オークス(G1)2024年に出走予定馬の全頭追切診断です。
人気の中心である桜花賞馬・ステレンボッシュはどうだったか?
ステレンボッシュを負かし得る出来で、唸っていた馬はいたのか?を見ていきましょう。
アドマイヤベル
4戦2勝。G2フロ―ラSの勝馬。
中間
中2週でもプールを多用、先週がちょっとやり過ぎかと言うくらいの84秒0。
最終追い切り
美浦ウッドで単走、69.9-54.7-40.0-12.8。今週はさすがに単走で息を整える程度。
ただ、先週にやり過ぎたかという印象で馬体が貧相に見える。
ヴィントシュティレ
5戦1勝、未勝利を勝っての参戦。例年ならば、まず出れない馬。人気の一角で昨年の2着馬。
中間
この馬も中2週。 立ち上げで、先週の81.8がやる気を感じさせる。
最終追い切り
美浦坂路で単走 北村宏騎手が乗り、52.1-37.9-24.9-12.4。思ったより良い馬で、馬に気持ちのゆとりも感じられました。
エセルフリーダ
4戦2勝で1勝級ミモザ賞を勝ってのゆったりした臨戦。
中間
坂路を絡めてウッドで負荷。十分に青写真通り。
最終追い切り
美浦ウッドで併せ馬 65.5-50.9-36.7-11.2。フットワークが弾んでおり、追うとスイッチ入る好調教。
【上々以上】
クイーンズウォーク
4戦2勝、クイーンCの勝馬で桜花賞8着。
中間
輸送も控えてのことなので、意識してセーブ気味。
最終追い切り
栗東坂路で単走。中内田調教師が乗り、55.9-40.3-26.4-13.0
楽走で、物足りぬ。
もっとやって欲しかったがやれなかったのでは。
コガネノソラ
6戦3勝でスイートピーSの勝馬。現在、3連勝中。
中間
中1週での競馬となることで、軽めなのは当然。
最終追い切り
美浦ウッドで併せ馬 66.6-51.6-37.0-11.4
フットワークがダイナミックで、反応が鋭い。
ここが叩き3走目で、ピークに持ってこれた。
【完全に良い】
サフィラ
5戦1勝ですが、暮れの阪神JFでは1番人気に推されていたほど。
中間
減った馬体を戻しつつの調整で時計を出したのは5月になってから。
最終追い切り
栗東坂路で単走 56.3-41.2-26.3-12.5
静の印象。フットワーク素軽いが、全体の印象はガッカリ。
サンセットビュー
5戦1勝、未勝利を勝ってから賞金上積みできず。
中間
プール併用、8日に長目から98秒2
最終追い切り
栗東坂路で単走 53.5-38.7-24.7-12.2
この馬なりに時計も上々だし、この馬なりに過不足ない。
ショウナンマヌエラ
5戦1勝ですが、新潟2歳S2着があることで、桜花賞にも出れています(17着)
中間
坂路で軽い時計を量こなしています。
最終追い切り
栗東坂路で単走 55.4-40.1-25.9-12.6
緩い、完全に調整程度。
上積みを見込みづらい。
スウィープフィート
7戦2勝でチューリップ賞の勝馬、桜花賞4着。
中間
先週の52秒5が優秀。
最終追い切り
栗東坂路で単走 51.9-37.6-24.3-12.1
そんなに真剣に走っている感じがしないのに時計がでている。
プラス何点かの加点が必要。
【良い】
ステレンボッシュ
5戦3勝の桜花賞馬で、このレースの中心。
中間
先週の65秒8が良かったし、完璧とまでは言わないが、スキがそんなにあるわけでもない。
高いレベル。
最終追い切り
美浦ウッドで併せ馬 83.6-66.7-50.9-35.6-11.4
しっかりと負荷をかけれており、3ハロンの時計が調教ではちょっとお目にかかれないレベル。
〝切れる”というより、普通に走っているだけでこの時計なので恐れ入る、さすがは桜花賞馬で走れるし、悔いのない仕上げ。
タガノエルピーダ
4戦2勝、朝日杯FSを牡馬に混じって3着したことで、ここでも一定の人気を集める。
中間
立ち上げが4月21日とここに向けての意気込みを感じる。
最終追い切り
栗東CWで併せ馬 デムーロ騎手を背に 86.8-70.2-54.5-38.3-11.7
時計は十分もそこまでの迫力感じない。
大仕事をやれる出来ではない。
チェルヴィニア
4戦2勝、この馬が世代最強と言う人も一定数以上いる。
中間
先週が97秒5で、現状できることはやっているが、ポテンシャルを考えると、発揮できる状態とは…。
最終追い切り
美浦ウッドで併せ馬 84.4-67.8-52.6-38.2-11.6
ラクに馬の気に合わせて軽く走る。
貯めることを意識、ゴーサイン出てからはキッチリ。
ただし、もう一段上が見たかった。
パレハ
3戦1勝だが、出走叶う。
中間
入念、十分。
最終追い切り
栗東坂路で併せ馬 53.9-39.7-25.6-12.5
無理せずとも先着を果たしており、素質感じる。
フットワークが軽く、今回云々よりも、先まで見ていたい馬。
ホーエリート
5戦1勝だが、フラワーC2着。
中間
入念、1日の82秒2、先週の66秒8、ともに良かった。
最終追い切り
美浦ウッドで単走 原騎手が乗り 68.1-52.8-37.1-11.6
行きたがるのを抑えつつ。
前の出、クビの使い方がスムーズ。
ミアネーロ
3戦2勝でフラワーCの勝馬が堂々と駒を進める。
中間
同じフラワーC組のホーエリートの方が、全体量は上かと感じるが、先週の85秒7が上々。
最終追い切り
美浦ウッドで併せ馬 68.0-52.0-36.8-10.9
スピード感そのままに好時計。
出来ている、【良い】
ライトバック
4戦2勝で桜花賞3着馬。
中間
長目からの時計3本と2400mを意識して負荷をかけてきた。
最終追い切り
栗東CWで併せ馬 83.5-67.8-52.3-37.3-11.5
クビをイヤイヤ、まだ余裕ある感じもするし、印象として、〝雑な馬”。
それでも大幅先着なのだから、脚力抜群で走る馬。
ラヴァンダ
6戦1勝、フローラS2着で出走権を獲得。
中間
先週の84秒8が上々。
最終追い切り
栗東坂路で併せ馬 田中騎手が乗り、 51.1-37.0-24.2-11.9
センスある駆け方で、状態良い。
【上々以上・思ったよりかなり良い】
追い切りからの推奨馬&推奨馬券
コメントを読んでもらって、誉めているのが単純に良い馬です。
・文句なしに良いと思えた馬
スウィープフィート
コガネノソラ
・単純に調教が良い、状態が良いのが
ラヴァンダ
エセルフリーダ
中心、◎はステレンボッシュ
勝てるかどうかは流れ次第ですが、【1着36%2着37%3着18%】くらいの確率があるように感じます。
今回のオッズを考えると、単勝は買いづらいけども、馬連ならすごく信頼できるというニュアンス。
次位が難しく、流れ次第。馬単で2着にステレンボッシュというのが最高の狙い目かもしれませんが、馬連を抑えておくべき。
そこを総合的に考えると、ステレンボッシュからの馬連が妥当。
相手候補は、
コガネノソラ
ミアネーロ
ラヴァンダ
エセルフリーダ
の5頭となりますが、このオッズで5点も買えんなぁというのが正直なところ。
ラヴァンダ、エセルフリーダは人気薄ですので、これを除いた3点が推奨となります。