今では毎日王冠の価値も下がったなと思う年が増えましたが、私の世代では毎日王冠というのは、京都大賞典とともに、「本格的な秋競馬だなぁ」と」感じるとともに、準G1ともいうべき特別なレースです。
サイレンススズカを負かしに行ったグラスワンダーとビッグサンデー、どれがよく見えた?と某直木賞作家に尋ねられたスガノオージが勝った年。
サリオスってやっぱり強いんだなと唸った、特に最初に勝った4年前。
毎日王冠にはすごく、思い出や思い入れがあります。
そんな毎日王冠が日曜に行われますので、思い出やロマンは横において、今週も現有戦力を紐解いていきます。
2着2700万円
3着1700万円
と、G2としても十分に高額ですから、当然、ここに出てくる面々は真剣度が違います。
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中央競馬成績 | 57戦49勝8敗(トリガミ2回) |
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的中率 | 87% |
回収率 | 361% |
馬券代 | 570,000円 |
配当額 | 2,057,700円 |
収支 | 1,487,700円 |
利用料金 | 無料 |
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毎日王冠2024概要
開催日時 | 2024年10月06日(日) 15時45分発走予定 |
グレード | G2 |
開催競馬場 | 東京競馬場 11R |
コース | 芝1,800m |
性齢 | 3歳以上 オープン |
1着賞金 | 6,700万円 |
東京・芝1800mの特徴
大橋巨泉さんの時代から、「府中の1800展開いらず」。
これは大橋さんが言い出したことですが、「そうだよなぁ」と唸らされるレースがなんと多いことか。
1〜2コーナーの間にあるポケットからスタートします。
2コーナーを斜めに横切って向こう正面に入る形。
コーナー3つの変則的な形で、スタートして2コーナーまでの距離はおよそ160mしかありません。
3コーナーまで750mも距離があることで、先行争いはさほど激しくなりません。
重賞、オープン特別でも、ゆったりと流れて瞬発力勝負になることがままある。
位置取りは前に越したことはないが、速い上がりを求められるため、先行力だけでは直線で切れ負けします。
位置取り問わず、余力を持って直線で速い脚を使えるかどうかが好走の条件と言えるだろう。
紛れが少なく、能力差が反映されるコースなので人気馬の信頼度は高い。
また、概ね有利、不利はありませんが、どちらかというと1、2コーナーにあるポケットスタートで、150m後には斜めから2コーナーに入るので外枠が不利なコース形態と言えます。
また、オーバーシード芝ですが高速馬場になる事が多く、スピード・瞬発力が大きな武器になるコースと言えるでしょう。
毎日王冠2024予想 全頭診断
ここまでのことを念頭に置いた上で、今年は登録馬が15頭ですので、出ようと思えば全員が出れますので、この15頭をみていきましょう。
エアファンディタ
25戦6勝の7歳馬。
オープン特別で活躍、重賞で足りずと格がわかりやすい馬です。
終いの脚に見どころのある馬ですが、このメンバーのG2毎日王冠ですから、普通に買えませんね。
エルトンバローズ
13戦4勝の4歳馬で、昨年の覇者です。
その後は勝てていないのですが、香港G1、G1安田記念、G2中山記念、G3中京記念ですからそこまで評価を下げる必要はないのかもしれません。
なにしろ、昨年はシュネルマイスターとかソングラインを敵に回して、多少インチキ臭い勝ち方だったとはいえども、実際に勝っているのですから。
中京記念にしても59キロを背負ってのものですから内容は悪くなく、復活を感じさせる内容でした。
《横の比較からこの馬がモノサシ》となります。
オフトレイル
7戦3勝の3歳馬。
ラジオNIKKEI賞の勝馬で、私にとっては寸前で単勝を取り逃がした憎い馬です(笑)。
中間の調整も熱心で、階段を一段上がったなと感じさせ、斤量面でも有利。
常識的には、開幕週ですので、”良い脚は使ったが、それでもやはり届かなかった。”
良くてそこまでのような気もしますが、無碍には出来ない存在です。
カラテ
42戦8勝の8歳馬。
鳴尾記念の時に、良くなっているなとお伝えしておりますが、鳴尾記念はそんな感じのレースでした。
ただ、宝塚記念は馬場もあったのでしょうが、やはりというべきで、競馬になっていない大敗。
良馬場だろうが、道悪だろうが、今回、そうとうに厳しいことは言うまでもありません。
シックスペンス
4戦3勝の3歳馬。
スプリングSまでがいずれも中山で3連勝。
ダービーは距離もあったし、順調度も欠いていたので参考外で良いでしょう。
スプリングSを馬単1点で獲った、”私の功労馬”ですので、正直、思い入れも強いのですが、東京でこのメンバーですので、ちょっと”過剰人気かなぁ”。
そんな気持ちの方が強いです。
シルトホルン
19戦2勝の4歳馬。
オープン特別でもエプソムCでも好走できているように、相手なりに走れ、オープンでも足りる馬です。
当然、ここは相手が強いのですが、前々から自分のレースができれば粘り込みがあっても驚けない、そんな存在です。
《穴馬の資格あり》
ダノンエアズロック
5戦3勝の3歳馬でプリンシパルSを勝ち、ダービーにも、お出になられています。
相応以上に走れる下地があり、買える余地はあるのですが、これもシックスペンス同様に過剰人気で、大負けしたとしても納得。
つまりは、小泉進次郎と同じで経験が足りないということ。
トップナイフ
14戦2勝の4歳馬。
好走できるだけの下地はあります。
なにしろ、重賞で2着が4回もありますからね。
《この馬も穴の資格あります》
ニシノスーべニア
20戦4勝の5歳馬。
ダービー卿CT4着、エプソムC2着と地力強化が目に見えている馬です。
ただ、レーベンスティールならまだしも、エプソムC組では同じ東京の1800mでも大きく劣ります。
ノースザワールド
33戦4勝の6歳馬。
この馬もオープン特別で活躍、重賞で足りないというわかりやすい馬です。
どんな展開となっても、この馬が好走できるイメージが出来ません。
ホウオウビスケッツ
10戦4勝の4歳馬。
巴賞、函館記念と連勝し、サマー2000チャンピオンをあっさりと捨てて、秋へスタンバイしているのが好感。
地力強化は間違いないので、私はやや足りないと思っていますが、単勝を買って良い馬の一頭です。
マテンロウスカイ
18戦5勝。
G2中山記念の勝馬で、5歳セン馬。
前に行けること、速い時計があることでこの馬も買い得る、穴の資格がある一頭です。
ヤマニンサルバム
22戦7勝の5歳馬。
中日新聞杯も、新潟大賞典ともにハンデG3を勝っています。
格別定のG3ではやや足りない、1800mの距離ではスピード負けする。
不安というか、不満のほうが大きい馬です。
ヨーホーレイク
10戦4勝と6歳馬ながら屈腱炎で2年2ヶ月の休みがあって、キャリアが浅い戦績。
日経新春杯、鳴尾記念を制しており、速い時計の1800mが一抹の不安ですが、エルトンバローズをモノサシとしたときに、単勝を勝って良いように思います。
ローシャムパーク
13戦6勝の5歳馬。
大阪杯2着、宝塚記念5着とG1まであと少し。
ただ、この馬も格では通用しますが、速い時計の勝負に疑問が残ります。
毎日王冠の過去傾向
2014年から優勝馬に天皇賞・秋への出走権が付与されるようになりましたが、6年連続で優勝馬はマイルCSに駒を進めています。
このことからも、マイル路線においても重要な役割を担うレースとなっています。
まず、実績面での条件は重賞勝ちか、G1連対のどちらかがあること。
この例外は1着馬にはなし。
2着馬に2頭
3着馬に4頭です。
ステップでは安田記念からの直行組が7連対。
次がエプソムCからの直行組が4連対。
また、この2組が示すように、十分に間隔を開けてきた馬が圧倒的に多く、1着馬は10頭中9頭が、2〜3着馬も同じく10頭中8頭が中13週での臨戦でした。
3歳=16頭が出走し、
【 4 1 0 11 】
4歳=30頭が出走し、
【 3 2 5 20 】
5歳=34頭が出走し、
【 3 4 4 23 】
6歳=22頭が出走し、
【 0 3 0 19 】
7歳上=19頭が出走し、
【 0 0 1 18 】
特筆すべきなのは、連対率で30%を超える3歳馬。
しかも、最近5年間で4勝!
その5年間の出走数は7頭なので、勝率、連対率ともに57.1%のハイアベレージです。
まさに、”少数精鋭”となっています。
1番人気は10年で8連対だし、その8連対の内訳も7勝2着が1回。
目下6年連続連対中でもあり、信頼度は高い。
馬単配当も、2014年に4万円台が出て以降は、5000円を超える配当は出ていません。
《基本的には格別定の重厚なレース》なので、無謀な穴狙いは避けたほうが良いのですが、今年のメンバーは断然の馬がおらず、穴の資格がある面々が骨っぽいレースです。
G2毎日王冠の予想買い目
モノサシはエルトンバローズで、この馬も含めて、この馬より上を行き得る馬が単勝を買える馬です。
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エルトンバローズ
シックスペンス
ホウオウビスケッツ
ヨーホーレイク
ローシャムパーク
ダノンエアズロックもここに含めて良いでしょうが、点数的にそこまで加えて良いものかという位置づけ。
ただ、この中からオッズも含めて、速い時計に不安のある馬を切っていくという作業をすべきです。
-
ヨーホーレーク
ホウオウビスケッツ
シックスペンス
ダノンエアズロック
-
エルトンバローズ
ローシャムパーク
ウイン5はこの2頭。
3連単フォーメーションは1着欄にこの2頭。
《2着、3着に買える穴馬》
シックスペンス
ダノンエアズロック
トップナイフ
ホウオウビスケッツ
マテンロウスカイ
ヨーホーレーク
実力拮抗で、人気薄でもコースと速い馬場を味方にできる馬も多いレースなので、ここまで上がりましたが、私のスタンスではここまでの点数を買うべきではありません。
最終的には追い切り、パドック、返し馬をみてから買うべきなんでしょうが、点数的な観点からも、
3連複軸2頭エルトンバローズ ー ローシャムパーク から
相手
シックスペンス
ダノンエアズロック
トップナイフ
ホウオウビスケッツ
マテンロウスカイ
ヨーホーレーク
(6点)が推奨馬券となります。