新潟ジャンプSは3250mで行われる障害戦です。
障害レースですから、速い調教時計がでているとか、終いの脚が切れたとかは実戦につながるわけではなく、それよりも、中間も含めた調教量でえあったり、息が出来ているとかいった、落ち着きがあるといった、障害の実戦で役に立つことをやっていた方が好結果につながります。
そこを踏まえてみていきましょう。
ウインチェレステ
人気はないでしょうがやることをやっておおり、この中間はかなり入念。
先週の65秒9が事実上の最終追いであり、今週は軽めで十分。
エンデュミオン
障害戦の中2週ですので、極論をいえば、全く追わなくて良いくらい。
その割に先週に、馬なりで85秒5をマークしており、このこと自体が調子の良い証拠。
サイード
プール併用で長くて速い時計を2本とまるで平場のレースを使うかというほどの熱の入れよう。
今週も馬の勢いはそのまま。
≪かなり良いデキに映ります≫
サクセッション
入念に乗り込んでおり、連覇を目指す態勢は整っています。
ただ、速い時計が不足している分、今週に速い時計を出すしかなかった。
それが懸念されます。
サぺラヴィ
順調は順調。
ただし、全体的にソフトな調教が目立ち、何が何でもという気概までは感じられません。
ダイシンクローバー
年齢を考慮してのこともあるのでしょうが、ソフトな仕上げ。
暑い時期でもありこれ以上は必要ないのでしょうが、大望は酷。
トライフォーリアル
この馬なりに順調。
本数もこなしていますし、最終追いも上々の部類。
勝つまではイメージできませんが、馬券圏内には期待できそうです。
ニューツーリズム
熱心に長くて速い時計を3本出しています。
今週がソフトだったのは予定通りで、陣営の思惑通りに仕上がったと言えましょう。
パトリック
意欲的な時計の出し方をしています。
今週もかなり意欲的なことで、かなり期待できるデキです。
≪食指動く、単勝買える≫
ホッコ―メヴィウス
先週の81秒8がかなりの動き。
復権に向けて、まずまず以上の評価が可能なんですが、今一歩の上乗せが欲しかったというのが正直なところで、〝負けるに一票”を入れます(単勝は他の馬を買うと言うこと、この馬を1着欄にはマークしないと言うこと)。
マイネルヴァッサー
中1週になりますので、中間も今週も軽め。
これは予定通りで、調教による加点は出来ません。
リレーションシップ
520キロほどの馬なので、もうちょっとやっても良いと思いますが、最低限以上の負荷はかかっています。
最終追いも予定通りといえる内容なので、まずまず、期待できます。
ロンギングバース
ちょっと時計が軽いかなと感じますが、これで十分と評価して良いでしょう。
ただし、人気なりの走りしかできないように思います。
G3新潟ジャンプSの予想買い目
追い切りが良かったのは、
パトリック
ニューツーリズム
エンデュミオン
ウインチェレステ
単勝を買えるのはサイードとパトリック。
ニューツーリズムは穴で期待したいので、サイードとパトリックへのワイドが狙い目。