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マリーンカップ 2024 予想!過去傾向から読み解く有力馬を公開!

marin_cup 厳選地方重賞馬

かつては4月に行われていた古馬牝馬の交流重賞競走ですが、ダート改革の影響で生まれ変わり3歳牝馬限定の秋の大一番に。

JBCレディスクラシックを目指す有力馬にとっては大事な競走にもなります。

マリーンカップ2024の基本情報

開催日時 2024年9月26日(木)
グレード 3歳牝馬限定 交流ダートグレード競走
開催競馬場 船橋競馬場 11R 20:05発走予定
コース ダート1,800m

コース解説

4コーナーのポケット奥からスタートし、左回りコースを一周するコース。「スパイラルカーブ」と呼ばれるコーナーが特徴的です。
(入り口が緩いものの、そのかわりにコーナーの出口が締まってきつめなカーブのこと。)

そのため、コーナーでやや馬群がばらけがちになります。
スタミナ、パワーがいるコースでもありますが、基本的には先行した馬がそのまま押し切る、といった展開が多いです。

出走表

馬名 性別 馬齢 斤量 騎手 所属地区 調教師 寸評 短評
1 1 クラヴィコード 3 55 笹川翼 栗東 中村直也 手は合う 前々走で勝利を挙げた笹川とコンビ復活。ブリンカー着用後調子は上々。
2 2 アンモシエラ 3 55 坂井瑠星 栗東 松永幹夫 負けれぬ JDCではなくこちらを選んだ=必勝態勢。3歳砂の女王を歌い上げる。
3 3 アンデスビエント 3 55 田口貫太 栗東 西園正都 虎視眈々 逃げて勝ち切った前走は強い。アンモシエラと初対決で勝ち切れるか。
4 4 フォルトリアン 3 55 矢野貴之 大井 市村誠 強調なし 上がり目なし。中央馬相手では。
5 5 ザオ 3 55 吉原寛人 船橋 米谷康秀 地方有力 マコトロクサノホコやニジイロハーピーなどの3歳有力勢と渡り合ってはいるがここだと格落ちか。
6 6 テンカジョウ 3 55 国分優作 栗東 岡田稲男 連戦連勝 ハビレを物差しにするなら京浜盃3着争いクラス。確実にS寄りになるこのレースで溜められるか。

6頭立てという類を見ない小頭数での競走です。
恐らく多くの人の焦点はアンモシエラVSアンデスビエントでしょう。

参考レース① 関東オークス

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
6 12 川崎 関東オークス Jpn2 ダート 2100
着順 馬番 馬名 性別 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 アンデスビエント 3 55 田口貫太 2.18.5 40 1

スタートから逃げ、道中は13秒~14秒台のラップで緩く進め、勝負所で一気にギアを上げて逃げ切った田口貫太騎手とアンデスビエント。
その手腕は流石と言わざるを得ない。2年目とは思えない肝っ玉の据わった騎乗だった。
勝ちタイムはそこまで速くはないが、楽に逃がせると怖いタイプ。
単騎で言った場合は危険な存在になるだろう。

参考レース② ブルーバードC

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
1 17 船橋 ブルーバードC Jpn3 ダート 1800
着順 馬番 馬名 性別 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 アンモシエラ 3 55 坂井瑠星 1.55.9 40.7 2

逃げ粘るエコロガイアを捉えに行ったアンモシエラとバロンドール。最後は馬体が合ってのゴールインで、僅かにアンモシエラが差し切って重賞初制覇を見せた。
このレースでは控えていたように、必ずしも逃げ一辺倒ではない点に注意したい。
アンデスビエントをマークするような形に持ち込んでしまえば恐らくこちらの方に分があるため、多少は自在に行けるということを頭に入れるべき。

参考レース③ インディアT

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
8 31 札幌 インディアT 2勝 ダート 1700
着順 馬番 馬名 性別 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 クラヴィコード 3 53 横山武史 1.43.6 36.1 8

好スタートを決めてそのまま逃げの手に出ると後ろを引き付け、直線で再度後方を突き放してそのまま逃げ切りを決めた。これで2連勝。
ブリンカーをつけてからは前に行くと集中して走れており、速い上がりも使えるようになっている。
3月末にテンカジョウ相手にぼろ負けした時は馬が違っていると考えた方がいいだろう。
しっかり激しいアクションで指示を出す騎手とも手があっており、そういう意味では笹川騎手とのコンビも相性◎か。

参考レース④ 2勝クラス

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
6 8 京都 3歳以上2勝クラス 2勝 ダート 1800
着順 馬番 馬名 性別 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 テンカジョウ 3 53 国分優作 1.52.5 37.6 2

勝ち方がかなりぶっ飛んでおり、大出遅れから追いついていつの間にか中団、直線はそこからじわじわと進出して突き抜けるという勝ち方。
脚が上がっていると思いきや上りは最速。大物感あふれる勝ち方だった。
ただ、ここまで3戦連続して出遅れているのはかなり気がかり。
コーナーの多い地方競馬場でスタートをミスすると中央以上に痛い。
これがどう出るか。

参考レース④ アレキサンドライトC

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
8 27 船橋 アレキサンドライトC OP ダート 1700
着順 馬番 馬名 性別 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ザオ 3 52 笹川翼 1.47.1 38.4 3
3 フォルドリアン 3 54 矢野貴之 1.49.9 2.8 40.6 7

序盤は中団から。向こう正面あたりから進出を開始すると一気に先頭に立ち、逃げていたミチノアンジュを競り落としてそのまま突き放し、シンメルーブス相手にぶっちぎりの7馬身差で完勝。
のじぎく賞こそ大敗していたが、本来の実力を示した格好。前を早めに捉えに行った判断も素晴らしかった。
フォルトリアンは後方有利となった展開がはまったか。

マリーンカップ2024予想の最終見解

「ダート改革は本当に良かったのか」これが今年各地で声高に叫ばれています。
事実、今年に入ってから中央交流重賞で10頭未満となるのはこれで3回目。
しかも羽田盃、マリーンCの3歳限定競走が含まれており、改革の主要とみられていた3歳路線の変更が本当に良かったのかどうか、というものは本当に多いです。(東京ダービーに至っては未勝利馬出ていましたし)

とはいえ、まだ改革初年度。長い目で見るなら次につなげてほしいですが…

6頭立ての寂しいここは◎②アンモシエラを。
やはりこの世代の3歳ダート牝馬の中では力が抜けています。

同型も多いですが逃げが至上命題でもない同馬にとっては逆に好都合。
上位は強かった東京ダービー3着の実力を存分に見せてほしいところです。

〇には昇級してきた①クラヴィコードを。
この時期において牡馬混合の中央2勝クラスを制覇していることは素直に評価できます。

アンデスビエントは簡単に逃げさせなければ十分に捕まれられる算段でしょう。
笹川騎手と初コンタクトというわけでもないため、彼女に好調のきっかけをつかませた同騎手が再びタイトル獲得へ導く可能性も。

③アンデスビエントは▲を打ちたいところですが、6頭立てのためこの1点印で。

◎ ② アンモシエラ
〇 ① クラヴィコード

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