小倉サマージャンプはジャンプレースのG3戦で、フルゲートが14頭なのですが、今年の登録馬はなんと6頭。
したがって、完走さえすれば、5着賞金の290万円はおろか、6着であっても出走奨励金がもらえるという、予想印が付かないような馬にとってもありがたい、まさに救済レースとなっています。
小倉SJ(G3)2024概要
開催日時 | 2024年8月24日(土)11時20分発走予定 |
グレード | G・J3 |
開催競馬場 | 中京競馬場 4R |
コース | 障3,300m |
性齢 | 3歳以上 オープン 別定 |
1着賞金 | 2,900万円 |
小倉SJ(G3)2024のポイント
このレースは、
2着1200万
3着730万
こういう状況下ですと、コースがどうしたとか、レースの傾向はこうでといったことは意味をなさなくなってしまい、単純に、
新潟ジャンプステークスで復活を遂げたホッコーメヴィウスが勝てるのか?負かし得る存在はあるのか?
6頭しか走らないんですから、3連単であっても1点で獲るくらいでないと馬券的にも美味しくないですし、皆様に褒められることもないでしょう。
小倉SJ(G3)2024の登録馬
ヴィジュネル
福島の障害OPを勝っての参戦。
それまでも平場ではありますが2着を続けているように、障害センスのある馬です。
順廻りで置き障害の中京は合っている印象ですので、無碍には出来ません。
トゥルボー
21年の阪神JS後に2度の長休を挟んだ馬なので、仕上げには慎重にならざるを得ないのですが、前走の東京JSでは好位追走から見せ場十分のレースが出来ています。
続けて使えるのがなによりものセールスポイントで、上積みを見込めます。
中京3300mの今回の舞台は重賞勝ちの舞台ですから、陣営もそれを踏まえての調整をしてきています。
ニューツーリズム
前走は新潟JSで勝馬・ホッコーメヴィウスかから0秒5差の5着でした。
しかし、新潟3250mよりも障害の数が多く、わずかでも距離が長い今回の条件の方がプラスだと思えます。
また、叩き良貨型なことは明らかなプラスですから、わずかではありますが、ホッコーを逆転できる目は残っていると言えます。
ホッコーメヴィウス
何よりものセールスポイントは、前走同様に60キロで走れること。
この馬がG3レベルでは、完全に上位であることは明白で、それは前走のレース内容が示しています。
≪完全な中心馬で、馬券的にはこの馬の着順を固定できないと話になりません≫
メイショウハチク
陣営やファンの人には申し訳ないですが、完全な泡沫候補。
大敗が続き、未勝利を勝つとOPにあがてしまう障害戦の悲恋を完全に味わっている馬です。
そうはいっても、完走さえできれば6着ですから、出走奨励金にありつけます。
ロスコフ
東京JS2着と、ホッコーメヴィウス(落馬)に先着しており、重賞勝ちこそないものの、単勝を買える馬です。
正直なところ、この馬がホッコーメヴィウスに勝てるかどうか。
それだけがこのレースのポイントと言えるのではないかと思っています。
まとめ
小倉SJ2024のポイントから出走予定馬の詳細まで解説してきました。
ホッコーメヴィウスを負かせると踏んでの◎抜擢です。
ロスコフ以外には後れをとらないという判断です。
△ニューツーリズム
△トゥルボー
※メイショウハチク以外に印をつけましたが、6頭立てのレースで当然、全部買えるわけがありません。
5連単馬券は売っていませんが、名前の挙がった順番が評価の順であり、このレースで馬券を買う際は、
3連単:ロスコフ → ホッコーメヴィウス → ヴィジュネル
ともに各1点で他の馬券まで手を廻していたのでは儲かりません。