ターコイズステークスの全頭追い切り格付けチェック！

本記事はターコイズステークス2024の追い切り情報から最終予想をお伝えいたします。

土曜、中山メインで行われるハンデ戦で牝馬戦のターコイズS。

追い切りをチェックしていると、改めて、出るレースの選択肢が少なく、トップハンデでも55．5キロですから、どの馬にも『あわよくば』と色気を持っているなと感じました。

ハンデ戦でも激戦必至でそこまでの着差はつかないでしょうから、微妙な機微が勝敗をわけます。

アドマイヤベル

54キロ

10月13日、秋華賞12着以来なので、2ヶ月ぶりというか、中8週。

中間

プール併用で初時計は先月20日。

軽目3本、強め2本、長くて速い時計1本。

今週の追い切り

美浦ウッドで単走　67.6-52.2-37.8-12.1

小気味の良いピッチ走法。

最後は頭が上がり気味でしんどかったのでしょうが、全体的に良い調教が出来ていると思います。

ただし、息遣いがイマイチだった点が気がかりで、順調と良いの中間くらいでしょう。

アルジーヌ

55．5キロ

10月27日、カシオペアSを勝って以来なので、中6週。

中間

初時計は先月17日で軽目を計3本、強めを1本、長めを1本、長くて速い時計1本と質も量も十分です。

今週の追い切り

栗東坂路で単走　55.5-39.1-25.2-12.2

先週までで十分にやっているので、今週が楽走なのは予定通り。

馬場の真ん中をまっすぐに駆けれていたのは時計が遅い分もあるのでしょうが、気持にも余裕を感じられたことに好感を持てました。

イフェイオン

54キロ

7月28日、クイーンS7着以来なので、4ヶ月半ぶり。

中間

初時計は先月22日で軽目3本、強め2本。

今週の追い切り

栗東坂路で単走　川又騎手が乗り　53.0-38.4-24.7-12.1

叩きつける走法で、地面に力が伝わっているのがわかる。

ややフラフラしていましたが、これは休み明けと時計が速かった分という解釈で良いでしょうから、許容範囲。

ただ、やっぱり、ちょっと重いんだろうなと感じますので、《休み明け相応》といったところ。

キタウイング

52キロ

11月3日、福島・みちのくS13着以来なので、中5週。

中間

初時計は先月21日で、軽目4本、長め1本、長くて速い時計1本。

今週の追い切り

美浦ウッドで3頭併せ　55.9-40.5-12.3

軽い時計で終いだけ。

併入に持ち込んではいましたが、気配が薄い。

良い時は掛かるくらいの気合を見せる馬なのですが、そういうところが一切なかった。

コナコースト

55キロ

10月27日カシオペアSで14着に敗れて以来なので、中6週。

中間

初時計は先月30日で強め1本、超抜時計1本。

今週の追い切り

栗東坂路で単走　吉村騎手を背に　53.5-38.6-24.5-11.9

やれば動く馬で先週が49秒6の猛時計。

馬体は華奢だが、楽走の割に自然と時計が出ている点に好感。

前肢が力強く、デキは上がっている。

シングザットソング

55キロ

10月26日、G2スワンS富士S5着以来なので、中6週。

中間

初時計は今月1日で、軽目を2本、強め1本。

今週の追い切り

栗東坂路で単走　斎藤新騎手を背に　56.8-41.1-26.0-12.2

クビをあげながらで、見た目に集中しきれていないのがわかる。

途中からはマジメに走れていたのですが、折り合いに大きく不安を残す内容でした。

セントカメリア

53キロ

11月16日、アンドロメダS5着以来なので、中3週。

中間

初時計は今月5日で、軽目を2本。

今週の追い切り

栗東坂路で単走　57.6-40.9-26.2-12.7

全くの楽走でウォーミングアップ程度。

精神面に課題のある馬ですが、ちょっとズブくなったかなぁという印象。

《これでは買えない》

ドゥアイズ

55．5キロ

7月28日、札幌・クイーンS4着以来なので4ヶ月半ぶり。

中間

初時計は先月24日で軽目2本、長め1本、長くて速い時計2本と十分な負荷。

今週の追い切り

栗東CWで単走　Cデムーロ騎手が乗り　68.1-52.8-37.7-11.5

手綱は持ったままでも、スッと反応できている。

鞍上が何もしていないのに、切れが鋭い。

《文句なしの好仕上がり》

ビヨンドザヴァレー

53キロ

11月24日、3勝級・清水Sを勝って以来なので中2週。

中間

初時計は今月4日で、軽目3本、強め1本。

今週の追い切り

栗東坂路で単走　52.9-38.6-25.3-12.6

四肢に黄色いバンテージを巻いて、脚の回転、位置をみたい意図。

もたついた走りでしたが、時計は上々なので、悪いわけではありません。

フィールシンパシー

54キロ

10月14日、府中牝馬S6着以来なの2ヶ月ぶりとなります。

中間

初時計は先月20日、軽い時計2本、強め2本、長め1本、　長くて速い時計1本。

今週の追い切り

美浦ウッドで併せ馬　83.3-67.3-52.4-38.3-12.2

4コーナーを廻ってくる際には襲いかかるような迫力があった。

一呼吸置いて、キッチリと先着とメリハリが利いた調教だった。

【良い】

ペイシャフラワー

52キロ

10月27日カシオペアS9着以来なので、中6週。

中間

初時計は先月22日で軽目2本、強め1本、長めからを1本。

今週の追い切り

栗東坂路で単走　55.1-39.1-24.9-12.0

楽走で、フットワークを確かめながら。

苦しさはなさそうで、順調は順調。

マメコ

53キロ

11月24日、京阪杯16着以来なので、中2週。

中間

初時計は今月4日で強め1本、軽目1本。

今週の追い切り

栗東坂路で併せ馬　57.1-40.0-25.4-12.5

2歳馬に胸を貸す形の併せ馬だったが、時計が示すように、軽くで終い2ハロンだけ。

中2週なのでやりすぎてもいけないのだが、いかにも軽すぎる。

ミアネーロ

54．5キロ

10月13日、秋華賞6着以来なので、2ヶ月ぶり。

中間

初時計は先月24日で軽目2本、長くて速い時計2本。

今週の追い切り

美浦ウッドで併せ馬　68.6-52.6-37.4-11.8

大外回して負荷をかける。

やや馬体に余裕があるものの、ゴーサインにすっと反応できている。

ミシシッピテソーロ

53キロ

11月10日、オーロカップ11着以来なので、中4週。

中間

初時計は今月1日で、軽い時計2本と強め2本。

今週の追い切り

栗東ウッドで単走　66.1-51.0-36.9-11.6

この時計になったのはショートカットした分なので、時計から割引が必要。

跳びが大きく、前後のバランスも良いので、全体的には、《良いの評価ができる》

モズゴールドバレル

53キロ

11月23日キャピタルS12着以来なので、中2週。

中間

12月8日に栗東坂路で58秒9の緩い時計で立ち上げ、間隔が詰まっていることもあって、中間はこれ1本。

今週の追い切り

栗東CWで併せ馬　67.7-52.1-38.2-11.1

帳尻を合わせに来たなという負荷のかけ方。

走り自体に特筆すべきところはありあせんでしたが、多少は上向いているのではないかと感じます。

ワイドラトゥール

53キロ

10月6日3勝級・長岡京S以来なので、2ヶ月ぶり。

中間

初時計は先月24日で強め5本、軽目1本と熱量が高い。

今週の追い切り

栗東CWで単走 西塚騎手が乗り　71.1-55.3-39.7-12.6

フワフワした走り。

気持ちに体がついて行かない感じでアンバランス。

馬体もこじんまりとまとまりすぎている印象で、ちょっとがっかりしました。

ターコイズステークスの追い切りから最終予想

久々で初の中山となりますけども、これだけの仕上げで臨んでくるのですから、ドゥアイズが◎です。

文句なしの評価が出来たのはこの馬だけ。

とはいえ、単勝を買えるかはオッズ次第、私は3倍が単勝を買えるかどうかの分岐点だと感じています（3倍つくなら買って良い、3倍つかないなら買わない）。

したがって、本線の馬券は3連複となります（＝この割れ方ならけっこうつくでしょう）。

3連単はあくまでも勝ったときのボーナスというニュアンスで。

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