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秋桜賞 2024 予想!過去傾向から読み解く有力馬を公開!

厳選地方重賞馬

グランダムジャパンシリーズも残すはあと3戦。地方馬限定の重賞はこの競走が最終戦となることもあり、全国の女傑が集結しました。

秋桜賞2024の基本情報

開催日時 2024年9月5日(木)
グレード 秋桜賞(SP1)3歳以上 全国地方交流重賞競走
開催競馬場 名古屋競馬場 11R 18:00発走予定
コース ダート1,700m

コース解説

3コーナー奥からスタートを切りスタンド前へ。高知や笠松の1600mに近い形状をしています。
必ずしも内枠有利とはいえないこのコース。その理由はやはりゲートからのダッシュ力でしょうか。加速力がなければ内からのスタートで前に行かれ包まれてしまいます。
特に名古屋の内枠は砂が深く避けて通りたいところ。寧ろ先行馬に流れは向くでしょう。

出走表

馬名 性齢 斤量 騎手 所属地区 調教師 前走 当該距離 当該距離+競馬場 寸評 短評
1 1 ブリーザフレスカ 牝5 56 塚本征吾 愛知 塚田隆男 名古屋 名港盃(SP1) D2000 3着 4-1-1-1 4-1-1-1 地元大将 地元では実力上位なのは確かで前走は下手に乗った。巻き返すのならば要注意。
2 2 ハッピーミーク 牝4 56 岡部誠 愛知 角田輝也 名古屋 安城特別(A) D1500 1着 2-1-0-0 2-1-0-0 成長見せ 1年前C級でくすぶっていたとは思えないほどの成長ぶり。状況によっては大物食いも。
3 3 ケンドチョウライ 牝4 56 大畑碧悟 愛知 坂口義幸 名古屋 出目金特別(A) D1500 4着 1-0-1-4 1-0-1-4 相手強い 名古屋ではしっかりと追い込んでくるが、あと一伸びが足りぬ印象。レベルが一段上がったここだと…
4 4 モンサンラファータ 牝8 56 今井貴大 愛知 今津博之 笠松 撫子争覇(SP1) D1400 10着 初出走 初出走 不振でも 高知、東海と不振だが土古記念は3着。ただここのところの惨敗ぶりでは…
5 5 ダンシングラブリー 牝4 56 宮下瞳 愛知 竹下太 名古屋 葉月昇竜戦(A) D1500 4着 2-1-1-6 初出走 相手なり 実力通り走るがワンパンチ足りない。連下までか。
6 6 ハクサンアマゾネス 牝7 56 吉原寛人 金沢 加藤和義 金沢 読売レディス杯(金沢重賞) D1500 3着 3-0-0-1 初出走 復権懸け 前走はまさかの敗戦。夏場使い詰めの疲労も出たか。よりメンバーレベルの上がるここで昨年の雪辱ともども果たせるか…
6 7 キャリックアリード 牝5 56 御神本訓史 大井 藤田輝信 川崎 スパーキングレディC(Jpn3) D1600 2着 1-0-0-0 初出走 断然上位 ダートグレード好走、中央でもOPクラスでは格が違う。GDJシリーズ的にもここでの好走は絶対条件だろう。
7 8 アンティキティラ 牝5 56 多田羅誠也 高知 別府真司 金沢 読売レディス杯(金沢重賞) D1500 2着 0-3-0-0 0-1-0-0 前走再現 2走前、前走とハクサンに勝ちに行ってしっかり結果を残している。仕上がり良。
7 9 エナジーロマネスク 牝3 54 丸山真一 愛知 坂口義幸 名古屋 はくちょう座特別(B) D1700 3着 1-1-1-1 初出走 3歳代表 3歳牡馬相手はさすがに分が悪かったが前走でカルテメトレスに勝ち切れず。厳しそうな気も。
8 10 グレースルビー 牝7 56 達城龍次 小林 堀千亜樹 園田 兵庫サマークイーン賞(重賞) D1700 3着 0-1-2-4 初出走 末脚長く 今年に入ってから脚質に幅が出た。前走のように伸びてくるなら再現も。
8 11 ミルニュイ 牝5 56 本田正重 大井 田中正人 金沢 読売レディス杯(金沢重賞) D1500 5着 初出走 初出走 連下まで 南関東で好走も、このメンバーだと頭では厳しいか。3連に妙味有りなら狙っても。

ダートグレードにおいて好走を続けていたキャリックアリード、金沢の女傑ハクサンアマゾネス、高知の代表アンティキティラなど相当なメンバーが集いました。
地元名古屋からも代表格、ブリーザフレスカが参戦。グランダムジャパン地方限定最終戦にふさわしいメンバーが顔を揃えました。

秋桜賞2024 予想 過去傾向

※※条件変更が昨年からのため記載なし

秋桜賞2024 予想 前哨戦データ傾向

前哨戦のデータから見えてくる傾向を読み解いていきます。

参考レース① 名港盃

※赤文字は該当レース優勝馬で当レース出走無し

7/15 名港盃 名古屋D2000 雨:不
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ロードランヴェルセ セ5 57 丸山真一 2.08.3 38.8 3
3 ブリーザフレスカ 牝5 55 塚本征吾 2.09.0 0.7 39.6 5
4 ケンドチョウライ 牝4 55 大畑碧悟 2.09.2 0.9 39.6 9

地元の大将格と目されていたブリーザフレスカだが、内をついて上がっていった分苦しい競馬。それでも3着に来ているあたりはさすがの実力だろう。名古屋GP、トリトン争覇と凡走していたが復調の兆しは見えた。ケンドチョウライとはわずかに0.2秒差だが、差はこれ以上と考えていいだろう。

参考レース② 読売レディス杯

8/6 読売レディス杯 金沢D1500 晴:良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 アンティキティラ 牝5 55 多田羅誠也 1.33.3 38.3 4
3 ハクサンアマゾネス 牝7 55 吉原寛人 1.33.6 0.3 38.3 1
5 ミルニュイ 牝5 55 本田正重 1.33.8 0.5 38.1 3

完全無欠の女傑だったハクサンアマゾネス、実に9戦ぶりに敗退。夏場に初めて休まず出走したことによる疲労もあったか、いつもの上がりっぷりではなかった。
アンティキティラはしっかり前走の借りを返してのジャイアントキリング。高知所属で揉まれてきた強さは発揮した。

参考レース③ 兵庫サマークイーン賞

7/12 兵庫サマークイーン賞 園田D1700 曇:不
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ハクサンアマゾネス 牝7 55 吉原寛人 1.51.5 39.4 1
2 アンティキティラ 牝5 55 多田羅誠也 1.51,8 0.3 39.9 5
3 グレースルビー 牝7 55 達城龍次 1.53.1 1.8 40.6 4

先行したハクサンアマゾネスが、逃げたアンティキティラの完全な勝ちパターンも一捻り。貫録の横綱相撲を見せつけた。
アンティキティラは勝ちに行っての、しかも通常なら完勝のパターン。人気は5番人気だったといえども実力通り。最後まで食い下がり、後続馬群も離した強さはしっかり読売レディス杯で見せた。後方から追い込んだグレースルビーは前の2頭が強かっただけでなく、前が止まりにくかった展開もあっただろう。とはいえ直線が短い競馬場だと後方からでは厳しいか。

参考レース④ スパーキングレディC(Jpn3)

※赤文字は該当レース優勝馬で当レース出走無し

7/3 スパーキングレディC(Jpn3) 川崎D1600 晴:稍
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 アーテルアストレア 牝5 57 菱田裕二 1.41.5 38.4 1
2 キャリックアリード 牝5 55 赤岡修次 1.41.6 0.1 38.9 6

逃げたボヌールバローズ、フーリッシュホビーによりかなりペースが速かった。それでいて息を入れる暇もなく後方勢に有利な展開。アーテルアストレアは強かったが、そのアーテルにクビ差まで迫った実力は相当。スピーディキックにも先着したように南関東牝馬の中ではかなり上位の立ち位置であろう。末脚は一級品で、グレードレース勝利の可能性を秘めているだろう。

参考レース④ 安城特別(A)

8/21 安城特別(A) 名古屋D1500 晴:稍
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ハッピーミーク 牝4 54 岡部誠 1.35.5 38.3 1

好発からしっかり先行したハッピーミーク。3,4コーナーでイストロスに並びかけて競り合いに持ち込むと、しっかり直線で競り落とした。1年前のC級では1秒以上イストロスに負けていた同馬だが、しっかりここでリベンジ。大きく成長したとみていいだろう。
5着に敗れた土古記念時よりもさらに強くなっているのなら、大舞台でも期待していいかもしれない。

秋桜賞2024予想の最終見解

このレースの何もなっている秋桜。花言葉は「乙女の真心」「調和」「謙虚」と言われており、淑女のイメージが強い花です。そして、秋桜の日と呼ばれている9/14日にはパートナーなどに送ることで愛を確かめる日ともいわれています。ただ、色によってその愛情の内容は変化を遂げ、黒の秋桜は「恋の終わり」を連想させる切ない花言葉。このレースに花を手向けるのなら、赤の「情熱」と組み合わせて「情熱的なグランダムジャパンシリーズの終わり」といったところでしょうか。…最も、書いている本人がそういう女性関係には疎いのでそういう使い方であっているのかもあまりわかっていませんが(笑)

◎、ここは⑦キャリックアリードでしょう。前走のスパーキングレディCは速い流れをしっかり追い込んで2着。アーテルアストレアには及ばずとも、交流重賞の勝ち馬であるライオットガールやヴィブラフォン、南関牝大将のスピーディキックには先着。

元々JRAではOPまで昇格していただけに納得と言えば納得なのですが、それでもここまで好走するまでになったのは馬自身の成長です。この後恐らく目指すであろうJBCレディスクラシックに向けて、ここは落とせない一戦です。鞍上も再度御神本訓史騎手に戻り万全を期します。

〇には前走でジャイアントキリングを見せた⑧アンティキティラを。先行するとしぶとく、ハクサンアマゾネスにその二枚腰は匹敵します。連勝も十分に狙えそうなレース内容だっただけにここも対抗で。▲に自在性のある⑩グレースルビーで、⑥ハクサンアマゾネスは今回相手も強く、初の夏場休みなしでの調整も鑑みて△まで。昨年このレースで10着に敗れていることも引っ掛かります。同じく△に地元の大将格①ブリーザフレスカも。
☆に最初に述べた「黒」枠に入る②ハッピーミークを。まだ馬券内は厳しいかもしれませんが、ここ数戦の急成長ぶりには期待できます。

◎ ⑦ キャリックアリード
〇 ⑧ アンティキティラ
▲ ⑩ グレースルビー
△ ① ブリーザフレスカ
△ ⑥ ハクサンアマゾネス
☆ ② ハッピーミーク

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