2025年2月22日(土)は、阪急杯が行われます。
今週末はなんといっても、G1フェブラリーSやサウジのレースに注目がいきますけども、土曜、京都メインの阪急杯も、実質G2と言ってよく、勝ち馬には高松宮記念への優先出走権が与えられます。
いわゆる、格別定のレースで、勝ち馬にもけっこうな名前が並んでいますし、なによりも、そのパフォーマンスレベルが良い。
ここで強いレースが出来るようなら、次の高松宮記念でも有力ですし、そこで勝てなかったとしても、どこかでG1に手が届いておかしくない。
そんな、登竜門的なレースです。
ただし、今年は京都競馬場で行われることで、阪神開催とは趣が異なります。
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阪急杯の概要
| 開催日時 | 2025年2月22日(土) 京都競馬場11R |
|---|---|
| グレード | G3 |
| 開催競馬場 | 京都競馬場 |
| コース | 芝1400m |
| 性齢 | 4歳以上 |
今週末はG1フェブラリーSやサウジのレースに注目が集まりますが、土曜の京都メインである阪急杯も実質G2レベルと言える一戦です。
勝ち馬には高松宮記念への優先出走権が与えられ、ここで好走できれば春のスプリントG1戦線でも有力視されます。
例年は阪神で行われることが多いレースですが、今年は京都開催という点で変則的な要素もあるため、馬場適性や展開がどう影響するかに注目です。
阪急杯の賞金
| 着順 | 賞金 |
|---|---|
| 1着 | 4300万円 |
| 2着 | 1700万円 |
| 3着 | 1100万円 |
阪急杯のコース情報
京都芝1400m・外回りコースは、重賞やリステッドなど位の高いレースで使用される舞台です。
スタート地点は2コーナーの出口付近に置かれ、3コーナーまでの距離は約512mもあります。
スタートから200mは平坦ですが、その後3コーナーに向けて上り傾斜となり、短距離戦にしてはペースが極端に速くなりにくいのが特徴です。
頂点は3コーナーの中ほどにあり、そこを過ぎると一気に下り坂になります。
4コーナー付近には残り3ハロン標識が立っていて、坂を下りながら加速するため、スピードの乗ったまま直線へ向かう形になります。
最後の直線はAコースで約404m、B・C・Dコースでは約399m。
勾配はほぼフラットで、トップスピードを維持しやすく、上がり勝負になりやすいです。
総じて、スローからの瞬発力勝負が多く見られるコース形態と言えます。
阪急杯の出走馬
今年はBコース使用でフルゲートは18頭ですが、登録は20頭。
ただし有力馬はおおむね出走できる情勢です。
斤量が増えるのは、昨年のスワンS(京都1400m)を勝っているダノンマッキンリーと、4歳時にNHKマイルカップを勝っているダノンスコーピンが1キロ増の58キロを課されます。
アグリ
6歳牡馬で19戦5勝。
一昨年の勝ち馬です。
当時のパフォーマンスを再現できれば、ここでも勝ち負けになりますが、近走の不振が気になるところ。
まずは自身のコンディションが戻っているかどうかが最大のポイントになりそうです。
アサカラキング
5歳牡馬で16戦5勝。
もともと重賞をいくつも勝てるだけの力はある馬ですが、やや無理をしてきたローテーションが影響して近走は不振気味。
アグリ同様、自分のコンディションを取り戻せているかどうかが鍵になるでしょう。
ヴァトレニ
7歳セン馬で24戦6勝。
最近は障害戦を使ってきており、馬に刺激を与えるためにここへ参戦か。
芝1400m重賞ではさすがに相手が強く、苦戦が予想されます。
オオバンブルマイ
5歳牡馬で11戦4勝。
高いポテンシャルを秘めるも、前に行けない脚質がネックでした。
しかし今回は極端に強力な先行馬がおらず、展開の後押しがあれば上位進出が見込めます。
カンチェンジェンガ
5歳牡馬で16戦4勝。
ハンデ戦での55キロ評価、掲示板まであと少しという実力レベルです。
格別定の57キロでどこまで戦えるかは微妙で、馬券的には割引き材料が多い印象です。
グレイイングリーン
《出走馬決定順20番目＝最下位》
7歳牡馬で29戦4勝。
年齢的にも時計勝負への対応に厳しさがあり、ここでは力不足感は否めません。
ゴールデンシロップ
7歳牡馬で18戦5勝。
2走前のオーロカップを53キロで勝っていますが、今回は別定重賞のため恩恵はありません。
時計勝負になると限界があり、買いづらいのが正直なところです。
ジャングロ
6歳牡馬で14戦4勝。
1200mではスピード負けしていた近走を考えれば1400mへの距離延長はプラス材料。
ただし、脚部不安で1年2か月の休養明けを挟んでいるため、完全復調まではもう少し時間がかかりそうです。
シュバルツカイザー
7歳セン馬で27戦6勝。
オープン特別では活躍できても重賞では足りないイメージ。
北海道の洋芝実績があり、冬場の京都芝1400mをどうこなすかがポイント。
展開がはまれば3着争いに加わる可能性はあります。
スズハローム
5歳牡馬で14戦4勝。
京王杯SC3着、CBC賞2着など、メンバーが落ちれば重賞勝ちも十分狙える実力。
スワンS大敗はゲート突進による外枠発走が響き、前走のラピスラズリS(中山1200m)は距離が合わなかった印象。
追い切りや気配次第では単勝候補にもなる魅力があります。
セッション
5歳牡馬で15戦2勝。
リゲルS2着という結果はあるものの、重賞ではまだ格が足りない印象。
とはいえ、テンの脚が速く、スローペースが予想される京都1400mなら余裕を持って直線に向かえる可能性があり、人気薄なら一考の余地ありです。
ソーダズリング
5歳牝馬で10戦3勝。
昨年の京都牝馬Sを好時計で制した実績があり、ナムラクレアを破ったことからもレベルの高さが伺えます。
阪神カップ6着も悪くない内容で、今回のメンバーではレーティング的に上位評価される1頭です。
京都芝1400mの適性も高く、楽しみな存在となります。
ダノンスコーピオン
6歳牡馬で20戦4勝。
NHKマイルカップを制覇した際は6戦4勝で前途洋々でしたが、そこから14連敗中。
一時期の勢いは失われており、ローテーションにもやや無理がある形が続いている印象です。
当然、能力は高いですが、復活には相応の展開利や状態アップが必要でしょう。
ダノンマッキンリー
4歳牡馬で10戦4勝。
昨年のスワンS(京都1400m)を勝っている馬で、レースレベル的にはメンバースローもあって未知数だった面があります。
終いは堅実ですが、自分から勝ちに行くタイプではないため、ペースや位置取りに左右されやすい印象です。
トゥラヴェスーラ
10歳牡馬で36戦4勝。
スワンS3着、阪神カップ7着と踏ん張っていますが、10歳となりスピード面での衰えは否定できません。
「ここまでよく走ってきた」という印象が強いベテラン馬です。
ドナベティ
4歳牝馬で11戦3勝。
オープン2戦を消化しましたが、まだ重賞では荷が重い印象。
距離が1400mに戻る点はプラスかもしれませんが、現状では実績不足が否めません。
フォーチュンタイム
4歳牡馬で5戦4勝。
勢いと伸びしろがあり、前走も着差以上の強さを見せています。
1600m、1400mで結果を出してきた馬で、ここを勝たなければ高松宮記念の出走は難しい状況。
「2着ではダメ」という陣営の強い意志がうかがえます。
フルメタルボディ
5歳セン馬で17戦5勝。
3勝級・トリトンSを勝って昇級初戦となります。
京都1400mの適性はある程度見込めるものの、重賞のメンバー相手では格的にやや厳しいかもしれません。
ブーケファロス
5歳牡馬で23戦4勝。
1200mでスピード負けしてきたため、1400mへの距離延長はプラス材料。
ただし、今回も前に行けるわけではなく、脚質が限定されるため展開頼みの面が強いです。
モズメイメイ
5歳牝馬で18戦5勝。
近3走は大きく崩れていますが、夏場からの疲れが影響していた可能性あり。
一息入れて状態が回復していれば、ハナを奪うロケットスタートが復活するかもしれません。
阪急杯の過去の傾向と分析
阪神開催が多いレースですが、例年1400mの別定G3という条件は変わりません。
ここでは過去10年の阪急杯を振り返りますが、4〜7歳馬がまんべんなく走っており、8歳以上の馬はさすがに苦戦が目立ちます。
前走から中10週以内の馬が好成績を収める傾向もあります。
前年の阪神カップからのローテも注目で、勝ち馬との着差が0秒8以内に収まっていた馬がよく馬券に絡んでいます。
加えて、重賞で1〜5着の実績が複数回ある馬、あるいは準オープンを連勝で勝ち上がってきた勢いのある馬が活躍しやすい点も押さえておきたいところです。
阪急杯の予想と買い目
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今年の舞台は京都最終週。阪神カップと同じ条件ではありますが、京都開催である分、馬場や展開面に微妙な違いが生まれる可能性があります。
過去10年を見ても、4〜7歳まで幅広く活躍しており、中11週以上開いている馬は苦戦傾向。
また、重賞実績や芝1400mでの高いパフォーマンスを持つ馬が上位に来るケースが大半です。
今回はソーダズリングに期待します。
昨年の京都牝馬Sを好タイムで勝っており、前走の阪神カップ6着も悲観する内容ではありません。
計算できる存在が少ない中、実績とコース適性を評価し、◎ソーダズリングを本命としました。
対抗にはオオバンブルマイ。
もともと素質は高く、流れがはまれば一発があっておかしくありません。
フォーチュンタイム、スズハローム、ダノンマッキンリーらを含め、展開次第で上位を脅かす馬も多い印象です。
3連単フォーメーション
1着ソーダズリング
2着オオバンブルマイ、フォーチュンタイム、スズハローム、ダノンマッキンリー
3着オオバンブルマイ、フォーチュンタイム、スズハローム、ダノンマッキンリー
(12点)
ワイドでソーダズリング×オオバンブルマイを抑える手も面白いかもしれません。
馬場や枠順、追い切りの気配を踏まえ、最終判断を行いましょう。
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| 中央予想 | 券種 | 的中金額 |
|---|---|---|
| 2025年6月14日 東京9R | 3連単10点×500円 | 的中875,550円 |
| 2025年6月14日 東京6R | 3連単8点×600円 | 的中873,360円 |
| 2025年6月14日 阪神4R | 3連単16点×300円 | 的中458,760円 |
まさに競馬ドリームを掴む結果ですね！
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