西日本クラシック2025予想！参考レースから読み解く有力馬を公開！

本記事では、2025年5月8日（木）に園田競馬場で開催予定の西日本クラシックを徹底分析して予想しています。

前哨戦を含めた参考レースから考察を行いましたので、的中率を上げるためにもぜひ最後までご覧ください。

※昨年新設された競走のため、傾向記載なし。

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西日本クラシックの基本情報

開催日時	2025年5月8日（木）園田11R  発走16:10
グレード	重賞 3歳 西日本地区交流競走
開催競馬場	園田競馬場
コース	1870ｍ

東日本ではネクストスター東日本、ダイヤモンドカップと、全国や東日本の交流重賞が組まれましたが、西日本も交流重賞があります。

1着賞金は800万円。東日本に比べればやや少額とはいえ、それでもネクストスター競走に匹敵する金額です。

昨年はここを制したシンメデージーが、ここから全国の舞台に羽ばたいて活躍しています。

西日本クラシックのコース解説（園田1870ｍ）

2コーナー奥からスタートし、コースを一周してくる園田のチャンピオンコース。完全な内枠有利とも言えず、若干折れている向こう正面で窮屈になりやすい傾向もあります。

とはいえ、他の距離同様4コーナー手前までに行為に進出できていないと厳しい形になります。

西日本クラシックの出走表

出馬表を右にスクロールすると短評・寸評が表示されます。

前哨戦回顧と考察

西日本クラシックの前哨戦にあたるレースの回顧をふまえた考察を行っていきます。

参考レース①3歳BC1

ややスタートで出遅れたピコブルーでしたが、1週目のスタンド前で巻き返すと外目につけ、抜け出しを図ったダックワーズに併せて叩き合いに。最後は僅かに外から鼻先を出して勝ち切りました。

中央所属の時代は2戦して着外でしたが、兵庫に移籍して以降は安定。ただ、ゲートがあまり得意な馬ではないため、どうしてもスタート出は後手を踏みがちです。

12頭立てでしっかり前につけられたのは好材料だったとはいえ、これは外枠だから挽回できたとも考えられそう。内枠で包まれるとそのまま終了という形も重賞だとあり得そうなため、ゲートの巧拙は頭に入れておいた方が良いでしょう。

ただ、先行して抜け出す力は本物。これは疑いようもなく高い実力があると見ます。

参考レース②卯月特別

スタートからハナを取り切ったキミノハートがそのまま逃げ切ったレース。好発を決めるとやはり強い馬で、そのままマイペースに持ち込むと基本的に好走できます。

問題は包まれた時。2歳時の重賞でもそうでしたが、道中で下手に並びかけられたり包まれたりすりと走るのをやめるような節がある脆さがあるため、同型がいる際には注意です。

4着のイザグリーンライトはやはり決め手に欠ける印象。もう少し上りの脚が速くなればいいのですが…フセノオーロラは末永く脚を使った点を評価。

参考レース③笠松プリンシパルカップ（OP）

好位から一気に捲ったスターサンドビーチの完勝。流石にこのメンバー相手では力が抜けていた印象で、後続を千切っての勝利でした。

ただ、世代レベルが高いとは言えない今年の笠松3歳。ネクストスター中日本では唯一掲示板に入った東海地区勢とはいえ、この走りだけで評価して過信するのは避けたいところです。

参考レース④3歳BC1

好スタートからゆったりとしたペースに持ち込んだアマノハバキリ。後ろの馬がやや引っ掛かるほど緩めのペースに持ち込み、自身は末を溜めるという逃げ馬にとっては理想的な勝ち方でした。

勝負所ではスピードを上げて後続を突き放しており、100点満点と言っていい走り。本番と同じ距離で後続を寄せ付けなかったのは大きな収穫で、同じような競馬ができれば再現は十分にあります。

参考レース⑤3歳B

外から先手を主張したレイヤーは2番手から進め、出負けしたピコブルーは中団馬群から。勝負所でほぼ両馬の差はなくなりましたが、出遅れなかった分レイヤーが最後まで残し切って勝利。大きな実力差は無いように映りましたが、道中の進め方によって着順が変わったかな、とも思えました。

このメンバー相手なら相手なりに走れそうなレイヤーですが、追い出されてからの末脚に特筆するような速さはなさそう。レベルの上がる重賞で同じような競馬ができるかは微妙です。

最終見解・印

さて、去年新設されたこの西日本クラシック。初年度からシンメデージーという素質馬が巣立ったレースだけに、今年の勝ち馬にも期待がかかります。東京ダービーより兵庫三冠に集中するという宣言のあったオケマルの参戦はありませんが、見方を変えれば彼に挑む兵庫のライバルがこの中から誕生するかどうかというところもあります。一強に断をすべく、ここを勝って挑戦状を叩きつける馬は果たして誰になるのか。

◎は⑦ラズライトタッカーで行きます。戦ってきた相手関係を考えると、やはりこの世代はオケマルが抜け、次点にベラジオドリームとエイシンハリアーといった様相。となれば、彼らとやり合って好走したラズライトタッカーが、このメンバーでは一枚抜けているかなと言う印象が強いです。

強いメンバーと戦っただけと思う人もいるかもしれませんが、レベルの高いレースを走ったという経験は間違いなく馬を成長させます。なぜなら出走馬が強いということは、必然的に速いペースを追走することになるからです。

ダートグレード競走などでただ追走しているような馬はまた別ですが、必死にその流れを追走し、掲示板などに入れればしめたもの。流れに適応できたなら地元馬同士のレースなどでは確実にアドバンテージとなります。
これは①ジーニアスレノンにも同じことが言えるため、オケマルやベラジオドリーム、エイシンハリアーと戦ってきた彼らは要警戒です。

対抗の⑫フセノオーロラは⑥キミノハート、⑧ドリタルなどを相手に好走しています。前走はやや伸びきれませんでしたが、競り合いで伸びたという感じも。叩き合いになるなら上積みは見込めていい存在です。

③スターサンドビーチは笠松での戦績とレベル、⑥キミノハートは道中のもろさを懸念して無印で。

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