共同通信杯2025予想！過去10年の傾向馬と有力馬を解説

2025年2月16日(日)は、東京の重賞レースである「共同通信杯（G3）」が行われます。

クラシック路線で活躍する馬が多数輩出された由緒ある一戦で、ナリタブライアンやエルコンドルパサー、近年ではエフフォーリアやジャスティンミラノなどが好走。

その後もGI戦線で結果を残したことからも注目度の高いレースです。

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共同通信杯の概要

開催日時	2025年2月16日(日) 東京11R
グレード	G3
開催競馬場	東京競馬場 11R
コース	芝1800m
性齢	3歳オープン

今年も“実質G2”とも言える豪華メンバーが揃い、ダービー・皐月賞に向けての実力を占う一戦となりそうです。

共同通信杯の賞金

着順	賞金
1着	4,100万円
2着	1,600万円
3着	1,000万円

共同通信杯のコース情報

東京競馬場の芝1800mは、ダービーや毎日王冠など、多くのGI・重賞と同じ舞台設定となります。
ここでは、その特徴をざっくりと押さえておきましょう。

スローからの瞬発力勝負になりやすい

スタートから最初の実質コーナーまでが長く、無理にペースを上げる必要がないため、前半はゆったりした流れになる傾向が強めです。

長い向正面と大回りコーナー

2コーナーが緩やかで向正面が750mほどあるため、息を入れやすく後半勝負に持ち込みやすい展開に。
3〜4コーナーも大きく回り、トップスピードを温存したまま直線へ。

直線525m＋高低差2mの坂

最後の直線は長く、途中には急坂が待ち構えています。
パワーと瞬発力が要求され、決め手に欠ける馬は苦戦しがち。
差し・追い込みも決まりやすい半面、きちんと脚を残せるかがポイントです。

共同通信杯のデータ分析

ここ数年、1戦1勝馬の台頭から、G1実績組まで一貫性に欠ける傾向も見られますが、いくつかの共通点を押さえておくと絞り込みに役立ちます。

キャリア3戦以下が好走のカギ

近年の1着馬に関してはキャリア3戦以下の馬が多くを占め、芝1800m以上での連対実績も重要視されています。
6着以下の大敗がないこともプラス材料。

1番人気は未勝利ながら…

過去10年で1番人気は勝利ゼロ。
ただ2着4回と連対率は4割あります。
2番人気も1勝のみとやや不振ですが、代わりに3番人気が5勝と好成績で、極端な大荒れは起きにくい傾向です。

共同通信杯の出走馬

ここでは、登録のある11頭の特徴や注目ポイントをまとめました。

エストゥペンダ（牝）

4戦1勝。
フェアリーS(3着)で穴をあけた実績あり。
本来はクイーンカップ本線でこちらは登録のみの可能性大ですが、スローペース濃厚の共同通信杯も合いそうなだけに、出否に注目です。

カラマティアノス（牡）

4戦2勝のオープン馬。
東京1800mで勝ち鞍があり、出遅れ癖を克服しつつ結果を残してきました。
メンバー層が厚くなるここでは評価が分かれそうな1頭。

サトノカルナバル（牡）

3戦2勝。
函館2歳Sを制し海外遠征を挟んでの一戦。
大幅な距離延長が課題ですが、スピード能力は高く、適性がハマれば一発も。

ショウナンマクベス（牡）

4戦2勝でホープフルSは10着。
前へ行く脚があり、2勝はいずれも東京コース。
もう一押しの地力が欲しいところですが、楽に先行できれば粘り込みの可能性も。

チョングク（牡）

9戦1勝。
キャリアが多く着外経験も多いため、近年の好走馬の条件からは外れがち。
大きな変わり身がない限り厳しい戦いが予想されます。

ティラトーレ（牝）

4戦1勝。
クイーンカップにも登録があるが、こちらも視野に。
器用さがあり距離延長はプラスかもしれませんが、中1週のローテになりそうで出否は流動的。

ネブラディスク（牡）

1戦1勝。
新馬戦で鮮烈な勝ち方を見せた素質馬。
リスグラシューの下で話題性も十分だが、キャリアの浅さゆえ、このメンバーでどこまで通用するか未知数。
ここを勝つようなら相当な逸材。

マスカレードボール（牡）

3戦2勝。
アイビーSの好内容が光り、ホープフルSは外枠不利で度外視可能。
東京1800mも合いそうで、現3歳牡馬の有力株。
ここで巻き返しを期待したい1頭。

リトルジャイアンツ（牡）

5戦2勝。
新馬戦では逃げ切り、その後は控えて差す競馬へシフトし着実に力をつけています。
決め脚の破壊力こそ平凡も堅実な伸び脚で馬券圏内を狙いたい。

レッドキングリー（牡）

2戦1勝で東京スポーツ杯3着。
キャリアは浅いながらも世代トップクラスと目されるクロワデュノールと好勝負を演じた実力は本物。
完成途上ながら今後が楽しみな逸材。

ワンモアスマイル（牡）

5戦1勝。
1勝クラスで堅実さを見せ、先行・差しどちらも器用にこなします。
ただ切れ味面では上位に見劣りし、展開の助けが欲しい印象。

共同通信杯の予想と買い目

今年はクロワデュノール不在ながらハイレベルなメンバー。

ダービーや皐月賞へ繋がる好レースになるでしょう。

オッズ的にも“見るレース”の感がありますが、中心視したいのは下記の馬たち。

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