元々は東海・金沢地区の交流競走でしたが、2019年に全国交流競走に拡大。
白山大賞典のトライアルとして開催されます。
トライアルというだけあり、各地から中距離の強豪が集います。
イヌワシ賞2024の基本情報
開催日時 | 2024年8月25日(日) |
グレード | 重賞 |
開催競馬場 | 金沢競馬場 12R |
コース | ダート2,000m |
コース解説
向こう正面からスタートするものの、小回りのコーナーを6周するコースとなっています。
そのため、外枠勢はできるだけ速くインに進路を取りたいところ。
どこの競馬場でもそうですが、中枠勢は砂被りに弱いとやや厳しい印象です。
出走表
印 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 所属地区 | 調教師 | 前走 | 当該距離 | 当該距離+競馬場 | 寸評 | 短評 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | エイシンアンヴァル | 牡7 | 57 | 米倉知 | 金沢 | 中川雅之 | 金沢 金沢城鼠多門賞(A1A2)D1700 3着 | 0-1-1-1 | 0-1-0-0 | ムラ駆け | 近走は1走おきに走っている印象。メンバーも強めなここでは。 | |
2 | 2 | アンタンスルフレ | セ6 | 57 | 丸野勝虎 | 愛知 | 角田輝也 | 名古屋 名港盃(SP1)D2000 8着 | 0-3-0-2 | 初出走 | 近走不振 | 南関東の長距離路線でも活躍していたが今年はパタリと好走がやんだ。立て直してからか。 | |
3 | 3 | エアアルマス | 牡9 | 57 | 岡村健司 | 川崎 | 林隆之 | 船橋 短夜賞(OP)D1700 8着 | 初出走 | 初出走 | 狙えない | かつての大物も年には勝てず。船橋OPで凡走では。 | |
◎ | 4 | 4 | ガルボマンボ | 牡5 | 57 | 林謙佑 | 高知 | 細川忠義 | 園田 六甲盃(園田重賞)D1870 5着 | 0-1-0-1 | 初出走 | 狙い撃ち | ユメノホノオに0.2まで迫った実力を考えれば。マークするべき相手も見定められそう。 |
5 | 5 | ヴェレノ | 牝5 | 55 | 魚住謙心 | 金沢 | 鋤田誠二 | 金沢 読売レディス杯(金沢重賞)D1500 10着 | 1-0-0-0 | 初出走 | 無理難題 | 凡走が続きすぎて重賞では厳しい。狙うのであれば金沢の平場で | |
☆ | 5 | 6 | ヒロイックテイル | セ7 | 57 | 𠮷原寛人 | 高知 | 田中守 | 大井 帝王賞(Jpn1)D2000 11着 | 0-0-2-3 | 初出走 | 適正疑問 | どちらかといえばパワーのいる特殊距離巧者。2000mだとどうなのか。 |
△ | 6 | 7 | パワーブローキング | 牡5 | 57 | 川島正太 | 船橋 | 佐藤裕太 | 盛岡 マーキュリーC(Jpn3)D2000 12着 | 0-0-0-1 | 初出走 | 実力ある | 元々中央ではOPクラスまで上り詰めており下した相手も強い。本来の実力が出せれば。 |
〇 | 6 | 8 | スワーヴアラミス | 牡9 | 57 | 落合玄太 | 北海道 | 田中淳司 | 盛岡 マーキュリーC(Jpn3)D2000 5着 | 0-1-1-4 | 初出走 | 実績一番 | ダートグレードからの転戦に北海道での相手は道営現役最強馬。すんなり勝っても驚かない。 |
7 | 9 | エマージングロール | 牡6 | 57 | 岡部誠 | 愛知 | 角田輝也 | 名古屋 ペリドットOP(A)D1700 3着 | 0-1-0-1 | 初出走 | 見劣りで | 名港盃は2着でもこのクラスでは格下か。もう少し実力が必要。 | |
▲ | 7 | 10 | タイサイ | 牡8 | 57 | 加藤翔馬 | 金沢 | 井樋一也 | 金沢 金沢城鼠多門賞(A1A2)D1700 1着 | 2-0-0-4 | 初出走 | 単騎ある | 逃げてマイペースに持ち込むと簡単に崩れない。同型も少なく楽に逃げられるか。 |
8 | 11 | オクトニオン | 牡5 | 57 | 澤田龍哉 | 金沢 | 井樋一也 | 金沢 金沢鼓門賞(A)D1400 3着 | 初出走 | 初出走 | 厳しいか | 金沢A級で好走しているがここでは厳しい。 | |
△ | 8 | 12 | エイシンギアアップ | 牡6 | 57 | 中島龍也 | 金沢 | 中川雅之 | 金沢 能登半島地震被災者応援MV公開記念特別(A1)D1500 3着 | 初出走 | 初出走 | しぶとく | 中央好走時の走りが戻ってきている印象。前走の勝ち馬はベイスプリント鼻差2着。 |
北海道からはスワーヴアラミス、高知からはガルボマンボにヒロイックテイル、船橋からはパワーブローキングと交流重賞競走にも出走していた強豪が金沢に参戦。
対する地元からはエイシンギアアップとエイシンアンヴァルに逃げてレースを作るタイサイが参戦。
イヌワシ賞2024 予想 過去傾向
※2014年~2023年の統計データ
人気傾向
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1 | 4-2-4-0 | 40% | 50% | 100% |
2 | 4-4-1-1 | 40% | 80% | 90% |
3 | 1-2-2-5 | 10% | 30% | 50% |
4 | 1-0-2-7 | 10% | 10% | 30% |
5 | 0-1-0-9 | 0% | 10% | 10% |
6 | 0-1-0-9 | 0% | 10% | 10% |
7以下 | 0-0-1-35 | 0% | 0% | 2% |
1番人気の複勝率100%という異次元の数値。
ただ、連対率までに限ってみると2番人気の方が圧倒的に上回っており、2着固定までの馬券を買うのであれば2番人気が軸の方がよさそうです。
基本的には固い決着。
過去5年の配当と傾向
※2014年~2023年の統計データ。全国交流は2019年より。
2019年 | 馬番号 | 人気 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 馬連 | ワイド | 枠単 | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1着 | ❼⑧ | 2 | 330 | 100 | 330 | 820 | 200 | 発売なし | 1,460 | 270 | 2,910 |
2着 | ❽⑩ | 3 | 120 | 110 | |||||||
3着 | ❼⑦ | 1 | 100 | 160 |
2020年 | 馬番号 | 人気 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 馬連 | ワイド | 枠単 | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1着 | ❺⑤ | 2 | 270 | 110 | 発売なし | 2,420 | 470 | 発売なし | 3,400 | 1,260 | 11,210 |
2着 | ❻⑥ | 6 | 240 | 150 | |||||||
3着 | ❽⑧ | 1 | 110 | 500 |
2021年 | 馬番号 | 人気 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 馬連 | ワイド | 枠単 | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1着 | ❼⑧ | 1 | 160 | 110 | 260 | 220 | 150 | 290 | 390 | 430 | 1,100 |
2着 | ❺⑤ | 2 | 120 | 220 | |||||||
3着 | ❶① | 4 | 190 | 350 |
2022年 | 馬番号 | 人気 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 馬連 | ワイド | 枠単 | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1着 | ❶① | 4 | 600 | 190 | 発売なし | 580 | 200 | 発売なし | 1,340 | 350 | 2,520 |
2着 | ❹④ | 2 | 140 | 200 | |||||||
3着 | ❺⑤ | 1 | 140 |
2023年 | 馬番号 | 人気 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 馬連 | ワイド | 枠単 | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1着 | ❽⑧ | 1 | 170 | 100 | 発売なし | 840 | 200 | 発売なし | 1,050 | 360 | 2,020 |
2着 | ❹④ | 5 | 150 | 120 | |||||||
3着 | ❶① | 2 | 100 | 230 |
万馬券は5年間で1度のみ。
1,2番人気は馬券外に消えることなく好走しており、中穴が入線しても配当も跳ね上がらない原因になっています。
ただ、こういう傾向の時こそ急に荒れたりするもの。特に人気は我々ファンが作っているものですから、あまり過度に信用しすぎるのもそれはそれで問題です。
人気だけで買うのはどのレースでもなるべく避けた方がいいですが、傾向上は「3枚目を探すレース」です。
枠傾向
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1 | 3-0-2-5 | 30% | 30% | 50% |
2 | 0-0-0-10 | 0% | 0% | 0% |
3 | 0-0-1-9 | 0% | 0% | 10% |
4 | 0-3-0-7 | 0% | 30% | 30% |
5 | 2-1-3-5 | 18% | 27% | 45% |
6 | 1-1-1-11 | 7% | 14% | 21% |
7 | 3-0-1-11 | 20% | 20% | 26% |
8 | 1-5-2-9 | 6% | 37% | 50% |
2,3枠が死に枠に見えますが、ここにデータの落とし穴があります。
2枠は入枠した最高人気と着順が5番人気で4着。3枠は最高人気3番人気で4着。
全く走っていないわけではないため、人気馬でこの枠だからと安易に消すのは危険です。
逆に安定しているのは5枠。上位3番人気までが入枠した場合は【3-1-0-0】と良好。
人気馬が入った場合は注目しましょう。
脚質傾向
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 6-2-1-3 | 50% | 66% | 75% |
先行 | 3-3-6-17 | 10% | 20% | 41% |
差し | 1-5-2-25 | 2% | 18% | 24% |
追込 | 0-0-1-21 | 0% | 0% | 1% |
金沢2000mらしく、完全に前残りの展開です。勝率の5割を逃げ馬が占めているため狙うはこの脚質。
年齢傾向
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
5 | 2-2-0-7 | 18% | 36% | 36% |
6 | 3-2-4-13 | 13% | 22% | 40% |
7 | 0-3-2-16 | 0% | 14% | 23% |
8 | 1-0-1-11 | 7% | 7% | 15% |
7,8歳の高齢馬の勝利が1勝と低迷。好走はしても勝利しているのは5,6歳馬の方が多いです。
イヌワシ賞2024 予想 前哨戦データ傾向
前哨戦のデータから見えてくる傾向を読み解いていきます。
ポイント1 注目すべき他地区重賞
着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|
金沢1700 | 2-1-2-11 | 12% | 18% | 31% |
前走重賞 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
名港盃 | 1-2-0-3 | 16% | 50% | 50% |
六甲盃 | 1-0-2-0 | 33% | 33% | 100% |
ここ10年で、他地区からの地方重賞で注目すべきは名港盃と六甲盃。
双方ともにかなりの好成績。名港盃は馬券圏内で【1-2-0-0】となります。
・エマージングロール(2着)
・ガルボマンボ(5着)
ポイント2 人気馬なら抑えるべき!? ハーツクライ産駒は好相性
着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|
ハーツクライ | 2-0-2-3 | 28% | 28% | 42% |
このレースで好相性を誇るハーツクライ産駒。特に人気馬の場合その好走率はさらに上がり【2-1-0-1】と連対、複勝圏内8割。上位4番人気までが対象となるため、積極的に狙ってみてもいいでしょう。
・スワーヴアラミス
参考レース① 金沢城鼠多門賞(A1A2)
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ❻ | ⑥ | タイサイ | 牡8 | 56 | 加藤翔馬 | 1.47.4 | – | 38.6 | 5 |
3 | ❼ | ⑧ | エイシンアンヴァル | 牡7 | 57 | 田知弘久 | 1.48.5 | 1.1 | 39.6 | 2 |
スタートしてから単騎で逃げたタイサイが5馬身差の快勝劇。
元々マイペースで先手を取ってこその馬で、今回は久しぶりにその形。単騎逃げで穴を空けた。
エイシンアンヴァルは前目で進めたのも粘り切れず後退。走りにムラが出始めており軸にするのは少し怖い印象。
参考レース② 名港盃(SP1)
※赤文字は該当レース優勝馬で当レース出走無し
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ❸ | ③ | ロードランヴェルセ | セ5 | 57 | 丸山真一 | 2.08.3 | – | 38.8 | 3 |
2 | ❽ | ⑪ | エマージングロール | 牡6 | 57 | 岡部誠 | 2.08.8 | 0.5 | 39.6 | 5 |
8 | ❼ | ⑨ | アンタンスルフレ | セ6 | 57 | 丸野勝虎 | 2.10.8 | 2.5 | 41.3 | 2 |
トリトン争覇に続いて重賞連勝を遂げたロードランヴェルセには突き放されたものの、4角では並びかけるいい手ごたえ。大本命と目されていたブリーザフレスカには競り勝ち成長をアピールした。南関からの転入初戦だったが名古屋の上級クラスでは十分に勝負になる。
アンタンスルフレはここの所不調。立て直しが必要か。
参考レース③ コスモバルク記念(H3)
※赤文字は該当レース優勝馬で当レース出走無し
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ❼ | ⑦ | ベルピット | 牡4 | 57 | 桑村真明 | 1.53.6 | – | 37.5 | 1 |
2 | ❷ | ② | スワーヴアラミス | 牡9 | 57 | 落合玄太 | 1.54.9 | 1,3 | 38.1 | 3 |
ベルピットの実力が抜けていたレースだったが、南関移籍初戦のスワーヴアラミスもなかなかのもので、道営No.2の立ち位置であるシルトプレには勝利。ダートグレード競走勝ち馬の実力はまだまだ健在といったところだろうか。次走のマーキュリーCでも中央馬相手に5着好走。まだやれる。
参考レース④ 二十四万石賞(高知重賞)
※赤文字は該当レース優勝馬で当レース出走無し
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ❷ | ② | ユメノホノオ | 牡4 | 57 | 𠮷原寛人 | 2.05.3 | – | 39.5 | 1 |
2 | ❶ | ① | ガルボマンボ | 牡5 | 57 | 林謙佑 | 2.05.5 | 0.2 | 39.9 | 2 |
1世代下の王者ガルボマンボVSユメノホノオは、再びユメノホノオに軍配。
だが、「誰かをマークする」ことで輝くヒットマン戦法であるガルボマンボの強さ自体は見せた。これ以降は全くその形に持っていけていないため、好位からいけそうな今回変わってくるかもしれない。
参考レース④ 名古屋グランプリ(Jpn2)
※赤文字は該当レース優勝馬で当レース出走無し
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ❼ | ⑩ | ノットゥルノ | 牡5 | 58 | 武豊 | 2.10.9 | ‐ | 37.9 | 1 |
2 | ❷ | ② | ヒロイックテイル | セ7 | 56 | 多田羅誠也 | 2.12.5 | 2.6 | 36.6 | 7 |
9 | ❺ | ⑥ | アンタンスルフレ | セ6 | 56 | 丸野勝虎 | 2.16,0 | 5.1 | 37.2 | 8 |
逃げたノットゥルノ、番手につけたキリンジとヒロイックテイルの3頭で決まったレースだった。が、2番手のキリンジを最後差したヒロイックテイルは見事。2100mが得意なだけはある。だが非根幹距離マイスターなだけに2000mとなると微妙なところも。
参考レース④ 韓国馬事会杯(3勝)
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ❷ | ③ | パワーブローキング | 牡4 | 58 | M.デムーロ | 1.50.2 | ‐ | 37.1 | 5 |
悪天候の中道悪巧者でもあるパワーブローキングが外から差し切ってOP昇級。
この後のアンタレスSでも好走しており、OPクラスの実力はもちろん馬場が渋れば一気の軸候補にも。負かした相手は現在中央のOPで活躍している馬も多く、侮れない。
イヌワシ賞2024予想の最終見解
地方競馬を真剣に見るようになって、𠮷原寛人騎手という存在の大きさに驚くばかりです。
金沢所属のはずが気が付くといつもどこかの競馬場にいる。かつてJRAの武豊騎手が海外に騎乗拠点を移していたとき、L.デットーリ騎手に「お前は世界中、どこにでもいるな」と言われたことがあったそうですが、まさに今の𠮷原寛人騎手は「日本中、どこにでもいるな」状態です。ムチさえあればどこにでも行ける究極のフリーランスである騎手。同時にそれは、地方の調教師やオーナーから強い信頼を得ていなければできない行為でもあります。引き続き、彼の手腕には注目したいところです。
そんな𠮷原寛人騎手が騎乗するのは高知の⑥ヒロイックテイルですがここは☆評価まで。
本命は④ガルボマンボで行きます。
今回、おそらく単騎で逃げることになるであろう⑩タイサイ。そのタイサイを目標にレースを進められれば、彼の特異なレース展開へ久方ぶりに持ってくることができそう。ユメノホノオとやり合った実力で、高知ではまだまだ上位のはず。ここで復活を期待しましょう。
〇には⑧スワーヴアラミスを。実力十分に実績十分。あっさり勝ってしまっても全く驚きません。
▲は前述の⑩タイサイ。△2頭は⑦パワーブローキングと、復調してきている⑫エイシンギアアップで。
〇 ⑧ スワーヴアラミス
▲ ⑩ タイサイ
△ ⑦ パワーブローキング
△ ⑫ エイシンギアアップ
☆ ⑥ ヒロイックテイル
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