本記事では、2026年7月20日(月)に盛岡競馬場で開催予定のマーキュリーCの有力馬、爆穴馬、AI予想を解説付きで紹介します。
前哨戦を含めた参考レースや、過去10年分のデータから考察を行いましたので、的中率を上げるためにもぜひ最後までご覧ください。
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| 日付 | レース名 | 券種 | 払戻金額 | 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 7/23(木) | 園田5R | 3連単12点 | 3,445,440円 | 28,712% |
| 7/23(木) | 園田5R | 3連単16点 | 2,584,080円 | 16,151% |
| 7/23(木) | 園田4R | 3連単24点 | 1,156,360円 | 4,818% |
| 7/23(木) | 笠松9R | 3連単4点 | 1,056,250円 | 26,406% |
| 7/23(木) | 大井1R | 3連単8点 | 932,160円 | 11,652% |
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マーキュリーCの出馬表
出馬表を右にスクロールすると短評・寸評が表示されます。
| AI | 蒼井 | 枠 | 番 | 馬名 | 人気 | オッズ | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 所属 | 調教師 | 短評 | 寸評 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| △ | 1 | 1 | ドゥラエレーデ | 5 | 8.5 | 牡6 | 54.0 | 吉原寛人 | 大井 | 藤田輝信 | 実績上位 | 54kgで出走できるのは魅力。地力を発揮できれば | |
| 2 | 2 | リケアカプチーノ | 8 | 63.0 | セ4 | 54.0 | 赤岡修次 | 岩手 | 菅原勲 | 地元期待 | みちのく大賞典を制した地元の代表格 | ||
| 3 | 3 | ジョリーロジャー | 13 | 296.5 | 牡5 | 54.0 | 山本政聡 | 岩手 | 工藤裕孝 | 相手強化 | 岩手では安定も、交流重賞で相手が一気に強化 | ||
| 3 | 4 | プリンスミノル | 14 | 320.0 | 牡7 | 54.0 | 村上忍 | 岩手 | 畠山信一 | 差脚待ち | 前が崩れる展開なら末脚を生かす余地 | ||
| 4 | 5 | レライタム | 11 | 253.3 | セ5 | 54.0 | 高松亮 | 岩手 | 伊藤和忍 | 上積必要 | 近走内容から交流重賞では一段の上積みが必要 | ||
| 4 | 6 | タカマキファイブ | 12 | 280.6 | 牡4 | 54.0 | 岩本怜 | 岩手 | 菅原右吉 | 成長期待 | 4歳の成長力に期待も、相手は強力 | ||
| ☆ | 5 | 7 | ディープリボーン | 6 | 24.0 | 牡6 | 54.0 | 石川倭 | 大井 | 真島大輔 | 持続末脚 | 長く脚を使えるタイプで盛岡の直線は合う | |
| ○ | ◎ | 5 | 8 | ギュルヴィ | 3 | 5.9 | 牡4 | 54.0 | 武豊 | 栗東 | 大久保龍 | 逃切本命 | 前走2100mを逃げ切り。武豊騎手で主導権 |
| ◎ | △ | 6 | 9 | テスティモーネ | 2 | 4.0 | 牡4 | 54.0 | 幸英明 | 栗東 | 大根田裕 | 充実本命 | 平城京Sを快勝。安定感と充実度を評価 |
| 6 | 10 | ナイトオブファイア | 10 | 162.8 | 牡4 | 54.0 | 山本聡哉 | 大井 | 渡辺和雄 | 地方上位 | 大井で示した地力と54kgを生かしたい | ||
| ▲ | ○ | 7 | 11 | ムルソー | 1 | 2.0 | 牡5 | 55.0 | 坂井瑠星 | 栗東 | 池江泰寿 | 先行対抗 | アンタレスS勝ち。前で運べればしぶとい |
| 7 | 12 | サクラトップキッド | 9 | 132.1 | 牡5 | 54.0 | 高橋悠里 | 岩手 | 伊藤和忍 | 地元差脚 | みちのく大賞典4着。地元で展開待ち | ||
| ☆ | ▲ | 8 | 13 | サンデーファンデー | 4 | 7.7 | 牡6 | 57.0 | 角田大和 | 栗東 | 東田明士 | 重賞実績 | マーチSを59kgで押し切った実績は上位 |
| 8 | 14 | メイショウフンジン | 7 | 51.0 | 牡8 | 55.0 | 酒井学 | 栗東 | 秋山真一 | 古豪警戒 | 8歳でも先行力健在。自分の形なら |
蒼井予想:マーキュリーCの予想印と最終見解
◎ ギュルヴィ
前走の丹沢Sを逃げ切った内容を素直に評価し、本命にします。東京ダート2100mで後続を寄せつけなかった内容は強いものでした。淡々とレースラップを刻んで逃げ切れるのなら、馬自身もそのリズムを作れる能力があるということ。前有利の盛岡なら同じ競馬で勝ち切れるはず。
今回は武豊騎手が引き続き騎乗。ハナを主張すれば周囲も無理に競りかけにくいでしょう(マジで)。
昨年のカズタンジャーがそうだったように、2100m戦からの転戦もこのレースでは相性が良く、そのまま逃げ切る可能性があります。
○ ムルソー
ギュルヴィへ前から圧力をかけるなら、この馬でしょう。アンタレスSでは2番手から早めに動き、そのまま押し切りました。
前残りの流れを想定するなら、ギュルヴィとの「行った行った」は十分考えられます。坂井瑠星騎手が序盤で脚を使いすぎず、好位からプレッシャーをかけられるかがポイントです。
▲ サンデーファンデー
マーチSでは59kgを背負いながら好位から押し切りました。重い斤量で最後まで脚を残した内容は、このメンバーでも高く評価できます。
外枠ですが、無理にハナへ行く必要はありません。角田大和騎手はこの馬を手の内に入れており、前の2頭を見ながら運ぶ形でも問題ないでしょう。ギュルヴィとムルソーが早めに動き合えば、離れた3番手から抜け出す形もあります。
☆ ディープリボーン
6歳となっても大きな衰えは感じません。瞬時に加速するタイプではありませんが、徐々にスピードへ乗り、長く脚を使える点は盛岡向きです。
前が早めに動き合い、先行勢が消耗する展開なら、直線でじわじわと差を詰めてくるでしょう。盛岡の長い直線は、この馬の持続力を生かしやすい舞台です。
△ テスティモーネ
平城京Sでは好位から抜け出し、1分49秒1の好時計で完勝しました。近走は先行しても差しても崩れず、本格化を感じさせる走りが続いています。
2000mへの距離延長は課題ですが、道中で力まず運べるタイプだけに対応は可能でしょう。展開に左右されにくい安定感があり、上位勢の直後で運べれば確実に圏内へ加わってきそうです。
AI予想:マーキュリーCの予想印と最終見解
◎ テスティモーネ
近走の安定感と充実度を重視し、テスティモーネを本命にします。平城京Sは好位から抜け出して快勝。前へ行く馬が複数いる今回は、その直後で脚を溜められる点を評価しました。
○ ギュルヴィ
丹沢Sを逃げ切った内容は高評価です。武豊騎手が主導権を握れば簡単には止まりません。ただし、ムルソーやサンデーファンデーから早めに圧力を受ける可能性を考え、対抗としました。
▲ ムルソー
アンタレスS勝ちの先行力を評価します。ギュルヴィを楽に逃がさず、好位から運べれば頭まであります。前半で脚を使いすぎないことが条件です。
☆ サンデーファンデー
マーチSを59kgで押し切った実績は最上位級。外枠から前を見ながら運べる点も好材料です。先行争いが激しくなりすぎなければ残り目があります。
△ ドゥラエレーデ
近走成績には波がありますが、中央のGⅠや海外競走を経験してきた地力は無視できません。54kgで運べる今回は、流れに乗れば一変する可能性があります。
マーキュリーCの開催日程
| 開催日時 | 2026年7月20日(月)盛岡12R |
|---|---|
| 発走時刻 | 18:15(予定) |
| 天候:馬場 | 晴:良 |
| グレード | JpnⅢ 3歳以上指定交流重賞競走 |
| 開催競馬場 | 盛岡競馬場 |
| コース | ダ2000m |
マーキュリーCのコース解説

マーキュリーCの舞台は、盛岡競馬場のダート2000mです。向正面が長く、3コーナーから徐々にペースが上がるため、長く脚を使える持続力が求められます。
最初のコーナーまで距離があるため、外枠でも位置を取りに行きやすい一方、直線は地方競馬場として長め。前へ行くだけでは押し切れず、最後まで脚を残せるかが重要になります。
マーキュリーC・過去10年のデータを分析
同レース過去10年分のデータを収集して分析を行いました。
各データ別に割り出した傾向をご紹介していきます。
人気:1、2番人気が9勝、勝ち馬は上位人気中心
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 5-1-1-2 | 50% | 60% | 70% |
| 2 | 4-1-1-0 | 40% | 50% | 60% |
| 3 | 0-1-5-2 | 0% | 10% | 60% |
| 4 | 1-4-0-2 | 10% | 50% | 50% |
| 5 | 0-1-1-4 | 0% | 10% | 20% |
| 6人気以降 | 0-2-2-74 | 0% | 2% | 4% |
1番人気が5勝、2番人気が4勝しており、過去10年の勝ち馬は上位2つの人気へ大きく偏っています。まあ、いつも通りの交流重賞です。
配当:基本は堅い。上位人気から厚く固めに
| 年次 | 着順 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 馬連 | ワイド | 馬単 | 3連複 | 3連単 | 馬名 | 騎手 | 人気 | 枠番 | 馬番 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 1着 | 300 | 120 | 960 | 1,070 | 330 | 2,020 | 1,000 | 5,730 | カズタンジャー | 川田将雅 | 1 | 2 | 2 |
| 2着 | 170 | 220 | クラウンプライド | 坂井瑠星 | 4 | 5 | 5 | |||||||
| 3着 | 130 | 410 | ディープリボーン | 古川吉洋 | 3 | 3 | 3 | |||||||
| 2024 | 1着 | 280 | 140 | 1,800 | 1,370 | 510 | 2,180 | 3,280 | 12,070 | クラウンプライド | 横山武史 | 2 | 6 | 9 |
| 2着 | 220 | 460 | ビヨンドザファザー | 北村友一 | 5 | 8 | 13 | |||||||
| 3着 | 160 | 890 | ロードアヴニール | 團野大成 | 3 | 4 | 5 | |||||||
| 2023 | 1着 | 220 | 110 | 690 | 620 | 240 | 970 | 750 | 2,580 | ウィルソンテソーロ | 川田将雅 | 1 | 6 | 9 |
| 2着 | 140 | 250 | テリオスベル | 江田照男 | 4 | 4 | 4 | |||||||
| 3着 | 150 | 360 | メイショウフンジン | 酒井学 | 3 | 8 | 13 | |||||||
| 2022 | 1着 | 500 | 210 | 2,770 | 2,930 | 1,020 | 5,350 | 145,300 | 635,880 | バーデンヴァイラー | 福永祐一 | 2 | 5 | 8 |
| 2着 | 330 | 16,220 | テリオスベル | 江田照男 | 7 | 2 | 2 | |||||||
| 3着 | 2,880 | 20,950 | ヴァケーション | 村上忍 | 10 | 1 | 1 | |||||||
| 2021 | 1着 | 580 | 150 | 550 | 620 | 220 | 1,460 | 400 | 3,310 | マスターフェンサー | 松山弘平 | 4 | 2 | 2 |
| 2着 | 110 | 270 | バンクオブクラウズ | 大野拓弥 | 1 | 3 | 3 | |||||||
| 3着 | 110 | 140 | ヒストリーメイカー | 藤岡佑介 | 2 | 6 | 9 | |||||||
| 2020 | 1着 | 190 | 110 | 330 | 350 | 190 | 550 | 2,120 | 5,860 | マスターフェンサー | 川田将雅 | 1 | 3 | 3 |
| 2着 | 140 | 630 | デルマルーヴル | 岡部誠 | 3 | 6 | 9 | |||||||
| 3着 | 370 | 860 | ランガディア | 鈴木祐 | 6 | 1 | 1 | |||||||
| 2019 | 1着 | 130 | 100 | 1,420 | 1,510 | 350 | 1,800 | 790 | 3,690 | グリム | 武豊 | 1 | 1 | 1 |
| 2着 | 200 | 150 | ノーブルサターン | 鮫島良太 | 4 | 3 | 3 | |||||||
| 3着 | 120 | 520 | テルペリオン | 松若風馬 | 3 | 6 | 9 | |||||||
| 2018 | 1着 | 220 | 100 | 770 | 940 | 240 | 1,530 | 450 | 3,320 | ミツバ | 松山弘平 | 2 | 6 | 10 |
| 2着 | 140 | 130 | ヨシオ | 戸崎圭太 | 4 | 5 | 8 | |||||||
| 3着 | 100 | 290 | フェニックスマーク | 横山典弘 | 1 | 8 | 14 | |||||||
| 2017 | 1着 | 230 | 100 | 220 | 220 | 120 | 450 | 340 | 1,190 | ミツバ | 松山弘平 | 1 | 2 | 2 |
| 2着 | 100 | 220 | ピオネロ | 戸崎圭太 | 2 | 3 | 3 | |||||||
| 3着 | 130 | 200 | クリノスターオー | 幸英明 | 3 | 4 | 5 | |||||||
| 2016 | 1着 | 470 | 200 | 13,440 | 18,670 | 3,940 | 20,420 | 23,090 | 179,810 | ストロングサウザー | 田辺裕信 | 2 | 8 | 13 |
| 2着 | 900 | 560 | タイムズアロー | 真島大輔 | 9 | 1 | 1 | |||||||
| 3着 | 230 | 3,790 | マイネルバイカ | 柴田大知 | 5 | 6 | 10 |
上位人気のJRA勢が順当に走る年は堅めの決着が多いです。あまり波乱は起きないため、堅く収まると踏んで買い切っても良いかも。
枠:2枠と6枠が最多勝、7枠は苦戦
| 枠 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1-1-2-6 | 10% | 20% | 40% |
| 2 | 3-1-0-5 | 30% | 40% | 40% |
| 3 | 1-3-1-9 | 5% | 23% | 29% |
| 4 | 0-1-2-12 | 0% | 5% | 15% |
| 5 | 1-2-0-10 | 5% | 15% | 15% |
| 6 | 3-1-3-10 | 15% | 21% | 36% |
| 7 | 0-0-0-19 | 0% | 0% | 0% |
| 8 | 1-1-2-13 | 5% | 10% | 20% |
2枠と6枠が各3勝で最多。1枠も複勝率40%を記録しています。一方、7枠は過去10年で馬券圏内がありません。
内から中枠が優勢で、外枠は序盤の位置取りとコースロスが課題です。
脚質:先行馬が中心、逃げ馬も複勝率は高い
| 脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 2-1-4-9 | 10% | 15% | 36% |
| 先行 | 5-5-3-12 | 15% | 31% | 40% |
| 差し | 2-3-3-38 | 3% | 9% | 14% |
| 追込 | 1-1-0-25 | 3% | 7% | 7% |
先行馬が5勝、連対率31%、複勝率40%で最も安定しています。逃げ馬も複勝率36%と健闘。ギュルヴィ、ムルソー、サンデーファンデーなど前へ行ける馬を重視したいデータです。
所属:JRA勢が圧倒、地方勢は3着候補まで
| 所属 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 栗東 | 8-6-7-8 | 21% | 37% | 56% |
| 大井 | 0-0-0-1 | 0% | 0% | 0% |
| 岩手 | 0-0-2-42 | 0% | 0% | 4% |
栗東所属馬が8勝を挙げており、勝率21%、複勝率56%と圧倒的です。
JRA勢は基本的にずっと勝ち続けているため、頭を狙うならやはりこのあたりが軸となりそう。
馬齢:4、5歳が中心、6歳以上は勝率低下
| 馬齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 4 | 5-2-2-7 | 25% | 35% | 45% |
| 5 | 4-4-4-7 | 16% | 32% | 48% |
| 6 | 1-3-1-18 | 3% | 13% | 17% |
| 7 | 0-0-3-22 | 0% | 0% | 10% |
| 8 | 0-1-0-14 | 0% | 6% | 6% |
4歳馬が5勝、5歳馬が4勝。過去10年の9勝を4、5歳馬が占めています。6歳馬は1勝していますが、7歳馬は勝利と連対がなく、8歳馬も2着1回のみです。
中心は4、5歳馬で、6歳以上は交流重賞での実績や明確な展開利が必要になります。
マーキュリーCの前哨戦回顧と考察
マーキュリーCの前哨戦にあたるレースの回顧をふまえた考察を行っていきます。
前哨戦①アンタレスステークス(GⅢ)
| 月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4 | 18 | 京都 | アンタレスステークス | GⅢ | ダート | 1800 | 曇 | 良 |
| 着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着との差 | 上り3F | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 4 | ムルソー | 牡5 | 57 | 坂井瑠星 | 1:50.3 | — | 35.8 | 1 |
| 5 | 4 | 8 | サンデーファンデー | 牡6 | 58 | 角田大和 | 1:51.2 | 0.9 | 36.5 | 5 |
アンタレスSは、ムルソーの先行力と勝負どころでの反応が際立った一戦でした。
ムルソーはスタートからすぐに2番手を確保し、逃げた馬を射程圏に入れながら折り合いに専念。向正面でペースが落ち着いても行きたがる面を見せず、3コーナー手前から自然に先頭へ並びかけています。4コーナーではすでに後続へ差をつけ、直線に入ってからも脚色は鈍りませんでした。
サンデーファンデーは3番手で流れに乗りましたが、勝負どころでムルソーに先に動かれ、直線でも差を詰め切れず5着。勝ち馬とは0.9秒差でした。斤量59kgを背負っていたことを考えれば大きく評価を下げる必要はありませんが、同じような先行策ではムルソーの決め手が一枚上だったと言えます。
マーキュリーCではムルソーがギュルヴィを前に見ながら運ぶ形になりそうです。早めに捕まえに行っても最後まで脚を残せる点は強みですが、ギュルヴィとの先行争いで消耗しないことが条件でしょう。
前哨戦②マーチステークス(GⅢ)
| 月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3 | 29 | 中山 | マーチステークス | GⅢ | ダート | 1800 | 晴 | 稍重 |
| 着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着との差 | 上り3F | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | 15 | サンデーファンデー | 牡6 | 59 | 角田大和 | 1:51.2 | — | 36.8 | 8 |
マーチSは、サンデーファンデーが59kgを背負いながら先行押し切りを決めた一戦でした。
サンデーファンデーは序盤から3番手を確保し、逃げ馬の直後で脚を溜める形。道中は外を回りながらもリズムを崩さず、3コーナーから徐々に前との差を詰めています。4コーナーでは2番手まで進出し、直線入り口で先頭へ。追われてからもしぶとく脚を伸ばし、後続を寄せつけませんでした。トップハンデを背負って前々から押し切った点は好材料。
8番人気での勝利でしたが、展開に恵まれただけではありません。前半から好位を取り、早めに動いて最後まで止まらなかった内容は、持続力を問われる盛岡2000mにもつながります。外枠からの競馬にも慣れており、今回も枠順そのものは大きな不安にならないでしょう。
ギュルヴィとムルソーを見ながら3番手付近で運べれば、先行争いを避けながら勝負どころで動けます。57kgへ斤量が軽くなる今回は、前走以上の粘り込みを期待できます。
前哨戦③丹沢ステークス(3勝)
| 月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 5 | 24 | 東京 | 丹沢ステークス | 3勝 | ダート | 2100 | 曇 | 稍重 |
| 着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着との差 | 上り3F | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | 7 | ギュルヴィ | 牡4 | 58 | 武豊 | 2:11.2 | — | 35.8 | 1 |
丹沢Sは、ギュルヴィが自らレースを作って行き、東京ダート2100mを逃げ切った一戦でした。
ギュルヴィはスタート直後こそ2番手でしたが、1コーナーへ入るまでに無理なく先頭へ。道中は後続を引きつけながら淡々とラップを刻み、向正面でも折り合いを欠く場面はありませんでした。3コーナーから後続が迫っても手応えには余裕があり、4コーナーで再び差を広げています。直線では追われてからもう一段伸び、上り35秒8で押し切りました。
東京2100mはスタミナだけでなく、長い直線で最後まで脚を残す必要があるコースです。そこで自分から流れを作り、最後まで止まらなかった内容はかなりのもの。この1戦は現地で見ていましたが、淡々とラップを刻んでの逃げ切りに映りましたし、単なるスローペースの逃げ切りではなく、後続が動いてきた場面で再加速。後続が動かなかったことも勝ちの要因にはなっていそうですが、基本的に先行有利の盛岡ダートならこの競馬で押し切れる可能性も。
盛岡2000mでも主導権を握れるなら、前走と似た形へ持ち込めます。武豊騎手がハナを主張すれば周囲も競りかけにくく、向正面から徐々に後続を引き離す競馬ができれば、逃げ切りまで十分です。
前哨戦④平城京ステークス(OP)
| 月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 5 | 10 | 京都 | 平城京ステークス | OP | ダート | 1800 | 晴 | 良 |
| 着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着との差 | 上り3F | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 4 | テスティモーネ | 牡4 | 57 | 幸英明 | 1:49.1 | — | 35.9 | 2 |
平城京Sは、テスティモーネが好位で脚を溜め、直線で確実に抜け出した一戦でした。
テスティモーネは4番手の外で流れに乗り、前へ行く馬を見ながら折り合いに専念。向正面でも位置を上げ急がず、3コーナーから徐々に前との差を詰めています。4コーナーでは3番手まで進出し、直線は上り35秒9の脚で前を捕らえ、1分49秒1の好時計で勝利しました。
先行しても力まず、騎手の合図を待ってから脚を使える点は大きな強みです。今回もギュルヴィ、ムルソー、サンデーファンデーが前で動き合えば、最も展開が向きそうなのはこの馬。先行争いを見ながら運び、直線まで脚を残せれば交流重賞でも勝ち負けになります。
前哨戦⑤一條記念みちのく大賞典(M1)
| 月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 6 | 21 | 水沢 | 一條記念みちのく大賞典 | M1 | ダート | 2000 | 雨 | 不良 |
| 着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着との差 | 上り3F | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | 9 | リケアカプチーノ | セ4 | 57 | 吉原寛人 | 2:04.2 | — | 38.7 | 3 |
| 4 | 2 | 2 | サクラトップキッド | 牡5 | 57 | 高橋悠里 | 2:04.7 | 0.5 | 38.3 | 4 |
| 5 | 1 | 1 | プリンスミノル | 牡7 | 57 | 村上忍 | 2:05.6 | 1.4 | 38.6 | 7 |
一條記念みちのく大賞典は、リケアカプチーノが好位から早めに動き、地元の古馬勢を押し切った一戦でした。
リケアカプチーノはスタートから2番手を確保し、逃げ馬を射程圏に入れながら運びました。向正面でも手応えには余裕があり、3コーナーから前との差を詰める形。堂々の横綱競馬で連覇を達成しています。やはり、今の岩手中距離ではNO.1ホースと考えて良いでしょう。
あとは、昨年の不来方賞時点からどこまで差を詰めて来られているか。まだまだJRAとの交流重賞では未知数かつ荷が重いような感じも否めませんが…。
















