4月20日(土)、福島競馬場でG3福島牝馬ステークスが行われます。
1着馬にはヴィクトリアマイルへの優先出走権が与えられる牝馬限定の一戦です。
小回りかつアップダウンのある福島芝1800mが舞台となり、激しい先行争いからの押し切り、あるいはマクリで差し切るケースも珍しくありません。
フルゲート16頭に対して19頭が登録していますが、カヨウネンカ・ラズベリームース・ピンクジンの3頭が除外対象です。
福島牝馬ステークスの概要
開催日時 | 2025年4月20日(土) 福島競馬場11R |
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グレード | G3 |
開催競馬場 | 福島競馬場 |
コース | 芝1800m |
性齢 | 4歳以上牝馬 |
福島牝馬ステークスの賞金
着順 | 賞金 |
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1着 | 4000万円 |
2着 | 1600万円 |
3着 | 1000万円 |
格別定(牝馬限定)で行われる一戦。G1・G2勝ち馬不在のため、G3勝ち馬(アリスヴェリテ、シンリョクカ、フェアエールング)のみが1キロ増の56キロを背負う見込みです。
福島芝1800mのコース情報
スタート直後に坂、そして小回り
スタート地点はスタンド前の真ん中あたり。直後に上り坂を駆け上がりながら1コーナーへ突入するため、先行争いが激化しやすい傾向。コーナーがきつく小回りであることもあり、ポジションを奪い合う形になりがち。
向正面でもう一度上り坂
1コーナー~2コーナーはフラット。向正面半ばに2度目の上り坂があり、ここでペースが落ち着くか、マクリが入るかで展開が変わります。
下り坂で一気にペースアップ
3~4コーナーはスパイラルカーブで下り傾斜が入るため、スピードを落とさず直線へ。最後の直線は約292mと短く、スタート直後の急坂をもう一度上るためスタミナと瞬発力が求められます。
福島牝馬ステークスの出走馬・分析
登録19頭(うち3頭除外対象)を五十音順で紹介します。
アスコルティアーモ
5歳牝馬(10戦4勝)。オープン昇級後にやや低迷中。当時は4勝を挙げるほどの力があっただけに、きっかけ待ちの現状。復調次第で一発あっても不思議なし。
アドマイヤマツリ
4歳牝馬(8戦4勝)。8戦して7連対の安定感が光る昇級初戦。ここで勝ってヴィクトリアマイルを目指すという強い意気込み。小回り適正・先行力を備え、人気でも注目の1頭。
アマイ
5歳牝馬(28戦3勝)。前走2勝クラスを勝ち上がった格上挑戦。先行脚質は福島向きも、メンバーレベルを考えると厳しいか。展開の利があれば。
アリスヴェリテ
5歳牝馬(22戦4勝)。昨年マーメイドS優勝で56キロを背負う。連対率5割の堅実派だが、前走小倉牝馬S大敗後の立て直しがカギ。能力的には重賞でも通用。
エミュー
5歳牝馬(18戦3勝)。近走は凡走続きで、やや停滞。ハンデ戦でも存在感を示せず、ここもメンバー的に苦戦を強いられそう。
ガジュノリ
4歳牝馬(13戦3勝)。3勝クラス在籍。近走勝ち負けに絡む走りはあるが、一気の格上挑戦で重賞好走となるとハードルが高い。
カヨウネンカ
6歳牝馬(41戦3勝)。出走馬決定順17位タイで除外対象。近走2桁着順続きで、仮に繰り上がれても不安大。
グランドスラムアスク
6歳牝馬(34戦4勝)。矢作厩舎らしく積極的に転戦するが、近走はオープン特別で壁にぶつかり中。先行力を活かせば粘り込みはありうるが、通用度合いは疑問。
ジューンオレンジ
5歳牝馬(21戦4勝)。1200m~1400mで4勝を挙げており、1800mはベストとは言えないか。前につける脚力を活かしどこまで粘れるか。
シンリョクカ
5歳牝馬(13戦2勝)。昨夏の新潟記念を勝ち56キロ。ムラ駆けするが、暖かくなると調子を上げるタイプ。はまれば一気の差し切りもあるか。
セキトバイースト
4歳牝馬(11戦2勝)。スピードを活かしてハナを切る形が理想。小回りの福島で逃げを打てれば面白いが、他に先行勢も揃っており楽ではなさそう。
ピンクジン
5歳牝馬(31戦2勝)。出走馬決定順19位で除外対象。2勝クラスでも苦戦しており、繰り上がり出走できても厳しい立場。
フェアエールング
5歳牝馬(17戦5勝)。小倉牝馬Sで同着優勝。テンションが上がりやすく輸送が課題だが、能力自体は上位。落ち着いて臨めば連勝の可能性も十分。
ペイシャフラワー
5歳牝馬(26戦4勝)。オープン昇級後は不振が続く。先行して流れがはまれば上位食い込みがあるかもしれないが、中心視まではどうか。
ホーエリート
4歳牝馬(10戦2勝)。中山牝馬S2着で一気に注目度アップ。秋華賞10着からの飛躍が本物なら侮れないが、小回り福島で同じ競馬ができるか未知数。
ミスカッレーラ
4歳牝馬(10戦4勝)。地方所属(川島正一厩舎)。関東オークス2着などダート実績豊富だが芝は未知数。展開が向くかどうかは大きな疑問。
ライラック
6歳牝馬(20戦2勝)。エリザベス女王杯など重賞で見せ場を作るも勝ちきれず。器用さに欠ける面があり、小回り福島の坂越えがカギ。
ラズベリームース
6歳牝馬(13戦3勝)。出走馬決定順17位タイで除外対象。骨折明け復帰後、まだ走りが本調子に遠く。出走できても期待度は低い。
フィールシンパシー
6歳牝馬(24戦4勝)。昨年の福島牝馬S2着馬。コーナー4つの小回りが合うタイプで、今年もスムーズに先行できれば上位争いに浮上可能。
過去10年の分析と傾向
重賞実績重視、ただし初挑戦も増加
10頭中8頭が芝1600~2000mの重賞4着以内経験あり。近年は初挑戦馬が馬券に絡む例も増え、絶対視はできないが、勝ち馬に限れば実績馬が大半。
福島未経験でも問題なし
連対馬18頭中13頭が福島芝未経験。コース適性より近走の勢いを重視するほうが合っているローカル重賞といえる。
中山牝馬S組が突出
該当組が11連対と最多。阪神牝馬Sや小倉牝馬Sからの臨戦もあるが、やはり中山牝馬S組を要チェック。
5歳馬が強い
4歳【2 4 2 47】、5歳【5 6 4 40】、6歳【2 0 4 24】、7歳【1 0 0 7】。連対数では5歳がリード。
福島牝馬ステークスの予想と買い目
メンバーを見渡すと、昇級初戦のアドマイヤマツリが勝ち負けとみています。ここで敗れていてはヴィクトリアマイルへの期待も薄れてしまうだけに、本気度は高いはず。小回り適性も十分に対応可能と判断しました。
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中央予想 | 券種 | 的中金額 |
---|---|---|
4月13日阪神1R | 3連単8点×600円 | 的中1,400,100円 |
4月13日福島8R | 3連単4点×1,200円 | 的中2,529,720円 |
4月13月13日中山2R | 3連単10点×500円 | 的中3,197,500円 |
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