本記事では、チャレンジカップの追い切り結果から最終予想を組み立てていきます!
土曜、京都のメインはG3チャレンジカップです。
華やかなG1に挟まれているため、谷間のG3感がどうしても拭えないレースですけども、ここで重賞を勝ちたい馬、ここで賞金を加算したい馬にとっては気を抜いていられませんし、片手間で勝てる重賞ではありません。
そのため、各馬がきちんとやってきたなという印象の追い切りでした。
18頭が出れるのですが、結局は15当立てとなりました。
アウスヴァール
10月27日カシオペアS15着以来なので、中4週。
中間
初時計は13日で軽目1本、長くて速い時計2本。
今週の追い切り
栗東CW重馬場で単走 82.3-66.1-51.4-36.5-11.7
やればもっと時計は出ていたでしょうが、それでも十分な時計になっています。
中間も含めて、負荷をかけれており、この馬なりに順調。
この馬の場合、自分のリズムで逃げれるかどうかがポイントとなりますが、走れるだけの下地は出来ており、あとは展開となります。
アルビージャ
9月22日オールカマー5着以来なので、中9週。
中間
初時計は7日、軽い時計を計4本、強め2本。
今週の追い切り
美浦坂路重馬場で併せ馬 嶋田騎手を背に 53.8-39.5-25.7-12.5
時計は相応なのですが、全体的にもうちょっとという印象。
「脚元が気にならなくなった」は好材料ですが、それでももう1段上がってきてもらわないと…。
《良くなってはいますが、それでも》
エアファンディタ
10月6日毎日王冠14着以来なので、中7週。
中間
初時計は14日で軽目2本、長くて速い時計2本。
今週の追い切り
栗東坂路重馬場で単走 53.2-39.4-26.1-12.8
叩き3走目でようやく活気が戻ってきたなと感じました。
とはいえ、他馬との横の比較ではまだまだ。
近2走に比べれば期待できますが、それでもまだ買えませんね。
ヱヒト
2月24日、サウジ以来なので9ヶ月ぶり。
中間
初時計は14日。
強め3本、超抜時計1本。
今週の追い切り
栗東坂路重馬場で併せ馬 52.4-37.3-24.2-11.9
好時計でフロムダスクとビッチリ併せて良い負荷がかかった。
調教で動く馬なので、特段驚きはしないが、あとは休み明けの分がどうかだけ。
《走れる態勢にはあります》
※ここを回避、登録のあったステイヤーズSも回避で、いわゆる、今週は自重というやつです。
エピファニー
7月21日中京記念2着以来なので、4ヶ月半ぶり。
中間
初時計は10日。
軽い時計で立ち上げて、その後強めを4本。
今週の追い切り
栗東CW重馬場で単走 51.8-36.2-11.6
まだ重苦しさが残る。
ただ、エンジンが掛かってからの脚はさすが。
とはいえ、せいぜい87、8点で狙えるかどうかは《二信八疑》くらい。
コガネノソラ
10月13日、秋華賞9着以来なので、中6週。
中間
初時計は17日。
軽い時計1本と長くて速い時計1本。
今週の追い切り
美浦坂路重馬場で併せ馬 54.0-39.4-25.9-12.7
一生懸命駆けています。
ただし、走りに重みがなく、重賞勝ち馬という感じがしない。
ここまでは相応にきてはいますが、課題は“関西への輸送”。
秋華賞時は入れ込んでいたので、二度目で落ち着いてくれれば良いのですが…。
セイウンハーデス
昨年の七夕賞を勝って以来、1年5ヶ月ぶりとなります。
中間
プール併用というより、多様。
初時計は先月20日。
軽目を計5本、強め5本、超抜時計1本。
今週の追い切り
栗東坂路重馬場で単走 51.4-37.0-24.0-12.0
数はこなしていますし、陣営が思い描いた経緯でこれています。
ただ、さすがに長期の休養明けなので、走ってみないとわからない部分も多い。
買っても良いだけには来ていると思いますが、やっぱり、ここを使ってからやなと感じます。
ダノンエアズロック
10月6日毎日王冠6着以来なので、中7週。
中間
初時計は7日。
軽目2本、強め3本、長め1本と入念で丁寧。
今週の追い切り
美浦坂路重馬場で併せ馬 54.9-39.6-25.4-12.5
迫力があって、気合乗りがすごい。
まさに、気迫で相手を圧倒しており、かなり良くなっています。
《良くなっている。大いに期待したい》
ディープモンスター
11月16日アンドロメダS4着以来なので、中1週。
中間
中1週ですので、軽い運動のみ。
今週の追い切り
栗東CW重馬場で単走 70.7-53.9-38.5-11.7
中1週を考慮して軽目、楽走でした。
余裕を持っての走りなので、まだ上があるなと感じさせますが、これで十分でしょう。
ダメージを残さないように、上がり重点で折り合いも大丈夫でした。
バビット
10月6日京都大賞典以来なので、中7週。
中間
プール併用。
初時計は6日。
軽目を計3本、強め2本。
今週の追い切り
栗東坂路重馬場で単走 55.6-40.4-25.6-12.6
軽目で状態を確かめながらの調整が目についた。
とはいえ、大敗が続く戦績を一変させるような内容ではなかったな。
きっかけが欲しい、その一語につきます。
ボルドグフーシュ
昨年4月30日、天皇賞・春以来なので、1年7ヶ月ぶりとなります。
中間
プール併用で初時計は先月19日で、軽目7本、強目5本と十分にやっています。
今週の追い切り
栗東重馬場で単走 53.6-39.4-26.1-13.1
先週にビッシリとやっているので、今週はサラッと。
とはいえ、いかにも休み明け。
素軽さを欠き、上体が上がり、最後はしんどそう。
待望の復帰戦ではありますが、これでどうこうを望むのは酷。
マイネルモーメント
6月22日、江の島S以来なので、5ヶ月ぶり。
中間
初時計は3日。
軽目4本、長め1本、長くて速い時計2本。
今週の追い切り
美浦ウッド重馬場で併せ馬 83.5-66.6-51.8-38.0-12.1
休養期間に見合った調教量を積めている。
時計もセーブ出来ていると感じるので、気性面にアドバンテージを感じる。
マキシ
9月14日、ケファエルS2着以来なので、中10週。
中間
プール併用で、初時計は7日。
軽目を計5本、長くて速い時計2本と十分。
【今週の調教】
美浦ウッド重馬場で単走 38.1-11.2
叩きつける力が強い。
地面にしっかりと力が伝わっている感じ。
これだけ順調に調教を積めていることはグッド。
ラヴェル
11月10日、エリザベス女王杯2着以来なので、中2週。
中間
初時計は24日で、軽目、時計になったのは3ハロンだけ。
今週の追い切り
栗東CW重馬場で単走 38.1-11.2
さすがにG1で激走したあとでの中2週なので、やりすぎると良くない。
馬体はキープ出来ているし、軽目で十分。
《思ったより良い・走れそう》
ラーグルフ
11月3日、アルゼンチン共和国杯11着以来なので、中3週。
中間
初時計は13日で軽め2本、強め2本。
今週の追い切り
美浦ウッド重馬場で併せ馬 82.5-65.7-50.9-36.8-12.1
掛かったこともあって、テンのペースが速い。
そのぶん全体時計が速いわけですが、それでもメリハリの利いた調教が出来ています。
《可もなく不可もなし》
ルペルカーリア
昨年5月13日、都大路S5着以来なので、1年6ヶ月ぶり。
中間
プール併用で、初時計は先月27日で軽め2本、ゲート練習を1回、強め4本、長め2本と休養期間に応じた量も質もクリアできています。
今週の追い切り
栗東坂路重馬場で単走 55.2-39.5-25.4-12.7
入念に乗り込んできて、先週まででやることはやっており、今週が軽目なのも納得。
休み明けでまだ緩いなとも感じますが、長期の休養明けですので、これで十分でしょう。
今回がどうのこうのというより、次走以降にダメージの残らない仕上げが出来たと言っていいでしょう。
追い切りからの推奨馬&推奨馬券
コメントを読んでもらって、誉めているのが単純に良い馬です。
コメントを読んでもらって、良いことを書いていないのがダメな馬です。
【※】二本立てで行きたいところです。
まず、単勝を買いたいのがダノンエアズロック!
オッズ的にも美味しい。
3連複の軸はもっとも安定したパフォーマンスが見込めるマキシ!
買う馬券
軸:マキシ
相手:ダノンエアズロック、ラヴァル、エピファニー、ディープモンスター
資金に余裕がある人は、
1:着ダノンエアズロック
2:着マキシ
3:着ラヴェル、エピファニー、ディープモンスター
1:着ダノンエアズロック
2:着ラヴェル、エピファニー、ディープモンスター
3:着マキシ
ここまで買って良いでしょう。