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札幌2歳S(G3)2024無料予想!傾向と追切評価から有力馬をPICK!

塚越の重賞ウマPICK

まだ2歳夏の重賞ですが、1800mで行われることで後々まで楽しめる活躍馬を輩出しているレースです。

先週の新潟2歳Sとは異なり、コスモス賞、クローバー賞といった前哨戦もありましたし、出走してくる面々は長い距離の新馬戦や未勝利戦を勝ってきている馬たち。

フルゲートは14頭なので、登録している15頭のうち1頭だけは出れませんけども、先々まで、〝モノサシ”となるレースとなりそうです。

札幌2歳S(G3)2024概要

開催日時 2024年8月31日(土)15時25分発走予定
グレード G3
開催競馬場 札幌競馬場 11R
コース 芝1,800m
性齢 2歳 オープン
1着賞金 3,100万円

札幌2歳S(G3)2024のポイント

先週の新潟2歳Sの記事を読み返してもらえればわかりやすいですが、この時期の2歳重賞とは力関係がハッキリしていることがクリーンヒットに繋がります。

単勝は6番人気で1170円

ワイド1点は480円、この記事を信じていたら(信じていなくても遊びの範疇でも)馬単の3980円も1点で獲れたでしょう。

3連複にしても3080円ですから、十分に褒めてもらって良いでしょうけども、今週の札幌2歳Sも構図が似ていますから期待して読んでいただきたいですし、もっといえば私のスタンス(=少点数で妙味を探し続ける)を理解してもらえればなと感じています。

賞金は、新潟2歳Sと同様ですが、

1着3100万円
2着1200万円
3着 780万円

また、今年の北海道は函館、札幌ともに芝の状態が良く、例年とは異なり、終始、内、先行有利だったことを忘れてはなりません。

札幌2歳Sは差決着になることが多いレースですけども、今年はそうとは言い切れないことも知っておいてください。

新潟 1,600mの特徴

スタンド手前の直線半ばからスタート。

1コーナーまでの直線距離は185mしかないため、先行争いはやや激しくなるが、2コーナーまでには落ち着いて、前半3Fが35秒台に突入することは少ないですね。

札幌競馬場全体の傾向として、小回りコース、しかもコーナー角度が緩いということもあり、逃げ、先行馬が有利。

追い込みはほとんど決まらず、直線入口までには好位のポジションを取っておかないと苦しいコースです。

札幌2歳S(G3)2024の登録馬

アスクシュタイン

新馬、コスモス賞とともに逃げての2戦2勝。

特にコスモス賞は相手に恵まれたことも事実ですが、残り半マイルからもそんなに失速していません。

唯一の2勝馬&抜群のスタートセンスを持っていることがセールスポイントであとは、『目標とされる不利』を跳ね返せるかどうかとなります。

アルマヴェローチェ

8月4日、8頭立ての新馬戦を逃げ切っています。

「ダメージがあれば無理して出走させない」方針でしたが、「ダメージはない」と判断したことでの出走。

同型、特にアスクシュタインがいることで、レースプランは難しくなりますが、先々に向けても、「出走する方がプラス」と判断してのことです。

キングスコール

7月21日8頭立ての新馬戦を1分47秒8のレコードで勝ち上がっています。

これは、20年の札幌2歳Sで、あのソダシが出したレコードを0秒4も更新するものです。

もちろん、時計の出やすい馬場状態だったことは事実ですが、後続が早目に動いてきても動じずに突き放した内容は強いの一語。

ただし、パドックで放馬したりと若さ、幼さが凄く残っていますので、全幅の信頼とまでは行くかどうか。

≪元値は一番、しかも断然≫

ショウナンマクベス

東京で、6月15日8頭立ての新馬戦を逃げ切って勝っています。

マイル戦で1分35秒6ですから、十分に〝水準級”には立っており、長い目で言えば1勝クラスを勝てないと言うことはないでしょう。

「まだ幼さが残るが、調教をやるたびに良くなっている。距離を延ばしてどんなレースが出来るか見てみたい」。

トップオンザヒル

7月14日不良馬場の小倉競馬場で7頭立ての2000m戦を逃げ切って勝っています。

2分7秒1かかっているのは、不良馬場だったせいですが、既に札幌に移動し日曜に73秒8の時計を出せていることから意欲を持っての参戦と理解できます。

時計で判断することが出来ないので、どのくらいやれるのかはイメージできないのですが、穴馬としての面白さは十分にあります。

ニシノタンギー

東京の新馬戦に敗れ → 福島の未勝利戦で勝ってきた。

一度使って自身の状態が上向いていたのもありますが、相手に恵まれたのも事実。

大とびなので、札幌のこの条件は合いそうです。

バセリーナ

新馬戦4着 → 未勝利戦10着 → 福島の未勝利戦を勝ち → クローバー賞を3着。

既に4戦を消化しており、上がり目に乏しい。

クローバー賞の3着にしても勝ち馬からは0秒7離されており、この馬が3着になれたこと自体がクローバー賞のレベル(勝ち馬は別)と言えましょう。

ファイアンクランツ

7月28日札幌の新馬戦、12頭立てを4角先頭で勝ってきました。

重馬場だったことで時計は1分50秒5の時計ですが、上りを34秒8でまとめていることは評価できます。

特に上り2ハロンは11秒8ー11秒1ですから、ひょっとするというよりも、単勝を買える馬、買える価値のある馬です。

ホウオウガイア

7月14日、福島の牝馬限定戦、11頭立てを勝ってきました。

メンバーレベルが低かったこともあって、2着に0秒5の差をつけています。

1分50秒4で大外を廻していますのでけっこういい内容なのですが、ガサのない点と洋芝に替わる点、さらには牡馬が相手となる点と三重苦となります。

マイユニバース

ファイアンクランツの勝った新馬戦で5着 → 8月10日の7頭立ての未勝利戦で2着。

そのため、この馬が除外対象です。

出れたとすれば、そこそこれるかもしれませんが、やはり掲示板(=5着)で上出来でしょう。

マジックサンズ

7月7日函館の10頭立ての新馬戦を勝ち上がりました。

やや重馬場でド・スローだったことで時計の1分54秒0をマイナスに評価する必要はありません。

若いので仕方がない部分もあるのですが、パドックで馬っ気をだしていましたし、レースでも外の馬と接触して力んでいました。

≪ポテンシャル高いが、完成度低い≫

マテンロウサン

8月11日札幌の新馬戦は9頭立て。

出遅れて早目進出で抜け出して2着に0秒6の差をつけています。

間違いなく能力はあり、「テンションが上がり過ぎないように」調整しています。

モンドデラモーレ

6月22日、東京、13頭立ての新馬戦を勝ち上がっています。

勝ち時計は1分49秒7でしたが、上りを33秒5でまとめており、レースセンスも感じます。

あとは洋芝適正とアスクシュタイン、キングスコールとの力関係となります。

レーヴドロぺラ

6月2日東京の新馬戦を9頭立て9着、2秒9の大差をつけられながらも、次走6月23日の未勝利戦、10頭立てを勝ち上がり。

マイル戦で1分35秒8でした。

馬体に丸みがありますし、この変わり身、意外性は買えます。

ローレルオーブ

7月7日函館の新馬戦で10頭立て7着(マジックサンズの組1秒1差)から、8月24日の未勝利戦、9頭立てを勝っての連闘です。

出てくるとすれば、当然、軽めの時計でしょうが、勝つまではどうかも、意外とやれるかもしれません。

札幌2歳S(G3)2024の傾向

札幌2歳Sのこれまで傾向とポイントを押さえておきましょう。

重賞、OP組は苦戦

過去10年で重賞、OPを使っていた馬は28頭が出走(18頭がそこで3着以内)。

しかし、ここで連に絡んだ馬は、そのうちの4頭に過ぎません。

一見、大きなアドバンテージがあるように思われるが、案外苦戦しています。

特に勝ち馬は、10頭中9頭が初勝利直後の馬でした。

なお、その9頭の内訳は新馬組が5頭、未勝利戦が4頭。

ほぼほぼ半分半分ですから、未勝利組だからといってマイナスすることはありません。

ただ、未勝利組は2戦目で勝ち上がっていることが前提で、この例外は21年に2着したアスクワイルドモアだけです。

1800m勝ちが大きな条件

最近の6年間に限ると、芝1800mで勝っていなかった馬は1,2着馬にはおりません。

3着馬まで網を拡げてやっと1頭だけです。

1800mを勝っているっというのは、近年、大きな条件と言っていいでしょう。

連対率で牝馬がやや優勢

牝馬で、この時期に1800のレースを使うと言うことは、相当な素質のある牝馬というわけですが、

牡馬・セン馬=95頭が出走し、

【 7 7 8 73 】

牝馬=33頭が出走し、

【 3 3 2 25 】

上位人気勢は振るわない

1番人気は4連対、2~3番人気はそれぞれ2連対ずつ。

これでは心許ない。

まとめ

札幌2歳S2024のポイントから出走予定馬の詳細まで解説してきました。

ここまでを踏まえた上で、追い切りをチェックし、各馬の状態、各陣営の本気度を探っていくことで、正解=当たり馬券に近づくわけなので、追い切りの記事を楽しみにお待ちいただきたいと思います。

モノサシはアスクシュタイン

2歳戦なので、もちろん完成されている馬はいません。

ただ、アスクシュタインをモノサシにその上を行き得るかどうか?

これを考えていかないといけません。

上を行ける可能性がある馬は

キングスコール
ファイアクランツ
マジックサンズ

の3頭だけ。

とくに、キングスコール!

実際にレコード勝ちしていますので、この馬が◎で異論はないでしょう。

若さには目をつぶるしかありません。

馬単
キングスコール → アスクシュタイン

3連単
1着キングスコール
2着アスクシュタイン
ファイアンクランツ
マジックサンズ
3着アスクシュタイン
ファイアンクランツ
マジックサンズ
(6点)

あれもこれもと穴馬を探すのも悪いことではありませんが、こういう構図のレースですので、このくらい絞るのが得策だと感じます。

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