本記事では、2025年4月20日(日)に佐賀競馬場で開催予定の佐賀ヴィーナスカップを徹底分析して予想しています。
参考レースから考察を行いましたので、的中率を上げるためにもぜひ最後までご覧ください。
※今年度より条件が変更された競走のため、前哨戦のデータから考察を行います。
\地方競馬予想でも万馬券連発/
競馬で”儲かる予想”は
こちらをクリック


これから馬券を買う方は、まず高性能AI競馬予想を体感してみませんか?
えーあいNEOはLINEの友だち追加をするだけで平日は毎日AI地方競馬予想を提供しています!
佐賀ヴィーナスカップの基本情報
開催日時 | 2025年4月20日(日)佐賀4R 発走18:05 |
---|---|
グレード | 重賞 4歳以上牝馬限定 全国交流 |
開催競馬場 | 佐賀競馬場 |
コース | 1750m |
創設された2017年からは1400mで行われていましたが、今年度より距離が延長されての開催。
この距離は昨年、同競馬場で行われたJBCレディスクラシックと全く同じ距離です。
グランダムジャパンの指定競走にもなっており、全国から強豪が集まります。
佐賀ヴィーナスカップのコース解説(佐賀1750m)
スタートはスタンド前。従来の1800m競走に比べて直線距離が少し伸びたため、若干ではありますが先行争いの窮屈さが解消されたといえます。
コーナー6回は1800mと変わりません。逃げ・先行有利です。
佐賀ヴィーナスカップの出走表
出馬表を右にスクロールすると短評・寸評が表示されます。
印 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 所属地区 | 調教師 | 寸評 | 短評 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
〇 | 1 | 1 | ミニョン | 牝6 | 55 | 山崎雅由 | 高知 | 田中譲二 | 雪辱期す |
1倍台の昨年は5着に敗れた。復調気配は見せており巻き返しも
|
2 | 2 | ハナノウタ | 牝5 | 55 | 金山昇馬 | 佐賀 | 真島正徳 | どこまで |
佐賀のB級で惜敗続き。もう一つ成長が欲しいか
|
|
3 | 3 | コモリリーガル | 牝4 | 55 | 山本咲希 | 佐賀 | 真島正徳 | 不振続く |
昨年の道営を盛り上げた淑女も大不振。巻き返しへのきっかけが欲しい
|
|
▲ | 4 | 4 | エレノーラ | 牝4 | 55 | 野畑凌 | 川崎 | 平田正一 | 少しずつ |
復帰初戦の条件戦で6秒負け。元々重賞で4着に入るように実力はあるが
|
◎ | 5 | 5 | セブンカラーズ | 牝5 | 55 | 山田祥雄 | 愛知 | 川西毅 | 当然上位 |
安定感の塊である女傑。前走も勝ち切ってここも狙う
|
5 | 6 | ショウナンマリン | 牝4 | 55 | 飛田愛斗 | 佐賀 | 三小田幸 | 連戦連勝 |
中央では惜しいところまで行っていた。復帰した鞍上と共に栄冠を手にするか
|
|
6 | 7 | シルヴァーゴースト | 牝5 | 55 | 石川慎将 | 佐賀 | 真島元徳 | 転厩初戦 |
中山の1200で好位から買っていたとはいえ、近走は微妙。延長がどう出るか
|
|
△ | 6 | 8 | ミルニュイ | 牝6 | 55 | 本田正重 | 大井 | 田中正人 | 巻き返す |
ムラ駆けのような戦績になってきた近走。レベルの高い秋桜賞で4着なら圏内
|
7 | 9 | アンティキティラ | 牝6 | 55 | 多田羅誠 | 高知 | 別府真司 | 復調願う |
昨夏、読売レディス杯を逃げ切って以降は不振。ハナを切ることもできず負けが多く…
|
|
7 | 10 | ビップアクア | 牝6 | 55 | 山下裕貴 | 佐賀 | 九日俊光 | 差大きく |
南関から佐賀に移籍したが微妙感。どこまで
|
|
8 | 11 | アイタカ | 牝4 | 55 | 山口勲 | 佐賀 | 池田忠好 | 実力十分 |
ハナに行ければそうそう止まらない。同型次第では
|
|
8 | 12 | メダルラッシュ | 牝5 | 55 | 竹吉徹 | 佐賀 | 山田義人 | 厳しいか |
中央では1勝クラスで頭打ち。前走の内容も微妙で
|
前哨戦回顧と考察
佐賀ヴィーナスカップの前哨戦にあたるレースの回顧をふまえた考察を行っていきます。
参考レース①若草賞土古記念(SP1)
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 13 | 名古屋 | 若草賞土古記念 | SP1 | ダート | 1500 | 曇 | 重 | ||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着タイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | 6 | 7 | セブンカラーズ | 牝5 | 55 | 山田祥雄 | 01:33.4 | 38.7 | 1 | |
4 | 5 | 5 | アンティキティラ | 牝6 | 55 | 多田羅誠也 | 01:35.1 | 1.7 | 40.6 | 8 |
先行争いが激しくなると見るや、一歩引いた4番手からレースを進めたセブンカラーズ。勝負所で動いていくと、抜け出していたプリムロゼを追い詰め、最後しっかり捉えての勝利。
ここまでは前に行き切って勝ち切るというパターンが多かったため、控えた際は一瞬大丈夫かと思わされましたが、蓋を開けてみれば余裕綽々の勝ち切り。差し切りの着差まで計算に入れたような走りでした。
前が速くなれば抑えて勝てるという自由度が増したことにより、だんだん隙が無くなってきたような気がします。佐賀の舞台でも盤石な勝利を挙げられるか。
アンティキティラは先行争いを繰り広げたとはいえ、少し気になる下がり方。最後は優勝争いに割って入ることもできなかっただけに、やや全盛期から力は落ち始めているような感じもあります。
参考レース②早春賞(C1)
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 6 | 佐賀 | 早春賞 | C1 | ダート | 1400 | 曇 | 重 | ||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着タイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | 5 | 5 | ショウナンマリン | 牝4 | 54 | 飛田愛斗 | 01:30.2 | 38.8 | 1 |
先行争いが激しくなる中、2番手からレースを進めたショウナンマリン。スタートの出が決して良かったわけではありませんが、スピード能力の違いで自然と押し上げて行った辺り、このクラスでは格が違った感もあります。
今回はいきなりの重賞挑戦となりますが、キモは先行争いでバテないかどうか。
未勝利に終わったJRAでは2着まで来ていただけに、恐らく1勝クラス相当の力は持っているはずです。が、今回はセブンカラーズを筆頭に、なかなか骨っぽいメンバーが顔を揃えています。佐賀のC級では力が違っても、簡単に信用はしにくいところ。
時計的にはB級以上(同日開催の1400mが1分32秒台)の力は持っていそうですが、今回は一旦様子を見るか、連勝中は買いで組み込むか、迷いどころです。
参考レース③KYUSYU DREAM賞(A2)
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
12 | 7 | 佐賀 | KYUSYU DREAM賞 | A2 | ダート | 1300 | 晴 | 良 | ||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着タイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | 2 | 2 | アイタカ | 牝3 | 54 | 金山昇馬 | 01:23.4 | 38.4 | 1 |
押して先頭を主張したアイタカ。イチザウィナーらに先んじての逃げでしたが、後続を寄せ付けずにそのまま封じ込めました。
コーナーワ-クで加速しており、最後も脚が上がったような感じではありませんでした。トップスピードはJRAでも2勝クラスまで駒を進めていただけに高めです。
九州産グランプリでも2着となったのを考えれば、順当な勝利と言えるでしょう。今回も期待できそうです。
参考レース④ベラトリックス特別(準重賞)
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 13 | 高知 | ベラトリックス特別 | 準重賞 | ダート | 1400 | 晴 | 稍重 | ||
1 | 8 | 11 | ミニョン | 牝6 | 56 | 山崎雅由 | 01:31.4 | 39.9 | 5 | |
6 | 4 | 4 | アンティキティラ | 牝6 | 56 | 多田羅誠 | 01:32.3 | 0.9 | 40.8 | 4 |
10 | 7 | 9 | コモリリーガル | 牝4 | 56 | 西森将司 | 01:33.6 | 2.2 | 40 | 11 |
1着は前年2月のレジーナディンヴェルノ賞以来となったミニョン。3番手のインコースから進め、勝負所でガッシリ追われて先頭に立って勝利を収めています。
元々昨年の佐賀ヴィーナスカップでは1倍台の1番人気に推されるほどの実力を持った馬でした。
以降は馬券圏内に入れない不振に陥っていましたが、1.5秒以上負けるようなことはなかっただけに、きっかけひとつで上昇できる状態にはあったのかもしれません。
特に、逃げたルピナステソーロがバテるほどのハイペースを3番手から勝ち切ったのは評価したいところ。逃げ馬の多そうな今回、一番の惑星候補となり得ます。