2025年5月11日（日）東京競馬場のメインはNHKマイルカップです。
【トライアル組対クラシック転戦組】
大まかな構図を言うとそうなりますが、その前に、『朝日杯出走組』という項目を作っても良いくらい。
そこに、調教の良かった、悪かったで加点、減点し、いわば総合点を出していくということで良いでしょう。
今回のメンバーの殆どが、『中2週〜中4週』に該当しますので、最終追い切りそのものだけでなく、中間の調教も含めた意図がわかりやすかったことも大きなポイントです。
※フルゲート18頭の出走で、スリールミニョン、ネーヴェフレスカ、マテンロウサン、ミーントゥビーが除外（非抽選）となりました。
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アドマイヤズーム
4戦2勝。
4月12日、G2ニュージーランドトロフィーで2着だった以来なので、中3週。
中間
初時計は先月24日。
栗東CWで長め2本、軽め2本。
特に先週の終い1ハロンはなんと10秒7！
今週の追い切り
栗東坂路で単走 52.9-37.8-24.3-12.0
馬体にボリュームがあって、フットワークがスムーズ。
良くなっているなというのが一目でわかるほどなので、調教の見方をわからない方は、この馬の調教映像を見ればわかりやすいでしょう。
《文句なし》と言える状態で、これならば強気のレース（＝早目先頭とか、1分31秒0で走るつもりで乗るとか）が出来ますね。
アルテヴェローチェ
5戦2勝。
4月5日、G3チャーチルダウンズカップで2着だった以来なので、中4週。
中間
先月8日にプールに入っています。
コースでの初時計は先月16日。
栗東坂路で軽め5本、強め1本、CWで長くて速い時計1本。
今週の追い切り
栗東坂路で単走 佐々木騎手が乗り 56.0-39.2-25.0-12.2
馬場が悪かったことで、無理をしなかったんだろうなと思いますが、あえてセーブしたなという内容で、終いだけ。
楽走だったわりに、それでも最後はしんどそうで、良くなっているとまでは言えません。
《狙い下がる》
イミグラントソング
5戦2勝。
4月12日、G2ニュージーランドトロフィーを勝って以来なので、中3週。
中間
初時計は先月27日。
美浦ウッドで軽め2本、長め1本。
今週の追い切り
美浦ウッドで3頭併せ ルメール騎手が乗り 84.0-68.3-53.8-38.8-12.1
意欲的な3頭併せでした。
道中の我慢も利いており、終いの伸びも上々だったので、概ね高い評価で良いでしょう。
ただ、引っかかるのは、全体的に、もうちょっと、今一歩上があるかな、どうしても勝ちたいなというまでには達していないかなと感じる部分です。
ヴーレヴー
7戦3勝。
4月13日、G1桜花賞で8着だった以来なので、中3週。
中間
初時計は先月27日。
栗東坂路で軽め2本、CWで長め1本。
今週の追い切り
栗東坂路で単走 武幸四郎調教師が乗り 52.2-37.9-25.3-12.7
馬体の維持に主眼を置いているなという調教。
前に走っていた調教馬がふらついたアオリを受けて、ずいぶん走りづらかっったはずですが、それでもけっこうな時計になっています。
そのぶん、終いはかかりましたけども、あれがなければもっとスムーズに時計は詰まったはずなので、気にしなくていいでしょう。
《状態自体は良い》と断言できるので、あとは力関係ですね。
コートアリシアン
5戦1勝。
4月12日、G2ニュージーランドトロフィーで3着だった以来なので、中3週。
中間
初時計は先月27日、美浦坂路で軽め2本、強め1本。
今週の追い切り
美浦ウッドで単走 83.3-67.2-52.7-38.6-11.4
どっしりと迫力のあるフットワーク。
好気合で唸っていましたね。
ただ、ちょっと重いかな、重苦しいかなとも感じた動きだったので、その部分がマイナス点となります。
サトノカルナバル
4戦2勝。
2月16日、G3共同通信杯で5着だった以来なので、3ヶ月ぶり。
中間
初時計は先月17日。
美浦ウッドで長め1本、強め2本、坂路で軽め2本。
今週の追い切り
美浦ウッドで単走 レーン騎手が乗り 52.1-37.4-11.8
いつも迫力を感じさせる馬なのですが、今回は妙にスッキリとしているなと感じました。
無理をせず、レーン騎手に感触を確かめてもらうことに主眼を置いた軽めだったことを差し引いても、期待が大きかっただけに、ガッカリ感が先に立ちます。
ショウナンザナドゥ
7戦2勝。
4月13日、G1桜花賞で10着だった以来なので、中3週。
中間
初時計は先月30日。
栗東坂路で55秒9と軽めに登坂しています。
今週の追い切り
栗東坂路で単走 56.9-41.0-26.2-12.6
全くの楽走で繊細な牝馬らしく、馬体の維持に主眼を置いているんだなが、簡単に伝わってきます。
前肢がスッと出ている点には好感が持てましたが、せいぜいが『現状維持』まで。
《単なる人気薄》という評価で良いでしょう。
スリールミニョン（除外）
6戦2勝。
4月5日、G3チャーチルダウンズカップで4着だった以来なので、中4週。
中間
初時計は先月27日。
栗東坂路で軽め1本、強め1本。
今週の追い切り
出走しません。
チェルビアット
6戦1勝。
4月13日、G1桜花賞で6着だった以来なので、中3週。
中間
初時計は先月27日。
栗東坂路で軽めを計6本。
今週の追い切り
栗東坂路で単走 58.7-41.6-25.8-12.2
時計が示すように、15ー15に毛が生えたような、完全な楽走で終いだけ。
その分、楽に良い姿勢で登坂出きていました。
中間からも、軽目を丹念にという言い方は出来ますが、全くもって馬の戦力アップとはなっていません。
ティラトーレ
6戦1勝。
4月27日、フローラSで15着だった以来なので、中1週。
中間
計3日にわたり、プールを全部で7周しています。
コースでの時計は出していません。
今週の追い切り
美浦ウッドで単走 木幡巧騎手が乗り 80.6-64.9-51.1-37.1-11.7
正直、ここまでやってくると思わなかったですが、単走も速い時計で負荷をかけています。
ただ、走り、動きはもたついており、走ろうとする気持ちに体がついて行っていない感じ。
時計だけなら評価できますが、映像をみると、時計に騙されることはないでしょう。
トータルクラリティ
4戦2勝。
3月22日、G3ファルコンSで10着だった以来なので、中6週。
中間
初時計は先月20日。
栗東CWで軽め1本、長め2本、長くて超抜時計1本。
今週の追い切り
栗東坂路で単走 56.5-40.1-25.3-12.2
楽走でも、フラフラしていたのは馬場が悪かった分もあるでしょう。
一応、ソコソコの走りだったなとは思いますが、全体的に、たいしたことないですね。
ネーヴェフレスカ（除外）
7戦2勝。
3月16日、阪神平場の1勝級を勝って以来なので、中7週。
中間
プールに計2日、全部で4周まわっています。
コースでの初時計は先月23日で、栗東坂路で軽め2本、強め1本、CWで長め1本。
今週の追い切り
出走しません。
パンジャタワー
4戦2勝。
3月22日、G3ファルコンSで4着だった以来なので、中6週。
中間
初時計は先月20日。
栗東坂路で軽め3本、CWで長くて速い時計1本、長くて超抜時計1本。
今週の追い切り
栗東CWで単走 松山騎手が乗り 84.2-67.5-51.4-36.3-11.1
フットワークが確かで弾んでいる。
馬体にハリもあって、馬自体は良くなっています。
買うのであれば、《距離・相手関係に目をつぶって》、となります。
マイネルチケット
5戦1勝。
1月13日、G3シンザン記念で4着だった以来なので、4ヶ月ぶり。
中間
初時計は先月13日。
栗東坂路で軽め軽め5本、CWで長め1本、長くて速い時計1本。
今週の追い切り
栗東坂路で単走 55.1-39.9-25.3-11.8
突っ張った感じの走り以上に、線が細いなが先に来ます。
この馬も、馬場が重いことで無理しなかったクチですが、ワクワク感と言うか、穴馬感に欠けます。
もっと攻めて欲しかった。
マジックサンズ
4戦2勝。
4月20日、G1皐月賞で6着だった以来なので、中2週。
中間
初時計は先月30日。
栗東CWで長くて速い時計1本、坂路で軽め1本。
今週の追い切り
栗東坂路で単走 酒井騎手が乗り 53.8-39.4-25.6-12.7
間隔を考えてセーブしたのでしょうが、登坂姿勢は良かった。
出来落ちはないと言って良いように思いますが、かといって加点できるかと言われると、それも出来ません。
《ややガッカリ》したのが、正直なところです。
マテンロウサン（除外）
5戦2勝。
《出走馬決定順位で20位タイ》
4月20日、阪神平場の1勝級を勝って以来なので、中2週。
中間
初時計は今月4日（＝天皇賞当日でこないだの日曜日のこと）。
栗東坂路で57秒4の軽目を1本。
今週の追い切り
出走しません。
マピューズ
5戦2勝。
4月13日、G1桜花賞で4着だった以来なので、中3週。
中間
初時計は先月27日。
美浦坂路で軽め2本、ウッドで長めを1本。
今週の追い切り
美浦ウッドで単走 82.3-65.9-51.4-36.6-11.5
キビキビ感が目につき、馬体にも丸みがあって、好気配。
ゴーサインに瞬時に反応、加速出来ており、切れ味抜群。
《良いというより、かなり良い》
アドマイヤズームも良いと思いましたが、調教だけを比較すると、マピューズの方が上だと思いますね。
《あとは力関係》となります。
ミニトランザット
4戦1勝。
《出走馬決定順位で20位タイ》
4月5日、G3チャーチルダウンズカップで3着だった以来なので、中4週。
中間
初時計は先月25日。
栗東坂路で軽め3本、CWで軽め1本。
今週の追い切り
栗東坂路で併せ馬 53.5-39.8-26.5-13.2
時計がラクな分は考えないといけませんが、まっすぐに走れており、登坂姿勢が良い。
もともと攻め馬駆けしない馬がここまでやれたことは評価でき、良い調教をこなせたと判断して良いでしょう。
ミーントゥビー（除外）
7戦2勝。
4月12日、G2ニュージーランドトロフィーで5着だった以来なので、中3週。
中間
初時計は先月27日。
美浦坂路で軽め2本。
今週の追い切り
出走しません。
モンドデラモーレ
4戦1勝。
3月22日、G3ファルコンSで2着だった以来なので、中6週。
初時計は先月16日。
美浦坂路で軽め3本、ウッドで強め1本、軽め2本。
今週の追い切り
美浦坂路で単走 戸崎騎手が乗り 53.5-39.8-26.5-13.2
左右によれながらの走りで、まだ体幹がしっかりしていません。
3歳のこの時期なので仕方がないのですが、まだ完成途上で、逆から言えばノビシロは大きいのですが。
将来の話はともかく、言うまでもなく、レースは今度の日曜ですので、この状態で戦わなくてはいけないことは明らかに分が悪い。
ヤンキーバローズ
5戦2勝。
3月22日、G3ファルコンSを勝って以来なので、中6週。
中間
初時計は先月20日。
栗東坂路で軽め3本、CWで長め1本、長くて速い時計1本。
今週の追い切り
栗東坂路で併せ馬 上村調教師が乗り 55.0-39.6-25.3-12.3
好気合で、走る気に溢れています。
回転の速いフットワークで、スムーズに四肢が出ています。
時計が遅いのは、馬場を考慮してわざと抑えたものですから、気にしなくて良いです。
《上々で良いと言える》
ランスオブカオス
4戦2勝。
4月5日、G3チャーチルダウンズカップを勝って以来なので、中4週。
中間
プールに4日、計6周入っています。
コースでの初時計は先月27日。
CWで長め1本、長くて速い時計1本。
今週の追い切り
栗東CWで3頭併せ 吉村騎手が乗り 82.8-65.9-50.6-36.0-11.2
抑えが利いていて、伸びが鮮やか。
内々をまわったとはいえ、時計も褒められるレベルですし、良いというのがわかりやすい。
NHKマイルカップ2025追い切りからの推奨馬券
調教が良かった順に順位をつけるとこうなります。
この5頭を単純にボックス買いしても良いのかなと思えますが、それだとアドマイヤズーム ⇒ ランスオブカオス ⇒ イミグラントソング で決まった際には目も当てられません。
だったら、マピューズが◎なのか？と言われると、総合力を勘案しないといけないので、また話が変わってきます。
やはり、◎はアドマイヤズームでしょう。
初の左回り、初の東京でもありますので、切れる馬にやられるかもしれないというのは頭に入れておかなくてはいけませんが、負けたとしても2着は確保できるのでは。
計24点ならば、トリガミということはないでしょうし、2万馬券くらいは十分に期待できるのではと思えます。
NHKマイルCを含む全レース予想が無料公開されるAI予想サイト
| 中央予想 | 券種 | 的中金額 |
|---|---|---|
| 2025年5月11日東京4R | 3連単10点×500円 | 的中2,489,920円 |
| 2025年5月11日京都3R | 3連単6点×800円 | 的中2,117,760円 |
| 2025年5月10日東京2R | 3連単4点×1,200円 | 的中521,040円 |
2レース合計4,769,150円獲得というまさに競馬ドリームを掴む結果に！
476万円といえば一般サラリーマンの年収くらいありますよね…笑まさにえーあいNEOのAI予想は言葉通り「人知を超えています！」
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