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金沢シンデレラC 2024 予想!過去傾向から読み解く有力馬を公開!

厳選地方重賞馬

2015年に新設され、創設当時からグランダムジャパンの2歳シーズン競走としてその役目を果たしている競走。
勝ち馬にはショウガタップリやヤマミダンスなどの地元の強豪のみならず、北海道から遠征してきて好成績を収めたシトラルテミニなど。のちの石川優駿(ダービー)馬も多く輩出しているように、登竜門的存在のレースとなっています。

金沢シンデレラC2024の基本情報

開催日時 2024年9月21日(土)
グレード 重賞 2歳牝馬限定 地方全国交流競走
開催競馬場 金沢競馬場 10R 17:10発走予定
コース ダート1,500m

コース解説

スタンド前、一番奥の地点からスタートが切られそのままコースを1周します。
最初のスタートから直線距離が長い分、先行馬は確実に位置を取りに行きたいところ。
外枠に入った先行馬はかなり脚を使わされることが多いため、要注意です。

出走表

馬名 性別 馬齢 斤量 騎手 所属地区 調教師 寸評 短評
1 1 トレヴェナ 2 54 吉原寛人 北海道 角川秀樹 末脚鋭い 前走は勝ち馬も強いが差し込んだこの馬もなかなか。ゆっくり構えられるこの距離は◎。
2 2 フェルナンダ 2 54 吉田晃浩 金沢 佐藤茂 いきなり 短距離の新馬、しかも勝ちタイム平凡で狙いにくい
3 3 レディーティアラ 2 54 矢野貴之 北海道 田中淳司 ずぶとく こちらも差し込んだ前走。トレヴェナよりキレない分がどうか。
4 4 プチプラージュ 2 54 渡辺竜也 北海道 小国博行 経験十分 4着のパール特別の勝ち馬は恐らく道営世代トップクラスの実力。その経験が生きるか。
5 5 ナックジュエル 2 54 加藤翔馬 金沢 中川雅之 評価微妙 新馬戦の勝ち馬は重賞で通用せず。相対的にまだ…
6 6 ロシュニ 2 54 仲野光馬 船橋 阿井正雄 前走強い 低評価を覆して好走した前走。2着馬は南関重賞で2着。
7 7 ナンシヨウト 2 54 中島龍也 高知 田中守 無理難題 JRAからの転入初戦だが流石に経験を積んでからだろう。

北海道3頭、金沢2頭、船橋1頭、高知1頭と小頭数ながら他地区からの参戦も多いです。

金沢シンデレラC2024 予想 過去傾向

※2015年~2023年の統計データ

人気傾向

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 3-3-1-1 37% 75% 87%
2 2-4-1-1 25% 75% 87%
3 2-0-3-3 25% 25% 62%
4 0-1-2-5 0% 12% 37%
5 1-0-0-7 12% 12% 12%
6人気以下 0-0-1-39 0% 0% 1%

2歳馬だけに大荒れの多い…というテンプレ文章を打ってくるだろうと思ったあなた、このレースは他の2歳戦と比較してもかなり固い傾向にあります。
理由としては実力馬が遠征し、順当に勝利を収めているという事が多いのもあります。
3番人気までは順当に好走しているため、無理やり穴を見つけるよりは人気馬を順当に買った方がいいレースとなっています。

過去5年の配当と傾向

2019年 枠番 馬番 人気 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 2 270 130 590 発売なし 550 240 950 440 1,860
2着 1 130 190
3着 3 150 230
2020年 枠番 馬番 人気 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 3 830 140 発売なし 発売なし 870 250 3,080 1,720 13,020
2着 1 100 620
3着 4 180 280
2021年 枠番 馬番 人気 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 3 420 160 770 1,570 870 280 1,470 4,870 12,640
2着 2 150 1,030
3着 7 500 1,370
2022年 枠番 馬番 人気 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 1 140 100 発売なし 発売なし 310 120 310 320 820
2着 2 110 170
3着 4 120 220
2023年 枠番 馬番 人気 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 1 150 100 270 430 240 130 320 240 610
2着 2 110 150
3着 3 110 210

1番人気が馬券圏外に飛んだのは金沢所属限定となった2021年の開催時のみで、それ以外は4年間すべて順当に好走しています。
1番人気は確実に抑えたほうがいいでしょう。

順当に走る1番人気は確実に抑える。

枠傾向

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 0-2-1-5 0% 25% 37%
2 5-0-0-3 62% 62% 62%
3 1-0-2-5 12% 12% 37%
4 1-1-1-5 12% 25% 37%
5 0-0-2-6 0% 0% 25%
6 0-2-0-10 0% 16% 16%
7 0-2-0-12 0% 14% 14%
8 1-1-2-10 7% 14% 28%

最初のコース解説で述べた通り、5枠から外に行くと好走率が激減しています。
さらに、2枠の勝つか負けるかという両極端なパーセンテージですが、これは実力馬が順当に好走しているにすぎません。
人気のあるなしに限らず狙う枠ではないためご用心。逆に言えば実力が足りていなければ普通に掲示板外に消えるため、見分けは大事です。

外枠は好走率激減。2枠の実力見定めも。

脚質傾向

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 3-3-0-2 27% 75% 75%
先行 3-2-2-18 12% 20% 29%
差し 2-3-6-17 7% 17% 39%
追込 0-0-0-20 0% 0% 0%

地方重賞では珍しく差し馬の複勝率が先行馬を上回っています。
これは無理に追走した馬がバテたところをとらえきる馬が多いためでしょう。
1500mの重賞でそこそこハイレベルになるこのレース、急な距離延長等は警戒したほうがいいかもしれません。

先行勢は1500mを乗り切れるスタミナがあるかの見分けを。

金沢シンデレラC2024 予想 前哨戦データ傾向

前哨戦のデータから見えてくる傾向を読み解いていきます。

ポイント1 有利なのは道営勢

所属 着別度数 勝率 連対率 複勝率
北海道 4-6-3-7 20% 50% 65%
金沢 4-1-4-35 9% 11% 20%

ここ9年での勝ち数は北海道と金沢で4勝ずつですが、複勝圏内まで見ると圧倒的に北海道所属の馬が優勢です。
仕上がりの早い道営勢はここでも有利です。素直に抑えておくべきでしょう。

北海道所属
・トレヴェナ
・レディーティアラ
・プチプラージュ

参考レース① フルールC

※赤文字は該当レース優勝馬で当レース出走なし

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
8 21 門別 フルールC H3 ダート 1200 稍重
着順 馬番 馬名 性別 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ゼロアワー 2 55 吉原寛人 1.14.0   39.3 2
2 トレヴェナ 2 55 阿部龍 1.14.3 0.3 38 4
3 レディーティアラ 2 55 宮崎光行 1.14.7 0.7 39.4 6

かなり前が速くなったのもあり控えたトレヴェナには絶好のペース。
その利を生かしてしっかり差し込めるところは十分な評価ができる。
先日、重賞を連勝したゼロアワー相手に好走した2頭ならここでも十分上位。

参考レース② 2歳新馬

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
7 15 金沢 2歳新馬 新馬 ダート 900
着順 馬番 馬名 性別 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 フェルナンダ 2 54 吉田晃浩 0.56.7 36.8 2

ゲートはそれほど好スタートというわけでもなく、直線では一瞬ソラも使った。
脚抜きのいい重馬場にしては勝ちタイムも微妙で、地方交流で即通用とは言い難いだろう。

参考レース③ ムシカリ特別

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
6 28 船橋 ムシカリ特別 世代限定 ダート 1200 不良
着順 馬番 馬名 性別 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ロシュニ 2 54 仲野光馬 1.17.3 40.4 7

スタートから番手を取り、直線手前で大きく離され勝負あったかに思われたが、外からじりじりと伸びて最後は逃げ粘る前2頭を捉えて勝利。
掛かりやソラを使うようなこともなく、この時期の2歳馬としてはかなり素直でまじめな印象を抱いた。下したリヴェルベロはこの後南関重賞で好走。レベル的には通用しても。

金沢シンデレラC2024予想の最終見解

ゲートはそれほど好スタートというわけでもなく、直線では一瞬ソラも使った。
脚抜きのいい重馬場にしては勝ちタイムも微妙で、地方交流で即通用とは言い難いだろう。

ムシカリ特別
スタートから番手を取り、直線手前で大きく離され勝負あったかに思われたが、外からじりじりと伸びて最後は逃げ粘る前2頭を捉えて勝利。
掛かりやソラを使うようなこともなく、この時期の2歳馬としてはかなり素直でまじめな印象を抱いた。下したリヴェルベロはこの後南関重賞で好走。レベル的には通用しても。

金沢競馬もダートグレードである白山大賞典を控えて盛り上がってきています。その金沢競馬の顔である吉原寛人騎手ももちろん騎乗…JRA馬に。
彼の所属はいったいどこなのか日に日にわからなくなってくるのは私だけでしょうか。

そんな吉原寛人騎手の今回の相棒は◎①トレヴェナ。北海道所属ですね。(???)
前走のフルールCは速い流れを追い込んで2着に来ており、前が止まりがちな金沢1500mでこそその差し脚は生きてきます。鞍上に名人を配せば鬼に金棒。道営勢の連覇なるかに注目です。
〇にも道営の④プチプラージュを。2走前のパール特別は4着でしたが、このレースの勝ち馬ソルジャーフィルドはかなりの実力の持ち主で2歳重賞でもしっかり好走しています。今年もレベル亜が高そうな道営勢の中での4着であれば、ここを勝ってしまっても何ら驚きません。
▲にフルールC3着の③レディーティアラを。小頭数のためあと1頭だけ、南関でしぶとく伸びた⑥ロシュニを。

◎ ① トレヴェナ
〇 ④ プチプラージュ
▲ ③ レディーティアラ
☆ ⑥ ロシュニ

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