先週が3日間競馬だったこともあり、出走馬の大半は木曜に追い切っています。
先週のローズSで、レガレイラには全幅の信頼まではおけないと申し上げておりました。
馬券につなげることは出来ませんでしたが、追い切りの動きもそうでしたし、陣営の意気込みという点でも人気に相応しい出来ではなかったということ。
なんでそんなことわかるの?
そう思う人もいるかもしれませんが、真面目に何年も競馬に取り組んでいれば、こういうことは自然にわかるようになります。
インテグレイト
7月13日の小倉、1勝戦を勝って以来。
中間
初時計は8月25日。
軽目4本、長い時計1本、長くて速い時計2本と十分。
最終追い切り
《木曜に》栗東CWで単走 84.9-68.4-53.2-38.0-11.7
今週も長い時計を出してきました。
今回が試金石の一戦となりますが、十分に力が出せるところまで仕上げてきています。
ヴィレム
6月9日の1勝級を勝って以来ですから約3ヶ月ぶりです。
≪中間≫
初時計は8月30日で、いきなり坂路で53秒7を出せています。
その後は長くて速い時計2本、坂路で速い時計を1本とスケールアップしています。
最終追い切り
栗東坂路で単走 小沢騎手を背に 52.7-37.9-23.9-11.7
余裕を持っての登坂、成長を感じました。
《良い、かなり良い》
ウエストナウ
京都新聞杯を2着して以来、4ヶ月半ぶり。
中間
プール併用、立ち上げは8月22日
長い時計が1本、長くて速い時計2本、軽い時計3本、長くて速い時計1本とかなり入念。
最終追い切り
《木曜に》
栗東坂路で単走 52.6-38.1-24.8-12.2 まだ荒削りで、うまく全体を使えていないが、馬体のハリはよく、素質を感じさせる。
もちろん、運動量も足りている。
オールセインツ
8月3日、月岡特別以来なので中5週。
中間
プール併用。
初時計は25日。
軽目2本、長い時計4本、速くて長い時計1本。
最終追い切り
栗東ポリトラックで単走 84.4-67.6-52.7-38.7-11.4
オーバーワークにならないように感触を確かめながら。
悪いとは思いませんでしたが、そう良いとも思いませんでした。
ゴージョニーゴー
8月17日の札幌戦以来なので、中3週。
中間
軽目2本、長くて速い時計2本と意欲的。
最終追い切り
《木曜に》栗東坂路で単走 54.2-39.5-25.7-12.6
予定通り。
軽目の走りでもこの時計が出ていることを評価。
《上々の部類》
サブマリーナ
5月11日のあずさ賞を勝って以来の4ヶ月半ぶり。
中間
初時計は今月5日。
軽い時計3本、長い時計長い時計1本、軽目1本。
牧場でも乗ってきたので、これで十分。
質はともかく、量は足りています。
最終追い切り
《木曜に》栗東CWで併せ馬 武豊騎手を背に 79.0−64.1-50.1-36.0-11.6
ここまで屋ある必要はないのにというくらいの、速くて長い時計。
ここまでやれること自体が好調の証、やる気の表れ。
《かなりのやる気を感じる》
ジューンテイク
5月26日ダービー以来、約4ヶ月ぶり。
中間
立ち上げは6日で、軽目2本、長い時計1本、十分な負荷1本。
最終追い切り
栗東坂路で併せ馬 藤岡佑騎手を背に 56.9-39.1-24.5-11.9
フワッとした走り。
追ってから馬が沈むのは良いとして、全体的に高い点数はつけられませんね。
人気の一角でしょうから、なおさらです。
ショウナンラプンタ
5月26日、ダービー以来。
中間
立ち上げ8月25日、軽い時計6本、強い時計1本。
質はともかく、数は十分。
最終追い切り
栗東坂路で単走 鮫島駿騎手を背に 56.1-40.6-25.9-11.9
緩い、楽走、右に左によれながらで、まだまだ完成途上。
トラストボス
6月23日、東京の未勝利戦を勝って以来、約3ヶ月ぶり。
中間
初時計は今月1日の日曜日。
軽い時計4本、強い時計1本。
最終追い切り
《木曜に》美浦坂路で単走 55.8-40.4-26.6-13.1
最終追いも楽走。
馬体維持を最優先としたためなのでしょうが、実力が劣るのにこれでは…。
買える要素がありません。
バッデレイト
8月18日阿賀野川特別を2着して以来なので、中3週。
中間
立ち上げは5日、軽い時計を2本やってから、長くて速い時計、82秒7と理想的。
最終追い切り
栗東坂路で併せ馬 53.3-40.1-26.0-12.7
シャカリキに追うことなく併入。
これ以上やる必要はなく、全体的に、やる気を感じる調教でした。
ビザンチンドリーム
5月26日のダービー以来。
中間
初時計は29日。
軽い時計3本、長い時計2本。
最終追い切り
栗東坂路で併せ馬 幸騎手を背に 54.1-39.4-25.5-12.7
時計がそんなに速くない分、手応えに余裕がありました。
全体的に可もなく不可もなし。
強調材料に欠きます。
ミスタージーティー
5月26日、ダービー以来。
中間
初時計が11日、牧場でのっていたとはいえ、10日で競馬に使うことになります。
軽い時計2本、長い時計1本とやはり不安は拭えません。
最終追い切り
栗東坂路で併せ馬 北村友騎手を背に 53,7-38.0-24.4-12.0
最後は先着できていますが、そこまでの余裕はなかった。
メイショウタバル
5月26日ダービーを出走取消して以来、4ヶ月ぶり。
中間
初時計は8月18日。
軽い時計2本、長い時計3本、長くて速い時計1本。
経緯を考えても慎重に乗り込んできたことがわかります。
最終追い切り
栗東CWで単走 浜中騎手を背に 67.8-52.4-37.7-11.8
フットワークを確かめながら。
頭が高く、体のハリも今一つに感じる。
《期待が大きいだけにガッカリ》
メリオーレム
7月6日の小倉・2勝級を勝って以来、約2ヶ月半ぶり。
中間
プール併用。立ち上げは8月30日。
軽目1本、長い時計2本、長くて速い時計2本と勢い感じる。
最終追い切り
栗東ポリトラックで単走 54.2-38.8-11.2
ポリトラックなので時計は出るが、馬の雰囲気が良い。
走る姿も颯爽としている。
《良い》
ヤマニンステラータ
8月24日、揖斐川特別を勝って以来なので、中2週。
立ち上げが8日で、軽い時計2本、長い時計2本。
中2週でここまでやれるんですから、状態が落ちていないと判断できる。
最終追い切り
《木曜に》坂路で併せ馬 53.1-38.0-25,3-12.7
時計は十分ですが、反応が今一息。
そうは言っても、全体で上々以上で期待して良い。
追い切りからの推奨馬&推奨馬券
メイショウタバルにはがっかりしました。
この馬は買えません、走られたら仕方ないと割り切るべき。
コメントを読んでもらって、誉めているのが単純に良い馬です。
ウエストナウ
バッデレイト
単純にこの2頭のワイド(1点)
これはよだれがでるほど買いたい組み合わせ。
ごちゃごちゃ点数を買うよりも、この1点で勝負で良いかもしれません。
そうは言っても、額面上の高配当が欲しい方もいらっしゃることでしょう。
1着ウエストナウ、バッデレイト
2着ウエストナウ、バッデレイト、ヴィレム、メリオーレム、サブマリーナ
3着ウエストナウ、バッデレイト、ヴィレム、メリオーレム、サブマリーナ
3連単でも24点ですみますので、この組み合わせで、この点数ならば不満を言う人は少ないでしょう。