フェブラリーステークス2025予想！過去10年の傾向馬と有力馬を解説

2025年2月23日(日)は、今年最初のG1レースである「フェブラリーステークス」が行われます。

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フェブラリーステークスの概要

開催日時	2025年2月23日(日) 東京競馬場11R
グレード	G1
開催競馬場	東京競馬場
コース	ダート1600m
性齢	4歳以上（牡57キロ・牝55キロ）

2月23日は天皇誕生日で祝日の日曜。
フェブラリーSの開催時期と重なり、今年最初のG1として大きな注目を集めます。

フェブラリーステークスの賞金

着順	賞金
1着	1億2,000万円
2着	4,800万円
3着	3,000万円
4着	1,800万円
5着	1,200万円

海外（サウジカップやドバイ）と比べると見劣りする部分は否めませんが、それでも国内最高峰のダートG1として魅力は十分です。

フェブラリーステークスのコース情報

東京ダート1600mは、中央競馬で唯一の“ダートマイル”重賞が行われるコース。
ここでは、そのポイントをチェックしておきましょう。

芝スタート＋外枠有利

芝部分からスタートし、約150〜180m走ってからダートに合流します。

外枠のほうが芝を長く走れる分、勢いをつけやすく、内枠は囲まれるリスクが高め。

前傾ラップになりやすい

スタート後に緩やかな下りがあることで、自然と前半ペースが上がりがち。

マイル戦ということもあり、先行各馬が飛ばしても最後まで粘り込むケースが少なくありません。

長い直線と急坂で脚質問わず

東京ダート1600mの直線は約501m。

高低差2.4mの坂を含み、スピードとパワーが要求されます。

差し・追い込みも間に合う展開が多い反面、スタミナを残せる先行馬なら逃げ粘るチャンスも。

フェブラリーステークスのデータ分析

過去10年の傾向では、1番人気馬の信頼度が高く、根岸S組が活躍する一方、まれに大穴が飛び込んでくる両極端なレース結果が目立ちます。

1番人気の複勝率は90％

1番人気馬の成績は【5 2 2 1】で、連対率70％、複勝率は90％という圧倒的な安定感。

2番人気も【3 2 0 5】で連対率50％と優秀です。

大穴は4番人気以下が2勝、16番人気が2着に来た例もあり、極端に荒れるか堅く収まるか振れ幅の大きい印象です。

根岸S組は前走連対が条件

根岸S組は【4 2 3 49】と好成績ですが、前走連対を外した馬は苦戦傾向。

メイショウボーラーやモーニンのように、根岸Sでしっかり勝ち切った馬がさらに勢いを持続して勝利しています。

前走上がり2位以内が好走率高め

差し切り勝ちよりも、先行して上がり2位くらいをマークできるタイプが勝率・連対率ともに高いデータが出ています。

フェブラリーステークスの出走馬

フルゲート16頭に対して23頭が登録。出走決定順の上位馬を中心にピックアップします。

コスタノヴァ（5歳牡馬）

9戦6勝。東京ダートは5戦5勝で根岸Sを制覇。マイル戦も3戦3勝と死角の少ない本命候補。万全なら1番人気が濃厚で、ここでもパフォーマンスの高さを期待。

サンデーファンデー（5歳牡馬）

19戦6勝。プロキオンSを逃げ切り勝ち。1番枠のアドバンテージが大きかった印象で今回は鞍上も含めどうか。展開がハマれば怖いが、人気ほどの信頼は置きづらいか。

メイショウハリオ（8歳牡馬）

27戦9勝。JBCクラシック2着や帝王賞2勝など実績十分。昨年のフェブラリーSは3着だったが、年齢や時計面で分が悪いか。地力上位も衰えとの闘い。

ペプチドナイル（7歳牡馬）

23戦8勝。昨年のフェブラリーS覇者。ここまで勝ち星は積めていないが、地力強化された印象も。コスタノヴァとの力関係がポイント。

タガノビューティー（8歳牡馬）

39戦8勝。JBCスプリント制覇後、根岸Sで落馬・競走中止。東京ダート1600mは得意条件だけに、立て直し具合に注目。脚質的に末脚を溜めて一発があるか。

デルマソトガケ（5歳牡馬）

15戦4勝。海外で健闘してきたスタミナ型。昨秋は精彩を欠いたが、東京ダ1600mのタフさが向く可能性も。状態が戻れば上位争い。

アンモシエラ（4歳牝馬）

12戦4勝。JBCレディスクラシック勝ち以来の実戦。牡馬相手にいきなりは厳しいが、成長度合い次第では穴候補になり得る存在。

ウィリアムバローズ（7歳牡馬）

20戦8勝。東京ダ1600mは初めて。爆発力が影を潜めつつあるが、ベテランらしい安定感はある。展開待ちの印象。

サンライズジパング（4歳牡馬）

13戦4勝。音無厩舎所属で、確実に力を付けてきた好素材。東京ダ1600mのカトレア賞では不発だったが、近走の上積みがあれば面白い。

ガイアフォース（6歳牡馬）

15戦3勝。昨年の2着馬。芝でもダートでもマイルならそれなりに走る万能型だが、勝ち切るだけの決め手は薄い。展開利がないと厳しそう。

その他の登録馬

ミッキーファイト、エンペラーワケア、アーテルアストレア、ミトノオー、サンライズホークなど、多数が登録しており、補欠馬も含め最終的な出走馬の確定が待たれます。

フェブラリーステークスの予想と買い目

2月22日に行われるサウジカップの影響でトップジョッキーの不在が懸念されていますが、コスタノヴァを筆頭に国内組がどのようなレースをするか注目です。

コスタノヴァは根岸Sで前走連対をクリアし、東京ダート5戦5勝という絶対的な得意条件。
2倍台中盤なら単勝も妙味十分でしょう。

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