伝統の関屋記念。
切れ味勝負の新潟マイル戦だけあって、調教も全体時計や負荷をかける事よりも、終いの切れ時に注力していた陣営が多かったですね。
アスクコンナモンダ
中間
十分な時計2本、速くて長い時計1本、軽め2本と入念。
最終追い切り
栗東坂路で単走 54.3-39.3-24.5-12.1
伸び鋭く、思った以上に良い。
中間の調教も合わせると、今回のメンバーでは総合点で一番とさえ言えるかもしれない。
グランスラムアスク
中間
中1週となるため、軽めは当然。
最終追い切り
栗東坂路で併せ馬 55.5-40.1-26.0-13.0
そりゃそうだというくらいの軽めの調整で無理をさせず。
ただ、レースに出るにはこれくらいはやっておかないとというレベルのことをしただけ。
グランデマーレ
中間
坂路で十分な時計2本と軽めを2本。
最終追い切り
栗東CWで単走 51.9-36.3-11.2
時計になったのが4Fから。
集中させたことで、良い調教が出来た。
オニャンコポン
中間
函館での調整。最終追いを函館で消化し、そこから新潟へ輸送という段取り。
最終追い切り
函館ウッドで単走 68.1-52.9-38.4-12.4
軽めの走りだが、良い時計になっていることは状態の良い証。
これから輸送することで、ちょうどよくなるなぁと見越しての負荷のかけ方。
≪加点はないが十分な調教≫
コレぺティトール
中間
栗東坂路で速い時計を1本、軽い時計を2本。
安田記念以来なので、もうちょっと目に見えるところをやって欲しかったが、牧場でも乗っているのでトータルでOK。
最終追い切り
栗東坂路で単走 52.7-38.6-25.5-12.9
力が付き切っていない印象でよれながらの登坂。
この馬の立ち位置を考えると、調教による加点が欲しかった。
サクラトゥジュール
中間
十分な時計3本、軽め4本と青写真通りの推移。
最終追い切り
美浦坂路で単走 56.5-41.6-26.9-13.2
楽走。
頭の高い走りをする馬だが、それでも今回は目立つ。
陣営は、おしなべて満足のようだが、私は良化途上に感じました。
サンライズロナウド
中間
19日の立ち上げから中間はプールだけ。
最終追い切り
栗東CWで単走 61.8-44.7-14.7
完全な15ー15で、「本当に使うの?」と言いたくなる調教。
ジュンブロッサム
中間
速くて長い時計4本と軽め2本。
特に先週の81秒1がやる気を感じさせる内容。
最終追い切り
栗東CWで単走 86.7-70.5-55.7-40.1-12.3
フットワークに迫力がある。
叩きつける力を感じるし、回転も速い。
≪上々以上で、かなり良い≫
タイムトゥヘヴン
中間
長くて十分な時計2本と軽め2本。
美浦ウッドで併せ馬 柴田善騎手を背に 67.6-53.0-38.0-11.6
まとまっている。
相変わらずの好馬体で、キビキビした動きで騙されそう(笑)。
ただ、確実に良くなってきている。
ダディーズビビット
中間
長くて十分な時計2本、軽めを3本と十分。
最終追い切り
栗東CWで単走 89.8-73.4-57.7-41.1-12.2
長目を意欲的に折り合い重視で。
時計が軽い分、動きには余裕もあったし、:最後までしっかり。
≪もっと上あるが良い部類≫
ディオ
中間
ウッドで十分な時計1本、販路で十分な時計1本、軽い時計3本。
最終追い切り
栗東坂路で単走 辻野調教師が乗り 54.1-38.8-24.9-12.3
走る気に溢れている。
地面を叩きつける力が強く、動きが良い。
全体的に良いのだが、気になるのが↓
≪ただテンションやや高い≫
ディスペランツァ
中間
軽い時計計6本。
2週前の97秒3からスイッチを入れて、先週が98秒0
最終追い切り
栗東坂路で併せ馬 56.6-41.5-26.8-13.4
レースに向けて上昇カーブを描くことを目論んだ調整。
今週は楽走、相手に合わせて。
≪ただ、全体として整った≫
トゥードジボン
中間
長くて速い時計2本、長くて十分な時計3本ともしかしたら、オーバーワークかも!?
それだけサマーチャンピオンへ向けての意気込み、やれることは悔いなくやっておこうという気持ちが垣間見える。
最終追い切り
栗東ポリトラックで単走 55.4-41.0-12.3
先週まででやり過ぎかくらいにやっているので、ポリトラックで息を整える程度で十分。
むしろ、これで他陣営のマークが甘くなればという気持ちもあるのかも。
パラレルヴィジョン
中間
十分な時計2本、軽い時計3本。
牧場でも乗っているので、十分過ぎるほどに出来ており、有力というか、やはり、これがモノサシ。
最終追い切り
栗東ウッドで併せ馬 84.0-67.1-52.5-37.9-11.7
フットワークが弾んでいる。
もうちょっとやって欲しかった気もするが、これで十分の判断。
安心して単勝を買える出来とまでは言えぬが、
≪走れる態勢は整った≫
プレサージュギフト
中間
軽い時計4本、長くて速い時計1本、十分な時計2本と十分過ぎる。
最終追い切り
美浦ウッドで3頭併せ 67.8-53.5-38.7-11.7
実戦を想定した3頭併せで我慢させて抜け出す。
馬もその意図に応えており、昔からこの馬を観てきたものからすれば、ずいぶん大人になったなと感慨深い。
メイショウシンタケ
中間
先週がCWで89秒7。
最終追い切り
栗東CWで単走 89.8-73.1-56.6-39.5-11.2
終い重点で切れる。
追われると鋭く反応している点に好感。
≪良い。陣営の思惑通り≫
ラインベック
中間
プール併用。
ここ3週とも十分に負荷をかけられており、終いの切れが秀逸。
最終追い切り
栗東坂路で単走 54.1-39.0-25.1-12.3
斜めに駆け上がる。
前肢の伸び、出方が良い。
≪調教面での加点できる≫
ロジリオン
中間
軽い時計4本、長くて速い時計1本、十分な時計1本と十分。
最終追い切り
美浦ウッドで併せ馬 83.5-67.4-52.1-37.6-11.4
ショートカットして並び、我慢させて併入でフィニッシュ。
気持ちのコントロールが出来ています。
ワールドウインズ
中間
軽い時計で立ち上げ、十分な時計3本と、長くて速い時計1本。
最終追い切り
栗東坂路で併せ馬 55.2-40.5-26.3-12.5
やや行きたがるも、抑えが利いている。
チップの跳ね上がりも強く、十分な態勢。
追い切りからの推奨馬&推奨馬券
コメントを読んでもらって、誉めているのが単純に良い馬です。
全体的に気になる点は、重賞レースにしては、最終追いで騎手や調教師が乗ってきていない点とレースを考えれば当然なのですが、速い時計を出すよりも終いを重視している陣営が多い点ですね。
【〇】パラレルヴィジョン
走れる態勢にあるし、強い馬だが、勝つまでは至れない。
これが私の大前提です。
となれば、この馬以外で勝ちに至れる馬をピックアップし(当然、ウイン5はここに名前を挙げた馬)
プレサージュギフト
アスクコンナモンダ
ジュンブロッサム
ラインベック
メイショウシンタケ
この順番となります。
私は、この中で良く見えた馬の単勝を買うことになるんだろうなというレースパターンですね。
ただ、ウイン5ではパドックをみてから買うことが出来ませんので、ディオ、プレサージュギフト、アスクコンナモンダの3頭で行きたい。
6頭ボックスだと3連単では点数が多すぎるし、3連複なら良いかもですが、それよりもワイドで1点にしたい。
ただ、これもパドック、返し馬を観てからでないと現実的に絞りづらい。
もちろん、ワイドなんだったらパラレルヴィジョンも買って良いですね。
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