 | 56 | 田野豊三 | 1.52.2 | 0.3 | 39 | 8 |
ウインドケーヴが引っ張ったものの、摂津盃ほど楽にはいかずかなりマークされた形。
そのせいもあってペースはかなり速まり、先団勢にはつらい展開になった。これを外から一気に差し切ったのがパワーブローキングで、イヌワシ賞2着から見事重賞制覇を仕留めた。
このペースの中先団から粘りこんだキリンジはやはりスタミナがある。切れる脚がないぶん瞬発勝負よりこういう消耗戦になった方がいいタイプで、ハイペース予想の時はむしろ狙える。
ミステリーボックスも先団から粘りこめるタイプで、着順が安定してきた。この2頭は園田の重賞では引き続き要警戒だろう。
レースレベル自体が高く、勝ったパワーブローキングは埼玉新聞栄冠賞で3着となった後JBCで3着。ここでの好走組はかなりの実力者だ。
参考レース② 神無月特別(A1)
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10 | 31 | 園田 | 神無月特別 | A1 | ダート | 1870 | 曇 | 稍重 | |||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性別 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | ❻ | ⑥ | ベストオブラック | 牡 | 6 | 56 | 田野豊三 | 2.06.5 | 38.8 | 4 | |
2 | ❷ | ② | テーオーターナー | 騙 | 6 | 56 | 大柿一真 | 2.06.6 | 0.1 | 39.3 | 6 |
3 | ❹ | ④ | インベルシオン | 牡 | 5 | 56 | 吉村智洋 | 2.06.8 | 0.3 | 39.3 | 1 |
道中最後方から進めたベストオブラックだが、向こう正面あたりから進出を開始すると3コーナーでは好位馬群に取り付き、そのまま上り38秒台の末脚で差し切った。
長期休養明けの姫山菊花賞でもそうだったが、溜めれば確実に伸びてくる末脚で、毎レース上り1位か2位を叩き出しているのは驚異的。悲願の重賞制覇もすぐそこまで迫っているのではないか。
テーオーターナーもうまく乗ったが、勝ち馬の切れ味に屈した。
参考レース③ 園田オータムトロフィー(重賞)
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10 | 10 | 園田 | 園田オータムトロフィー | 重賞 | ダート | 1700 | 晴 | 稍重 | |||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性別 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | ❺ | ⑤ | マルカイグアス | 牡 | 3 | 56 | 鴨宮祥行 | 1.53.4 | 38.6 | 1 |
菊水賞馬オーシンロクゼロVS兵庫優駿馬マルカイグアスの再度の対決に注目が集まったレース。
好スタートを決めてハナを奪ったクラウドノイズが三冠すべてでハナを奪う形となったが、全く焦らず中団から。レースが動いたのは向こう正面。兵庫優駿の再現を狙うかの如く捲ったマルカイグアスが一気にハナを取るとそのまま後続勢の追走を振り切っての快勝を見せた。
捲りながらも上り3Fは1位の38.6秒。春先までの善戦具合が嘘のような快勝ぶりに驚かされたが、世代の頂点を決めるレースを勝ったことで馬にも大きなきっかけとなったのだろうか。惜敗続きの時とは明らかに馬が違う。
昨年の同レース覇者スマイルミーシャとのタイム差は僅かにコンマ1秒。これを比較材料にするのなら古馬相手でも十分通用する。
園田金盃2024予想の最終見解・印
〇 ⑧ マルカイグアス
▲ ② ミステリーボックス
△ ① メイショウハクサン
△ ⑥ スマイルミーシャ
☆ ⑫ キリンジ
園田金盃の過去成績を調べていたとき、過去に兵庫で騎乗していた岩田康誠騎手の勝ちがないという、意外な事実に気づきました。小牧、木村建、赤木高太郎に川原正一、そして下原理や田中学(敬称略)といった兵庫の名手はいずれも獲得しているタイトルを、岩田康誠騎手だけが獲得していないというのは不思議なものです。最も、JRAに移籍せずに兵庫にい続ければいつかは取れていたかもしれませんが、あれほどの名ジョッキーが兵庫のビッグタイトルを獲得していないというのはなんとも珍しいなと感じました。
さて、そんな兵庫のグランプリレースで本命に推すのは、田野豊三騎手が乗る⑤ベストオブラック。他の騎手は昨年より1着の数が減ってはいますが、園田チャレンジカップでは相棒であるアドワンを人気薄ながら激走させたりと、穴党にはうれしい騎手です。そしてベストオブラックも2走前で8番人気ながらあわや着内の4着。昨年の同レースでも3番人気に推されていたように、実力通り走ればこのくらいはやれる馬。毎レース上り最速かそれに近い末脚で突っ込んでくるのも、最後まで楽しませてくれるエンターテイナーです。年末最後の激走に期待します。
対抗には兵庫二冠馬⑧マルカイグアスを。他記事でも散々言っていますが、今年の各地区三歳トップはとにかく強い。楠賞でのあの叩き合いが、それを如実に表していたといっていいでしょう。そんな楠賞を回避して、兵庫所属のグランプリレースに照準を合わせてきたのはここを勝って万全の態勢を整えた後、全国の猛者たちに挑むためと見ました。兵庫優駿以降明らかに馬が変わっており、3連勝で兵庫競馬の頂点に立ってしまっても不思議ではないでしょう。
▲に②ミステリーボックス。姫山菊花賞で最後までバテずに食い下がり、キリンジに先着したのはこの馬が見せた真の強さです。消耗戦なら今回も上位は十分にあり得ます。一線級が揃ったここなら再現も。
△の2頭に①メイショウハクサン、⑥スマイルミーシャ。特にメイショウハクサンは人気の盲点です。六甲盃では1番人気に支持されるまでに覚醒していたのなら、低評価に反発して奮起してもおかしくありません。☆にズブいながらもやはり地力は認めたい⑫キリンジを。