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札幌記念(G2)2024無料予想!傾向と追切評価から有力馬をPICK!

塚越の重賞ウマPICK

夏の大一番、私の表現で言う、〝準G1・スーパーG2”札幌記念が今週日曜のメインレースです。

3歳55キロ、4歳以上58キロ牝馬2キロ減というわかりやすい定量戦。

そうです、G1馬、ダービー馬だろうが、OPへの昇級初戦の馬だろうが条件が同じ。

ダービー馬シャフリヤール
昨年の覇者プログノーシス
昨年の2着馬トップナイフ

12頭の登録馬ながら、ビッグネーム&コース適性のある馬が出走馬に名を連ね、札幌記念の名に相応しい熱戦が期待できます!

秋のG1・天皇賞秋とちょうど2ヶ月ほどの感覚であること、涼しくて(近年はそうとも言い切れませんが)、牧場から近い札幌で行われることで、かつてはモーリスとかソダシとかもここを使っています。

札幌記念(G2)2024概要

開催日時 2024年8月18日(日)15時45分発走予定
グレード G2
開催競馬場 札幌競馬場 11R
コース 芝2,000m
性齢 3歳 オープン 定量
1着賞金 7,000万円

札幌記念(G2)2024のポイント

このレースはなんといっても、

1着7000万
2着2800万
3着1800万

という、G2戦としては高額な賞金があります。

それに加えて、トップナイフやプログノーシスのように、普通に走っているだけで、その他の馬とは差がついてしまう。

かつての阪神2200mにおけるゴールドシップのようなもので、コース巧者とそれ以外では差がついてしまうんですね。

サマー2000シリーズ第4戦にも指定されておりますが、今年の情勢は函館記念の上位馬が参戦しておりませんので(3着アウスヴァールはいる)、関屋記念でサマーシリーズに執念をみせていたトゥードジボンのような存在はおらず、純粋に独立した準G1・スーパーG2の札幌記念であり、このレースでの力関係・このレースでの適性だけを考えれば良いです。

札幌 2,000mの特徴

洋芝でコーナーが緩く、ほぼほぼ平坦なのが札幌コース。

4コーナー奥のポケットからスタートして1コーナーまでの距離は385mあります。

1800mのレースと比較すると、より1コーナーまでの距離が長い分、ペースは落ち着きやすいですね。

基本的には他の距離同様に逃げ、先行馬が有利なのだが、道中のペースが緩みすぎると一気にポジションを上げるマクリが決まることもある。

ペースが落ち着くので、瞬発力勝負になりやすく、クラスが上がるほど差しが増えて決め手が要求されるわけで、プログノーシスが勝った昨年の札幌記念がわかりやすい例です。

札幌記念(G2)2024の登録馬

アウスヴァール

25戦4勝。

函館記念は3着で、ここを勝つようならサマー2000のトップに立つ。

ただ、OPに入ってから好走したと言えるのはあその函館記念だけ。

それも、ハンデ54キロ、頑張ったとはいえ逃げが奏功し勝ち馬ホウオウビスケッツからは0秒7の差がついていることで、大望は酷。

単勝100倍でも買えませんね。

ジオグリフ

皐月賞馬であのイクイノックスに勝っている馬ですが、現状では、かつての皐月賞馬という表現が適切でしょう。

なにしろ、それ以来勝っていませんで、当時は5戦3勝でしたが、現在では16戦3勝となっています。

ただ、重馬場適性はありますし、札幌適正もありそう。

しかし、そうでであったとしても圏内突入の可能性はいかほどなのか。

無駄な馬券を買わないことは大事なことですからね。

シャフリヤール

15戦4勝でジオグリフと違うのは、ダービーを勝ったあともドバイシーマクラシックを勝っている点。

そこから2年以上が立っているとはいえ、ジオグリフと違うのは、そこそこ好走している点。

現実に毎日杯ではプログノーシスに完勝しており、

・速い時計=シャフリヤール

・洋芝=プログノーシス

という評価で良いでしょうから、対プログノーシスという観点では分が悪いとなります。

ステラヴェローチェ

相応の活躍はしていますが、休みがああったこともあり、6歳夏を迎えて16戦4勝に留まっています。

大阪城S勝ち、大阪杯4着、安田記念9着と札幌記念を制してもおかしくないだけの戦績を示しており、この馬のファンの方だったら、〝いろんなことに目をつぶってでも買って良い”でしょう。

プログノーシスとの力関係はわかりませんが、札幌の芝はプラスに向く公算ですし、馬場が渋ろうものなら一番恩恵を受けるのがこの馬でしょうから、当日までの調整と、レース時の馬場状態によっては、勝つまで届いてもおかしくない馬です。

チャックネイト

AJC杯の勝馬でポッケリーニを破っているのですから、G2の格はある馬です。

問題は準G1、スーパーG2の格があるかどうかということで、いくら仕上がり途上で負けは織り込み済みとはいっても函館記念の内容が、私的にはしょぼく映ってしまった点。

前走を使ったことによる上積みがどの程度あるのか、追い切りにもっとも注目しないといけない馬でしょう。

ドゥラエレーデ

ダートのトップクラスが札幌記念に転戦。

エルムS2着からの出走となりますが、この挑戦には支持を表明したいと思ており、ひょっとするのではないかと思っています。

ただ、出走となると中1週となることで馬のダメージがあどの程度なのかとなりますが、松山騎手のチケット不入手によるシャフリヤールの武豊騎手への変更を受けて、すぐに藤岡祐介騎手を確保したことは勝負に対する意気込みの表れ。

私は穴馬として大いに注目しており、単勝も買って良い存在だと思っています!

トップナイフ

昨年の2着馬で、函館記念は10着に大敗しましたが、この馬の競馬は出来ています。

コーナリングも函館よりも札幌の方がこの馬に合っている印象なので、昨年の再現があっても何の不思議もありません。

なにしろ、まだ4歳ですからね。

ノースブリッジ

活躍出来ているとは言えない現状ですが、もっとやれる馬だとおもいます。

勝ち切るイメージまではわきませんが、巧く立ち回って3着でしたということならば警戒しないといけません。

札幌記念を彩る名脇役の1頭と言って良いでしょう。

プログノーシス

14戦7勝と半分勝っている立派な馬。

昨年のパフォーマンスは圧巻でしたし、G1に手が届くところまで来ています。

そういう意味では、金鯱賞もそうでしたけども、ここに出ないで、G1を獲ることだけに集中してもらいたい気持ちもありますが、出てくる、しかも川田騎手を乗せてくるとは、陣営がそういう判断をしたということで、この馬を軽くみれるわけがありません。

ホウオウアマゾン

出るとすれば中1週でエルムSから。

同じ状況のドゥラエレーデの出走は歓迎しますが、この馬の出走は歓迎しません。

頭数が少ないことで、JRAから出走を打診されたのかと勘ぐってしまいます(これってよくあることですが)。

ボッケリーニ

2着が続き、現在のG2、G3路線のモノサシとなっている馬。

う~ん、レース間隔的にも、ハンデ戦に出ると損をさせられることからも、ここに出走となるのが妥当なのかなぁという感じ。

コンスタントに使っていること、既に8歳を迎えていることからも大きな上がり目は感じませんが、いわゆる〝安定勢力”でレースが巧いので札幌が初めてだからと言ってもマイナスにはならないでしょう。

モズゴールドバレル

頭数が少なくなりそうなことで、「2000を試してみたい」ことでの参戦がわかりやすい馬。

この馬はJRAからお願いまではされていないでしょう。

この馬が勝てるシーンがあるとすればどうなった時なのか?

ちょっと想像できません。

札幌記念(G2)2024の傾向

札幌記念のこれまで傾向とポイントを押さえておきましょう。

G1での連対実績が欲しい

夏の北海道シリーズ最大のレースですから、当たり前の話ですがレベルが高い。

なかでも2018年からの6年では、芝1600m以上のG1に連対経験のなかった馬は1着馬に2頭、2着馬にはゼロで、3着馬に1頭いるだけ。

実績面ではこれがハードルと言って良いでしょう。

G1組が主力に

以前は函館記念組が幅をきかせていましたが、これも2018年を境に大きく変わってきています。

最近6年で、函館記念組は連対はおろか3着までもいません。

なお、G1以外からの臨戦は、この6年では1着馬には1頭、2着馬にはゼロ、3着馬にも2頭だけしかいませんから、やはり,”格”を無視するわけにはいかないレースです。

年齢別の成績

3歳=9頭が出走し、

【 2 1 1 5 】

4歳=33頭が出走し、

【 3 0 2 28 】

5歳=43頭が出走し、

【 3 6 5 29 】

6歳=30頭が出走し、

【 2 1 1 26 】

7歳上=29頭が出走し、

【 0 2 1 26 】

3歳の出走はもともと少ないですから、こんなもんでしょうと思えるのですが、4歳がそこまで好成績とは言えないなと感じます。

これは4歳で既に実績を残している馬はここに出てこないからだろうと推測ができます。

それで5歳の成績が押し出されたということでしょう。

なお、

牡馬、セン馬は118頭が出走し、

【 7 9 6 96 】

牝馬は、26頭が出走し、

【 3 1 4 18 】

ただ、今年は牝馬とはいっても、出走するのはモズゴールドバレルだけ。

今年に限っては、気にしないで良いでしょう。

まとめ

札幌記念2024のポイントから出走予定馬の詳細まで解説してきました。

ここまでを踏まえた上で、追い切りをチェックし、各馬の状態、各陣営の本気度を探っていくことで、正解=当たり馬券に近づくわけなので、追い切りの記事を楽しみにお待ちいただきたいと思います。

現時点では、モノサシはプログノーシス。

魅力ある穴馬はドゥラエレーデ。

シャフリヤールは負けるに一票(単勝は買えない)。

雨が降ればステラヴェローチェに大きく加点。

だと思っており、この2頭は単勝も、WIN5にも買いづらいと思っています。

となると、他の馬が◎や〇に繰り上がるわけですが、どれかを中心馬に抜擢までは出来ません。

≪今買えと言われれば≫

プログノーシスとポッケリーニのワイド。

5倍ついてもおかしくはなく、1万円がかなりの確率で5万円になるんだったら、それは美味しい。

3連単フォーメーション

1着プログノーシス
2着ポッケリーニ
3着ステラヴェローチェ
チャックネイト
トップナイフ
ノースブリッジ
(4点)

1着プログノーシス
2着ステラヴェローチェ
チャックネイト
トップナイフ
ノースブリッジ
3着ポッケリーニ
(4点)

ウイン5はプログノーシスを1頭でいきたいですね。

追い切りをみないと何とも言えませんし、当日の馬場状態を確認しないといけませんが、かなりの確率で当たるでしょう。

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