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オークス(G1)2024無料予想!傾向と追切評価から有力馬をPICK!

塚越の重賞ウマPICK

今週は日曜にG1オークスが東京競馬場の2400mでお行われます。

阪神JFの勝馬で、桜花賞2着だったアスコリピチェーノがNHKマイルC(2着)に回ったことで、桜花賞馬ステレンボッシュの二冠達成か?と、まさに1強ムードとなっておりますが、こういう状況の時こそ、〝どれかにやられる”そんなケースが多いのが競馬です。

皐月賞を強い内容で制したエフフォーリアもダービーを勝てませんでした。

桜花賞の1600mとオークスの2400mでは800mも距離が違うわけですし、今年のオークスもそうですが、『どの馬も2400mを走ったことがない』わけです。

牡馬の菊花賞も、『どの馬も3000mを走ったことがない』中で行われることで、勝つ馬はそれなりに上位人気に推されていても、2,3着が荒れることがしばしば。

その可能性を探していくべきであり、アスコリピチェーノという強烈な馬がいなくなったこと、そこにステレンボッシュの油断をも加味すれば、どういう馬券を買えば良いのかが見えてきます!

オークス(G1)2024概要

開催日時 2024年5月19日(日)15時40分発走予定
グレード G1
開催競馬場 東京競馬場 11R
コース 芝2,400m
性齢 3歳 オープン
1着賞金 1億5000万円

東京2400mの特徴

ダービーもジャパンカップも行われる、チャンピオンコースです。

最初のコーナーまでの距離はおよそ350m。

ゴール板を一度通過、コースを一周します。

基本的には長距離戦とあって、スローペースからの瞬発力勝負になることが多いのだが、逃げ馬のペースによって勝ち馬の脚質は様々なのですが、チャンピオンを決するコースらしく、スピード、スタミナがバランス良く求められ、逃げ切りは難しいし、後方一気も難しいです。

2018年のジャパンCでアーモンドアイが世界レコード2:20.6(良)をマークしていますが、今年は23秒半ばでハイレベル、24秒台前半でも十分な時計ではないかと推測しています。

オークス(G1)2024の構図

出走数が18頭とかなり多いので前走別にグループ分けをしてそれぞれ見ていきましょう。

桜花賞

1着ステレンボッシュ
3着ライトバック
4着スウィープボッシュ
8着クイーンズウォーク
13着チェルヴィニア
17着ショウナンマヌエラ

ステレンボッシュが強いことはみんな知っていることなので、ここでは割愛。

★ライトバック

桜花賞の3着は好内容で、エルフィンS勝ちは伊達でなかったことを証明。

ステレンボッシュが単勝1.8倍なら、この馬の6倍を3分の1の金額で買うのはあって良いでしょう。

★スウィープボッシュ

チューリップ賞勝ちは伊達でなかったことを証明した桜花賞4着でした。

が、あれが精一杯かなとも感じましたので買いづらいところ。

★クイーンズウォーク

クイーンC勝ちを考えると東京替わりは加点材料。

とはいえ、ステレンボッシュの上を行くにはもうちょっとプラスアルファがないことには…。

忘れな草賞

タガノエルピーダ
パレハ

桜花賞と同じ4月の7日に芝2000mのレースで、いわゆる〝残念桜花賞”と言われるレースですね。

タガノエルピーダは2戦目の朝日杯FSで3着(阪神JFは除外)、チューリップ賞で1番人気4着で桜花賞に出られず。忘れな草賞を満を持して順当勝ちし、やっと牝馬G1に出走できることで、きっと穴人気に推されることでしょう。

ただ、クラシックを勝つにあたっては順調さとか運とかがないと…というのも大きく、忘れな草賞の内容もそこまでではなかったことで、過剰人気・過剰な期待ではないかと感じています。

パレハは常識的には厳しいですが、バネのある動きに見どころ。

フローラS

アドマイヤベル
ラヴァンダ
サンセットビュー

3年前のユーバーレーベンがフローラS3着からオークスを制していますが(単勝を獲った!)、この時のユーバーはフローラSを明らかな叩き台としていました。

今年のフローラSでそういうレースを出来ていた馬はおらず、レースのレベルもそこまでではなかった。

私は、ハッキリと、この組は評価を下げて見ています。

スイートピーS

コガネノソラ

現在3連勝ですし、スイートピーSは時計も、内容も秀逸でした。

もちろん、桜花賞と比べれば、メンバーが二枚以上は軽かったので、もし桜花賞に出ていたら何着だったのか?という問いには、〝3着までには到底入れておりません”としか答えようがないのですが、オークスにおいても、〝3着以内なら(=ワイド、3連複、3連単の相手)の期待を持たせてくれます。

フラワーC

ミアネーロ
ホーエリート

フラワーCの内容、時計はそうでもないですけども、この組が何が良いかと言うと、〝間隔が開いていることときついレースをしていないことで、調教で負荷をかけれている点”。

特にミアネーロはヴィクトリアマイルであっと言わせた津村騎手。

もしかしたら、ミアネーロも穴人気してしまうかもしれないので、注意は必要ですが、単純に期待出来る存在ではあります。

その他の馬

ヴィントシュティレ
エセルフリーダ
サフィラ
ランスオブクイーン

この中ではサフィラです。

覚えている、実感している人は少ないのかもしれませんが、時阪神JFで1番人気に推されていたのはこの馬です。

ステレンボッシュの立場から考える

あなたがステレンボッシュ(もしくはその陣営)だったらどうするか?

自分の馬が一番強いとは思っているけども、そう簡単に勝てるほどG1は甘くない。

では、ライバルは?注意しているのは?

「どの馬も晴れ舞台に向けて仕上げてくるわけで、基本的にはどの馬にも注意だけど、やはり、チェルヴィニア(アルテミスSの勝馬でこの馬が3歳牝馬最強と言う人も多い)、桜花賞でよく3着に来たなと思えたライトバック、4着スウィープフィートってことになるよね。」

私がステレンボッシュの側ならそう言います。

あなたならどう言いますか?

そして

どうやったら勝てると思いますか?と同時に聞かれます。

私は、「行こうと思えば行ける馬なので、やはり正攻法。少なくとも前を残さない競馬をします。それが一番勝つ確率が高いですし、それで差されるんだったら距離適性もあるんでしょうけど、その馬が強いと言うことですから。」

あなたならどう答えますか?

ステレンボッシュ陣営は私と似たような気持ちでいると思うのですが、それが競馬人の常識だと断言して良いくらいだと思います。

原則としてステレンボッシュの『一強』

究極的に、相手を1頭とするならば、

ライトバックを抜擢したい。

馬連で8倍、ワイドで4倍付くでしょうか。

付くならば、あとのことは考えなくても良いのかなとさえも思います。

ただ、スティルインラブ→チュー二ーの時のように、単勝560円で56万円、馬単33950円で339万5000円、合わせて395万円をゲットできた、不確定要素、配当の高ぶれが置き得るレースですので、楽しみに週末をお待ちいただきたいと思います。

ここまでを踏まえた上で、追い切りをチェックし、各馬の状態、各陣営の本気度を探っていくことで、正解=当たり馬券に近づけていきましょう。

追切後の予想と推奨買い目

・文句なしに良いと思えた馬

ステレンボッシュ
スウィープフィート
コガネノソラ

・単純に調教が良い、状態が良いのが

ミアネーロ
ラヴァンダ
エセルフリーダ

中心、◎はステレンボッシュ

勝てるかどうかは流れ次第ですが、【1着36%2着37%3着18%】くらいの確率があるように感じます。

今回のオッズを考えると、単勝は買いづらいけども、馬連ならすごく信頼できるというニュアンス。

次位が難しく、流れ次第。馬単で2着にステレンボッシュというのが最高の狙い目かもしれませんが、馬連を抑えておくべき。

そこを総合的に考えると、ステレンボッシュからの馬連が妥当。

相手候補は、

スウィープフィート
コガネノソラ
ミアネーロ
ラヴァンダ
エセルフリーダ

の5頭となりますが、このオッズで5点も買えんなぁというのが正直なところ。

◎ステレンボッシュ
◯スウィープフィート
▲コガネノソラ
△ミアネーロ
注チェルヴィニア
注ライトバック

ラヴァンダ、エセルフリーダは人気薄ですので、これを除いた3点が推奨となります。

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