1200mのレースらしく全体時計を重視している陣営が目立った印象。
ただ、まだ2歳馬ですので緩い馬体の馬が多くて、やりたくてもできない陣営が多かったですね。
アブキールベイ
中間
7月21日福島1200m、11頭立ての牝馬限定新馬戦以来なので中4週。
立ち上げは16日。
先週に84秒8の負荷をかけている。
最終追い切り
栗東坂路で併せ馬 国分優騎手を背に 54.9-39.0-24.7-12.2
先週に負荷をかけているので、今週はこれで十分。
可もなく、不可もなく順調。
アーリントロウ
6月22日京都1400m、12頭立ての新馬戦を出遅れて2着に惜敗 → 7月28日新潟1400m11頭立ての未勝利戦を1分20秒6でレコード勝ちしての参戦。
中間
立ち上げは18日、軽い時計3本、先週の坂路51秒6が上々。
最終追い切り
栗東坂路で単走 57.1-40.3-25.6-12.4
時計通りの軽めでフットワークを確かめながら。
馬体の張りは目立っていますが、もうちょっとやって欲しかった、いや、やれなかったという方が正しいように思えます。
≪ややどころかがっかり≫
エイシンワンド
8月10日中京1200m、14頭立ての新馬戦を2番手から勝ち上がっています。
中間
中2週なので軽めを2本。
最終追い切り
栗東坂路で併せ馬 幸騎手を背に 53.3-38.6-24.8-12.2
手応え通りの伸び。
一生懸命走っている、走れている点に好感。
エイヨーアメジスト
6月29日九州産限定を勝ち、7月20日のひまわり賞を2着。
中間
中5週となることで、長くて速い時計1本、十分な負荷1本、軽め3本と十分に計画的に攻められています。
最終追い切り
栗東坂路で併せ馬 見習い騎手が乗り 51.4-37.6-24.9-12.4
九州産ゆえに、勝負所はこことばかりの熱心な調整が好感。
あとは一般馬との力関係となります。
エンドレスサマー
6月29日、函館の新馬戦を逃げ切って勝ち → 7月13日函館2歳Sで前目から粘って3着と力量上位の走りをしています。
中間
美浦に戻ってプール併用。
軽め5本に強め1本。
察するに、輸送もあったことで強い負荷をかけることが出来なかったんだなと感じます。
最終追い切り
美浦坂路で併せ馬 石橋騎手を背に 52.8-38.7-25.6-12.6
前肢の盛り上がり目立つ。
走りにまだ余裕があったことが良い点だが、今週で帳尻を合わせたなという感じがします。
クラスペディア
8月10日エイシンワンドの勝った新馬戦の2着馬です。
中間
23日が立ち上げ、坂路55秒3の時計を出しています。
最終追い切り
栗東坂路で併せ馬 小崎騎手を背に 52.2-38.3-24.5-12.2
未勝利馬ながら、「せっかく出れるんだから」と、現時点での悔いのない仕上げ。
エイシンワンドに敵うかは別として、この馬自身、上積み大きい。
ケイアイマハナ
7月14日、福島ダート1150mを勝っての参戦。
中間
立ち上げが11日。
軽い時計4本と、先週に84秒1と長くて速い時計。
芝でどうか、この相手でどうかは別として、この馬自身、思惑通りの上昇カーブ。
最終追い切り
栗東坂路で単走 永島騎手を背に 53.3-38.6-25.3-12.7
先週が実質的な最終追い。
その割にこの時計になったのは好調の証。
ジャスパーディビネ
7月27日、新潟1400mの新馬戦以来なので、中3週。
中間
先週の坂路で50秒3の猛時計、他に軽めを2本。
最終追い切り
≪木曜に≫栗東坂路で併せ馬 50.2-37.3-24.8-12.4
一杯に追われての好時計。
反応が力強く、かなり良いデキに映ります。
≪意欲的で買いたい一頭≫
タマモティーカップ
7月6日小倉1200m以来ですから十分な間隔がありました。
中間
初時計は7日。
軽い時計3本、長くて速い時計が2本と間隔の長さのメリットを生かし切った中間の調整。
最終追い切り
栗東坂路で併せ馬 長岡騎手が乗り 53.1-38.4-24.7-12.3
淡々と。
苦しがっているシーンもあったが、それでもシャープに駆け上がる。
≪良化しており加点すべき≫
ベルビースタローン
6月8日京都新馬戦10着 → その後7月14日・小倉1200mの未勝利戦を1分10秒6で勝利。
中間
14日に立ち上げで、いきなり長くて速い時計を2本。
最終追い切り
栗東坂路で単走 56.9-41.3-26.3-13.0
さすがに今週は軽め。
フットワークが力強いことで、能力があるんだなを感じさせる。
そこそこやれる下地があります。
ホウオウブースター
6月2日東京1400、4着し → 7月6日福島1200m・の未勝利戦を逃げ切って勝ち上がっています。
中間
立ち上げは11日。
軽い時計3本と、強い時計1本、速い時計を1本。
最終追い切り
美浦坂路で併せ馬 54.9-39.9-25.7-12.6
回転が速いピッチ走法。
セーブ気味の走りだったが、これで十分と言う判断。
ポートデラメール
6月9日、京都1200mの新馬戦を1分11秒3で勝ち上がっています。
中間
立ち上げは9日。
長くて速い時計2本、十分な負荷1本。
最終追い切り
栗東CWで3頭併せ 団野騎手を背に 82.6-66.4-51.5-36.9-11.8
実戦を想定した3頭併せ。
遅れはしたが、時計は十分で無理に交わそうとすればオーバーワークになっていたでよう。
≪十分やる気を感じた内容≫
レイピア
6月2日1400mを出遅れて惜敗した後 → 6月29日小倉1200mの未勝利戦を好時計で快勝。
中間
立ち上げが17日で、22日の坂路も好時計。
最終追い切り
栗東坂路で単走 52.5-38.3-24.8-12.3
走りは力強いのですが、フラフラしながら。
これは調教なのでレースまでに修正してくるでしょう。
良い負荷をかけることが出来ました。
追い切りからの推奨馬&推奨馬券
しかし、アーリントンロウの追い切りにはややガッカリしています。
これではモノサシの役割を果たせるのか…。
どちらにせよコメントを読んでもらって、誉めているのが単純に良い馬です。
エンドレスサマー
ジャスパーディビネ
タマモティーカップ
ポートデラメール
この中から単勝を買いたいのですが、単勝となると、どの馬も心許ない。
この5頭のボックス買いとおう結論が妥当でしょう。
3連複なら10点、3連単では60点になってしまいますが、それでも買って良いのかなと感じます。
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