留守杯日高賞2025予想！過去10年の傾向と参考レースから読み解く有力馬を公開！

本記事では、2025年4月20日（日）に水沢競馬場で開催予定の留守杯日高賞を徹底分析して予想しています。

前哨戦を含めた参考レースや、過去10年分のデータから考察を行いましたので、的中率を上げるためにもぜひ最後までご覧ください。

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留守杯日高賞の基本情報

開催日時	2025年4月20日（日）水沢11R  発走 18:15
グレード	M1 3歳牝馬限定 全国交流競走
開催競馬場	水沢競馬場
コース	1600ｍ

岩手の牝馬三冠競走、第一冠目がスタートします。
全国交流の解放後は、津々浦々から有力馬が集ってくる競走。その中でも優勢は南関勢です。
果たして今年はリベンジなるか。

留守杯日高賞のコース解説（水沢1600ｍ）

4コーナー奥のポケットからスタートし、カーブしながらスタンド前へ。

このカーブがやや曲者で、外枠の馬は内に入って行かないとロスを強いられます。

内は内で包まれやすく、スピードがない馬は後方からの競馬を余儀なくされそのまま終了ということもあり得ます。

一番動きやすいのは中枠でしょう。

留守杯日高賞の出走表

出馬表を右にスクロール（スワイプ）すると短評・寸評が表示されます。

全国交流競走ですが、好走馬の前走はほぼこの2つに絞れます。

特に浦和桜花賞からの参戦は複勝率が10割。こういうデータは連勝中の馬と同じで『崩れるまで買え』が鉄則です。

今年ももれなく該当馬がいます。軸ないし紐で切らずに抑えましょう。

留守杯日高賞の前哨戦回顧・考察

留守杯日高賞の前哨戦にあたるレースの回顧をふまえた考察を行っていきます。

参考レース①あやめ賞（M2）

前に行った馬達が後退し、直線は溜めた馬が先頭に立つという水沢でよくある前崩れ劇場。これを制したのがピカンチフラワーですが、直線で外を回された分ステイクラッシーは差し損ねた感じも。位置取りの分と考えるなら勝ち切れていた感じもあります。

後方2番手から進めていたタカマキフォーが3着でしたが、こちらもフタイテンホイールとのたたき合いを制しての3着。この両頭にも大きな差はありません。

引っかかるのはスノーミックスの凡走でしょうか。2歳時のようなキレがなく、この2戦はいずれも凡走。特に今回は3コーナーですでに手ごたえが無くなっていました。それなりにペースが落ち着かないと厳しい馬なのかもしれません。

参考レース②3歳B1（B1）

先行した馬達による決着で、外からしぶとく脚を伸ばしたユウユウスプレマンが勝利。このくらい落ち着いたペースならという勝ち方でした。3着のコニパもよく脚を伸ばしています。

3コーナーでノヴェルウェイが急減速しており、これは馬本来の力を出し切れたとは見られない感じ。先行して後退したピンクノバラは、前々走で勝利を挙げていただけに壁に当たった感じもあります。

参考レース③六花賞（世代限定）

大外からスタートを切ったフリーダム。ラブミーメアリーやペコリを行かせてのレースで、800mの通過も遅めでしたが、4コーナーで楽に先頭へ並ぶと、そのまま粘る前2頭を捉えて勝ち切りました。

上り3Fも37.7秒と中々速いタイム。最後の200mこそタイムは落ちていますが、600mから400ｍでは12.8 – 11.9 としっかり数字を上げています。

ユングフラウ賞、浦和桜花賞と後方からの競馬で凡走していますが、元々はこのように前を張る馬。鞍上もこの時勝利を挙げた笹川騎手に戻りますし、ここは勝負気配かもしれません。

留守杯日高賞の予想最終見解・印

その昔、日本競馬でまだアラブ競走が活発だったころ、この留守杯日高賞は前身の『日高賞』として岩手のアラブ三冠のレースに組み込まれていた過去があります。

時が経ちアラブ競走が消えた後、水沢の城主であった『留守家』から冠を取り、この競走に付け加えての発足が『留守杯日高賞』の歴史だと言います。過去にアラブの三冠競走だったレースが、今度は岩手の牝馬三冠を担っていると考えると、なかなか感慨深いものがありますね。

ただ、2017年を最後に岩手所属の馬によるこのレースの制覇は成されていません。そろそろ地元馬による戴冠も見たいものです。

とはいえ、馬券的には別。大井所属の⑦フリーダムから勝負します。

南関東のユングフラウ賞、桜花賞を戦ってきた馬で、そこでの戦績こそ目立ったものではありません。ただ、勝利を挙げた六花賞の勝ち方はなかなかよく、一瞬のキレには長けている馬という印象を抱きました。

水沢においては瞬発力とスピードに長けている馬が非常に有利です。鞍上も名手・笹川騎手に戻りますし、すんなり番手を取れれば圧勝もあるのではないでしょうか。

対抗には岩手の⑩ステイクラッシーを。あやめ賞では僅かな差で負けましたが、4コーナーの位置取りの差で負けたような感じも強いため、巻き返しは十分に可能です。

特注は⑥コニパ。相手によらず毎回大きく負けないため、ここでも軽視は禁物です。

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