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宝塚記念(G1)2024無料予想!傾向と追切評価から有力馬をPICK!

塚越の重賞ウマPICK

早いもので、上半期の総決算、G1宝塚記念が今週末に、今年は京都競馬場の2200mで行われます。

宝塚記念(G1)2024概要

開催日時 2024年6月23日(日)15時40分発走予定
グレード G1
開催競馬場 京都競馬場 11R
コース 芝2,200m
性齢 3歳 オープン
1着賞金 2億2000万円

宝塚記念(G1)2024のポイント

今年の宝塚記念にはいくつか注意すべきポイントが存在します。

混戦模様と会場変更

宝塚記念は、そのコース形態から、暮れの有馬記念と親和性が高く、

2019年リスグラシュー
2020年クロノジェネシス
2021年クロノジェネシス
2022年タイトルホルダー
2023年イクイノックス

どの馬も立派なG1馬ですけども、タイトルホルダーを除く(タイトルホルダーとて昨年の有馬は内容のある3着でしたが)全てが有馬記念も制しています。

しかしながら…

今年は昨年の、

1着馬イクイノックス
2着馬スルーセブンシーズ

が引退した上、三冠牝馬のリバティアイランドも秋まで休養で、ここには出てきません。

これだけで、主役不在の混戦ムードが漂っているとも言えますが、さらに拍車をかけるポイントが、例年の阪神内回り・2200mではなく、京都外回り・2200mだということ!

ちなみに、前回宝塚記念が京都2200で行われたのは2006年の話で、雨が降りしきる中、単勝1.1倍の圧倒的な人気で圧勝したのはあのディープインパクトでした。

初心者の陥りがちな罠

特に初心者の人にありがちな誤解なのですが、宝塚記念を叩いて札幌記念が勝負ですという馬はいません。

ましてや現在の競馬は、1戦ごとの負荷・ダメージが昔に比べて格段に大きくなっていますので、中途半端な状態で使ったのでは、その後に大きく響いてしまうわけです。

さらには、

・1着賞金2億2000万円
・2着賞金は 8800万円
・3着賞金は 5500万円
・4着賞金は 3300万円
・5着賞金は 2200万円

勝てば当然万々歳、2着でも昔のG1に匹敵する、3着でも普通のG2、4着でG3、5着でもOP特別の賞金を得ることが出来る。

もっといえば、ダービーの優勝賞金は3億円ですから、ダービー馬がここに出てくるということは、事実上ありませんね。

だったら秋のジャパンカップや有馬記念で5億円を狙いに行く方がよほど合理的なわけで、この基本をわかっていなければ、いつまでたっても競馬にうまくなれません。

阪神と京都の2,200mの違い

通常は阪神競馬場で開催される宝塚記念ですが、今年は阪神競馬場の工事に伴い、京都競馬場で開催されます。

同じ距離の両コースですが実際はかなり違うので注意が必要です!

阪神2200m

直線が短いうえにゴール前に急坂があります。

≪持久力が求められます≫

京都2200m

外回りなので直線も長く、ゴールまでがほぼ平坦。

≪瞬発力が求められます≫

具体的にはレースのタフさと上りの時計が違うのですが、例年は有馬記念と親和性のあるレースですけども、今年はそうはならない可能性が高く、

・ドゥデュース
・ローシャムパーク

有力馬の中では、この2頭が阪神でやった方がパフォーマンスレベルが上がったでしょう。

・べラジオオペラ
・ジャスティンパレス

逆にこの2頭は京都で行われることがプラス。

だからこの2頭でというほどレースは単純ではありませんが、この要素は大きいですし、オッズ的にも狙い目と言えます。

京都2,200mの特徴

京都記念や京都新聞杯と同じコースで外回りコース・レースはDコースで行われます。

内回りコースの直線入り口付近からスタート。

直線が平坦なことで、テンの入りは速くなるが、1コーナーまでの距離は397mもありますから、それまでにほぼ位置取りが決まることになります。

外回りでバックストレッチも長いため、ゆったりとしたペースになることが多いというかほとんどです。

古馬のレースは上がりの速い競馬が多く、下り坂で一気にペースが速くなります。

そのまま最後の直線でどこまでトップスピードを維持できるかの勝負となるので、一瞬の切れよりも、スピードの持続力が問われる。

ある程度の位置を取らないと差し届かないことが多いコースですね。

道中のペース、展開次第で逃げ・先行馬の行った行ったになりがりなので、レース展開を読むことが大事になってきます。

宝塚記念(G1)2024の登録馬

当初、参戦のプランもあったロマンチックウォリアーがいればさらに盛り上がったでしょうが、そういったことを踏まえた上で、登録馬を1頭1頭見ていきましょう。

18頭のフルゲートに対し、登録馬は13頭ですから全馬が出走できますし、〝5着だったら大健闘”という馬が4頭いますから、興味深く、馬券的にも面白いレースとなることは間違いがありませんね。

カラテ

鳴尾記念ではらしいしぶとさをみせました。

ただ、所詮は鳴尾記念でのものとも言えますし、それでも6着に過ぎなかった。

ここでなんとか頑張れたとしても〝5着で大健闘”なわけで、たとえ少額でも買うことは資金の無駄と言えましょう。

ジャスティンパレス

昨年の3着馬で、前述しているように京都が有利に働く馬。

ルメール騎手とは4戦4勝と相性も良く、エンジンのかかりが遅い同馬にとって外回りコースは好都合。

力量は確かであり、有力の1頭です。

シュトルーヴェ

現在3連勝中で、特に前走の目黒記念は地力強化をアピールする内容。

本当の意味での一線級とは初対戦となることで、能力が足りるのか?が最大のポイントとなっります。

いわゆる、〝新規参入組”で、なんとかなるとすればテーオーロイヤルだけじゃないかなと言うのが私の見解ですし、仮に3着だったとしても誉めて良いのではないでしょうか。

ソールオリエンス

大阪杯の前に中山記念(4着)を使いながら、大阪杯で結果を出せず(7着)。

G2で4着、G1で7着なので、「これが現状の力なのでは?」というのが大勢になっています。

ただ、見限って良いものか?

中間の調教にはすごく見どころがあります。

ディープボンド

天皇賞で3着したことで、〝まだまだやれる”を証明した馬ですが、今回も3200mならまた3着できるかもしれませんが、2200では、≪5着でも褒められる≫に過ぎません。

一生懸命走る馬なので、頑張って欲しいなとは思うのですが。

ドウデュース

ドバイターフでは5着に終わっていますが、昨年の有馬記念を勝ち切ったシーンはまだまだ記憶に新しいですね。

京都で走るのが初めてとなりますし、こちらも前述した通り、阪神の方が良かった馬。

有力の一頭ではありますが、勝てるとは言い切れぬ、そこまで抜けているわけではない、適正単勝オッズはいかほどか?私は、4.5倍(これ以上つけばオイシイ、買える。逆にこれ以上つかなければ過剰人気なので買えない、買わない)と踏んでいます。

ヒートオンビート

G2レベルなら期待できるのかもしれませんが、後ろからついていって、何頭交わせるか?

8着までに入れれば上々。

プラダリア

近走の内容がよく、地力強化をしていることは間違いがありません。

新聞紙上でも印がそこそこつくでしょうし、複勝オッズは思ったよりも人気となるかもしれません。

ただ、やっぱり、G1の格はありませんね。

ブローザホーン

テーオーロイヤルがここに出ないことで、天皇賞組の代表格。

プラダリアと同等の力かなとも思えますが、勢いはこちらですね。

この馬もやはり、相手で買うぶんには良いとしても、単勝までは買いづらいという評価になります。

べラジオオペラ

大阪杯を制したことで、現4歳の盟主としてここに出走することに。

大阪杯も1着賞金2億円のG1ですから、〝格”は担保されているで良いでしょう。

前に行けて自分から動けることからも、レースプランが立てやすい馬ですから狙い目も十分。

実は、〝この馬が現在のチャンピオンでした”。

そう思わせる内容で勝ち切ったとしても不思議ではありません。

ヤマニンサンバ

これはもう、〝記念受験”のようなもの。

もちろん、「出れるんだから出たい」と言う気持ちをどうこう言うことはできません。

ルージュエヴァイユ

大阪杯でクビ差の3着。

エリ女でも2着していますので相応の人気となりましょう。

ただ、京都記念の内容を考えると過剰人気なのかなとも感じます。

ローシャムパーク

大阪杯は雑なレースながら2着。

オールカマーでも、(全盛期の力がなかったとはいえ)タイトルホルダーを負かしています。

ただ、この馬も阪神開催の方が良かったかなという印象を持ちます。

レース展開と買い方

上位拮抗のレースなので展開次第で答え(=結果)が幾通りにもなります。

そう考えると、買い方が難しいレースですね。

・単勝

勝ち馬を特定するのは難しく、ウイン5も1頭では厳しい感じ。

・3連複、ひいてはワイド

なぜなら3連単だと点数が多くなってしまいますし、どう考えても厳しい馬が4頭いますから美味しいオッズになるかどうかという課題も残るため。

ここまでを踏まえた上で、追い切りをチェックし、各馬の状態、各陣営の本気度を探っていくことで、正解=当たり馬券に近づけていきましょう。

追い切り後の予想と推奨買い目

さすがはG1宝塚記念に出てくる面々、先週のマーメイドSと比較するとわかりやすいくらいに迫力に差がありました。

コメントを読んでもらって、誉めているのが単純に良い馬です。

べラジオオペラ、プラダリアの順となりますね。

また、長くて速い時計3本が何頭もいたように、これもキーワードとなりましょう。

べラジオオペラが勝って、現状のチャンピオンと呼ばれてもらいたい。

そんな気持ちが強いですし、ドウデュースの存在もあることで単勝もそこそこ以上につくことが見込まれることから推奨馬は下記の通りです。

◎べラジオオペラ
○プラダリア
▲ソールオリエンス
▲ブローザホーン
△ドウデュース

馬券で言うなら

単勝 ◎べラジオオペラ

ワイド(1点)
◎べラジオオペラ
▲ソールオリエンス

三連複1頭軸流し(6点)
軸 ◎べラジオオペラ
相手○プラダリア
▲ソールオリエンス
▲ブローザホーン
△ドウデュース

三連単1頭軸マルチ(36点)
軸 ◎べラジオオペラ
相手○プラダリア
▲ソールオリエンス
▲ブローザホーン
△ドウデュース

◎べラジオオペラの単勝

◎べラジオオペラから、究極的なワイド1点ではソールオリエンス。実は現4歳はそんなに弱いわけではないという馬券ですね。

◎べラジオオペラからの3連複で、相手はソールオリエンス、プラダリア、ドウデュース、ブローザホーン

これなら6点で、3連単マルチに置き換えても36点です。

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