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ラジオNIKKEI賞(G3)2024無料予想!傾向と追切評価から有力馬をPICK!

塚越の重賞ウマPICK

先週に宝塚記念が終了したことにより、今週からはいよいよ完全な、”夏競馬モード”となります。

その前に、先週のG1宝塚記念、いつも読んでいる人なら会心のガッツポーズをしているはず!

宝塚記念では見事に予想がハマりましたね。

  1. まずはレースの構図を理解する
  2. 次に追い切りで状態を確認する

地道ことをいうようですが、競馬予想はこれの繰り返しとなりますので、この観点だけは忘れないでいて欲しいです。

ラジオNIKKEI賞(G3)2024概要

開催日時 2024年6月30日(日)15時45分発走予定
グレード G3
開催競馬場 福島競馬場 11R
コース 芝1,800m
性齢 3歳 オープン ハンデ
1着賞金 4100万円

ラジオNIKKEI賞(G3)2024のポイント

ラジオNIKKEI賞は3歳馬によるハンデ戦、右回りの福島競馬場1800mで行われます。

かつては、ダービーに間に合わなかったり、(プリンシパルS2、3着とか青葉賞で3,4着とかで)惜しくもダービーに出れなかったりした馬がそのうっぷん晴らしであったっり、秋へ向けての賞金加算を目指すレースです。

実際に、近年ではアンビシャスであったり、バビットやフェーングロッテン、そして昨年の勝馬であるエルトンバローズや3着馬でこないだのエプソムカップを快勝したレーベンスティールなどがここを使って来ています。

〝無駄撃ちをなくす”とか、〝同じチームの使い分け”が散見されるレースになっていますので、ひと昔前に比べれば、このレースの価値であったり、出走メンバーの質であったり、レースのレベルが上がっているわけです。

いつもいうことですが…

  • 1着賞金は4100万
  • 2着賞金は1600万
  • 3着なら 1000万

この金額は、「今現在勝ちきれていない馬にとっては、ものすごく大きな金額」なんですよね。

さらに、ハンデ戦なので、ダービー馬のダノンデサイルであったり、皐月賞馬のジャスティンミラノ、あるいはNHKマイルC勝ち馬のジャンタルマンタル。

こういった面々が出てくるわけがなく、これまた今年のメンバーがそうですけども、「現時点ではダービーに出れていたとしても5着で大健闘でした」という面々ですね。

そこを念頭に入れた上で、ハンデを踏まえて考えることが重要になってきます。

福島1,800mの特徴

今回は福島競馬場の開幕週にあたるレースです。

開幕週とは、当たり前の話ですけども、使っていないわけですから、〝絶好の馬場状態”であり、中間に少々雨が降ったからといっても、そこまで神経質になることはありません。

芝が荒れていないので内からの伸びもあるでしょうし、直線が短いことも影響して、先行争いが激しくなる可能性は十分にあります。

ラジオNIKKEI賞(G3)2024の登録馬

今年の登録馬は13頭です。

宝塚記念がそうだったように、このくらいの頭数だと紛れることや不利を受ける可能性も下がります。

もっと少ないと低配当の懸念が出てきますが、これだけいれば、これまた宝塚記念がそうだったように、無理なく穴馬券に届いてくれ得る、そんなレースパターンなので、ご期待ください!

ハンデを踏まえながら一頭ずつ見ていきましょう。

アレグロブリランテ 56キロ

1勝馬なのに56キロなのはかわいそうなのですが、これはスプリングSで2着した分。

皐月賞の15着は仕方がない結果なので、実質、皐月賞12着馬くらいの実力だと思います。

新馬勝ちの舞台が、まさに福島1800mだったこと、坂がないだけで、好走が続く中山1800mと似たような舞台なことで加点しないといけませんが、G3ラジオNIKKEI賞を勝てるか、勝つに相応しいか?と、問われると、

≪そもそもの元値が足りません≫

ウインマクシマム 55キロ

青葉賞5着でダービー出走を逃した、まさに、〝残念ダービー”組です。

ホープフルSにもお出になられていますので、G3ラジオNIKKEI賞を勝ち得るだけの経歴の持ち主と言えます。

距離はもっとあった方が良いのかなと思えますが、本当に強い馬が出てこない・4100万もらえる重賞ですから本気度が違います。

少なくともアレグロブリランテが56キロならば、この馬が56キロでもなんらおかしくなく、

≪1キロ得したと感じます≫

オフトレイル 56キロ

2勝し、リステッドの白百合Sで2着しています。

その勝ち馬、ミナデオロが57なので、単純に1キロもらったというハンデの付き方ですね。

G3アーリントンCで上り3F32秒8の脚を使えているように、能力は高いですので、積極的に買えるかどうかは別ですが、

≪争覇圏内の一頭ではある≫

サトノシュトラーゼ 56キロ

京都2歳S3着、毎日杯6着、青葉賞4着と重賞で堅実に駆けていますから56キロ以下にはできなかったし、57キロはかわいそうという判断でしょう。

個人的には56.5キロでも良かったように思うので、≪0.5キロもらった≫という気さえします。

≪確実に、争覇圏内の一頭≫

ジュンゴールド 54キロ

2勝し、その後が重賞で連続の大敗。

その分ハンデをもらったということですね。

2勝目が5頭立てのただもらいのレースだったことで、恵ハンデだといっても、ここで足りるのかの懸念が先に来ます。

ショーマンフリート 54キロ

2勝目を挙げての参戦なので、単純に54キロということでしょう。

ただ、その2勝目の1.45.5の内容は川田騎手らしい正攻法。

それが出来たと言うことは、前走に関しては2番人気でしたけども、順当勝ちだったと言うことでしょう。

≪足りる足りないは未知数≫

シリウスコルト 56キロ

OP特別勝ちあり、弥生賞3着。

この56キロは恵まれてますね。

弥生賞3着は逃げ粘りですけども、ホープフルS6着は差し込みなので、戦力はここでは3番目か4番目くらい。

≪勝ち切るまで?も好走は≫

セッカチドラゴン51キロ

未勝利戦、しかもダートのレースを勝ってここに。

ダートの1400m戦で1分27秒3と水準以下の時計での勝利ですからそりゃ51キロも納得。

大きな上積みがあって、実は芝、福島の芝は鬼でしたくらいの話でないとどうにもなりません。

その可能性は果たしていかほどあるんですか?と問われた時に、東京都知事選で黒川氏の得票が100万票まで行く確率で似たようなもんでしょうか。

≪レースレベルを担保するためにも出走して欲しくない≫

セットアップ 58キロ

札幌2歳Sの勝馬で、サウジダービーに参戦。

トップハンデです。

重賞を勝っているのはこの馬だけですし、その札幌2歳Sはパワーホールを相手に4馬身の差をつけていますから、ミナデオロより軽くするわけにはいかなかったと読み取れます。

私は0.5キロ損してると感じますが、実はやっぱり、ここではこの馬が強かった。

そういう可能性を残す馬です。

ミナデオロ 57キロ

白百合Sの勝馬でオフトレイルを負かしています。

初勝利に6戦を費やした馬が、このところ2連勝。

特に前走の逃げ切りは全く危なげなしで、斤量の差が1キロとなるとはいっても、オフトレイルに後れをとるとはちょっと考え辛いですね。

と、なると、当然、【有力】

メイショウヨゾラ51キロ

アネモネS3着、1勝馬の牝馬ですから2キロ減で51キロ。

枠にもよりますが、テンに速い脚を使えますので、逃げる、そして軽ハンデの分止まらない、そんなシーンはあってもおかしくありませんので、バッサリ切るのはオッズ的にもちょっともったいないかなぁという気もします。

ヤマニンアドホック54キロ

4戦2勝で大崩れなし、レースレベルも相応以上。

2勝馬なので54キロなのですが、ソコソコ以上にやれる感じがします。

デビューから一貫して津村騎手が乗っているのも加点材料。

中間も熱心ですし、この馬が勝ったとしても驚きません。

ログラール 54キロ

2勝馬でスプリングSは8着。

うん、これは54キロでしょうね。

時計や相手関係から特筆できることがないので、やはり、泡沫候補の域は出ないのですが、馬券圏内の可能性は低いとは思いますが、全くないわけではないでしょう。

ラジオNIKKEI賞2024の特徴

今年のラジオNIKKEI賞を考える上で重要になってくる特徴を抑えておきましょう。

実績面のハードルは低め

古くは日本ダービー参戦組が活躍していましたが、2006年にハンデ戦となってからは、G1組の参戦数自体が減り(重いハンデを課されるからですね)、そこまで実績を気にする必要のないレースになりました。

ただし、何でもあり、今年で言えばセッカチドラゴンのような馬でも良いのか?と問われると、さすがにそこまではということで、

OPで5着以内
新馬・未勝利 → 1勝級を連勝

このどちらかは欲しく、実際にこの10年の連対馬20中15頭がこれにあてはまっています。

芝1800m以上で連対経験

距離に関しては、新馬・未勝利を除く芝1800位以上で連対していること。

例外は1着馬に1頭、2着馬に2頭、3着馬に一頭と〝圧倒的な過半数”です。

G1組の成績はいまひとつ

ステップではプリンシパルS組が4連対で最多。

次が白百合Sで3連対。

なお、G1完敗馬から巻き返しを狙ってくる馬も少なくないが、結果は今一つ。

これならまだ、勢いのある1勝クラス勝ちの方が狙いやすいですね。

また、前走からの間隔は、〝中8週まで”

この例外は1着馬にはなく、2着馬と3着馬にそれぞれ2頭。

最近5年で万馬券が4回

目下5年連続で1,2番人気が3着以下に消えています。

  • 1番人気 10年でわずかに4連対
  • 2番人気 さらにわずかの2連対

そうなると、当然ながら馬単万馬券着が8割の4回を数えています。

一方で、ハンデ頭は3連対。

この結果からも、地力のみで判断するのではなく、今年も疑ってかかった方が正解かなという気がしますね。

総評

意外と買いやすいレースかな、そんな気がしています。

・単勝
勝ち馬を特定するのは難しく、ウイン5も1頭では厳しい
・3連複、ひいてはワイド
3連単だと点数が多く、どう考えても厳しい馬は2頭しかいない

ここまでを踏まえた上で、追い切りをチェックし、各馬の状態、各陣営の本気度を探っていくことで、正解=当たり馬券に近づけていきましょう!

追切後の予想と推奨買い目

追い切り格付けチェック記事内で、追切後に公開しています。

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